【市長所感:第2回定例会を終えての所感】
本日は、「第2回定例会を終えての所感」について述べさせていただきまして、その後2点について発表させていただきます。
まず、今議会に提出いたしました予算案、条例案などの議案につきましては、慎重にご審議いただきました結果、原案どおり可決をいただいたところであります。今回は、政令指定都市移行後初めての定例会でございましたが、政令指定都市に関する様々な質問をいただいたということが特徴の一つと感じているところであります。
その内容ですけれども、道州制や大都市制度など、地方自治のあり方に関する質問から、区役所・総合出張所などの窓口の状況、さらには区バスの利用状況など、市民生活に密着した質問まで幅広くいただいたところでありまして、改めて政令指定都市移行に伴いまして本市としての業務だけではなく、役割の幅がかなり広がったということを実感したところでもあります。中でも、大都市制度の質問でありますが、大阪都構想や福岡都市州構想といった各方面で提唱されている大都市構想に対する見解でありますとか、本市が目指す大都市制度のあり方、さらには道州制・州都に対する考え方につきましてもご質問いただいたところでありますが、まずは、市民の皆様が熊本に暮らしてよかったと思えるような都市にしてまいりますことが重要でございまして、一方におきましては九州が一つになって九州府の実現に向けて取り組んでいくことも「政令指定都市くまもと」が果たすべき役割の一つではないかと感じているところでございます。
そのほか、少子化対策や本市の成長戦略に関しますこと、保健福祉、公共交通、環境問題など市政全般にわたりましてご議論いただいたところであります。今議会で賜りました質問あるいは要望等につきましては、これからの市政運営に活かしていきたいと考えております。
続きまして、2点発表させていただきます。