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平成25年5月8日 定例市長記者会見

最終更新日:2013年5月8日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【質疑応答:職員による公金等の私的流用について-1】

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【記者】スポーツ振興課で起きた私的流用問題ですけれども、調査の進行状況と再発防止の対策をどのように進めていくのかについてお聞かせください。

【市長】調査の状況ですが、まだ最終的に確定できる状況には至っておりません。特に、基金は全国大会や世界大会に出場された方に対してお出しするものですが、対象となられる方が熊本にいらっしゃらなかったり、海外へ遠征していたりということもありまして、まだ現時点で確定できる状況ではございません。ただ、それでも急いでいる状況ではあります。
 対策につきましては、その被害の確定ですとか、内部で同じような事例がないか調査に入っている段階でありますので、その結果を踏まえたうえで具体的な対策を講じていきたいと考えております。

【記者】スポーツ振興課だけではなく、他でも起こり得ることだということで、対策をいつまでにするという目処はありますか。

【市長】被害の確定につきましては、5月中旬を目処と考えております。調査につきましては、進行中ということでございますので、結果が出次第何らかの形で報告させていただきたいと思っております。

【記者】全庁的に再発防止の対策をいつまでにという目処は考えておられますか。

【市長】とにかく今行っております調査がまとまり次第早急にと思っております。その先を見ているものではありません。この前の記者会見で申し上げたように、現行のいろいろな対策があったわけでありますので、それが徹底されていれば防げていたものですとか、とにかく現行でなされている対策が機能していたのかどうかも含めて総点検をしなければならないと思っております。

【記者】その後、その職員から連絡等はありましたか。

【市長】市役所に対しては無いようですが、家族に対しては早い段階で2度連絡があっているようであります。4月上旬にあって、その後は連絡が途絶えているということであります。

【質疑応答:熊本市内の小中高校で発生した体罰ついて】

【記者】熊本市内の小中高校で発生した体罰が、一次二次を含めて37件ということでしたけれども、その数字をどう受け止めていらっしゃるのかということと、体罰問題がクローズアップされる中で、指導が萎縮することなく先生たち教員の研修に努めるというお話が教育委員会からありましたが、市長ご自身の体罰に関するお考えをお願いします。

【市長】基本的に体罰はあってはならないと思っております。今回、保護者でありますとか、児童生徒に対する調査から一次調査では明らかになっていなかったものも明らかになったわけでありますので、このことを契機として体罰の一掃に教育委員会を挙げて努めていただきたいと思っております。もちろん、指導を縛るというものではありません。ただ、行き過ぎた指導は、今回の調査を基にそれぞれ改めていかれるようにしっかりと教育委員会の方で指導してほしいと思っております。

【質疑応答:公金外現金の取り扱いについて】

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【記者】市役所全体で公金外現金の取り扱いを4月に定められましたが、どのくらい部署で、何団体くらいの、どのくらいの額を扱っているのか。要綱に照らし合わせて本年度何団体ぐらいを扱うようにしたのか、そのような結果は出ていますか。

【事務局】昨年度で約100団体の公金外現金を取り扱っているのが調査で分かっております。金額で言いますと、額が大きい熊本城マラソンとかございますので10億円ぐらいあるのではないかと思っておりますが、まだ調査中でございます。

【記者】これは、昨年の夏に調査された分ですか。

【事務局】はい。要綱を作る際に調査した時点のものです。今現在、調査をしております。

【記者】要綱を作られて今後、団体数の選択も課や局でされると思いますけれども、約10億円というのは相当大きなお金だと思いますが、その取り扱いについて市長のお考えをお願いします。

【市長】今1つの事例としてあげました熊本城マラソンも含まれているということであります。ただ、一旦全てを整理する必要があるだろうと考えております。やはり、本市が取り扱うのが適切でないものも100団体の中には含まれているのではないか。あるいは、前回の調査の中では明らかになっていないものも今回の調査で明らかになる可能性もあるわけでありまして、いずれにしても、今回の事案、調査を契機としまして一度リセットする必要があると考えております。

【質疑応答:職員による公金等の私的流用について-2】

【記者】先ほどのお話の中で「家族には2度連絡があっている。」ということでしたが、4月上旬というのは、市で会見された後ですか、前ですか。

【市長】4月の12日、14日ということです。

【記者】連絡というのは、本人から電話があったのですか。

【事務局】4月12日に高松市の方から小包で衣類が送られて、14日に家族の方に届いたということでございます。その中のメッセージで、お子様の誕生日が近かったので「誕生日おめでとう。」というメッセージと、消費者金融関係の過払いが発生しているのではないかということで、奥様宛に「調査をしてください。」というメッセージが書かれていたということでございます。

【質疑応答:熊本城に関する文化庁からの指摘事項について】

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【記者】前回の会見の中で熊本城の復元計画の話をされましたけれども、市長のお考えとして「第2期の事業自体が否定されたわけではない。」ということでしたけれども、改めて今の見解をお聞かせください。

【市長】文化庁の方から厳しい指摘を受けているわけでありますので、文化庁のみならず、県とも今後の対応について協議をしている状況でありますので、一刻も早く復元のゴーサインが得られますように最大限努力をしたいと思っております。と言いますのも、熊本城の復元整備事業というものは、熊本市の事業というものではなく、市民の皆様方、あるいは全国各地から復元を望む方々によって進められている事業でもありますので、この前も申し上げたように、保護を前提としつつではありますが、しっかりとこの復元事業が再スタートできますように、そのような意味も含めまして最大限努力したいと思っております。

(終 了)

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電話:096-328-2043096-328-2043
ファックス:096-324-1713
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