【市長発表:わくわく江津湖フェスタ2013の開催について】
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本日は、1点発表させていただきますけれども、その前に、先日公表いたしました職員による公金等の私的流用につきまして、私のほうから少し発言させていただきます。
ご承知のとおり、本件は、公金等を私的に流用するという決してあってはならない行為でございまして、市政を預かる者として、その責任を大変痛感いたしますとともに、関係者の皆様方をはじめ、市民の皆様方に大変申し訳なく感じているところでございまして、ここに深くお詫び申し上げる次第でございます。
現在、全容解明に向けまして鋭意調査を行っているところでございますが、本人が未だ行方不明であることに加えまして、領収書や激励金申請書などを偽造して騙し取りますなど、その手口が大変巧妙であることもございまして、今現在におきまして実際に支払いができていない金額が確定していない状況にございます。いずれにいたしましても、早急に金額等の事実関係を明らかにいたしまして、改めてご説明させていただきたいと考えております。また、この調査と平行いたしまして、なぜこのようなことが起きたのか徹底的に原因を究明いたしますとともに、全部局にわたります公金外会計の具体的な調査方法などにつきまして、昨日開催いたしました市政経営会議におきまして、その方針を決定し、全庁的な総点検を指示したところでございます。現在の状況につきましては、以上でございますが、今後関係職員に対しましては、厳正に対処しますとともに、再発防止に向けて取り組んでまいる所存でございます。
なお、先ほど教育委員会の方から発表があったと思いますが、教職員の逮捕についてでありますが、昨夜から今朝にかけまして報告を受けたところであります。本件は、教育者としてあるまじき行為でございまして、このことにつきましても厳正な対処を私からも求めますとともに、担任を持っているということでもありますので、子どもたちに動揺が広がらないようにということも併せて指示をさせていただきました。
5月3日(金・祝)から開催いたします「わくわく江津湖フェスタ2013」につきまして発表させていただきます。
2回目の開催となります今回は、本市が誇る素晴らしい自然環境の宝庫・江津湖一帯を舞台といたしまして様々な催し物を行いますことで「地下水都市くまもと」を広く発信し、また、来場される方々に対しまして江津湖の魅力を再発見・再認識してもらう内容としたいと考えております。期間中は、地域団体やNPO法人、環境、健康づくりの各種団体など、民間事業者の方々が実施されます催し物や行政が主催するものなど、江津湖の特色を最大限に活かした催し物を予定しているところであります。なお、本日現在での参加事業数でございますが、民間が主催するものが昨年より9件増えまして42件、行政が主催するものが2件増えまして16件となっており、合計58件となっております。
今回も環境配慮型の催し物といたしまして鋭意努めてまいりたいと考えておりますが、その具体的な取り組みといたしましては、ゴミの持ち帰りやマイバッグ・マイ箸の持参などを促進いたしますとともに、来場に当たりましては、市電やバスといった公共交通機関や自転車、あるいは徒歩でお越しいただきますなど、市民の皆様に広く呼びかけてまいりますとともに、報道各社におかれても周知にご協力いただければ大変ありがたいと考えております。
なお、去る3月22日、本市が国連「生命の水」(水管理部門)の最優秀賞を国内で初めて受賞しております。このことは、近隣市町村と協力して行っております広域的な地下水保全の取り組みなどが世界で高く評価されたものであります。このフェスタを通じまして、今回の受賞となりました地下水保全の取り組みを含めました「地下水都市くまもと」をPRしてまいりますほか、環境保全に関する意識啓発についても、改めて力を入れてまいりたいと考えたところであります。詳細は、お手元のパンフレットをご参照いただければと存じます。私からは以上であります。