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市議会第4回定例会を終えての市長臨時記者会見

最終更新日:2003年12月25日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp
市長会見

【質疑応答】
(事務局:それでははじめさせていただきます。質問につきましては、議会に関連するこということで、15分程度を予定しておりますので、ご協力をよろしくお願いします。)

【記者】難産の末、さくらカードの有料化の議案が、準備経費予算が通りましたが、先ずそれのご感想から。

【市長】いろんな角度からご意見をいただきまして、ただ最終的には通していただきましたので、大変ありがたく思っております。ただ、いろんな今後の課題も残っておりますし、また付帯決議等もいただいたわけでございますから、これらも踏まえて今後対応していかなければいけないと思っております。また、本会議でも申し上げましたが、利用者の方々に今後も引き続き利用していただけるように、いろんな周知、啓発ですとかいろんな取り組みを積極的にしていかなければならないなという思いを新たにしたところでございます。以上です。

【記者】組織再編に伴って、否決がありましたけども、それに対する受け止め方と、もう一つ、部制の原則廃止、これは議会への議案の提出とは関係ない話なんですが、それはどうされるおつもりか。

【市長】まず事務分掌条例について否決されたということは大変残念でありました。新年度からの市政改革に向けての庁内での体制整備の一環でもございましたし、また、それと同時に、例えば広報と公聴機能を一体化するとか、また、契約部門を統括するとか、いろんな思いが込められていた議案でありましただけに、それを否決されたことは大変残念でございました。また部制の廃止につきましても、いろいろご意見をいただいているところでございまして、このことにつきましては、これまでの局―部―課―係、これを局―課―係ということで、簡素化することによりまして、事務処理の迅速化を図りますとともに、また部制の廃止を行うことによりまして、当然ながら今いろんなご負担をいただく中で、市役所自ら身を削れというふうな話の中で、当然ながらその効率化にもつながるものでもございましたし、その思いが通じなかったと、通らなかったということでは、大変残念でございます。ただ、市政改革は待ったなしでございますので、今回いろいろないただいたご意見を踏まえながら、できる限りの体制をとって市政改革の実現に向けて懸命に取り組んでいかなければならないという思いを新たにしたところでございます。

【記者】関連なんですが、今回の否決に関して、議会のほうでは説明不足とか、案が良く練られていないとか様々な理由を述べてらっしゃいますが、市長としては今回、何故、否決されたというふうにお考えですか。

【市長】それは、議会のほうでいろいろおっしゃっている説明不足等々が否決された理由ではないかというふうに想像いたします。

【記者】その説明不足という指摘に関して市長としてはどういうふうにお考えですか。

【市長】できる限り説明をさせていただいたと思っておりますが、結果として説明が足らなかったということは、もっとさらなる私たちのほうからの説明が必要だったのかなとは思っております。

【記者】説明不足という言葉は、さくらカードの議論の中でも出てきました。説明不足かなというのは、どこまで説明すれば良い、あるいはどの場所で説明すれば良いというふうに市長としては考えてらっしゃいますか。

【市長】基本的には公の場での議論が大事ということを思っておりますので、説明もいろんな説明があるんだろうと思っております。事前の説明、事後の説明、特に私の思いとしては、事後の説明をもっともっと徹底して、丁寧にやるべきではないかと思っております。

【記者】今回の否決によって市長のお考えとか、政治のスタンスとか、議会とのスタンスのとり方が変更されることはありますか。

【市長】最後に議長さんもいろいろとご指摘もあられたんですが、基本的な姿勢には変わりはございません。ただ、いろいろと多くの方々のご意見を聞きながら取り組んでいかなければいけないとは思っております。とにかく市政自体を停滞させてしまってはいけませんし、停滞だけではなくて、市政改革を今後どんどん進めていかなければいけないわけではありますから、そこにつながるような努力は私自身もっとやらなければいけないとは思っております。

【記者】さくらカードで、今まで議論があったんですが、具体的に取り組まなければいけない、今後指示していかなければいけないという問題を2、3点挙げていただけますか。

【市長】特にやはりプリペイドカードの使い方につきまして、障害をお持ちの方とか、さらには高齢者でも身体の不自由なというか、なかなか使いづらいじゃないかというふうなご指摘を多くの方々から受けているところでありますので、議会をはじめ、市民団体の方々からもいただいておりますので、プリペイドカードの準備経費を今回あげさせていただいているわけでございますけど、より使いやすいやり方というものを、先ほどの本会議でも申し上げたんですけども、それを十分バス協会の方々と研究をしていかなければいけないなという思いを持っております。

【記者】先ほどの質問に戻るんですが、局の再編という意味では、否決ということですから、できないということですが、部制の廃止というのは、どうなんでしょう、現在は、検討中ということで。

【市長】局の再編と部制の廃止は、完全に繋がっているものではありませんが、ただ、やはり、一部繋がっているところもございます。ですから、今回、局の、今回の条例の否決によって、これまで私どもが考えていた通りには進めなくなったことは、明らかでありますので、今回の条例の否決を受けて、今後どう対応するのかということは、また、十分、中で議論しなければいけないなというふうには思っておりますが、ただ、迅速化とか、また、中の効率化とか、そういうことはできる限りの範囲内で、やっていかなければいけないことだというふうな思いで、十分、中で協議をしてまいりたいと思っております。

【記者】今のに関連して、一部を断念せざるを得ないという認識ですか。組織再編については。

【市長】一部を断念、否決されたわけですから,それは、できません。

【記者】要するに、局の変更、局をまたぐような組織改編は断念せざるを得ないと。例えば、どこかの課を市長室に持って来るとかいうことは、できなくなったわけですよね。

【市長】だから、条例が否決されたわけですから、それに関しては、できなくなりましたけど、今、申し上げたようにできる限りの対応、市政改革の実現に向けた対応というのは、やっていかなければいけないという思いをもっておりますし、それがどこまでできるかということを今後、十分、中で協議をしていくということであります。

【記者】3月議会でもう一回出すということは。

【市長】それは、同じものをですか。それは、まず、無理だと思います。年度途中で組織を変更することになりますから、それは、できる限り避けたいというふうに思っておりますから、同じものをまた次に上げるということは、3月議会に上げるということは、これは、できないのではないかと、今考えております。

【記者】ということは、機構改革に関しては、現在の体制で、来年度も臨まなければならなくなったということですね。

【市長】今回、提案したものは、来年度はできなくなったということですね。

【記者】それによって、今後進める行財政改革には、影響が出るんでしょうか。

【市長】いや、影響が出ないようにしたいと思ってます。ですから、経営戦略会議は、これは、やるわけですから、今回、局の再編はできなくなったわけですが、経営戦略会議等で、それを、十分補っていく必要があるというふうに思っておりますし、私自身も市政改革本部長といたしまして、その辺は、十分、今の体制の中で、気を配りながら、市政改革をすすめていきたいと思っております。

【記者】先ほど、これからは、特に事後の説明をもっと丁寧にやるべきだと思うと、おっしゃいましたけど、議会との関係で、事後の説明に力を入れていくと、いうご発言がありましたけれども、事後と事前の、どう・・。

【市長】例えば、議会の本会議の場でも、委員会の場でも、やはり、ご理解いただくまでの説明が足らなかったのではないかというふうに思っておりますので、特に、そこには、力を入れて行きたいということであります。

【記者】例えば、議案であれば、提案したあとの説明ということでよろしいですか。

【市長】そうなりますね、本会議、議場ということになりますから。

【記者】議案前の説明ではなくて。

【市長】ただ、過程についても、きちんと説明をしなければいけないということはございますよ。だから、今回、有料化の問題につきましても、さくらカードの問題につきましては、ああいう形でのギリギリの提案になってしまいました。ただ、育成クラブにつきましては、早めに私どもの考えを提示しなければいけないということで、この本会議中に、具体的な形を明らかにさせていただいて、これから、各地区に出向いていって、説明に入るということでありますから、そういうことをもっと、事前に関しては、丁寧にやっていくということであります。事後に関しては、本会議場、委員会の場で、もっと、具体的に答えれるように、私も含めて、全庁挙げて、説明責任を果たしていかなければいけないということであります。

【記者】事前の説明というのは、市民対しても、議員の方に対してもということですね。

【市長】そうです。

【記者】議員の先生方に対しては、どういう形で。

【市長】どういう形、いろいろあると思いますけれども。それは、各派の会議等もありますでしょうし、事前というのは、本会議上で、まだ、きちんとした提案をする前に,今の考えをきちんと示していくことも事前の説明になるでしょうし、あらゆる機会を考えてということであります。

【記者】さくらカードのプリペイドカードを、より使いやすいやり方を考えていきたいということだったんですが、障害者の方や高齢者の方が、使いづらいという問題が、かなり指摘されましたけど、一部に人たちは、プリペイドを使わなくてすむようにするのか、プリペイドカードの機械自体を挿入しやすくするのか、どういうふうに考えておられますか。

【市長】今回、準備経費は通していただいたわけですから、あくまでも、プリペイドカードを基本として、考えていくということであります。聞きますと,例えば,新しい低床電車の機械、読み取りの機械は使いやすいとか,古いやつは、少し入れにくいとか,そんな話も聞きましたし,そういうところが改善できないかとか、さらには、プリペイドカード自体そのものも、今、絵柄が入ってますよね,どっちが先かわからないとかききますので、そういうのをもっとわかり易くできないかとか、いろんなことを、バス協会、バス事業者さんとも研究しながら、より使いやすい方法を考えていくということです。

【記者】あくまで、使うということは、変えないということですね。

【市長】使うことを前提に考えていきたいということであります。

【記者】さくらカードの件ですが,プリペイドにして、利用者に引き続き利用してもらうために、どうやって周知されていかれるのか。

【市長】制度が来年の4月から、変わるわけですから、新しい制度はこうなりましたよとか、例えば、これまでは,全ての方に無料で乗っていただいたんですが、例えば、現段階では、低所得の人に対しては、5千円の券を一枚無料でお渡しするだとか、障害者については,1割なんですよとか、少し制度上、変わって、複雑になってまいりましたので,そこをきちんと周知して、ご理解していただくということなんだろうと思っております。

【記者】実際には、何かやろうと。

【市長】何かやろうと、基本的には、広報で、やっていくということもあるでしょうし、今のところ、具体的に、こういうやり方でということまでは至っておりませんけど。

【記者】低所得者層と障害者の負担、一応、たたき台が出ていたんですが、あれの変更というのは、十分考えられますか。

【記者】今のところは、基本的には、このままと思っているんですが、ただ、今回、付帯決議もいただきましたので、この決議も踏まえて、慎重に検討していきたいと思っております。

【記者】では、形から言うと、まだ、検討段階と。

【市長】ですから、使い方も含めて、あと、具体的に販売の個所がどうあるとか、決まっておりませんでしたので、その辺も含めて、今回の決議を踏まえて、検討すると。

【記者】本会議の中で,市政改革全体について、市民への地域説明会を数回開催していくと、答弁がありましてけど、それは、具体的にはどのように。

【市長】パブリックコメントを1月末を目処にかけることになるんですね。1ヶ月間かけて、その期間中に、6箇所予定しておりましたかね、回数は、それぐらいをめどに、出向いていって、「まちづくり戦略計画」と、「行財政改革推進計画」と、パブリックコメントにかけた案を説明をする場を設けていきたいということであります。ご指摘もありました、パブリックコメントかけただけでは、なかなか、少ないじゃないかと、だから、出して、パブリックコメントかけましたよというだけではなくて、出向いていって、説明をして、意見をいただくというふうなことも、積極的にやる必要があるんじゃないかと。

【記者】市長はご出席されるんですか。

【市長】決めてません。わかりません、それは。

【記者】昨日の北朝鮮の固定資産税に関して,今日、朝から、いろいろ反応とか出てます、市長室の方に。

【市長】FAXとか、電話はいただいているようですが、詳しくは見ておりません。

(これで終了という声)

【市長】どうも有難うございました。

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