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平成24年11月14日 定例市長記者会見

最終更新日:2012年11月22日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表:第1回九州食の展示商談会2012inくまもとの開催について】

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 本日は、2点につきまして発表させていただきます。
 1点目は、「第1回九州食の展示商談会2012inくまもと」の開催についてであります。熊本をはじめ九州地域の産業の強みでもあります農水産業を活かし、6次産業化と農商工連携を促進いたしますとともに、食品関連商品の販路拡大を目的といたしまして11月21日(水)~22日(木)の2日間、グランメッセ熊本におきまして九州・沖縄の食をテーマといたしました展示商談会を開催いたします。
 今回の展示商談会は、九州各県から279事業者が出展されることになっておりまして、百貨店やスーパー、関係団体など、2日間で約3,000人が訪れる予定であります。まさに九州最大級の展示商談会と考えているものであります。今回は、自由商談に加えまして、特に、約80人のバイヤーによる成約率の高い約500の予約商談も行うことといたしております。
 さらに、各種団体と連携いたしまして、農商工連携等を推進するための講演会や個別相談会、海外バイヤーとの商談ができる九州食品輸出商談会などを同時に開催いたしますなど、事業者とバイヤーとのさまざまなマッチングの機会を用意しているものであります。
 本市の強みである農水産業を活かした、今回の食の展示会商談会が本市のみならず、オール九州により取り組むことによりまして、九州地域全体の6次産業化と農商工連携の促進、並びに農水産物、食品関連商品の販路拡大につながっていくことを期待しているものでもあります。詳しくは、お手元の資料をご参照いただければと存じます。

【市長発表:第7回市政リレーシンポジウムについて】

 2点目は、「第7回市政リレーシンポジウム」の開催についてであります。今年度の市政リレーシンポジウムは、「区のまちづくり」をテーマといたしまして、7月7日の第1回を皮切りに、区の振興ビジョンに基づいたまちづくりを推進するための協議の場などにつきまして、識者による講演やパネルディスカッションなど、各区におきまして開催してきたものでございます。
 最終回となります第7回でありますが、11月23日(金・祝)18時から、国際交流会館で開催することとしておりまして、私も参加させていただきますが、今回は、今年度開催いたしましたシンポジウムのまとめの位置づけでもありまして、各区で行われましたシンポジウム等の報告や、その報告を踏まえてのパネルディスカッションを予定いたしております。
 指定都市の効果であります、住民により身近な「区」という単位におきまして、それぞれの区の特性を活かした魅力的なまちづくりを市民の皆様方とともに進めてまいりたいと考えておりますが、今回のリレーシンポジウムがその端緒となればと期待しているものでもあります。詳しくは、お手元の資料をご覧いただければと存じます。私からは以上であります。

【質疑応答:第1回九州食の展示商談会2012inくまもとの開催について-1】

【記者】九州最大級の展示商談会を熊本市で実施することの意義とは何ですか。

【市長】先ほど申し上げましたように、熊本市自体の農水産業はとても盛んな地域であるということです。そして、熊本市だけではなく、熊本県あるいは九州全体と捉えましても、それぞれの特色に応じた農水産業を展開している状況であります。それを6次産業化でありますとか、農商工連携でありますとか、それぞれの地域が積極的に取り組んでいるところでありますが、それを九州全体に呼びかけさせていただきまして可能性の幅を広げたい。そういう役割を九州の中心に位置している熊本市が積極的に果たしていきたいという意味を込めまして開催させていただくものであります。

【記者】2日間で約3,000人の来場者を予定しているということですけれども、これは予想した以上の反応と受け止められたということなのでしょうか。

【市長】正直申し上げて、第1回目の開催ということでもありますので、どの程度反応があるのか手探り状態のスタートというのが正直なところでもありました。最初は1,000名辺りを目標においていたようでありますが、お話を進めていく中で徐々に反応が良くなってきたということで、現在では3,000名程度までおいでになることが見込まれているという状況でありまして、そういう意味では当初この計画をスタートした時点と比べますとかなり反応が良くなっており、手ごたえを感じられるようになった状況ではないかと思っております。

【質疑応答:第7回市政リレーシンポジウムについて】

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【記者】各区で振興ビジョンの骨子が出揃ってきたところかと思います。骨子段階で今から肉付けをしていく段階かと思うのですけれども、市長として思ったとおりの進捗状況なのか、また、それぞれの個性が出てきているのかということについて感想がおありになればお願いします。

【市長】詳細に各区を並べ、比較検討しているものではありませんが、「区」はこの4月からスタートしたわけではありますが、その住民の方々が意識し、その地域の特色を活かしたまちづくりという意識の高まりに繋がっているという意味におきましては、成果が上がってきているのではないかと思っております。
 それを今度のリレーシンポジウムの中で持ち寄って、さらなる弾みに繋げていきたいという目的で開くものでもございますので、作られたビジョンの実現に向けて地域の皆様と一緒になって取り組んでいくことも大事なところではないだろうかと思っております。そういったプロセスも含めまして、当初期待していた効果は上がっているのではないかと感じております。

【質疑応答:第1回九州食の展示商談会2012inくまもとの開催について-2】

【記者】これは九州各県の事業者さんが参加され、今回は熊本での開催ということですが、次回以降は持ち回りで九州各地でやるのでしょうか、それとも毎年熊本市で定期的に行うというものなのでしょうか。

【市長】基本的には熊本市で主催し、いろいろな方々に協力を求めた中で開催するものでありまして、まずは1回目を行って検証しなければなりませんが、出来れば1回だけで終わらせるのではなく、2回3回と継続的なものにしていきたいと思っております。それは持ち回りではなく、熊本で開催していきたいと思っております。

【記者】なぜこのタイミングで開催しようと思われたのですか。

【市長】まず一つは、熊本市が政令指定都市に移行したということがきっかけであることは間違いありません。道州制等の議論もありますが、それはそれとして九州が一体的にいろいろと取り組んでいっている中で、熊本市として貢献していきたいという思いを持っております。
 そのような中で、九州が共通する特色としてある農水産業を6次産業化であったり、様々な付加価値を高めていくという共通の目標があるだろうということ。もちろん、熊本市の農水産業を活性化させていくことももちろんなのですが、それが九州全体に繋がっていけばという思いを持って開催させていただいたというものであります。

【記者】「最大級」という根拠は何ですか。

【事務局】「最大級」という表現は、各商工団体とか各県に聞いたところ、参加者数、参加エリア、会場の規模など、他都市において、この規模のものはないのではないかと聞いておりますので、「最大級」という言葉を使わせていただいているところでございます。

【質疑応答:衆議院選挙について】

【記者】年内の総選挙実施というスケジュールが浮上しております。熊本市にとっては政令指定都市移行で区ごとの選挙に移行するデビュー戦となるわけですけれども、総選挙の日にちまで含めて日程が取りざたされている時点で改めて事務方に指示された点がおありになるのかということと、熊本市にとって見れば、期日前投票や投票所が変更になったりなどのいくつかの変更点がありますが、最短で1ヶ月ぐらいしかないという窮屈なスケジュールの中で、そういった周知が行き届くのかという懸念があると思いますが、その点についていかがでしょうか。

【市長】今回の指定都市移行に伴いまして、各区に選挙管理委員会が設置されたということから今後の選挙においては、5つの区ごとに実施されるということが大きな変化があるわけであります。移行後初の選挙になるであろう今回の総選挙につきましても、もちろん公正・適正な選挙事務を行わなければないものであります。そこで、本年の3月25日に執行されました熊本県知事選挙及び4月15日に執行されました農業委員会委員の一般選挙の開票作業に、各区の選管事務局職員を従事させまして、実務研修を行ったところでございます。
 また、4月以降に市選管事務局と区選管事務局とが定期的な会議を開催しておりまして、意見交換を行いながら情報共有や機密な連携を図りますとともに、選挙事務実務研修を行いますことで区選管事務局職員のスキルアップにも努めている状況でございます。しかしながら、投票日当日の投開票事務を各区職員だけで行うということは大変困難でもございますし、市全体の職務としての意識を持って、全職員一丸となって取り組み、引続き開票事務が円滑に執り行えるように万全の態勢で臨みたいということで、これまで準備を進めてきたところでございますが、そういう中で今お話にありましたように、場合によっては年内という話も出てきております。昨日、市政経営会議を開催いたしておりまして、それが終わりまして、副市長から各区長へ改めて、ただ今申し上げてきたような準備をさらにしっかりと取り組んでいくようにという指示がなされたものでありました。
 あとは、期日前投票場所でありますとかいろいろな変化が出てまいります。特に、私どもが心配しておりますのは、駐輪場の期日前投票所であります。以前であれば、どちらから来られた方でも投票していただけるということで、市役所に来たついでですとか、市民の皆様にとっては利用しやすい投票場であったと思いますが、今回からは中央区の方のみしか使えなくなるという周知がまだまだ足らないのではないかと感じておりまして、今のことも含めましてさらなる周知をしていきたいと思っております。

【質疑応答:相次ぐ新党結成について】

【記者】昨日、石原前都知事が「太陽の党」という党を結成されました。日本維新の会を含めて第三極の結集の動きが盛んになってきていますが、市長ご自身はこの動きをどうご覧になっておられますか。

【市長】もう20年以上前の55年体制が崩壊して、細川連立政権が出来た時と似ているような感じもしますけれども、ただ、私自身はその時のような高揚感は全く無いというのが率直なところであります。正直に申し上げまして、今の新党の立ち上げとかあまり関心がないところであります。これから第三極の結集の動きも出てくるとは思いますが、出来たら出来たで第三極が何をしようとしているのかというところだけを見たいと思っています。
 日本維新の会や新しく出来た政党が打ち出している具体的なものはそれぞれありますけれども、それを第三極としてまとめた時にどのような方向感を持たせるのかが今のところ全く不透明でありますし、出来るかどうかもわからない状況の中で、第三極ということで、踊らされないように気をつけなければならいのではないかと思っております。出来たら出来た時に、第三極は何を目指しているのかというところを、しっかりと有権者の一人として見定めたいと思っております。

【記者】「細川連立政権誕生の時と比べて高揚感がない、関心がない」とおっしゃいましたが、高揚感の無さはなぜでしょうか。

【市長】目指すところが見えないということ。それからもう一つは、今、表に出ている人たちは、以前の人たちの顔ぶれとなんら変わりが無いことだと思います。そういう人たちが政党を出て新しい政党を作ったり、集まったりする中で何が出来るのだろうか、というところ。そういう部分が高揚感に繋がっていないと感じています。

【質疑応答:桜町の再開発について】

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【記者】桜町の再開発の大まかな方向性が出されましたけれども、それについて率直なご感想をお願いします。

【市長】桜町の再開発につきましては、構想が最初に発表されてからなかなか次のステップに進んでいなかった状況でございましたが、先般大まかな施設概要でありますとか、事業費、スケジュールが公表されたということは、これまで足踏み状態であったことが大きく前進していくという期待感を持ったところであります。
 私どもとしてもあの中で、MICE施設整備を進めていきたいと思っておりますし、桜町の再開発だけではなく、花畑やシンボルプロムナードも含めた一体的な整備を目指しているだけに、歩調を合わせしっかりと熊本の顔として相応しいエリアになるように進めていきたいという思いを、強くしたところであります。

【記者】完成が2018年の平成30年ということですが、市長は「平成30年」という数字をよく出されますが、それはどういう意味があって平成30年なのでしょうか。

【市長】これまで新幹線開業や政令指定都市ということを目標としていろいろなことを進めてきたということがございました。特に、中心市街地のことで言いますと、新幹線開業を目途として駅周辺整備を進めてきたものでありますが、次に何を目標としていくのかという中では、平成30年ごろまでに、連続立体交差事業が完成をする、駅前広場が完成する、さらには在来線側の駅舎も出来るということに向けて、中心市街地をどのように形作っていくのかを目標に進めていかなければならないだろうと思っております。
 ですから、花畑・桜町の整備というものも、そのスケジュールを意識しながら進めていく必要があると思っております。

【記者】桜町はこういったある程度のものが出来ましたが、花畑はぜんぜん動きが無いということは気になさっているのでしょうか。

【市長】一部の街区につきましては、NHKさんが進出するということで、これは一つの前進ではないだろうかと思っておりますが、ただ、もう一つの街区についてはご指摘のとおり、まだ見えていない状況でありますから、先ほど申し上げたように、この整備は、花畑と桜町とシンボルプロムナードを一体として進めていかなければならないと思っておりますので、花畑地区の再開発の具体化につきましても、協議をさらに精力的に進めていかなければならないと思っております。全体的なスケジュールに遅れることがないようにしたいと思っております。

【記者】以前、市長は「花畑地区の再開発については、強いリーダーシップを示して」と答弁されているのですが、これは何か具体的なお考えがあってのことだったのでしょうか。

【市長】例えば、議会からも年内でありますとか、年度内でありますとかスケジュール感を示しながら「市がリーダーシップを発揮すべき」とおっしゃっておられました。それにつきましては、私もそのような覚悟であるということであります。
 そして、先ほど申し上げた平成30年ごろを目途とした場合に、そろそろ何らかの方向性を出していかなければならない時期であるというのは間違いありません。ですから、地権者の方々とも、いろいろ協議を精力的に行っている状況であるということであります。

【記者】桜町地区に関しては、3年後の解体に着手して平成30年の完成目標というスケジュールが初めて発表されたと認識しているのですが、それに足並みをそろえて市側としては、どんなステップを踏んでいかれるのですか。MICE施設の整備も含まれておられますが、来年度の予算措置も含めての今後のスケジュールはどのようなものでしょうか。

【市長】MICE施設整備につきましては、現在、基本構想が策定されておりまして、それに基づいて本年度はMICE施設整備に向けた事前調査を行って施設整備の専門的見地から類似施設の事前調査、各催事の開催シミュレーション、必要機能、規模の整理などを行っている状況であります。今回、桜町再開発準備会社から全体フレームの概要、あるいは事業スケジュールが示されましたことを受けまして、MICE施設の中身につきましても、再開発全体の事業進捗に合わせまして、具体的な検討をもちろん進めていくことになります。今後、基本計画の中で、MICE施設の全体構成や延べ床面積の概算、ホールや各室の使用などを示していきたいと考えております。

【記者】基本計画というのは、来年度に策定されるものですか。

【市長】来年度ということになります。

【記者】延べ床面積も基本計画の段階でないと現時点でこれだけほしいというように産交さんに伝えてらっしゃるわけではないのですか。

【市長】詳細については、基本計画でということになります。

【記者】MICEの基本構想では、新たなMICE施設についてコンサート場の機能も持たせるといった内容も含まれています。一方の花畑地区に「文化ホール」という仮称で700席程度のホールの計画もあります。そことのすみ分けであるとか、その辺りが市民には分かりにくいという指摘があると思います。それについて市では現時点でどういう整理をされているのでしょうか。

【市長】花畑・桜町周辺の市民会館崇城大学ホールでありますとか、国際交流会館のホールでありますとか、いろいろな施設があるわけですけれども、そこも含めまして、新しく作るMICE施設がどのようなものが望ましいのかということを検討を進めているところであります。それは、旧産業文化会館の中にあったホール、その解体も含めまして現在、MICE施設をどうするべきかということを進めているというところでありますから、今後具体化してまいります中で、そこを含めてどういう機能を持たせていくのかということをしっかりと公表していかなければならない。そして、理解を求めていかなければならないのではないかと思っております。

【記者】先ほどのお話ですと、平成30年の時点では一体の整備が足並みをそろえて完了しているというのが望ましい姿と、考えておられるのかなと思ったのですが、そこから逆算していくと花畑地区についても方向性を固める時期とおっしゃいましたけれども、あまり時間的に余裕はないと思っています。今の産業文化会館のホールも含めて期限のリミットも近づいてきていると思いますけれども、改めてその点はいかがでしょうか。

【市長】繰り返しになりますけれども、そろそろ方向性を示す時期にあるのは間違いありません。ですから、今、精力的な協議を行っている最中であるということであります。
 それと、先ほど私が「花畑と桜町とシンボルプロムナードを一体」と申し上げましたが、一体となって進めていくということは間違いないのですが、ただ、実際には桜町・花畑の整備が終わって、その後にシンボルプロムナードの整備になってくると思いますので、そこにつきましては、多少タイムラグが出てくるということは考えられます。

【記者】「関係者との協議」というのは、花畑についても再開発事業の枠組みということを前提として関係者との協議を進めていくということでしょうか。

【市長】もちろん再開発を前提として進めてきましたが、ただ今は、あらゆる可能性、少し幅を広げた中で検討しているという状況であります。

【記者】「幅を広げる」というのはどういうことですか。

【市長】再開発という手法を使うかどうかということも含めまして検討しているということであります。

【記者】再開発の手法を使うのがベストかどうかということですか。

【市長】再開発の手法を含め、あらゆる手法を検討しているということであります。

【記者】花畑公園で、花畑屋敷の遺構の一部が確認されましたけれども、その保存と一体の整備にこのことがどのように関係していくのですか。

【市長】花畑地区は武家屋敷であったというのは承知しておりましたし、その中で遺構が発見されたということは、現在の花畑公園にも活かしていくという発想でおりますので、特段発見されたことによって大きく方向性を変えるということは無いと思っております。

【記者】花畑について、関係者の方々と協議をされているということですが、再開発の手法を使うか使わないかということも含めてということですが、その手法を決めた上で産業文化会館をどうするのかということが決まってくるのですか。

【市長】全体にどのような機能を持たせるのかということと手法はセットの話であろうと思っておりますので、そこも含めてということになります。
ですから、手法を決めて中身を決めるといったように、分けてやるものではないということです。

【記者】産業文化会館がずっとあるということが気なっている方が多いと思うのですけれども、そこについての判断というのはいつ頃の目途になるのでしょうか。

【市長】方向性を決めて事業が進捗していくということになれば、現在の状況はスケジュールに応じて変わっていくということになります。

【記者】それを、関係の方や地権者の方とかと話をされているという状況なのですか。

【市長】はい、そうです。

【記者】市としてどうしたいということがあるわけではなく、みなさんとの話し合いの中で、方向性を探っていっているという形になるのですか。

【市長】それぞれの意向がありますので、それを尊重しながら方向性を決めていくことになります。もちろん、市としての考えもありますので、それを持ち寄って一致するところがないかというところを探っている途中というところですが、ただ、それもそんなに時間に余裕が無いという認識を持っているというものであります。

【記者】「時間的に余裕がない」というのは、年度内に何らかの結論が出そうなのですか。なかなか目途がつかない中で想像がしにくいのですが。

【市長】例えば、桜町の方でスケジュールを発表されておられますが、平成30年に完成を目標とする中、来年には都市計画決定でありますとか、2015年には解体着工予定という大まかなスケジュールが示されている。先ほど質問にもありました、平成30年あたりを目標としておいた時には、そのようなスケジュール感を持って進めていかなければならないということでありますので、あまり時間が無いということは、先ほどから申し上げているところであります。

【記者】平成30年というのは、シンボルプロムナードも含めてですか。

【市長】いいえ、先ほど申し上げましたように、再開発が終わりましてからシンボルプロムナードの整備ということになってくると思われます。と言いますのも、バスセンターも整備をすることになります。その時にあれだけのバスを、どこに置くのかということになった時に、今のシンボルプロムナード辺りを使うということも考えられますので、いっぺんに整備を進めていくということはなかなか難しいのではないかと思っております。シンボルプロムナードはその整備から遅れる形になるのではないかと思っております。

【記者】花畑地区について市は、どんな機能を持たせたいと考えているのですか。

【市長】元々ありました産業文化会館では、700名ほどのホール機能がありましたので、その機能は残してほしいという声が強かったわけでありますから、そこを残したいということでその事業の中に、参画していったということがありました。

【記者】それは、現時点でもですか。

【市長】その機能自体は必要ではないかとは思っておりますが、多少状況が変わっており、熊本駅前に森都心プラザのホールが出来たという変化があったのは間違いありません。
 ですから、当初の構想計画から現時点に至りますまでの変化も踏まえました中、そして、MICE施設を踏まえました中で、どのような機能が必要なのかということは、合わせて考えさせていただいているものであります。

【記者】そもそも賑わいを生み出すという大きな狙いがあると思うのですが、そこの機能は花畑地区に持たせたいのではないのですか。

【市長】繰り返しになりますが、花畑・桜町一体となってもちろん賑わいの空間も必要だと思っております。

【記者】それは全体の中で考えていくということで、花畑だけで単体に考えることではないということですか。

【市長】はい、花畑・桜町合わせて考えていかなければならないと思っております。

(終 了)

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