発表に入ります前に、昨日公表いたしました職員の不祥事につきまして、ご報告とお詫びを申し上げます。はじめに、公金及び公金外現金を横領し、失踪したスポーツ振興課の職員についてでありますが、昨日付けで懲戒免職処分といたしました。本件を受け、直ちに本市で取り扱っております全ての公金外現金につきまして、過去5年間に遡り、全庁的な総点検を実施いたしましたが、その結果、南区福祉課の職員が死亡された身寄りのない方の遺留金品であります預金通帳から現金を引き出していたことが新たに判明し、この件につきましても昨日付けで懲戒免職処分といたしました。また、教育委員会におきまして、盗撮行為を行い、逮捕された臨時講師につきまして、5月21日付けで懲戒免職処分とされております。今回このような職員の不祥事が相次いだことにつきまして、市民の皆様に対しまして、ここに深くお詫び申し上げます。
今後は、「管理監督責任の厳格化」、「過去の不祥事の教訓を風化させない取り組み」、「現金を取り扱わない仕組みの構築」の3つを柱とする改善方針を定めたところでありまして、適正な事務処理の徹底に努め、改めまして市政の信頼回復に向けて全力で取り組んでまいる所存であります。