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彌永さん (リーガルエコノミクス学科3年) |
熊本市は「復興重点プロジェクト」を掲げ復興に取り組んでいますが、市長が考えている復興の終着点はどのようなものですか。
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熊本市長 大西一史 |
仮設住宅やみなし仮設住宅にお住まいの方々が、恒久的な住まいで落ち着いた生活ができるようになることが、最低限必要なことだと考えています。
またそれと同時に、震災前よりも「少しは良くなってきた」と感じてもらえる環境を作ることが大事だと思います。そのためには公的な力だけではなく、ボランティアの皆さんや地域の方々と一緒になって辛い気持ちを埋めていくことが大切で、それがコミュニティの役割だと思います。
新しいコミュニティの中で、生きがいを持って生活ができるようになっていけるかどうかが、復興の大事なポイントだと思っています。
※やりとりは一部を抜粋したものです。