【市長報告:市長選後の臨時記者会見から今日までの取り組みについて】
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それでは、会見を始めさせていただきます。まずは、先の市長選後の11月8日に臨時記者会見を行いまして、3期目の抱負を述べさせていただいたところでありますが、その後、今日までの取り組みにつきまして少し触れさせていただきます。
改めてではありますが、本市では、いよいよ来年3月12日に新幹線が全線開業し、さらに平成24年4月には政令市への移行を予定しておりまして、これらを本市が大きく飛躍するチャンスとなる新たなステージとして捉えております。
この新たなステージを迎えるにあたりまして、「挑戦元年」と位置づけて、具体的な取り組み項目をマニフェスト「市民の皆様への新たな約束」で130項目の公約として掲げたところでありまして、スピード感を持って、鋭意取り組んでいきたいと考えております。
その具体化に向けましては、8日に私をトップといたします「挑戦元年アクションプラン(行程表)・プロジェクトチーム」を発足させ、同日、第1回のプロジェクト会議を開催し、15日には、2回目のプロジェクト会議を開催し、行程表の策定スケジュールを提示したところであります。
さらに、18日には、プロジェクトの下に設置しました「市役所の再デザインワーキンググループ」「交通体系ワーキンググループ」「中心市街地の再デザインワーキンググループ」及び「選ばれる都市ワーキンググループ」の4ワーキンググループの関係課会議を開催しておりまして、行程表の策定に向け、具体的な取り組みを開始したところでもあります。これらについては、先日申し上げましたとおり、来年度予算や組織・人員体制などに可能な限り反映させたいと考えており、100日程度を目途に、来年2月中旬までにはしっかりとした行程表を作り上げていきたいと考えております。
また、これも公約実現に向けた具体的な動きのひとつでありますが、1万人の参加者を目標といたしまして、アスリートと市民ランナーを対象とした「(仮称)くまもとシティマラソン大会」の開催を目指しております。政令市移行を直前に控えました平成24年3月に、中心市街地等における関連イベントも同時に開催することで、本市の歴史・文化・風土など、豊かなまちの魅力を全国にアピールできるものと考えております。
大会の実現に向けましては、官民を挙げた協力体制の構築が不可欠であり、先週15日には、県、熊本陸上競技協会、熊本日日新聞社、本市による(仮称)くまもとシティマラソン実行委員会が発足いたしまして、同日、本市経済振興局内に熊日、本市職員の計4名からなる実行委員会事務局を設置したところであります。
この「くまもとシティマラソン」が熊本に元気を与え、全国から注目される大会にしてまいりますためにも、今後、関係機関と実現に向けた具体的な協議を精力的に進めていきたいと考えております。