【市長発表:熊本市政令指定都市推進本部の設置について】
まずは熊本市政令指定都市推進本部の設置について発表させていただきます。本日、「熊本市政令指定都市推進本部」を設置しまして、先ほど午前9時から第1回会議を開催したところです。御案内のとおり、合併に関しましては植木町では今月9日に、城南町では10日に、そして本市では13日に、それぞれの議会において廃置分合等合併関連議案の可決をいただきましたことから、今後は、本市と両町との合併を着実に進め、新市としての一体性の確保に努めてまいりますとともに、政令指定都市移行を目指して取り組んでいかなければなりません。政令指定都市への移行は、本市にとりましての一大事業でもあり、全職員が一丸となって取り組んでいく必要があります。こうしたことから、本日、全庁的な組織であります「熊本市政令指定都市推進本部」を設置したところです。
本日の第1回会議におきましては、推進本部の趣旨及び要綱、組織体制と今後のスケジュール等について説明いたしまして、認識の共有化を図ったところです。まず、組織体制としましては、本部の中に「総務専門部会」「権限移譲専門部会」「行政組織専門部会」「政令指定都市ビジョン策定専門部会」「情報システム専門部会」、以上5つの専門部会を設けまして、それぞれの課題ごとに調査・検討していくこととしております。また、各局、行政委員会を単位とした作業部会を設置いたしまして、各専門部会の所掌事務のうち、局ごとに調査・検討が必要な事項の調整や県との事務移譲に係る個別協議等を行っていくこととしております。
また、今後のスケジュールにつきましては、各専門部会の作業日程の確認のほか、県議会での廃置分合議案を議決していただいた後に、県とも相談しながらではありますけれども、「県市連絡会議」といった県市間の事務権限移譲について協議する場を設置することなどを話し合ったところです。そして、本市として平成24年4月1日の政令指定都市移行を目指すことが、本日の推進本部の中で決定したところです。今後、市民の皆様方、並びに県民の皆様方のご協力をいただきながら、さらには県とも連携を図りながら、九州で3番目となる政令指定都市移行に向けまして着実に取り組んでまいりたいと考えております。