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平成22年10月定例市長記者会見

最終更新日:2010年10月26日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【はじめに】

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それでは10月の定例記者会見を始めさせていただきます。本日は2点の発表をさせていただきます。

【市長発表:平成23年度予算編成方針について】

まず、1点目でありますが、平成23年度予算編成方針についてであります。10月19日に発表されました月例経済報告によりますと、「景気は、このところ足踏み状態となっている。また、失業率が高水準にあるなど厳しい状況にある」といった下方修正がなされております。県内においても、景気は緩やかに回復しつつあるが、雇用情勢は、熊本職安管内の有効求人倍率が8月現在におきまして0.56倍、前年同月比で0.11ポイント改善しておりますが、依然として厳しい状況であるとの認識を持っております。
このような状況の中、国の予算編成におきましては、「総予算の組替えで元気な日本を復活させる」との方針の下、予算の構造改革に取り組むこととされております。また、本年度の補正予算についても、今国会での成立を目指すなど経済対策についても早急に対応することとされているところであります。
一方、本市においてでありますが、本年3月に、ご案内の通り城南・植木両町との合併を実現しまして、来年3月には九州新幹線鹿児島ルートの全線開業を控えております中で、新年度の当初予算は、政令指定都市移行に向けた基盤整備や保健福祉の分野などに多額な財政需要も見込まれているところであります。
そこで、平成23年度の予算編成においては、行財政改革計画の推進や、財政健全化に取り組み、引き続き徹底した選択と集中の考え方のもとで予算編成を行う。また、予算編成手法についても一部見直しを行い、限られた財源を最大限活用して効果的な施策展開を図ることとしております。
具体的には、歳出の抑制効果や要求側の選択と集中・経営的感覚の意識付けなどを活用するために、昨年度に引き続き、一部の経費について枠配分方式により前年度当初予算から5%削減することといたしております。ただし、これまでの予算査定の経緯を踏まえまして、個別に削減率を設定していた経常経費、政策的経費の間で事業費の融通を可能としたほか、維持補修費や債務負担行為により支払額がある程度確定しているもの、平成21年度の細事業評価の結果、「拡大・充実」が必要と判断された事業、さらには平成22年度の新規事業については1件査定とすることによりまして、先ほど申し上げました枠配分の対象から除くこととしております。
また、「再配分制度」を創設しまして、配分された金額の範囲内で要求を行なった局に対しては、削減額の1割を上限として再配分を行なうこととし、インセンティブを高めることも工夫したところであります。更に、「選択と集中の考え方」に基づき、都市ブランド力の向上や公共交通の利便性向上、雇用の拡大につながる産業支援など、「わくわくプロジェクト事業」における重点的・集中的な取り組みの推進に資する新規・拡充経費につきましては、別枠での要求を認めることとしております。また政令指定都市移行に向けた準備経費についても、別枠での要求を認めることとして、円滑な移行に向け万全の準備を行いたいと考えております。さらに、平成22年4月に施行された熊本市自治基本条例に謳われております「自治運営の基本原則」の3つの原則である「情報共有」「参画」「協働」を踏まえた予算編成に取り組むこととしております。
今後、国においては、子ども手当の取り扱いや一括交付金の導入などさまざまな見直しを行いながら予算編成が進められることとなるでしょうが、現段階では本市への影響は不透明なこともあることから、具体的な制度改正が確実なものを除きまして、現行の行財政制度を前提とした編成にすることとしております。
以上のように、平成23年度の予算編成においては、政令指定都市の実現を中心とした新たなくまもとづくりに向けて、財政健全化の推進とともに、わくわくプロジェクトを確実に推進するための予算編成を目指してまいりたいと考えております。
なお、記者会見終了後、予算編成方針の詳細につきましては担当課より説明させていただくことになっております。

【市長発表:第2回「健やか親子21国民運動―8020の里賞」の受賞について】

つづきまして2点目でありますけれども、本市の市民協働によります「歯の予防の取り組み」が全国的に高い評価を受けた、嬉しいニュースについて発表させていただきます。
この度、熊本市中央保健福祉センターとともに、食べること、話すことを通じた豊かな生涯の基礎を作るため、子どもの頃からの口の健康づくりに取り組んでいるところであります「熊本市8020健康づくりの会中央支部」が、社団法人母子保健推進会議が主催されております「第2回健やか親子21国民運動―8020の里賞」において、大賞(グランプリ)にあたる「優秀賞」を受賞されましたのでここでご報告させていただきます。
この賞は、住民の目線でむし歯予防など「健やか親子21国民運動」の最前線で活躍されておられる団体を顕彰し、一層の活動の拡大、推進を図ろうとするものでありまして、全国の42団体の応募の中から「熊本市8020健康づくりの会中央支部」を含めた3団体が「優秀賞」を受賞したということであります。地域のつながりの希薄化、家族形態やライフスタイルの多様化が進む中で、子育てに難しさを感じている母親の支援を含めた地域活動として、本活動が全国的に高く評価されたことは、子育てしやすいまちづくりを目指す本市にとりまして、さらには先ほど申し上げましたようにこの4月から熊本市自治基本条例を施行いたしまして、市民協働の動きをさらに活発化させたいと思っております本市に取りましては大変栄誉なことでありまして、本当に嬉しく思っているところであります。
本市の歯科衛生部門において、全国大会規模の表彰を受けるのは今回が初めてということでありまして、この賞を励みに、食べる、話す、呼吸する器官として「口の機能の重要性」を市民に伝える活動「8020運動」の推進に、さらに取組んでまいりたいと考えております。
以上、2点につきまして発表させていただきました。以上で私のほうからは終わります。

【質疑応答:平成23年度予算編成方針について】

【記者】まず23年度の予算編成方針についてお伺いします。このあとレクチャーがあるということなので細かいことは省きますが、今回、編成方針や編成手法の見直しに踏み切ったというところが大きな特徴だと思うのですけれども、かなり弾力的な予算配分ができるようになったということですが、来年度の予算に向けてこうしていきたいという期待とか、もしくは編成手法の見直しに踏み切ったことへの評価めいたものがあればお願いします。
【市長】新年度は新幹線開業も控えておりますし、政令市移行に向けた準備も本格化する年でもあります。それから総合計画がスタートしてさらに「わくわくプロジェクト」を充実させていかなければならないなど、いろんな意味で大変重要な年になってくると思っております。
 そういった状況の中で、財源自体は限られておりますし、国の動向が大変不透明な状況にあるわけですけれども、しかしながら熊本市としてできるだけ工夫をし、メリハリを付け、選択と集中の中で熊本市のさらなる飛躍につながるような予算にしなければならないと思っております。

【質疑応答:第2回「健やか親子21国民運動―8020の里賞」の受賞について】

【記者】「健やか親子21」の受賞についてなのですけれども、まず市長としてはどのようなところが評価されたとお考えでしょうか。
【市長】先ほど申し上げたとおり、市民協働の取り組みということで、「8020運動」推進員の皆様方が中心となって、大変幅広い活動をされておられます。いろいろ評価されたポイントはあったと思いますけれども、例えば市民団体が企画開発したオリジナルグッズを使ったユニークな自主活動であるということ。それから多くの参加者に支えられた楽しい活動であるということ。さらには専門機関・行政・市民団体と連携した活動であること等々が評価されて、今回の受賞に至ったと聞いております。
 先ほど申しあげましたような、これを契機として市民協働の動きがさらに活発になることも期待しているところであります。

【質疑応答:2期目の総括と3期目の公約について】

【記者】市長選まで残すところわずかになりました。今回の定例会見が2期目最後の定例会見になると思うのですけれども、改めてこの2期4年を振り返っての市長ご自身の総括と、市長選に向けた意気込み、決意をお願いできるでしょうか。
【市長】2期4年の総括ということでございますけれども、本当にこの4年間、いろんなことがありました。この4年間だけでなく1期目の4年間とかぶさるところもあって、なかなかこの2期目4年間だけを総括するのは難しいところも正直ございます。しかしながらやはり、1期目で実現できなかったことがいくつかあるわけですが、それを2期目の中で実現できたことがいくつか挙げられます。
 そのなかで1つ挙げさせていただきたいのは、この合併・政令市に向けた動きではなかろうかと思っています。富合町との合併ができ、さらには城南・植木両町との合併ができ、現在、平成24年4月の政令市移行に向けた準備を進めておりますが、この流れをこの4年間でつくることができたこと。これはもちろん私の力だけではなく、熊本市役所の力だけでもなく、それぞれ3町の皆様方や熊本市民の皆様方の応援や協力がなければ成し得るものではなかったと思っておりますので、本当に感謝の気持ちでいっぱいであります。
 合併のことも然りですが、この4年間で観光面におきましても築城400年を迎え、本丸御殿の完成という場面にも立ち会わせていただくことができました。ですから熊本城を中心とした観光が大きく盛り上がった4年間ではなかったかと思っております。ただこのことも、これから先が肝心でありまして、新幹線開業を見据えながらこの賑わいを継続させていく、それからお城で売る観光ではなく城下町全体で熊本市の観光を売り込んでいきたいと。それを今後の観光につなげていきたいと考えているところであります。
 今後に向けた決意ということですけれども、改めてでありますが、次の4年間の中では新幹線が間違いなく開業いたしますし、政令指定都市が実現することも間違いないだろうと思っています。これまでとは異なる新たなステージに移る熊本市だとの位置付けでおりますが、その熊本市のさらなる飛躍につなげるべく、公約として130項目掲げているところであり、そうしたものを市民の皆様方とともにぜひ実現していく中で、熊本市のさらなる飛躍につなげたいという思いを新たにしているところであります。
【記者】ありがとうございました。今130項目の公約とおっしゃいましたが、先日の公約発表会の時には詳しいご説明があり、中には魅力的な施策もたくさん盛り込まれていましたけれども、これを実現するとなりますと巨額の費用がかかると思います。次期3期目に実現するために、財源面はどのように捻出するお考えでしょうか。
【市長】財源面につきましては、もちろん今あります行財政改革計画を着実に進めていくということが基本であると考えております。これまでも新たな事業に取り組みつつ行財政改革を行うということで、当然、収支バランスを考えながら全体の事業を構築してまいりました。ですから今後も、さらに行財政改革で徹底して取り組むべきところは取り組んでいくという姿勢で臨んでいきたい。そしてそこから捻出された財源を熊本の未来につながるような投資につなげていきたいと考えております。

【質疑応答:市長選挙について―1】

【記者】市長選の投票率なのですが、大分市や鹿児島市など直近の市長選が25%台という過去最低を記録していて、その他、九州の主だった市でもそれほど高い投票率はありません。今回の熊本市長選挙に関して、投票率への危惧はどうお感じかお聞かせください。
【市長】これまで2回の市長選を経験しておりますが、投票率は常に意識してきた数字であります。1回目を改めて振り返りますと、現職を破って当選させていただいたということは大変うれしいことではあったのですが、一方におきましては投票率が49.06%ということで50%を切っていました。これは嬉しさと同時に、やはりまだまだだなと思ったことがありました。
 そして2回目の選挙の時には53.75%で50%は上回ったと。前回より4%強上回ったということ。このことは再び当選したということと、投票率が上がったという二重の喜びであったことを思い出します。
 今回の投票率ですが、報道機関の皆様方によりますと低調であるという言われ方をしております。私自身は先ほど申し上げた公約を市政報告会という形で各地区を回りながら訴え、私の考えに共感していただく方の輪を広げていく取り組みを進めているところでありますが、そういうことを進めつつ、やはりもっと足りないのではないかという思いがあります。いわばそういう市政報告会に来ていただく方は、私に関心があるとか、応援もしようと思っていらっしゃる方が基本だろうと思っていますが、政治に関心がないとか今後の熊本市に対して関心がない、もしくは誰がやっても同じと思っていらっしゃる方もおられるかもしれません。そういう人たちに対して直接訴えていく機会を数多く設けていく中で、今一説には低調と言われている市長選を盛り上げていくことができればと考えております。

【質疑応答:合同庁舎B棟について】

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【記者】合同庁舎B棟についてお伺いしたいのですけれども、先日国交省に予算の復活計上を要望されたと思いますが、その手応えはどういったものだったのか。
【市長】合同庁舎B棟に関する手応えということでありますが、当日は民主党の本多副幹事長さんと国土交通省の池口副大臣さんと担当の政務官さんの3名にお会いしました。本多副幹事長さん自体は初めてお話をする、国土交通省もこの前の改造内閣によってラインが変わったということもございます。馬淵副大臣さんが大臣に上がられたということで、国交省のトップはこのことについて十分承知されていると思いますが、副大臣さん、政務官さんあたりは直接きちんとご説明しなければならないということで知事と一緒に出向いたところであります。
 そういう中で熊本市の駅周辺の状況や、このままでは駅周辺の賑わいに大きな影響を与えること、それだけではなく中心部の桜の馬場の整備と関連した問題などについて時間を取って説明させていただいたということであります。その状況については一定の理解をいただいたとは思いますが、ただ実際に予算をどうするのかということについて、明確な答えは残念ながら今回もいただけなかったという状況でございます。ですから今後も粘り強く、またいろんなやり方を考えながら、少しでも早く着工につながるように努力したいと思います。
【記者】明確な回答はなかったということですけれども、今回また復活計上されなかった場合でも、今後も求めていきたいというお考えですか。
【市長】それはもちろんです。ただやはり今の状況が1年ないし2年続いてしまうということになると、かなり大きな影響が出ることは間違いありません。ですから今回、復活計上を私あるいは県知事を含めて、この件は最大の目標としてできる限り精一杯の努力をしたいと思っています。
【記者】今回の要望の文面を読ませていただいたところ、「利活用について県市で最大限協力していく」というようなくだりがあったと思うのですが、これは具体的にどういうことを考えていらっしゃるのかということを、まずお願いします。
【市長】基本的には、新しくできた合同庁舎に仮に空きが出た場合には、国が一義的に考えていただくものだろうと思っています。それから例えば国の出先機関が見直しになったとしても、しかしながらその事業はどこかが継続していかなければならないものが多いのではないかと思っていますので、そうした事業を行う組織の受け皿にもなり得ると考えておりますし、またそういうお話もしてまいりました。
 さらに、それでもという時には、駅近くの一等地でもありますので民間でということも考えられるでしょうし、それでも難しいという状況になれば市や県でもできる限りの協力をしていくという思いであります。
【記者】今回の概算要求に盛り込まれた地方合庁で、世田谷区、立川市、前橋市。その中で確か世田谷は区の施設なり都の施設も入るかという話の中で実現というか、概算要求に盛り込まれたというのもあるようですが、例えば熊本市や熊本県として、B棟に市の施設なり県の施設なり(が入居する)ということも念頭に入れての協力ということなのでしょうか。
【市長】あそこに仮に空きが出た場合に、具体的にどういう機能を保っていくのかということまで想定しているものではありませんが、先ほども申し上げたように駅から至近距離の大変よい場所にあるわけですから、例えば民間が入居ということになれば、そうした面での協力ですとか、難しいということになれば県市の中でいろいろと考えていかなければならないことだと。そういうことも含めた協力を念頭においてはおりますが、具体的にどういうものを置くということまで確定しているものではありません。

【質疑応答:3期目の公約実現について】

【記者】先ほどの、公約の実現のための財源の捻出のところに話は戻るのですけれども、「行財政改革を着実に進めていきたい」ということだったのですが、そうなるとさらに民間委託を進めるとか、事務事業の見直し、特に捻出という面では事業のスクラップというか縮小も含めて重要になってくると思います。この8年間でかなり行革は進んできたとは思うのですが、これからプラスαで主にどこを見直せば、それなりの財源が捻出できると考えていらっしゃるのですか。
【市長】例えば現在の行財政改革計画の中でも、民間委託について具体的な項目としていくつか挙げております。その1つで大きな割合を占めているのは、ごみ収集が現在2割(を民間委託している)ですけれども、それを5割にまで広げる計画を掲げたり、それ以外にも公立保育園の民営化を計画の中に盛り込んでおりましたり、総人件費の抑制も項目として挙げています。
これまでもいろんな場所で申し上げておりますが、行財政改革に取り組むということは、総論賛成・各論反対ということになりがちですので、そこはしっかり説明責任を果たしながら、着実に行財政改革計画の進捗に努めていきたいと思っています。
【記者】人件費の部分だと、政令市への移行による県からの事務移譲で新たな仕事はかなり増えると思うので、人がそれなりに必要になってくると思います。その中で人件費を削減していくにはかなり難しい部分もあるのではないかと思うのですが。
【市長】政令市移行に伴う事務量の増加と人件費との兼ね合いでは、権限移譲による(事務量の)増加分には何らかの対応はしていかなければならない、それに伴う人員も当然必要になってくると捉えております。ただ、それ以外の部分ですね。これまでも定員管理計画を作って削減に努めてまいりましたが、それは引き続き進めていくということでありますので、人員が増加した分は現行の制度で行くと国のほうからの手当てはあるわけですから、しっかりと確保しつつ、しかしながら全体として削減していくことは着実に進めていけると思っています。
【記者】今の話を聞いていると、流れ的にはやはり現業部門が縮小していくと。民間委託も進むので人件費の部分も含めて、そこが小さくなっていくと。
【市長】民間委託を進めるということは、やはりそうした部門への影響が大きくなるのは間違いないと思っています。

【質疑応答:市長選挙について―2】

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【記者】市長選について先ほど投票率の話がありましたが、合併後、有権者の数は前回の4年前から増えた形になっていると思います。得票についての思いは何かお持ちでしょうか。前回、16万票を超える得票をされていますが。
【市長】先ほどは投票率のことを申し上げたのですが、最初の市長選、2度目の市長選の中で投票率とともに得票数を少しでも広げたいという目標は持っておりました。そういう中で1期目最初の市長選に比べると4万ぐらいだったでしょうか、上回ったということ。このことも大変うれしいことでございました。その思いは今も変わるものではありません。
ただ今回の場合は、変化として合併した3町が加わっておりますので、ただ単に前回より増えたからそれでよいのかということは考え方としてあると思っていますので、前回とは違う捉え方が必要かとは思っていますが、1人でも多くの人に支持を得たいという思いに変わるものはございません。
【記者】現状の手応えとしては、どうでしょうか。
【市長】手応えですか。
【記者】来年度予算の編成方針も出されているというのは、それなりの手応えをお持ちなのかなと思って話を聞いていたのですが。
【市長】当然、次もやるつもりでおりますので。先ほど申し上げたように各地区での市政報告会等を進め、次に対する期待の大きさも肌で感じております。ただ、その期待の大きさのハードルがさらに高くなっている。もっと良い熊本市にしてほしいと。
新幹線が来るのは当たり前、政令市になるのもある意味当たり前であると。そこから先の熊本市をどうしていくのか。今の経済状況が芳しくない、雇用の状況が非常に厳しい、あるいは観光面でも築城400年・本丸御殿で賑わったと言いつつも少し陰りが見えてきているので、それを今後どうしていくのかなど、期待とともに厳しい見方も強まっていると思いますので、しっかりそれに応えていきたいと思っています。
【記者】先ほど得票数について、今度の市長選は合併して3町が加わった後の最初の選挙ですけれども、前回とは違う捉え方があるとおっしゃいました。そうしますと、前回の得票数は最低限の目標で、これを超えることが1つの目標になってくるのでしょうか。
【市長】現段階では得票数や投票率の目標設定を明確にしているものではありません。ただ基本的な考え方としては、先ほど申し上げた通りのことであります。1人でも多くの方に(支持を得たい)、それから投票率についても関心を少しでも高めたいという2つの中で、やがてまいります選挙戦を戦っていきたいと考えております。
【記者】公務をお抱えの中で投票率を上げるよう呼びかけていくのは、なかなか大変ですね。
【市長】それは当然、現職ですから。前回もそうでしたが、公務を最優先にして残された時間を政治活動や選挙に向けた活動に取り組んでいくことに充てました。前回以上に公務が非常にタイトになっているとは感じますが、限られた時間を有効に使いたいと思っています。
 前回と違ってまだやっていないことは、街頭で呼びかけていくこと。これをまだやれていません。もう残りあと20日足らずというところまで来ましたが、近々、やらなければならないと思っています。


(終了)

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(ID:1752)
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