【市長発表:くまもと都市戦略会議の決定を踏まえた市の対応について】
まず、発表の1つ目でありますけれども、昨日行われました、くまもと都市戦略会議の決定を踏まえた市の対応につきまして述べさせていただきます。
昨日の会議における決定事項については改めてお手元に配付しておりますが、まず中国・上海市における合同事務所開設について、本市としては初めての常設海外拠点となりますことから、熊本への観光客誘致をはじめ具体的な成果が得られますよう来年秋の設置実現に向けてしっかり取り組んでまいりたいと考えております。
そしてもう1つの、コンベンション都市づくりワーキンググループにつきましては今後、検討体制を経済界も含めましたアクションチームに昇格させ、既存のコンベンション施設の最大限の利活用方策の検討と併せて、中心市街地における新たなコンベンション施設の整備に向けた検討を市が中心となって行うことが合意されたところであります。今後、早速、アクションチームを発足させまして、具体的な検討を進めることとしておりますが、市といたしましては新たなコンベンション施設の立地場所として、現在、再開発に向けた取組みが進められております桜町地区を念頭に、地権者などと具体的な協議に入ってまいりたいと考えております。
桜町地区を候補といたしました主な理由は、熊本城や中心商店街、既存のホールやホテルなどと一体となったコンベンションゾーンの形成が可能であるということ。そして先ほど熊本城ということを申し上げましたが、「熊本らしいコンベンションシティ」の実現に最適な空間と考えたためでございます。
具体的には本日、担当局を通じまして桜町地区の再開発を担当しております熊本桜町再開発準備株式会社のほうへ、正式に桜町地区でコンベンション施設を整備したいという市の考えをお伝えしたいと考えているところであります。以上が発表の1つ目でございます。