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市議会第1回定例会を終えての市長臨時記者会見

最終更新日:2004年4月26日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表:総合周産期母子医療センターの指定について】

市長会見

(事務局:それでは会見をはじめさせていただきます。はじめに市長のほうからご報告いたしまして、その後質問を受けさせていただきますけど、質問につきましては、今回は議会に限ってということでお願いいたします。この後、職員の異動関係、組織関係は、4時半に改めて記者レクを予定しておりますので議会に関してということで質問はよろしくお願いしいたます。時間は10分程度を予定しておりますのでよろしくご協力の程お願いいたします。)

【市長発表:総合周産期母子医療センターの指定について】
【市長】それでは冒頭、報告を1件させていただきます。市民病院におけます総合周産期母子医療センターの指定についてですが、昨日、25日付で県から指定する旨の通知をいただいたところであります。今後は、本市のみならず、県下における中核的な役割を果たすこととなりまして、より適切な医療の提供に努めてまいります。詳細については、市民病院にご確認いただきたいと存じます。以上で報告は終了いたします。
本日、当初予算や各種条例案等を審議する3月議会が終了いたしました。一般会計予算案では、修正案による可決となりましたが、昨年3月以来の懸案でありました人事案件も含め、提出議案全てにご賛同をいただきました。まずは、感謝を申し上げます。今後は、4月1日に発令を予定しております人事異動、あるいは、組織改編を終え、新たな体制のもとに市政改革に取り組んでまいります。私からは、以上でございます、それでは質問を受けさせていただきます。

【質疑応答:予算の一部修正および三役人事について】

【記者】今回の定例会では予算の一部が修正されるという極めて異例な事態になりました。その件についてまずご感想とそれと長年空席だった三役人事が決まりましたので、その件についてお願いいたします。
【市長】まずは予算案の修正の件ですけども、私どもといたしましては、土地開発公社から土地を買い戻し、それで査定の過程のなかでもいろいろと議論をする中で削るべきところは削り、グランドゴルフ場として提案をさせていただいたところでありますけども、結果としてその利活用についてはお認めをいただけなかったわけでございます。ですから今回の議会、委員会の意見を踏まえまして、今後新たな利活用につきましては、なるべく早い段階で庁内でまとめまして、新たに提案をさせていただきたいと思っております。ただこの件に関しましては、土地開発公社からの買戻しという点では、お認めをいただいたわけでございまして、これによりまして土地開発公社につきましては解散の準備を進めさせていただきたいと思っております。これまで土地の取得にあたりましては、いろいろと疑問をもたれるようなところもあったわけでございますけども、今後もこれまでのいろんな反省を踏まえまして、より透明性の高い市政運営に心がけてまいりたいと思っております。それと人事案件につきましては、空席が続いておりましたけれども、今回によりましてそれを埋めることができました。先ほど申し上げましたように、4月1日からは新たな体制のもとで市政改革の着実な実行に向けて全庁一丸となって全力を上げて取り組んでいきたいと思っております。以上です 
【記者】三役人事が決められるに至ったところで、事前に会派に説明をされたということですけど、今回そういう行動をされた理由はなんでしょうか。
【市長】昨年の3月、6月議会の時にもですね、提案します前に議長にその思いを伝えに行ったわけでございます。過去のいろんな人事案件に絡む中でですね、もう少し説明が欲しいということもございました。それで直接私から何故今回提案に至ったかのかという思いを伝えるために、議長さらには各派の代表の方々に直接その思いを伝えてきたところであります。結果としてご理解をいただいて今回の同意につながったのではないかと思っております。
【記者】事前に説明をするということは、議会のルールだということは去年の3月、否決された時に言われたと思いますけど、そういったルールを今回守ったといいますか、実行されたということですけど、そういった議会のルールということについてはどう思いますか。
【市長】それがルールとか慣例だとかいう部分はですね、従来そうやっていたからと、だから私もというものではございません。ただ、説明がこれまで不足しているですとか、情報の共有化ですとか、議会のほうからはいろいろと本会議を通じてもご意見をいただいているところでございまして、そういう意味では私の思いをよりご理解をいただくように公の場でもさらにはああいう形ででも、今後はより積極的に情報提供に努めてまいりたいと思っております。
【記者】新三役については、議会と執行部をつなぐパイプ役的な役割も期待されるということになるんでしょうか。
【市長】先ほど申し上げましたように、市政改革を実行に移す大事な年でもありますからその観点に立って最善の布陣を考えたつもりでございます。

【質疑応答:さくらカード新制度移行および各種手数料等の変更について】

【記者】さくらカードなんですが、討論や質疑などでも7月1日からの混乱が起きるのではないかというような非常に心配する声があったのですが、制度が大きく変わりますので、4月1日からの市の対応としてはどんなことを考えてらっしゃいますでしょうか。
【市長】今、更新の手続きを進めているところですけど、その中でも例えば実際カードリーダーを使っていただいたり、資料、パンフレットをお渡ししたりですとか、スムーズに移行できるように、今、手続きと同時にその説明も行なっているところであります。4月1日以降につきましてですね、混乱が生じないように、それと今日の本会議でも申し上げましたように、車内における戸惑い等が起きないように、乗務員等にその対応の仕方を徹底してまいりたいと思っておりますし、さらにはいろんな広報を通じて新制度についてさらにPRをしていきたいと思っております。
【記者】特別に苦情処理の窓口を設けるとか、職員を配置させるとかそういったことはされないということですね。
【市長】いまのところ特別に窓口を設けたりというところまでは考えておりません。ただこれまでも手紙ですとか、メールですとか、交流サロンを通じて、さらには担当課に直接いろんな相談ですとか、苦情ですとか、来ておりますので、それぞれで丁寧に対応していくということを考えております。
【記者】4月からの市民負担の増加には最後まで根づよい反対の声がでていましたけど、今、有料化とか値上げが正式に決まって、どのように受け止めてらっしゃいますか。
【市長】確かに今回、手数料にしましても、また有料化にしましてもいくつか上げさせていただいて、それを全てお認めいただいたわけであります。これで決して安心をすることなく、ほっとすることなく、例えば有料化でしたらそうやってご負担をいただくわけですから、さらに行政サービスの向上につながるように、もっと職員にもそういう意識を持つように強く訴えていかなければいけないと思っております。
【記者】有料化には個別に伺いたいのですが、さくらカードの有料化、これは最後までですね、根づよい反対の声が聞かれました。これはいかがですか。正式に決まって・・・。
【市長】さくらカードにつきましてもですね、利用率の低下につながらないように、これまで果たしてきたさくらカードの役割、高齢者の社会参加ですとか、高齢者・障害者の社会参加、自立につながるように、今後も多くの皆様方に利用していただくように、そのさくらカードの新しい制度が定着するように全力を上げて取り組んでいきたいと思っております。
【記者】児童育成クラブはいかがですか。
【市長】児童育成クラブにつきましても、今回、ご負担をいただくことになりましたけれども、これは時間の延長ですとか、開設日数の増加ですとか、また指導員の配置ですとか、サービスの向上につなげようという思いでやっておりますから、そういった部分だけではなくてですね、より質の向上につながるように、指導員のあり方ですとか、児童との接し方ですとか、その辺まできちんと行政として今後責任を持って育成クラブにつきましては、取り組んでいきたいと思っております。

【質疑応答:市政改革について】

【記者】市政改革ですが、行財政推進改革とまちづくり戦略計画の2つの計画、パブリックコメントを受けて最終報告案という形で議会に示されたんですが、3月議会を終えて最終決定するとおっしゃってましたけども、まだ今日終わったばっかりなんですが、どの部分をどのように変えるというのは市長の中ではお考えですか。
【市長】まだこれは、議会が終わったばかりでございますので、最終的にどこをどうというところまでは、庁内ではまだ議論はしていないところではあります。ただ今日で終わりましたので、今回の議論を踏まえて、3月末には最終計画にし、4月1日にはそれを公表したい・・・すいません、3月末には公表させていただきたいと思っております。

【質疑応答:駅前再開発について】

【記者】一般質問の答弁で駅前再開発について九州新幹線の全線開業時の暫定的な整備の必要性について言及されましたけれども、具体的にはどのような働きかけをやっていこうと思われますか。
【市長】これは、東口の駅前広場に関しましては、県市協定の中でも、県の方で、整備をしていただくということになっております。今のままでいきますと、新幹線と在来線とで2年ぐらいのタイムラグが生じるわけでございまして、その間、東口が、新幹線が開業しても東口の駅前がですね、整備できないという状況がこのままだと生まれようかと思っておりますので、極力そうならないように、暫定的な整備をしていただくように県に対して働きかけをしてまいりたいと思っておりますし、それも含めた県市協定の見直しというものを早急に県と話し合いをして、こういう2年前倒しというものもいよいよ現実のものとなりつつございますので、県市協定の見直しというものも急がなくてはならないと思っております。その中に東口の暫定改良と言いますか、暫定整備も当然俎上に上がってくると思っております。
【記者】県市協定の見直しは16年度中・・・。
【市長】なるべく早くやらなけでばならないとは思っております。ただ、今、県が知事選の真っ最中でございますので、県も新たな体制が整った段階で、こちらのほうからも積極的に働きかけはしなければと思っております。
【記者】在来線の駅舎についても暫定的な整備を求められるんでしょうか。
【市長】駅舎につきましてはですね、これは新幹線につきましては、これは開業時に出来上がりますけど、在来線の駅舎につきましては工法的に、技術的にどこまで対応が可能かどうかというところがございますが、ちょっとそこのところまでははっきりとは分かりません。再度また調べてご報告したいと思います。

(これで終了という声)

【市長】ありがとうございました。

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