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平成22年第1回臨時会終了後の市長記者会見

最終更新日:2010年5月27日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【はじめに】

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 それでは、臨時会を終えましての記者会見を始めさせていただきます。

【市長発表:第1回臨時会を終えての所感】

 まずは本日、第1回臨時会におきまして、区役所建設に関しての予算案の審議においてその趣旨をご理解いただき、可決していただいたところであります。大変うれしく思いますとともに心から感謝を申し上げたいと存じます。本日の委員会の中において市議会からご提案がありました清水市民センターや花園市民センター等4か所の機能につきましては、旧飽託4町の総合支所と同等に取り扱いますとともに、現在の城南総合支所につきましても5年間の合併特例区設置期間終了後も総合支所として機能を存続させ、市民サービスの向上に努めてまいる所存であります。
 議決をいただいたことによりまして、平成24年4月の政令市移行時に区役所の建設が間に合いますよう、全力をあげて取り組んでまいる所存であります。今回の可決によりまして政令市移行へ大きな一歩を踏み出すことができました。今後も市議会や市民の皆様方の期待に応えるべく、そして政令市ビジョンの中でも掲げておりますが「日本一暮らしやすい政令市」となりますよう全力で取り組んでまいる所存であります。
 今後も議会をはじめ関係各機関と協力し、政令市実現に向けましての準備を進めてまいりたいと、改めてそのように感じているところであります。
 以上で私のほうからの発表を終わらせていただきます。

【質疑応答:ここに至るまでの経緯について】

【記者】今回、ここまでの議論は難航の上に決着を見たわけなのですけれども、将来に禍根を残さない議論ができたとお考えでしょうか。

【市長】この審議につきましては昨年11月からスタートしまして半年以上経過したところであります。その間におきましては市民の皆様方や議員の皆様方からも様々なご意見をいただいてまいったところでございまして、そして本日ここに結論に至ったわけでございます。
 先ほども申し上げましたが、ここまでご理解ご協力をいただいた皆様方、今回の区割り審議だけではなく、これまでの合併や政令市実現に向けてご協力をいただいた全ての皆様方に対して感謝の気持ちでいっぱいであります。今後もそうした皆様方の思いに応えるべく全力で取り組んでいかなければならないと、そのような思いを新たにしたところでもあります。
 禍根を残すことがないかということですけれども、これまでも説明等を通じてまいります中で理解は進んできたと思っておりますし、そして合併政令市に対する期待の高まりも感じているところであります。今後も具体的な準備を進めてまいります中で、そうした期待に応え、あるいは依然として不安をお持ちの皆様方の不安にも応え、その準備を着実に進めていかなければならない。本日はその大きな一歩を踏み出すことができたと感じております。

【質疑応答:仮庁舎について】

【記者】仮庁舎の可能性はなくなったと考えていいのでしょうか。

【市長】今日議決をいただきましたので、早速その準備を進めていきたいと思っております。もう既に、かなり厳しいラインまで来ていることは間違いございませんけれども、やはりここは遅らせるわけにはいかないという思いの中で、本市におきましても改めて区役所設置に向けてのプロジェクトのようなものも立ち上げます中で、24年4月に間に合わせるべく全力で取り組んでいきたいと思っております。

【質疑応答:議会からの要望について】

【記者】議会からの要望をほぼ全面的に受け入れられた思いというのはどういうところからなのでしょうか。

【市長】これまでも様々な陳情や要望がなされてまいりました。そういう中で私どもが考えてまいりましたことは、区制がひかれ区役所が設置されたとしても現行のサービスをいかに維持するか、あるいは利便性を高めることができるかということに意を用いながら、これまで進めてきたところです。そういう中で出張所となります機能、現状の維持でありますとか、あるいはどの区役所でも対応ができる環境づくりでありますとか、そうしたことに意を用いながら、これは住民の皆様方の不安の声に応えるべく進めてきた課題でもございました。
 そうした中で、この臨時会、あるいは特別委員会を開催いただいた中におきましても、依然としてそうした不安をお持ちの方の声を受け止められた中で議会からの提案として示されたところであります。当然、人や職員や財源の制約もあるわけですけれども、今回出されました提案につきましては現状の中で対応が可能ではないか、そしてこれに取り組むことによってさらに住民の利便性が高まるのではないかという思いの中で、その提案を受け入れさせていただいたところであります。

【質疑応答:今後の具体的な作業について】

【記者】具体的にこれから人員に対する見直しとか、これまでの計画を修正する作業にすぐ入るということですか。

【市長】当然、区役所の設置の準備だけではなくて、先ほどの答弁の中でも申し上げましたけれども、本庁の機能、区役所の機能、さらには出張所の機能をより具体化するとともに、人員配置等もこれまで以上に具体的な形で準備を進めていかなければならないと考えておりますが、そうした作業を進めてまいります中で、議会から提案された項目もしっかりと実現できるように準備を進めていかなければならないと考えております。

【記者】これからの話をされましたが、まず準備の中で目に見える形でどのようなことから始めていくのでしょうか。

【市長】それは区役所の設置についてですか。

【記者】それも含めて、予算が可決されましたので、政令市に向けてこれから動きだすということで市民の期待も高まってくるかと思うのですが、これから目に見える形でどのような準備が進んでいくのでしょうか。

【市長】これまでも政令市移行に向けての準備は、区制だけではなく様々な準備がありますので並行して進めてまいりました。今回のこの予算を認めていただいたことによりまして、早速入札の手続きに入らせていただき、区役所建設に向けての準備、あるいは用地取得に向けての準備を進めていくことになろうかと考えております。
 また、それ以外の部分では、政令市のビジョンづくりにつきましても、まだその過程でございますし、それを今後も継続していく。あるいは県からの権限移譲につきましても、今年の秋口ぐらいには協定締結ということでございますので、もう終盤に差し掛かっていますので詰めを急ぐということ。
 それから今回区役所の位置や区割り等について決定と言いますか議会でもご理解いただきましたので、今後は総務省への説明に本格的に入ることになるだろうと思います。ここにつきましては、事前の挨拶は私や副市長のほうで済ませておりますけれども、今後総務省に対する説明が本格化してくることになろうかと考えております。

【質疑応答:区バスについて】

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【記者】今回の論議の中でもたくさん出てきた区バスの話ですけれども、今回議会の同意を得て市の方針通りの区割りができるかと思うのですが、区バス導入の経路や本数は具体的にいつぐらいまでに決定したいとお考えでしょうか。

【市長】市としての方針決定をしました際に、区バスの検討も加えさせていただいておりますので、早速取りかからなければならないと考えております。既存のバスや電車とどのような整合を持たせるかでありますとか、あるいは制度設計をどうするかとか、事業主体をどのようにするのかなど、非常に難しい課題もございますので、できるだけ早期に立ち上げられるように準備を急ぎたいと考えております。

【記者】年内にはだいたいの大枠が見えると考えてよいのでしょうか。

【事務局】年度内に調査、計画の策定をします。

【市長】年度内に調査、あるいは計画の策定等を考えているところであります。


(終了)

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