協働のまちづくりを進める市民会議を始めとする各種会議について
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おはようございます。
私の方からまずは2点について、お願い並びにご報告をさせていただきます。まずは第一点目ですけども、市民の皆様へのお願いになります。
先の議会前の記者会見でも申し上げたところでありますが、今回の補正予算編成におきましては、パブリックインボルブメント、PI方式の導入ですとか、各種の市民会議の立ち上げ、さらには、ミニ公募債の募集ですとか、様々な形での市民の参画によります事業手法を導入したところでありますが、その補正予算も先日、議決をいただきまして、これから本格的に事業に取り組んで参りたいと考えております。
地方分権が進展していきます中で、ますます地域の実情と特性を生かした独自のまちづくりを進めていくことが強く求められておりますが、そのためには、これまで以上に市民の皆様と行政がお互いの知恵を出し合って、協力し合う市民協働によるまちづくりが不可欠であると考えまして、その第一歩として、今回、市民参画による新たな事業手法を取り入れたところでございます。
そこで、まずは、今回、市民の皆様との協働のまちづくりを進めていくための方策等を検討していただく市民会議や地域経済の活性化を検討いただくプロジェクトチーム、熊本城復元建造物を含む全体の利活用を検討いただく委員会、さらには、ごみ減量・リサイクル推進のための市民会議などの委員になっていただく市民の皆様を、この場をお借りして、広く募集させていただきたいと考えております。
それぞれの募集要項につきましては、市政だよりの7月号、8月号に分けて掲載いたしますが、本日、皆さんにも募集に関する資料をお配りいたしておりますので、併せてご協力の程よろしくお願い申し上げます。
特に、自治基本条例の制定に向けましては、市民との協働によるまちづくりを今後も確実なものとしてまいりますために、市民と行政の役割と責務、市民参加のあり方、協働の仕組み、さらには、行政運営のルールなどを謳いました「自治基本条例」を制定し、まちづくりに対する市民の皆様との意識の共有化を図ってまいりたいと考えております。
そのため、市民の皆様が日々お考えになっている身近な問題からスタートし、それぞれの思いや意見を自由に論議をしまして、話し合いを重ねながら「まちづくりのルール」なるものを考えていきたいと思っております。
様々な課題が山積する中ではありますが、将来に向けての礎を築かなければならない今こそ、市民の皆様の知恵を結集し、力を合わせて「新しい熊本」づくりに向け、全力で取り組んで参りたいと考えておりますので、専門的知識や経験不要でありますので、是非とも、今回の機会に市民の皆様には、先程述べましたそれぞれの検討委員会、プロジェクトチームに積極的にご応募いただきますように、改めて、再度、お願いをする次第でございます。