【質疑応答:教員による不祥事について-1】
【記者】市長は、今月相次ぐ不祥事の責任を取られまして給与100%カットされましたが、先日も教職員の懲戒免職が発表されました。昨年度は、異例の多さと言われた年間6人も懲戒免職されたんですが、昨年度は6月までに教職員を含めて4人で、今年度も今回の方で4人目となりまして、2年続けて非常に早いペースで多くの処分者を出していらっしゃると思うのですが、このことについて改めまして市長の所感と市民にどう説明されるかをお願いいたします。
【市長】様々な不祥事が発生しておりまして、その根絶に向けて取り組みを行っております中で、盗撮行為でありますとか、わいせつ行為という教員としてあるまじき不祥事が相次いで起こっておりますことに対しましては、大変遺憾に感じております。特に、子ども達に模範を示すべき教員がわいせつ行為を行うということは、教育公務員として言語道断なことであり、私といたしましても大変憤りを覚えるものでもありますし、市民の皆様に対しましても申し訳ない気持ちであります。
【記者】去年は、6人出されて給料100%カットをなされましたけれども、今回は早い段階でなされて、市長として責任手段もなかなか少ないと思うのですが、今後対応を何か考えておられますか。
【市長】今回の対応につきましては、6月28日に臨時校長園長会を開催されておられまして、教育長の方から綱紀粛正の徹底を図るよう訓示が行われております。また、7月9日に行う定例の校長園長会におきましても、各学校で不祥事根絶に向けました取り組み内容を持ち寄り、それを班別研修で討議し、どのような取り組みが必要かということを議論されているという状況でございます。それぞれの学校、教育現場、教育委員会におきまして、今は厳しい状況という認識を持ち、再発防止に取り組んでいただきたいと思っております。
【記者】その取り組み内容を考えられる場には、第三者が入られたりするのですか。
【市長】教育委員会という組織が第三者の含まれた組織です。教育委員の皆様方からもいろいろ意見もいただいていると思います。それから、今回の一連の不祥事で市民の方からも厳しい指摘もいただいているでしょうから、その声も十分認識した上で、それぞれ危機感を持って再発防止に取り組んでほしいと思っております。