【市長発表:「熊本市政令指定都市ビジョン」骨子案の策定について】
まず1点目でありますが、このたび、「熊本市政令指定都市ビジョン」の骨子案がまとまりましたので、そのことにつきまして発表させていただきます。お手元に骨子案を配布しておりますが、政令指定都市ビジョンは、本市が目指すべき政令指定都市の姿やまちづくりの方向性について市民の皆様方をはじめ、広く内外にも発信するために策定するものであります。
本ビジョンの策定にあたりましては、昨年7月から「熊本市政令指定都市推進本部」の中に「政令指定都市ビジョン策定専門部会」を設置しておりまして、さらには庁内ワーキンググループを設置して協議を進めてきたところであります。また、本市や城南町、植木町の住民の皆様方を対象としたアンケートの実施ですとか民間団体、学識者への意見聴取等も行ってきたところであります。
今回の骨子案では、めざす政令指定都市の姿を「九州ど真ん中!日本一暮らしやすい政令市くまもと」、副題として「~水と緑と歴史が息づき未来へ挑戦する交流拠点都市~」といたしました。さらには、本市の特性を分析し、他の政令指定都市にはない、多くの特徴を本市の「誇り」といたしまして、その「誇り」に更に磨きをかけ、めざす政令指定都市の姿を実現するための取り組みを「挑戦」と位置づけて、5つの重点戦略として掲げたところであります。
この骨子案につきましては、今月26日から2月4日まで実施する住民説明会で説明させていただき、その後、骨子案に政令指定都市移行に伴います権限・財源等を活用して、新規または拡充して取り組む施策等を盛り込んだ「政令指定都市ビジョン素案」を3月末までに策定したいと考えております。そして4月以降にパブリックコメントを実施させていただき、市民の皆様の意見を伺いながら、最終的には本年7月頃には「政令指定都市ビジョン」を策定する予定です。
「政令指定都市ビジョン」を策定することによりまして、政令指定都市の姿に対する市民の皆様との共通認識を持ち、日本一暮らしやすい政令指定都市の実現を図っていきたいと考えております。
続きまして、2点報告をさせていただきます。