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くまもと市ふたバイバイキャンペーンについての市長記者会見

最終更新日:2003年3月31日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

くまもと市ふたバイバイキャンペーンについて

ふたバイバイキャンペーンについての記者会見

 今日はお忙しいところ、有難うございます。くまもと市ふたバイバイキャンペーンにつきましては、この2ヶ月間、数多くの皆様方にご協力頂きました結果、昨日の本市からの再開依頼に対しまして、本日の午後、正式に回答を頂きまして、引き取り再開の運びとなりました。

 先ずは、この場をお借りし、キャンペーンに対しましてのご理解、ご協力に対しまして心からお礼申し上げる次第です。
この2ヶ月間を振り返りますと、2月4日にこのキャンペーン本部を設置し、市民の皆様のご協力を頂きながら、あらゆる機会をとらえまして啓発活動に努めてまいりました。

 そして、その改善状況といたしましては、1月末に最初のごみステーション調査を実施し、39%、約4割にふたが付いたままでありましたけど、第2回目の調査を2月下旬に実施いたしまして、この時点で16%まで改善が見られました。
 
 さらに、キャンペーンにおける最終的な調査といたしまして、3月8日から14日までの4日間、実施いたしましたところ、既に皆様に報告しているところでございますが、12%という結果でありました。
この結果を踏まえまして、15日には選別された保管場所のガラスびんの状態を調査し、そのデータにつきましては17日に日本容器包装リサイクル協会へ送り、引き取り再開を依頼したところであります。

 その結果、冒頭申しあげましたとおり、引き取り再開の運びとなりました訳ですが、容器包装リサイクル協会からも「最終的には品質基準をクリア出来ていないが、熊本市の取り組みの中で、市民の理解や協力、事業者の努力に大きな成果が見られ、品質基準に大きく近づいたことを評価し、また今後も品質改善に向けて努力されるということで、引き取りを再開します」とのコメントを頂いております。  
 これは、市民の皆様の努力や取り組みの姿勢が評価を受けた結果でありまして、また同時に、熊本市が収集・選別・保管を委託しております、事業者のご協力も寄与したものと考えております。
 
 一応、今回の引き取り再開を受けまして、このキャンペーン自体は3月末で終了といたしますけれども、まだまだ、本来の基準の達成に至った訳ではありません。今後も更なる品質改善へ向けた取り組みが前提の引き取り再開でありますので、引き続き市民の皆様のご協力を改めてお願いしたいと思っておりますし、更には、今回の問題に限らず、ごみ問題全般についての検討を併せて進めて行きたいと考えております。

 今回の危機的状況を市民の皆様と共に回避できましたこと、この市民との協働による市政の推進は、これからの「新しいくまもとづくり」に、欠くことのできないものと考えておりますので、今後も引き続き、市民の皆様のご協力をお願い申し上げますと共に、報道機関の皆さんのご協力にも心からお礼申し上げまして私の方からの報告を終らさせていただきます。有難うございました。私の方からは以上です。

質疑応答

[記者]今回の問題は、資源物の回収方法を中長期的にどうしていくかという問題が提起されたと思うんですが、今後いろいろ継続して検討していきたいと、今、おっしゃいましたが、どういう点を検討して行かれたいということなんでしょうか。

[市長]新年度にゴミに関する懇談会を市民参加の形で立ち上げることを計画しております。その中で、収集方法のあり方も含めて、これはやはり、市民の皆さん方にもご協力をいただかなければいけないことでもありますので、そういう市民参加の懇談会の中で、今後の収集方法のあり方についても検討していきたいというふうに考えております。

[記者]今回は、皆さん慌ててやったような感じがするんですが、危機意識が欠けていたという感じがするんですが、そのあたりの反省点などは‥。

[市長]たしかにこういう状況に至るまで、やはり、手を打つのが遅かったのかなという気はしております。取っ掛かりが遅かったのではないかという反省はございます。もう少し早く、初動態勢と言いますか、動けばよかったかなという思いは持っておりますが、結果的にバタバタとした形になったんですが、市民の皆様方の、短期間の中でもご協力をいただいて、結果的に今の状態、引き取り拒否という状態を乗り越えることが出来たのは、本当に良かったと思いますし、ご協力いただいた皆さん方に感謝申し上げたいと思います。初動態勢の遅れについては、率直に反省をしております。

[記者]リサイクル協会からは、この基準を維持してほしいとの要請があった訳ですが、このレベルを維持していくためには、どのようなことをされて行かれるおつもりですか。

[市長]まだ、基準自体はクリアしている訳ではありません。基準に近づいたというだけで、まだ、クリアしている訳ではありませんので、一応、このキャンペーン自体は今月末で終わりにさせていただきますけど、また、違った形でといいますか、今後も徹底して啓発活動は続け参りたいと考えております。でないと、また、同じ状況になってしまいかねない訳ですから、そこには十分注意をしながら、今後の動向にも留意していきたいと思っております。ただ、今回は、本当にいろんな方々にご協力をいただいたと思っております。ボランティア団体の皆さん方にしても然り、さらには、地域でお世話いただいております自治会の皆さん方、さらには、減量美化推進員の皆さん方、いろんな方々にご協力いただく中で、今回の状況をクリアできたんだと思っておりますから、本当にその皆様方に関しては感謝申し上げたいと思っております。

[記者]これは、もう、具体的にものの移動が伴う再開ということでしょうか。

[市長]18日から引き取り再開ということ、お手元にこれは(資料を指ながら)、いってますでしょうか。

(環境保全局:お手元に行っている資料は、リサイクル協会からのコメントです。そこには、引取りをしますとありますが、正式な公文書としては、後日、郵送しますと言うことでした。)

[記者]実際に車が来てもっていくというのは、まだ‥。

(環境保全局:今のところ情報としては、19日、明日の11時位には宮崎の方から第1陣の引き取りのトラックが来ると、リサイクル事業センターさんのほうも満杯の状態ですから。)

[記者]リサイクル事業センターの方に取りに来ると。

(環境保全局:はい、そうです。)

(事務局:他に質問が無ければ、以上で終了します。)

[市長]どうもご協力有難うございました。

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電話:096-328-2043096-328-2043
ファックス:096-324-1713
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