【市長発表:平成25年度市政リレーシンポジウムについて】
それでは、本日は、平成25年度の市政リレーシンポジウムについて発表いたします。すでにご承知のとおり本市では、今後の少子高齢、人口減少社会を見据えまして、地域社会全体で公共交通の維持、及び充実を図りますために4月に公共交通に特化した条例としては全国初めてともなります熊本市公共交通基本条例を制定したところであります。この条例の制定を契機といたしまして、各区における公共交通の現状でありますとか、課題、今後のあり方のほか、熊本都市圏を含めました公共交通のあるべき姿につきまして、広くご議論をいただきますとともに、公共交通の理解と関心を深めていただきますために、本年度、公共交通を機軸とした多核連携のまちづくりをテーマとしてこのリレーシンポジウムを開催するものであります。今回は、全6回を予定しておりまして、第1回の中央区につきましては、9月30日19時から市役所14階ホールで開催をいたします。具体的には、本市の公共交通協議会の会長でもあります学園大学の坂本教授から「公共交通基本条例と中央区の未来」と題しまして基調講演をいただきますほか、熊本大学の水上教授をコーディネーターといたしまして、ご講演をいただく坂本教授や中央区の住民代表、公共交通事業者によるパネルディスカッションを行うことといたしております。なお、第2回から5回につきましては、北区、東区、西区、南区の順で開催いたしまして、各区が抱えております公共交通の課題や今後の施策展開などにつきまして幅広くご論議をいただきたいと考えております。また、最終回であります第6回は、羽藤英二東京大学教授をお招きいたしまして基調講演をいただきますほか、第1回から第5回のまとめといたしまして各区で開催いたしましたシンポジウムの報告及び総括のほか、都市圏全体を見据えました本市の公共交通のあるべき姿についてご議論いただきたいと考えております。詳細については、お手元の資料をご参照いただきたいと存じます。