【質疑応答:職員による公金等の私的流用について-1】
【記者】スポーツ振興課で起きた私的流用問題ですけれども、調査の進行状況と再発防止の対策をどのように進めていくのかについてお聞かせください。
【市長】調査の状況ですが、まだ最終的に確定できる状況には至っておりません。特に、基金は全国大会や世界大会に出場された方に対してお出しするものですが、対象となられる方が熊本にいらっしゃらなかったり、海外へ遠征していたりということもありまして、まだ現時点で確定できる状況ではございません。ただ、それでも急いでいる状況ではあります。
対策につきましては、その被害の確定ですとか、内部で同じような事例がないか調査に入っている段階でありますので、その結果を踏まえたうえで具体的な対策を講じていきたいと考えております。
【記者】スポーツ振興課だけではなく、他でも起こり得ることだということで、対策をいつまでにするという目処はありますか。
【市長】被害の確定につきましては、5月中旬を目処と考えております。調査につきましては、進行中ということでございますので、結果が出次第何らかの形で報告させていただきたいと思っております。
【記者】全庁的に再発防止の対策をいつまでにという目処は考えておられますか。
【市長】とにかく今行っております調査がまとまり次第早急にと思っております。その先を見ているものではありません。この前の記者会見で申し上げたように、現行のいろいろな対策があったわけでありますので、それが徹底されていれば防げていたものですとか、とにかく現行でなされている対策が機能していたのかどうかも含めて総点検をしなければならないと思っております。
【記者】その後、その職員から連絡等はありましたか。
【市長】市役所に対しては無いようですが、家族に対しては早い段階で2度連絡があっているようであります。4月上旬にあって、その後は連絡が途絶えているということであります。