【市長発表:実証実験バス「東バイパスライナー」の運行について】
まず1点目はバス路線網再編に伴う「東バイパスライナー」の運行について発表させていただきます。お手元に関連資料をお配りさせていただいております。
これは、昨年設置しました熊本市におけるバス交通のあり方検討協議会において策定いたしました「熊本市地域公共交通総合連携計画」に基づいて実施するバス運行の社会実験です。
その目的ですが、現状で部分的に運行されております東バイパスに西部と東部地域を直接結ぶ路線を運行させることで、バスの利便性を向上させるとともに、既存のバス路線と交差するバス停を乗換えポイントとしまして、乗換え利便向上のサービスを併用して行い、新しいバス路線網に位置づけている市街地環状線の有効性を検証するものです。
運行の概要ですが、お手元の資料をご参照いただきたいと思います。名称は「東バイパスライナー」、運行区間は九州産交さんの西部車庫から東バイパスに点在する総合病院を経由しまして長嶺団地までの約19kmです。運行期間は9月1日から3か月、11月30日までの平日運行となっております。運行頻度は1日24往復、始発時間は西部車庫、長嶺団地とも7時15分、終発時間は西部車庫、長嶺団地とも20時45分です。なお事業の認可については、現在、九州運輸局へ申請中でございます。
また、今回の社会実験にあたりましては、熊本都市バス株式会社をはじめバス事業者5社共同で運行していただくこととなっており、乗換え利便性向上策として、市電や既存路線バスと乗り継ぐ方に対して「東バイパスライナー」の運賃を半額にすることとしております。
今後、ポスター・チラシをはじめ市政だよりへの掲載など、広報活動に努めていく所存です。