【市長所感:第3回定例会を終えて】
まず定例会を終えての所感でありますが、補正予算、条例など提案した議案につきましては慎重にご審議いただきました結果、一部修正を含めすべて可決いただいたところであります。
今議会では、次年度予算の編成作業前に予算決算委員会で決算審査を行う初めての議会でもあり、会期も35日間という大変な長丁場でございました。まもなく平成23年度の予算編成作業に入ることになりますが、平成21年度の決算収支状況や事業の課題等に関してさまざまな意見をいただいておりまして、指摘を受けた点を踏まえ、「もっと暮らしやすさを実感できる都市」の実現に向け、しっかりと予算編成に取り組んでまいりたいと考えております。
また市長2期目最後の議会ということもございまして、2期目の評価や検証、さらには3期目に向けた決意・公約等についての質問もいただいたところであります。本市は、来年以降、九州新幹線の全線開通や政令市移行といった新たなステージに移る段階であると考えておりまして、このことを踏まえ、3期目も本市のまちづくりに挑戦する決意を表明させていただいたところであります。
このほか、政令指定都市移行を見据えた本市の都市戦略や東アジア戦略、来年3月の九州新幹線全線開業へ向けた熊本駅周辺整備に関する質問をはじめ、観光振興策、さらには子育て支援や、ごみ減量・リサイクルの推進など、市民生活に身近なさまざまな話題から、本市の将来を見据えて今なさなければならない課題まで幅広いご議論をいただいたところでもあります。今議会で指摘をいただいたご意見・ご要望等については、それぞれ真摯に受け止め、今後の市政運営・まちづくりに活かしていきたいと考えております。
以上で第3回定例会を終えての所感を終わります。続いて2点発表させていただきます。