くまもと市ふたバイバイキャンペーンについて
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今日はお忙しいところ、有難うございます。くまもと市ふたバイバイキャンペーンにつきましては、この2ヶ月間、数多くの皆様方にご協力頂きました結果、昨日の本市からの再開依頼に対しまして、本日の午後、正式に回答を頂きまして、引き取り再開の運びとなりました。
先ずは、この場をお借りし、キャンペーンに対しましてのご理解、ご協力に対しまして心からお礼申し上げる次第です。
この2ヶ月間を振り返りますと、2月4日にこのキャンペーン本部を設置し、市民の皆様のご協力を頂きながら、あらゆる機会をとらえまして啓発活動に努めてまいりました。
そして、その改善状況といたしましては、1月末に最初のごみステーション調査を実施し、39%、約4割にふたが付いたままでありましたけど、第2回目の調査を2月下旬に実施いたしまして、この時点で16%まで改善が見られました。
さらに、キャンペーンにおける最終的な調査といたしまして、3月8日から14日までの4日間、実施いたしましたところ、既に皆様に報告しているところでございますが、12%という結果でありました。
この結果を踏まえまして、15日には選別された保管場所のガラスびんの状態を調査し、そのデータにつきましては17日に日本容器包装リサイクル協会へ送り、引き取り再開を依頼したところであります。
その結果、冒頭申しあげましたとおり、引き取り再開の運びとなりました訳ですが、容器包装リサイクル協会からも「最終的には品質基準をクリア出来ていないが、熊本市の取り組みの中で、市民の理解や協力、事業者の努力に大きな成果が見られ、品質基準に大きく近づいたことを評価し、また今後も品質改善に向けて努力されるということで、引き取りを再開します」とのコメントを頂いております。
これは、市民の皆様の努力や取り組みの姿勢が評価を受けた結果でありまして、また同時に、熊本市が収集・選別・保管を委託しております、事業者のご協力も寄与したものと考えております。
一応、今回の引き取り再開を受けまして、このキャンペーン自体は3月末で終了といたしますけれども、まだまだ、本来の基準の達成に至った訳ではありません。今後も更なる品質改善へ向けた取り組みが前提の引き取り再開でありますので、引き続き市民の皆様のご協力を改めてお願いしたいと思っておりますし、更には、今回の問題に限らず、ごみ問題全般についての検討を併せて進めて行きたいと考えております。
今回の危機的状況を市民の皆様と共に回避できましたこと、この市民との協働による市政の推進は、これからの「新しいくまもとづくり」に、欠くことのできないものと考えておりますので、今後も引き続き、市民の皆様のご協力をお願い申し上げますと共に、報道機関の皆さんのご協力にも心からお礼申し上げまして私の方からの報告を終らさせていただきます。有難うございました。私の方からは以上です。