三位一体での改革について
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おはようございます。
本日は、私の方から、市政改革本部長の立場といたしまして、三位一体での改革の状況を報告させていただきます。
市政改革につきましては、4月15日に市政改革本部を設置して、早1ヵ月半が過ぎたところでありますけれども、この間、全庁をあげまして、市政改革に向けた事務事業の総点検作業に取り組んでいるところであります。
私自身も、市政改革を実効あるものといたしますために、職員一人ひとりが市政改革を自らの課題として主体的に取り組むことが何より重要であると考えまして、4月30日から8回にわたりまして、約2400名の職員の皆さんに職員研修という形で直接訴えさせていただきました。今後も職員の皆さんとの直接対話をはじめとする様々な機会を通じまして職員の意識改革を図ってまいりますとともに、市政改革に向けた問題意識の共有に努めてまいりたいと考えております。
さて、本題に入りますけれども、市政改革に向けた個別検討課題につきましては、先ほど申し上げました各局主体での事務事業の総点検作業と並行いたしまして、現行の「行政改革大綱」の80項目の推進状況の検証、さらには、市政全般にわたります様々な課題につきまして、市政改革本部事務局と各局とで意見交換を行ってきたところであります。
この意見交換を踏まえ、概ね目標を達成したもの28項目、財政健全化計画の策定に向け、引き続き検討を行うもの9項目と整理をいたしまして、これらを除いた項目に新たな検討課題を加えまして、112項目を現段階における個別検討課題として今回皆様にお示ししたところでございます。お手元の資料の中にそれを図解したものがあると思いますので、それを見ていただければより分かりやすいかと思います。
さらに、検討項目のうち所管をまたがるような重点項目につきましては事務局と各所属で25のプロジェクトチームを設置いたしまして、重点的に見直しの推進を図ることといたしました。
今後、事務事業の総点検作業と併せまして今回の112項目の見直し作業、さらには、「財政健全化計画」の策定、「まちづくり戦略計画」の策定と、「三位一体の改革」に向けた作業も本格化していくことになります。
さらに、現在、「市政だより」を活用いたしまして市民アンケートも実施中であります。また、職員提案等による意見・提案等を踏まえまして、本年10月をめどに見直しの方向性等につきまして中間のとりまとめを行うことといたしております。
以上で、市政改革本部としての報告は終りますが、ここで、関連して、新たに、イブニングミーティングを始めますのでご報告をいたします。
何と申しましても、今回の市政改革に関しましては、先程も若干触れましたが、職員の意識の変革が最も肝要であるとの考えから、様々な機会を捉え、意識の共有に努めているところでありますが、今回、さらにその機会を広げますために、本庁周辺以外の職員の皆さんを対象にした、仮称ではございますけれども、また横文字で恐縮ですが、イブニングミーティングを7月から実施することとしました。いずれにいたしましても、職員と力を合わせまして、一つ一つ、着実に市政改革への取り組みを進めて参りたいと考えております。
以上で、私からご報告することは終りです。
それでは、質問をお願いいたします