【はじめに】
それでは5月定例記者会見をはじめさせていただきます。
発表に入る前に、まず、職員の不祥事についてのお詫びと「予算執行にかかる内部調査」の結果を受けての職員の処分等について発表させていただきます。
去る7日に消防局職員が、暴行容疑で逮捕されております。先月10日の消防局職員に引き続く職員の逮捕でございまして、市民の皆様の市政に対する信頼を再び大きく損なったことに対しまして、ここに深くお詫び申し上げます。現在取調べ中でございまして、全容は明らかになっておりませんが、今後、事実確認を行いましたうえで、それぞれ厳正に対処してまいる所存です。
続きまして、不適切な経理の調査についてですけれども、このことにつきましては去る15日の入札等監視委員会において、再点検結果の報告を行わせていただきました。今回の一連の調査結果についてご承認いただいたところでありますけれども、この調査結果を踏まえまして、職員の処分を行いましたので発表させていただきます。今回の不適切な経理、さらには一昨年度から続いております本市職員の不祥事によりまして、市民の皆様からの信頼を大きく失っていることを私自身、大変重く受け止めているところであり、職員の処分について発表いたします前に、まず自らの責任として私自身の給料を6か月間30パーセントの減額に、さらには両副市長、常勤監査委員、教育長、上下水道、交通、病院の事業管理者については6か月間10パーセントの減額とする条例改正の議案を、29日の臨時議会に提案したいと考えているところです。
また、本日19日付で関係職員の処分等を行ったところです。具体的には、再点検調査において新たに書き換えが判明した職員につきましては懲戒処分に、また、「預け」「書き換え」に関わった管理監督者や関係職員609名に対しては訓告の措置をいたしました。今後、報告書にあります再発防止策に全力で取り組み、市民の信頼回復に努めてまいる所存です。
それでは、3点の発表と3点の報告をさせていただきます。