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平成28年5月20日 第44回災害対策本部会議後の市長記者会見

最終更新日:2016年9月1日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表:天皇皇后両陛下の被災地訪問に対する所感】

市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

【市長】発表に入ります前に、天皇皇后両陛下に、昨日被災地訪問をいただきました。私から所感を述べさせていただきたいと思います。天皇皇后両陛下におかれましては、昨日5月19日に熊本をご訪問され、熊本地震の被災者を直接お見舞いいただいたことは大変ありがたく、心から感謝申し上げる次第でございます。両陛下は、2度にわたって震度7が観測されました益城町と、大規模な土砂崩れで大きな被害を受けました南阿蘇村の被災状況をご視察され、それぞれの避難所の方にお見舞いに行かれたところでございますが、私の方からは、熊本空港におきまして、直接両陛下に本市の被害状況と今後の復興についてご説明させていただいたところでございます。両陛下からは、犠牲者に対するお悔やみと被災者へのお見舞いのお言葉や、災害対策に従事している方々に対するねぎらいのお言葉を頂戴いたしまして、私といたしましても、熊本の復興に向けて全力で取り組んでまいる決意を新たにしたところでございます。本市といたしましては、全ての市民の皆様が1日も早く「安全・安心」な生活、「元気・活力」に満ちた生活を取り戻すことができるよう、復興への取り組みを加速させてまいりますので、市民の皆様には何卒ご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


【市長発表:ふれあい移動動物園の施行実施について】

それでは発表項目に入らせていただきます。本日の発表項目は2点ございます。まず始めに、「ふれあい移動動物園」の試行実施について発表いたします。熊本地震によりまして、熊本市立動植物園は多大な被害を受けまして、現在も開園の目途が立っていない状況ですが、熊本市立春日小学校からの要望を受けまして、今回、動植物園開園以来初めてとなります「ふれあい移動動物園」を試行的に実施することといたしました。先日、教育委員会が実施したアンケートでは、心のケアが必要と思われる児童・生徒数が2,143名に上ることも判明しておりまして、今回の取り組みが地震により心に傷を受けた子ども達へのケアの一助となることを期待しているものでございます。まずは、ご要望をいただきました春日小学校にて試行的に実施をいたしまして、その実施結果等を踏まえまして、その後の派遣範囲や実施期間等を検討して取り組んでいきたいと考えております。

【市長発表:くまもとエンタメ支援金について】

 次に、「くまもとエンタメ支援金」について発表いたします。この度の地震によりまして、「市民会館シアーズホーム夢ホール」をはじめとする熊本市の文化ホールが甚大な被害を受けまして、コンサート等を開催する会場の確保が困難となっております。子ども文化会館でありますとか、健軍文化ホール、森都心プラザホール、火の君文化ホールなど、非常に厳しい状況になっているところでございます。このような中、文化ホールの再建に向けた激励でありますとか、ご支援のお申し出を多数いただいているところでございます。熊本市では、こうした皆さんからのご支援をいただくための窓口として口座を開設させていただくことといたしました。いただいた支援金は、市民の皆様をエンターテイメントで元気にするため、本市の文化ホールの整備費用等に活用させていただきたいと考えております。発表項目は以上となります。

【市長報告:「Yahoo!ネット募金」上における熊本城再建のための寄付金受付の開始について】

続きまして、報告事項に入らせていいただきます。Yahoo!ネット募金」上における熊本城再建のための寄付金受付の開始についてでございます。本市では熊本城再建のため、ヤフー株式会社及び株式会社デアゴスティーニ・ジャパンと連携をいたしまして、本日から「Yahoo!ネット募金」上で、寄付金の受付を開始しましたのでご報告いたします。今回の取り組みによりまして、日本だけでなく世界からより多くのご支援を集めることができるものと期待しております。また、「Yahoo!ネット募金」で今年3月から提供を開始しております「返礼品つき募金」の仕組みを活用いたしまして、寄付いただいた方に熊本城に関する特別版電子書籍をプレゼントすることで、熊本城についての知識、興味を深めていただくことも目指してまいりたいと考えております。

【市長報告:平成28年度固定資産税・都市計画税及び軽自動車税の納税通知書について】

次に、平成28年度固定資産税・都市計画税及び軽自動車税の納税通知書についてでございますが、5月上旬に送付を予定しておりましたけれども、今回の地震により発送できませんでした。このため、それぞれ納期を別紙4のとおり変更した上で、固定資産税・都市計画税は7月上旬に、軽自動車税は8月上旬にそれぞれ送付することとしましたのでお知らせいたします。

【市長報告:現状の報告】

次に被害への対応状況についてですが、まずライフライン関係はございません。

 住宅関係ですが、応急仮設プレハブ住宅の着工について別紙5をご覧いただきたいと思います。応急仮設プレハブ住宅の建設につきましては、さんさん2丁目内を20日金曜日から、東区秋津中央公園を21日土曜日から工事着工いたします。19日の投げ込み資料でもご存知かと思いますが、こういう形で着工いたしますのでご参照ください。今後応急仮設の状況については、応募状況等々を勘案しまして今後検討してまいりたいと考えております。それから、民間賃貸受託の借り上げ制度につきましては、5月19日までの累計で相談件数が3,798件、申し込みが85件となっております。り災証明の発行を受けて、申込自体の件数が若干増えているかと考えられます。それから、被災住宅の応急修理でございますが、5月19日までの累計で相談件数が1,452件に対しまして、申し込み件数が4件となっております。被災建築物の応急危険度判定でございますが、5月19日までの累計で2万7,931件、内訳として危険の赤が5,455件、要注意の黄色が9,300件、調査済みの緑が1万3,176件となっております。また、被災宅地危険度判定でございますが、5月19日までの累計で1,272件、内訳が危険の赤が417件、要注意の黄色が605件、調査済の青が250件となっております。

 避難所関係ですが、5月20日13時時点の避難者数は、避難所71ヶ所に1,419人となっております。

 災害ボランティア関係は、本日の受付数が(仮称)花畑広場に371人、東区サテライトに111人、城南富合サテライトに47人、合計529人の方のご参加していただいております。平日にも関わらず、昨日も本日も500人以上の方にご参加をいただいておりますことに改めて厚く御礼を申し上げたいと思います。

 また、り災証明の申請受付件数ですが、5月19日までの累計で6万6,388件、うち要調査分といたしまして4万2,478件となっております。家屋被害調査の進捗状況でございますが、5月18日までの累計で2万8,573件。発行状況ですが、5月19日までの累計で2万4,383件発行をいたしております。内訳は、一部損壊が2万3,461件、半壊が296件、大規模半壊が256件、全壊が370件となっております。

被災者生活再建支援に関する総合相談ですが、各種給付金につきましては、5月19日までの相談件数が1,317件に対しまして、受理件数が453件、その他の各種相談につきましては、5月19日までの受付で相談が420件、受理件数が41件となっております。私からは以上でございます。

【質疑応答:応急仮設住宅の着工ついて】

市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

【記者】応急仮設住宅の着工ついて確認ですけれども、先週、塚原グラウンドの着工の際は、城南町で400戸程度検討しているということでしたが、今日の資料の着工分と予定分を足し合わせても350戸程度ですが、残り50戸も検討しているということですか。

 

【事務局】当初は400戸程度でございましたけれども、基本的な配置計画をするとこの程度の戸数になっていると。前後しますけれども。

 

【記者】城南町では350戸ですか。

 

【市長】その数ということです。トータルでそうなるということです。今回、東野2丁目の方が54戸ということでございます。

 

【記者】集計について、お願いも兼ねて確認ですけれども、被災住宅応急修理相談件数が1,452件で申し込みが4件、これは相談総数が1,452件で、このうち申し込みに至ったのが4件ということですか。みなし仮設についても同じような形ですよね。

 

【市長】そうです。

 

【記者】対策会議の取り扱いの数字でそういう集計の形ではないものがありまして、それが復興部の方でまとめてある生活再建支援に関する相談窓口の集計表で、合計数・相談数・受理数とあって、一番下の北区で相談数が54件、受理が56件。確認しますと、この54件という数字は相談止まりという取り扱いだそうです。要するに、復興部にある相談件数の集計は総数としてではなく、相談止まりという独自の集計の仕方でちょっとわかりにくいので、集計は総数でまとめていただいて、そのうち受理が何件とかというところを統一していただければと思います。

 

【市長】わかりました。統一してわかりやすいようにさせていただきます。


【質疑応答:ロアッソ熊本のパブリックビューイングについて】

【記者】日曜日にロアッソ熊本のパブリックビューイングがサンロードシティ新市街であるということで、市長は行かれるご予定はありますか。

 

【市長】日曜日はいろいろな視察の対応等々がありますので、行く予定にはなっていないです。できれば行きたいんですよね。こういう、みんなが沈み込んだ時に元気が出るようにということで。まだ災害対策のいろいろな対応、それから応援をしてくださる自治体からの視察や、状況の確認等々が入っているので、土日は専らそういった対応でスケジュールが埋まっているような状況ですので、そういったことで今回は行けないという感じです。時間が空けば行ってみたいとは思っていますけれども。ロアッソが大量得点によって勝利してくれればいいなと期待しておりますし、多くの皆さんにご参加いただければと思っております。私も復旧の段階から復興の段階へ移る時には、ロアッソだけに限らず、様々なスポーツ関係も含めていろいろな催し、あるいは復興に関するいろいろな催しが計画されていると聞いておりますので、そういったものにはできる限り顔を出したいと思っているところです。この日、天気が良すぎるとアーケードはかなり暑いんですよね。熱中症にならないようにしていただいて、大いに盛り上がっていただければなと思っています。

 

 

(終了)

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