【市長発表:第3回定例会の提出議案について】
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本日は、第3回定例会の提出議案のほか、1点発表させていただきます。
今回の定例会の提出議案でありますが、予算案件15件、決算案件6件、条例案件16件、その他案件76件の合計113件を予定いたしております。また、報告案件として22件を予定しております。
今回の補正予算案でありますが、食肉センターの廃止に伴う、豚と畜機能代替施設の確保に係る経費でありますとか、待機児童解消に向けた支援経費のほか、今後の業務推進上やむを得ないもの、国・県からの補助内示に伴うもの、さらには、熊本市国際交流会館や総合体育館等の施設の指定管理に伴う債務負担行為などを提出いたしております。また、第2回定例会において可決されました、熊本市一般職の職員等の給与の臨時特例に関する条例などに基づきまして、本年7月以降の給与等の減額についても計上しているところであります。
補正予算案の概要につきまして申し上げますと、一般・特別・企業会計の合計で、補正額2億8,165万円の減額、補正後の予算額は5,731億7,964万円であります。なお、補正後の予算を前年同期と比較いたしますと、全体の合計額で1.4%の増となっております。補正予算の主なものといたしましては、待機児童の解消対策といたしまして、認可外保育施設に対する運営費支援経費でありますとか、幼稚園での長時間預かり保育支援経費等のほか、食肉センターの機能代替施設の確保を目的といたしました株式会社熊本畜産流通センターへの豚処理施設整備費に関する補助金、2019女子世界ハンドボール選手権大会の招致に向けた活動経費などを計上いたしております。
以上が、補正予算の歳出の説明でありますが、これを賄う財源としましては、それぞれの歳出に見合う国・県支出金等の特定財源を充当いたしますとともに、一般財源におきましては、一般会計の給与等削減相当額として財政調整基金繰入金を16億円減額いたしておりますほか、繰越金を充当いたしております。
続きまして、条例議案でありますが、主なものといたしましては、「熊本市食肉センターの廃止に伴う支援等に関する条例」の一部改正についてであります。食肉センターの廃止に伴うと畜機能の移転のうち、牛と馬につきましては、宇城市にございます熊本中央食肉センターに機能を移転することとしておりまして、負担金等について定めた同条例を、本年第1回定例会において議決いただいたところでありますが、この度、豚のと畜機能移転につきまして、熊本畜産流通センターとの合意が整いまして、また、関係者の理解も進んでおりますことから、補助金等について定める等のため、所要の改正を行うものであります。
以上が、第3回定例会への提出議案についてでありますが、続きまして、植木地域の常備消防事務につきまして発表させていただきます。