【市長所感:3月議会を終えて】
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まず、議会を終えての所感でございますけれども、予算につきまして一部修正になりましたけれども、それを除き可決いただいたところであります。新年度のスタートに向け万全を期してまいりたいと考えております。最後の議場でも申し上げたところでありますけれども、新年度、実質的には新熊本市としての元年でもございますし、一体的なまちづくりを進めていくということ、そして新幹線開業に向けた本格的な準備、あるいは政令指定都市移行に向けました準備等々も重なってまいりますので、執行に万全を期しながら熊本市の未来を確かなものにすべく全力で取り組んでいきたいと考えております。
そして所感ということでありますので率直な感想でございますけれども、「長かった」というのが率直な感想でございます。と言いますのも今回、新たに予算決算委員会が設置されました。その予算決算委員会の総括質疑におきましては7割方だったでしょうか、ほとんど私の方で答弁させていただくということもございました。会期的にも通常より少し長かったものと思いますが、そうしたこともございますし、それから議案のボリュームといたしましても今回は合併もあったということもございまして、合併関連の議案、あるいは新市としてボリューム的にも大変多うございました。それと同時に議会の途中に新市としてのスタート、合併の日を迎えることができたわけで、合併の前日まで合併の準備を最後の最後まで詰めさせていただきました。これは私だけでなく職員あげて取り組んできたことでございますが、議会と合併が重なったこともございまして様々な事情もあり、今回の議会は長く感じられたというのが率直な印象でございます。
予算決算委員会の中でも問われたことでもありますが、合併関連の議案を今回提案させていただき、可決いただいたということ、これは合併に向けてのこれまでの長きにわたる様々なことを思い起こしました時に大変感慨深いものがございました。
一方、先ほど一部修正と申し上げたところですけれども、桜の馬場の渡り通路につきまして認められなかったことは大変残念に思う次第でございます。しかしながら桜の馬場の観光交流施設につきましては新幹線開業に間に合わせるべく今後も工事は進んでまいりますので、現時点におきましては与えられた環境の中で導線の確保や利便性の向上に努めてまいりまして、訪れていただいた方々におもてなしの心で、また来たいと思っていただけるような環境づくりにこれから全力で取り組んでいかなければならないと考えております。
その他、今議会では新幹線開業に向けまして、あるいは東アジア戦略、低炭素都市づくり戦略等々、様々なご意見をいただいたところでございますけれども、先ほども申し上げましたように、新年度は大変重要な年でもございますし、熊本市のさらなる飛躍に向けて全力で取り組んでいきたいと思った次第でございます。
以上で議会を終えての所感を終わらせていただきます。
続いて4点発表させていただきます。