【市長所感:第3回定例会を終えての所感】
本日は、「第3回定例会を終えての所感」について述べさせていただいた後、3点について発表を述べさせていただきます。
まず、今議会で提出いたしました予算案、条例案などの議案につきましては、慎重にご審議いただきました結果、原案どおり全て可決いただいたところであります。今回の定例会でありますが、九州北部豪雨直後の定例会であることから、提出いたしました補正予算案の大部分が豪雨関連の予算であったことはご承知のとおりであります。この豪雨関係を中心に議論が展開されたという議会でございました。その内容について、7月11日から翌12日における初動体制のあり方でございますとか、気象台、国、県との連絡調整、あるいは情報共有のあり方などに関するご質問から、災害後における復旧や被災者に対する支援策に関することのほか、次なる災害に備えたハード、ソフト両面における対策及び災害予防策に至りますまで、今回の豪雨のみならず防災全般にわたり、ご質問やご要望等をいただいたというものでありました。
また、このことにつきましては「避難指示等のあり方に関する検証部会」で取りまとめられた報告書におきましてもご指摘いただいたところでありますけれども、先日、この報告書に基づく対応方針を市として決定したところでもありまして、できることから可能な限り速やかに取り組んでまいる所存であります。
この対応方針で示したところでもありますが、国、県及び市町村が災害への高い対応能力を備えまして適切に「公助」機能を発揮することはもとより、住民自らが自分の身は自分で守る、さらには共に助け合って守りあう「自助・共助」の意識を市民に対して広く呼びかけまして共有するとともに「自助・公助・共助」の機能を一体的に高めてまいりますことが極めて重要であるということを改めて深く認識したところであります。
その他豪雨関係以外の質問では、指定都市移行後半年が経過したわけでありますが、その課題でありますとか問題点に関すること、さらには中心市街地の再開発、生活保護、いじめ問題などの教育関係など、市政全般にわたりましてご質問等いただいたところであります。今回の議会でいただきました質問や要望につきましては、真摯に受け止めまして、これからの市政運営の糧としてまいりたいと考えております。
続きまして、2点発表させていただきます。