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平成23年1月定例市長記者会見

最終更新日:2011年1月25日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【はじめに】

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 それでは定例記者会見を始めさせていただきます。本日は3点発表させていただきます。

【市長発表:新幹線開業に向けたPR事業について】

 まず1点目でありますけれども、九州新幹線全線開業まであと53日ということで残り2カ月を切り、開業に向けての機運が高まってまいりましたが、新幹線開業に向けました本市のPR事業、3項目についてまず発表させていただきます。
 PR事業の1項目目は、「ええやん、くまもと。」大阪ジャック!についてであります。(横の副市長を見て)発音は今のでよかったですか? 資料はお手元に配付しておりますので、合わせてご参照いただきたいと存じます。これは、新幹線の開業効果を最大限に活かすため、関西圏以西において様々な広報媒体等を活用いたしまして、5つの取り組みを一定期間、集中的に「くまもと」の売り込みを展開しようとするものであります。
 まず、1つ目は、「大阪駅ジャック」であります。2月21日から27日までの1週間、全国第3位の約85万人もの乗降客数を誇る大阪駅構内の主要5カ所におきましてワイドポスター(10m)やジャンボポスター(5m)、液晶パネル等により、「くまもと」一色に染めることで大阪駅の利用者に熊本を強く印象付けようとするものであります。なお、ポスターは後ろに掲示してありますが、3パターンある中の一つでありまして、この他にも阿蘇や天草バージョンについて作成中であるということであります。
 2つ目は、「改札口ジャック」であります。これも2月21日から1週間、大阪駅をはじめ大阪環状線の計19駅の自動改札機、合計710カ所に、熊本が近くなったことをアピールするステッカー「熊本まで2時間59分」を掲出するものでありまして、関西圏の電車利用の皆様に「くまもと」を売り込むことにしております。ポスターの横の、あちらですね。隣にあるものです。
 それから3つ目でありますが「美人時計ジャック」であります。これは、関西版ウェブサイトの「美人時計」を、2月14日から3月13日までの1ヵ月間、アクセス数が最も多い時間帯であります午後5時から6時までの間、熊本の女性20人が入れ替りで登場し、熊本城や植木温泉など本市の観光地をバックに時刻をお知らせするというものであります。なお、美人時計とは、1分毎に女性が入れ替わりに登場し、時刻を知らせるWEBサービスのことであります。お手元の資料に見本を添付しておりますので、ご参照いただければと存じます。
 4つ目は、「ペーパージャック」であります。これは、文字通り紙(誌)面の活用でありますが、関西圏のフリーペーパーや新聞等、さらには岡山、倉敷、福山、広島の新幹線沿線地域の生活情報紙を活用して、熊本城をはじめとした、観光地の見どころや食などを掲出し、本市の魅力をPRしようとするものであります。詳細は、こちらも資料をご参照いただければと存じます。
 5つ目は「新幹線沿線都市ジャック」であります。これは、熊本の若手芸人「あまたく」さんが、私から「熊本市をPRせよ」との指令を受け、熊本から大阪までの約740キロを自転車でPRの旅に出るものであります。期間は、2月21日から27日の一週間を予定しており、道中では、新幹線停車駅でチラシ配布等により本市のPRを行うとともに、ブログやツイッター等を活用して旅の様子や熊本の情報を発信し、「くまもと」を売り込むものであります。なお、2月21日の午前9時30分から市役所玄関前で出発式を行うこととしております。
 PR事業の2項目目は、「大阪プロモーション」についてであります。
 本市では、これまで山陽道キャンペーンとして、関西以西を観光プロモーションのターゲットと定めまして、大阪、神戸、岡山、広島を拠点にプロモーション活動を進めてきました。今年度は第1弾が6月の「広島」、第2弾が8月の「神戸」におきまして、観光トップセールスを行い、熊本の魅力をアピールしてきたところでありますが、第3弾となる今回は、来る2月3日、いよいよ関西地区の「本丸」でもあります大阪市において観光トップセールスを行う予定であります。
 昨年に引き続き、鹿児島市、福岡市との三都市連携による「大阪プロモーション」と位置づけて取組む予定でありまして、地元の旅行会社の参加による観光説明会や、大阪市役所などを訪問いたしまして、熊本のセールスを行う予定であります。なお、詳細につきましては三市で最終調整を行っているところでありまして、来週には公表できると考えております。
 PR事業の3項目目でありますが、これも都市連携に関わることですが、大阪市・福岡市・熊本市・鹿児島市の4都市の交通局による連携PRポスターの製作についてであります。
 新幹線開業の記念事業として、新幹線沿線の4都市の交通局が連携いたしまして、共通ポスターの製作と車内掲示を行うことで合意したものであります。内容は、各都市の観光名所及び観光客向け乗車券を相互にPRする内容のポスターを製作いたしまして、大阪市営地下鉄(掲出車輌数1,102両)、福岡市営地下鉄(掲出車輌数138両)、鹿児島市及び本市の路面電車とバスの車内にそれぞれ掲示するものであります。掲出期間は、車内広告の空き枠を活用いたしますため、各都市で異なりますが、新幹線の開業時から掲示する予定であります。ポスターは現在、製作中でありますため、先ほどの大阪プロモーションにあわせて来週には発表したいと考えております。今回は大阪市の協力を得られましたことから、熊本圏域を超えて各都市の魅力を相互に発信でき、また、費用対効果もきわめて大きいと考えており、都市間連携の成果ではないかと考えております。
 以上、本市が取り組む3本のPR事業を述べてまいりましたが、これらの事業を関西地区を中心といたしまして、本市の魅力を集中的に発信することで、更なる知名度アップを図り、新幹線開業後の誘客につなげていきたいと考えております。今後とも、観光やビジネスなど、多くの皆様方から「選ばれる都市」となりますよう、新幹線開業を契機として様々な施策を展開してまいります。
 なお、「ええやん、くまもと。」大阪ジャック!の詳細につきましては、会見終了後担当課から説明させていただきます。 

【市長発表:新幹線開業に伴う「一口城主様へのおもてなし事業」について】

 続きまして2点目は、同じく新幹線関連事業でありますが、昨年の第4回定例会で計上いたしました、新幹線開業に伴います「一口城主へのおもてなし事業」について、内容が固まりましたので発表させていただきます。
 本市にとって貴重な財産であり、応援団的存在であります、全国各地の約6万3千人の一口城主の皆様が、新幹線開業を契機に改めて本市をご訪問いただく動機付けとなりますよう、城主限定の様々なおもてなし特典を入れた「城主だより」を今月末にお送りすることといたしました。城主だよりの内容でありますが、「新幹線開通」や「城彩苑オープン」といった、城下町の状況をお知らせいたしますとともに、熊本城第Ⅱ期復元整備事業の進捗状況や春のイベント情報などを案内することとしております。
 また、おもてなし特典といたしましては、熊本城をはじめ本市の観光施設の無料入園券及び「春のくまもとお城まつり」会場でのお茶処無料券や市内約500軒の飲食・物販などの協賛店から城主手形同様の様々なサービスが受けられる「城下町散策手形」の引換券を同封することとしております。
 さらに、一口城主を対象としたイベントとして、「宝さがし」の開催を企画しております。なお、「宝さがし」の詳細については、現在、担当課のほうで最終的な準備を進めており、このことも後日、改めてお知らせさせていただきたいと考えております。

【市長発表:育児休業時の保育園継続について】

 続きまして3点目でありますが、育児休業時の保育園継続についてであります。現在、保護者が育児休業を取得した際の保育園の継続につきましては、年度当初に4歳、5歳児であった場合に在園可能といたしておりますが、これを平成23年度からは3歳児にまで拡大するものであります。
 これは、子育て家庭を支援するといった観点から、育児負担の軽減、児童の環境変化による負担の軽減を図るために実施するもので、希望する保護者につきましては、本年4月から適用させていただくことになります。
 以上で発表を終わりますが、前回の記者会見で発表しましたが、ビジネスミッションとして明日から22日までの4日間、シンガポールにおいて本市の誇る食と豊かな自然や熊本城などの観光資源をアピールしてまいります。商談会や熊本フェアなどを通じて、本市の強みである豊かな農産物や加工食品などを現地の流通関係者等に売り込み、地元企業の海外進出や販路開拓・拡大につなげますとともに、現地旅行代理店などを訪問いたしまして、旅行商品の造成を図り、観光客の誘客につなげてまいりたいと考えております。
 以上で発表を終わります。

【質疑応答:新幹線開業に向けたPR事業について】

【記者】新幹線開業まで53日ということで、大阪ジャックなど様々なものが発表されましたけれども、1つお尋ねというか、熊本市から見て新幹線開業での関西、特に今回大阪に集中的にプロモーションをかけられるということですけれども、関西・大阪というエリアをどう捉えていらっしゃるのかということと、これだけいくつかのメニューを用意されていることで、どのくらいの期待度というか、開業後にどう結び付けていきたいかということについてお願いします。
【市長】先ほども申し上げましたように新幹線開業をにらみ、これまで新幹線沿線の特に関西以西をターゲットにおいて様々なプロモーション活動を進めてきたところであります。その中でやはり大阪は「本丸」という位置づけでもあるでしょうから、特に集中的にPR活動を行っていかなければならないと思っています。
 そして新幹線が開業すると最短時間で2時間59分ということ。よく言われることですが、この1分がアピールする上においては大きいのではないかと思っています。このこともすでに申し上げたかもしれませんが、大阪等へまいりますと、九州で福岡から南のほうは、大阪あたりから見た時に非常に遠いと感じておられる方が多いように感じました。そういう中で新幹線がつながる。熊本まで2時間59分で行けるということ。それプラスαで、先ほどから申し上げております熊本城や食をアピールしていくことによりまして、これまではまだまだ認知度は低かったかもしれませんが、県でも今積極的に広報されておられますし、私ども市もこうした活動を行ってまいりますことで、関西以西、特に大阪を中心とした関西から、もっともっと熊本に訪れていただけるのではないかと大変期待し、取り組んでいるものであります。
【記者】もう1点よろしいでしょうか。三都市連携のものも入っていたり、他の地域も入っていたのですが、今回のこの取り組み自体が県と連動しているということではなくて市単独でされるものなのでしょうか。
【市長】ただ今申し上げた事業は市単独で取り組むものであります。ただ、当然、県との連携は考えながらやっているものであります。重光産業さんとの協定締結の時にも申し上げたのですが、熊本をPRする上において県も市もないと。「くまモン」を市が使うこともあり得るし、県が「ひごまる」を使うことだってありだという中で、積極的に連携してPRしていきたいと思っています。
【記者】今のことに関連してなのですけれども、阿蘇と天草のポスターを作られるということでしたが、これは熊本の中で代表的な観光地ということで阿蘇と天草なのですか。
【市長】熊本市としては熊本城がメインであることは間違いないのですが、ただやはり関西に熊本をアピールしていく上において、世界の阿蘇は欠かせないだろうと思いますし、これまで「A・KU・A(アクア)」ということで阿蘇・熊本・天草が連携してきたという意味でも、やはり天草。海・山ありということで熊本の魅力を併せてアピールしようと、先ほど申し上げた準備を進めているところであります。
【記者】関西にちなんでの質問です。去年の三都市連携プロモーションが関西・大阪であったと思うのですが、1年間、熊本県の様々なPRをして来ました。また今年も2月に市長が大阪に行かれると思うのですが、感覚として「これぐらいPRできた」とか、行ってみてまたイメージをつかむと思いますが、ご自身の中では期待は少しずつ膨らんでいますか。
【市長】そうですね、去年に比べれば認知度はかなり上がっているのではないかと期待し、今回もプロモーションをしたいと思っています。確か御社は大阪に行って市民に「知っていますか?」と聞かれるなどされていて、今回もやっていただくと多分熊本の存在感は高まったと実感してもらえるのではないかと期待していますけれども。
 その辺は特にJR西日本さんの、これは県がやっていらっしゃることでしょうけれども、協力あたりも大きいのではないかと思っています。
【記者】今回、熊本市独自で直前にやるので、熊本市にもっと来てもらえるようにということは考えていらっしゃるのですか。
【市長】熊本を売る上において、本当に県も市もないと思っています。観光で例えば熊本に来ようと思われた時には、もちろん熊本城にも来ていただきたいのですが、阿蘇や天草、いろんな観光地を回っていただきたいと思っていますので、そういう思いを持って県とも連携して取り組んでいきたいと思っております。
【記者】今の関連で、県との連携についてなのですけれども、県側に市から実際にアプローチされていることは現段階であるのでしょうか。
【市長】市のほうから県にアプローチしていることですか。
【記者】「一緒にやろう」とか。逆に(県から市へ)でもいいのですが。
【寺﨑副市長】まずイベント関係は県と市が主体となってやっています。今後また発表いたしますけれども、3月の土日、三連休を含めて、県と市が一体となって開業記念イベントを熊本の中心部でやっていくと。あとは観光サインも市長が先般発表いたしましたけれども、あれも県道・国道がありまして、県道はすべて県の負担で市のデザインのままでリクエストしています。同じデザインで県道のサインも変えていただくことになっております。ということで常時ほとんど一体となって動いている状態です。
【記者】市長、もう一度、案内状を手に持って見せてもらっていいですか。
【市長】はい。こちらであります。

【質疑応答:市議会の議員定数について】

【記者】議会のほうで、この統一選を前に定数を増やすという動きがあると聞いているのですけれども、具体的にまだ出てきていないのは重々承知なのですが、その上で県内でも定数を減らしている議会が多い中で、定数を増やそうとする動きがあることについて市長ご自身としてどう思われるかを教えてください。
【市長】直接、私自身がそのような話を聞いたわけではありません。ただ、報道を通じて知ったという状況であります。議会の中でも様々な意見があるようですので、その辺は議会の中で十分議論されて結論を出されるのではないかと思っています。
 今は地方議会というものもある意味、これまで以上に注目されている中で統一地方選が行われますから、いろんな意味で市民の皆様方の期待に応えられるような議会に、自ら変えていかれることを期待します。
【記者】増やす、増やさないの是非についてはどうお考えですか。例えば、もともと定数というのは時間をかけて考えるべきだと思うのですけれども、言い方は悪いですが、この時期になって後出しジャンケンのように増やすような方向性を出された。来年、どうせ区割りで定数を絶対に見直さなければいけないような状況など、いろんな背景があると思いますが、議会が考えるということはもちろんあると思うのですけれども、是非についてはどうお考えになりますか。
【市長】こうしたことは確かに一定期間の議論は必要ではないかと。見直すなら見直すで、なぜ必要なのか、市民の皆様方に説明される必要はあると思っています。そこも含めて、今後どのような対応をされるかということには注視していきたいと思います。

【質疑応答:区名の答申について】

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【記者】昨日、区名の答申案が出ましたけれども、方角案に決まった区名についてどのように受け止められるかということと、昨日の区画審の中でも出ましたけれども、「熊本らしさがないのではないか」と。意向調査で多くの市民が東西南北中央で投票しているのですが、投票していない市民も大多数、90数%いるわけです。その市民がどう考えていたのかは分かりませんけれども、「熊本らしさがないじゃないか」という声は少なからずあると思います。その2点についてはどのように受け止めていらっしゃいますか。
【市長】答申を受けては、昨日も申し上げたとおりなのですが、行政区画等審議会の桑原会長はじめ委員の皆様方には、区割り・区役所の位置、そして引き続き区名と、大変難しい課題に長期間にわたって熱心に取り組んでいただいたということ、心から感謝を申し上げたいと思います。そうして検討していただいた上で出していただいた答申でありますので、最大限尊重した中で本市として方針を決定しなければならないと思っています。
 また、「熊本らしさ」という話ですけれども、このことも昨日申し上げたとおりでありますが、私自身も「熊本らしさ」ということには言及したこともありました。ですから、そのことも受け止めていただきながら審議はしていただいたようであります。ただ、区名の応募から意向調査と進められた中で、あれだけ多くの方々から出された意見ということ。これが、1位と2位が接近しているとかいうことであれば、審議会の中でももっと違った結果が出ていたのかもしれませんけれども、あれだけの大差になると、意見を尊重しなければならないという意見が大数を占めたということは私も理解できるところではあります。ですから「熊本らしさ」という部分は、昨日も申し上げましたとおり、政令指定都市という手段を使う中で、新たに区制が施行される中で、「熊本らしさ」あるいは区ごとの「らしさ」を表現していかなければならないと思っています。

【質疑応答:コンベンションシティについて】

【記者】年末から話が出ている観光コンベンションの件ですが、3千人規模の施設を計画されているようですが、改めて、熊本市が将来どのような観光コンベンションシティを目指すのかをお話しいただければと思います。
【市長】やはり本市のコンベンションは、規模的にも今の状況ではなかなか大規模なものを受け入れられない状況だと思っておりますので、施設的な充実も必要ではないかと思っています。そういう中で、トータルで5千人規模あたりを視野に入れて検討を進めていきたいと思っています。
 それは、九州の中心に位置しているという地理的優位性や、熊本大学を中心として大学が集積しているという熊本の特色を引き出すためにも、学会等の誘致をもっと取り込めるだろうと思っておりますので、そうしたものも期待しているものであります。
 さらには現在、候補地として検討しております桜町地区でありますが、ここにもし実現できることになると熊本城と一体的な、ということも考えられる場所ですし、コンベンションの場合には宿泊や食事等が付き物ですので、アーケード街を中心とした熊本の繁華街との連携も可能になりますので、とても熊本らしいコンベンションを提供できるのではないかということで、実現に向けて最大限努力したいと考えています。
【記者】国際会議だと、アジアだけでなくいろんな国から来ることが可能になります。今、いろんなおもてなしの取り組みもされていますが、4カ国語表示案内板や中国の銀聯(ギンレン)カードなどありますが、今現在、アジアやいろんな国から受け入れる時に、現時点で熊本市に足りない点ですとか、今の取り組みについてはどう捉えられていますか。
【市長】足りない点はいろいろあると思います。例えば昨年でしたけれども、クルーズ船が博多に停泊し、その方々が熊本に来られたこともありました。かなりの方がバスで来られたことがありました。その時にも通訳が不足しているとか、あるいは買い物で銀聯カードが使える店が少ないでありますとか、そうしたことが課題として挙げられていました。ですから、そういうものを今後充実していかなければならないのではないかと思います。

【質疑応答:「挑戦元年アクションプラン」プロジェクトチームについて】

【記者】昨年の市長選当選直後に、行程表を作るとおっしゃっていました。進捗状況はいかがですか。
【市長】進捗状況につきましては、当選直後にアクションチームを立ち上げまして、何回か会議等も行われております。100日程度を目標に進めておりますが、現時点においては順調に進んでいると。当初の予定通りに最終的な詰めの段階に入っている状況であります。
 プロジェクトチーム会議を作り、3回会議を開催しています。そして具体的な作業はワーキンググループにより進められております。

【質疑応答:教職員のコンプライアンスについて】

【記者】先日また教職員の逮捕がありましたけれども、同じ学校で起こった背景を市長はどうお考えになっているのかということと、行程表の話が出てきましたが、コンプライアンス担当監を置かれると公約の中でも言っておられます。教職員は各学校に散らばっている中で人事権も違ってくる関係もありますが、教職員など教育委員会部門のコンプライアンスのあり方はどうお考えでしょうか。
【市長】昨日、14階で校長会議も開かれたようでして、その中で教育長のメッセージやそれぞれの校長先生方もグループ討議をされたと。そして今回の事件を大変重く受け止めておられる中で再発防止に取り組んでおられるという状況であります。
 その一報を聞きました時、お話があったように2カ月ほどでまた、という状況。一番懸念するのは子どもたちに与える影響がどうかということ。これを大変心配しました。そのことも含めてしっかりとした対応を教育委員会の中で行っていただきたいと思っています。
 教育委員会におけるコンプライアンスのあり方ということですけれども、教育委員会の中で取り組んでいただいていることとは思いますが、こちらの市長事務部局で取り組むことというものも是非参考にしていただければと思います。

【質疑応答:育児休業時の保育園継続について】

【記者】育児休業中の保育園継続についてなのですが、これまでに求める声は結構多かったと思うのですけれども、これまでできなかったことが可能になるということで具体的にどのような対策を講じて可能になったのかということと、今後さらなる拡大はどう考えていらっしゃるのかということ。その2点をお願いします。
【市長】これまで、なぜこのことができなかったのかと言うと待機児童がいるからということであります。今年度、待機児童を解消するための施設整備の前倒しによって、施設整備による定員増が385名、保育園側からの申し出による定員増が120名あります。計505名の定員増を見込んでいる状況であります。待機児童は12月1日現在309名で、今回の対象年齢拡大によって増加する在園児は80名程度と見込んでいるところでありまして、今回の定員増から待機児童も含めて、さらには今回の対象拡大分も吸収できるということで、対象年齢の拡大方針を決定させていただいたものであります。
 今後も待機児童の状況を見ながらではありますけれども、拡大については状況を見極めた上で検討していきたいと思っています。

【質疑応答:新幹線開業に伴う「一口城主様へのおもてなし事業」について】

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【記者】一口城主様へのおもてなし事業で、賞品総額100万円とあります。これは、いわゆる城主に限った形で商品を行政が出すことそのものについては賛否がありそうな気がしますけれども、どういった認識の下で商品100万円を設定されたのかお聞きしたいのですけれども。
【市長】その詳細はまだ決定しておりませんよね。(事務局に確認)
【事務局】はい。まだ内容がはっきり決まっておりません。準備中ですので。また改めてご説明させていただきます。
【市長】今、いろんなご意見もありますので、慎重に検討を進めている状況であります。ですから100万円の現金をお渡しすることがいいのかを含めて検討している状況です。また近々発表させていただきます。


(終了)

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