【市長発表:熊本シティブランド認知度調査の結果について】
それでは発表に入らせていただきますけれども、本日は、3点につきまして発表させていただきましたあと、2点につきまして所感を述べさせていただきたいと思っておりまして、計5点と少し長くなりますがよろしくお願いを申し上げます。
1点目は、「熊本シティブランド認知度調査の結果」についてでございます。
本年8月に本市の知名度や都市ブランドの認知状況等を把握するために関東、関西、東海、山陽新幹線沿線、熊本県以外の九州在住の方々、3,000名を対象といたしまして、インターネットによる調査を行ったものでございます。その結果でありますが、本市のことを知っている人の割合は80.9%と、平成18年度に実施いたしました前回調査と比較して5%ほど上昇しておりまして、また、地域別で見ますと関東、関西、山陽新幹線沿線では、それぞれ約17%増加しているという結果も現れております。
認知度が向上いたしました要因でございますが、熊本城本丸御殿完成や富合・植木・城南町の合併、新幹線の開通、政令指定都市移行などが考えられますが、熊本シティブランド戦略プランに基づきましてのプロモーションでありますとか県との連携によりますプロモーション活動に関しましても功を奏したものと分析しているところでございます。
また、本市の観光資源などの認知度につきましては、「熊本城」が最も高く、全体の88%の人に認知していただいておりまして、次いで「阿蘇や天草に隣接していること」、「馬刺し・からしレンコン・熊本ラーメンなどのご当地グルメ」の順で認知度が高かったものでございます。また、本市が重点的にプロモーションで取り組みました「九州新幹線の開通」につきましても約69%の方が認知しているという状況でありまして、高い認知度となっております。
なお、本市の観光資源などの魅力度につきましては、認知度と同様に「熊本城」が最も高いわけでございますが、約81%の人が魅力を感じると回答されておりまして、続いて「ご当地グルメ」、「温泉」、「農水産物」の順に魅力度が高いという結果が出されております。今回の調査におきましては、魅力度が高いながらも、いまだ認知度が低いといった項目も多々見受けられましたが、今回の結果をさらに分析いたしまして本市の認知度をさらに向上させますとともに、本市を訪れてみたい、住んでみたいと思っていただけるようなプロモーションを積極的に展開していきたいと考えております。詳しくは、お手元の資料をご覧ください。