【市長発表:総合評価一般競争入札の活用・拡充及び優良工事表彰制度等の創設について】
本日は、2点について発表及び報告を行わせていただきます。
まず1点目は、総合評価一般競争入札の活用・拡充及び優良工事表彰制度等の創設についてであります。
本市では、これまで、入札・契約制度における透明性、公平性、公正性、競争性の確保を図るとともに、工事品質の確保にも意を用いてきたところでございますが、指定都市移行による県からの権限移譲に伴い、本市から発注する公共工事の件数、金額ともに増加することが見込まれることから、今後、更に工事品質や地場業者の技術力の向上を図る必要があると考えております。
総合評価一般競争入札制度については、平成19年度から、試行として、本市が発注する市内業者向けの建設工事の入札について行ってきたところでありますが、この度、総合評価一般競争入札の発注標準額を明確化する等の制度化を行い、平成24年度から本格実施することといたしました。また、高度な技術提案を求める総合評価一般競争入札の方式については、技術提案の評価方法等の研究を進め、試行を行っていくこととしております。
なお、平成24年度から、本市が発注する建設工事におきまして、優秀な成績を収めた建設業者及び技術者を表彰する制度を創設いたしますとともに、契約部門とは別に、都市建設局に建設業界との窓口を新たに設置することにいたしました。
これらの制度を通じて、建設業者の意欲の向上及び技術者の育成を図るとともに、工事品質の更なる向上に努めてまいりたいと考えております。詳しくは、お手元の資料をご参照いただければと存じます。