【市長発表:第2回定例会を終えての所感】
まず、議会を終えての所感でありますが、補正予算、条例など本市が提案した議案につきましては原案のとおり可決いただいたところであります。今議会では、特に宮崎県で発生した口蹄疫の感染拡大とその被害の深刻化を踏まえまして、本市の口蹄疫への対応と危機管理体制についての質問が相次いだところであります。
また、先日は、牛肉や豚肉の生産が全国でトップクラスである都城市におきましても被害が拡大いたしますなど大変憂慮される状況になってきております。本市におきましては、今のところ口蹄疫の発生は確認されておりませんが、200軒を超える畜産農家で約5万4千頭の牛や豚などが飼育されている状況にありまして、住民生活や地域経済などに多大な影響を及ぼすことがないよう、全庁的な危機意識を持ち、今後も国・県等関係機関と緊密に連携し、万全な対策を行ってまいりたいと考えております。
このほか、区役所を生かしたまちづくりや市民サービスの提供、区バスの導入など政令指定都市移行に関する質問をはじめといたしまして、財政運営、観光振興、さらには子育て支援や教育・環境問題など、市民生活に身近な様々な話題から、本市の将来を見据えて今なさなければならない課題まで幅広いご議論をいただいたところであります。今議会でご指摘いただきましたご意見や要望については、今後の市政運営・まちづくりに活かしてまいりたいと考えております。以上で第2回定例会を終えての所感を終わらせていただきます。
続いて3点発表させていただきます。