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平成16年6月定例市長記者会見

最終更新日:2004年6月29日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表:ゆめトークについて】

市長会見1

それでは、定例記者会見をはじめさせていただきます。
本日は最初に7月以降の事業について3点の発表させていただきまして、次に昨日国から認定を受けてまいりました地域再生計画などにつきまして3点のご報告をさせていただきます。
 特に地域再生計画につきましては、後程パワーポイントを使いまして、詳しく説明させていただきますので、6項目のうちの一番最後に持って来させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、まず第1点目でございますが、お手元にパンフレットをお配りしてあると思いますけれども、協働のまちづくりを進めます上で重要なパートナーでもありますNPOをはじめ各種市民団体の皆様と本市の「ゆめ」を語り合う「ゆめトーク」をはじめさせていただきます。
これまで市民の皆様と直接対話する機会といたしまして「まちづくりトーク」それと「おでかけトーク」を定期的に開催してまいりまして、すでに800名を超える市民の皆様と直接対話を行ってきたところでありますが、今回はさらにこの対話を広げますために、NPOをはじめ各種市民団体の皆様方と「まちづくり戦略計画」に掲げます基本方針をテーマといたしまして、本市の「ゆめ」、すなわち本市の今後の姿につきまして意見交換を行います。
この「ゆめトーク」でございますが、地域や社会に貢献するという目的をもって活動されておられる団体の皆様方から、その経験を踏まえたご意見・ご提言をいただけるものと大変期待しておりまして、そのご意見・ご提言でございますが、「まちづくりトーク」や「おでかけトーク」と同様に本市の施策に反映をさせまして、今後の協働のまちづくりに生かしてまいりたいと考えております。
第1回目を8月に開催いたしまして、今年度中に7回の開催を予定しております。来月から募集を開始いたしますが、各団体から多数のお申し込みをいただきたいと思っておりますので、報道各社の皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。

【市長発表:ローカウンター改装について】

2点目でございますが、本庁舎1階の市民課窓口にありますカウンターのローカウンターへの改装についてであります。すでに今年4月から「やさしい窓口」を目指しましてフロアーマネジャーを設置いたしまして、現在で一日平均約500名の市民の皆様をご案内しているところでありますが、この「やさしい窓口」の一環といたしまして、市民課カウンターを高齢者あるいは、車椅子をご使用の方々が利用しやすいローカウンターへ改装を行うことといたしております。来月早々には改装工事を始めまして、中旬頃には完成する予定でございますが、完成後は転入転出及び戸籍に関する届出等のための窓口が大変利用しやすくなります。特に、事務手続きが座ってできるようになりますことから、高齢者や体がご不自由の方にとりましての「やさしい窓口」が実現するものと思っています。今後ともさらなる市民サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。

【市長発表:環境にやさしい店(仮称)の認定について】

3点目でございますが、「環境にやさしい店」の認定制度でございます。この制度でございますが、本市のごみ発生の抑制や資源の循環的利用の促進を図りますために、簡易包装やレジ袋の削減、あるいは、マイバッグ利用など、環境に配慮し、ごみの減量やリサイクルの推進に積極的に取り組んでいる小売店舗を「環境にやさしい店」として認定する制度でございます。
来月から募集を始めることになりますが、認定店には認定証を交付をいたしまして、市のホームページなどで広く紹介していくことといたしております。市民の皆様には、この環境にやさしい店を通じまして、私たちの生活が環境に大きな負荷を与えていることを身近に感じていただきまして、環境にやさしい生活スタイルを意識していただければと考えております。

【市長発表:三菱製車両の取り扱いについて】

それから、発表事項は以上でございますが、続きまして、3点報告をさせていただきます。
まず第1点目でございますが、最近社会的問題にもなってきておりますが、三菱製車両の取り扱いについてでございます。
まず、三菱製の車両についてでございますが、安全性を確保いたしますうえから、当分の間購入しない措置をとることといたしました。
現状でございますが、三菱製車両の購入は本年度にはいりましてはございません。
また、現保有車両につきましては、交通局を除きます市の全車両874台中三菱製車両は101台でありまして、6月18日現在におきましてリコール対象車両はございません。
交通局におきましては保有車両(バス)が197台中三菱製車両は31台でありまして、リコール対象車両は6月18日現在におきまして24台となっております。このリコール対象車両につきましては13台がすでに改修を完了いたしておりまして、残りの11台でございますが、これにつきましても7月末までには、全て改修を完了いたします。なお、改修が済んでいない車両につきましては、走行するにあたりメーカー及び整備課による二重の安全点検をいたしまして、安全性の確保に努めているところでございます。
今後、リコール対象外の車両につきましても法定点検の充実をはかりまして全車両の安全確保を図ってまいります。

【市長発表:子育て支援総合推進モデル市町村の指定について】

報告の第2点目でございますが、今月18日に、本市が、子育て支援総合推進モデル市町村の指定を受けましたことを報告させていただきます。
これは厚生労働省が先進的、総合的に子育て支援を推進する市町村を指定するものでありまして、全国で本市を含めまして49市町村が指定を受けたものであります。
本市の子育て支援に向けました先駆的総合的取り組みが評価されたものと大変うれしく思っております。現在、まちづくり戦略計画におきましても、子育て支援を強力に推進しているところでありまして、また次世代育成支援行動計画を市民協働のもと作成をしているところでもあります。今後は、この指定に基づく補助事業等を活用しながら、さらに総合的で積極的な子育て支援対策をすすめてまいりたいと考えております。

【市長発表:地域再生計画の認定について】

市長会見2

最後に、本市が申請しておりました地域再生計画「電車で誘(いざな)うWELCOME TO KUMAMOTO」が認定されましたことをご報告いたします。昨日、東京で開催されました地域再生計画の認定書授与式に出席をいたしまして、小泉首相から認定書の交付を受けてまいったところでございます。
認定を受けましたこの計画でございますが、熊本駅、それと中心市街地、熊本城、さらには、水前寺・江津湖の本市の魅力を代表する3つのゾーンにつきまして、歴史、緑、水そして賑わいなど、それぞれの特性を活かしその魅力を更に向上させまして、各ゾーンを路面電車で連結することで相乗効果を図り、地域経済の活性化と雇用の創出を促進しようとするものであります。
それでは、ただ今からパワーポイントを使いまして計画の概要についてご説明いたします。 
改めて申すまでもございませんが、ただ今熊本市では、平成19年に熊本城築城四百年を迎え、また、九州新幹線鹿児島ルート全線開業が予定されておりまして、これに向けた対応が今後の市政発展を大きく左右することとなります。特に、新幹線につきましては前倒し開業も現実となりつつありまして、その取り組みはこれまで以上にスピードを上げなければならないと考えております。
このような中に、地域が自ら考え行動しこれを国が支援することを基本に、地域経済活性化と地域雇用の創造を図るための地域再生支援プログラムが本年2月にまとめられまして、これに基づき地域再生計画の認定制度が創設されました。本市におきましても、この制度を今後のまちづくりに大いに活用してまいりますために、本年5月、国に対して地域再生計画の認定申請を行ったところであります。
本制度とこれまでの構造改革特区との相違点でございますが、構造改革特区が、地域を限定し主に規制緩和等の措置によりまして地方を支援するのに対しまして、今回の地域再生におきましては、規制緩和はもとよりでございますが、集中的な補助制度やあるいは、社会実験など財政的な支援措置も盛り込まれておりまして、また、地域を限定した支援措置とともに全国的に展開される支援措置も設けられるなど、地方にとってより利用しやすいものとなっているところであります。
それでは、今回認定を受けました本市の地域再生計画の概要についてご説明いたします。
本市では、本年3月、今後の新しいまちづくりの指針ともなります「まちづくり戦略計画」を策定したところでありまして、今回の地域再生計画におきましては、このまちづくり戦略計画の重点ターゲットの1つでもあります「人々が集う元気なまち」を具体化するための計画として、次の3つの視点に立って策定したものでございます。
その視点の第1点といたしましては、九州中央という地理的条件を踏まえ、新幹線開業効果を最大限に引き出し、国内外との交流を促進し、地域経済活性化を図ることであります。
第2点目といたしまして、このためには、熊本城や地下水など本市の魅力ある地域資源を最大限に活用することが不可欠でございまして、それぞれを単体で整備するだけではもとより、これを有機的に結び付け面として一体的に整備していくことが重要であると考えております。
3つめの視点といたしましては、本計画を基本といたしまして本市のグランドデザインを形成していくということでございます。
先ほど申し上げましたように、九州新幹線の前倒し開業も予想されます中で、新しい熊本づくりの実現に向けまして残された時間はあまりありません。加えまして、国の三位一体改革などさらに厳しい状況も余儀なくされる中では、新幹線開業までに整備すべきものや取り組むべき施策につきまして、全庁一丸となって取り組むことはもとより、国、県など関係機関、地元経済界、市民の皆様方と思いを同じくいたしまして、短期集中的に取り組まなければならないところでありまして、本計画がその共通の指針の1つとなればと考えております。
それでは、計画の内容について簡単にご説明申し上げます。先ず、本計画では、重点的に取り組む地域といたしまして、熊本駅周辺、熊本城・中心市街地、水前寺江津湖・動植物園を掲げております。またこれらを結ぶ導線といたしまして路面電車を位置付けまして、このようなことから計画の副題を「路面電車で誘(いざな)うWELCOME TO KUMAMOTO」としたところでございます。
熊本駅周辺では、人々の新たな出会いを創出する交流拠点としてふさわしい都市機能の集積を図りますために、県市協定をベースに新幹線開業時までに完了もしくは着手すべき施策・事業、特に、表玄関でもあります東口の駅前広場を中心とする駅直近街区の整備、正面に位置する東A地区市街地再開発事業、熊本合同庁舎の移転促進に取り組むことといたしております。
そこで、今回の地域再生計画におきましては、まず、九州地方整備局、九州財務局など国の関係機関、それに県、市、JR九州などの関係企業、地元経済界などによります「特定地域プロジェクトチーム」の設置に向けた支援措置をお願いしているところでございます。
今後、このチームを中心といたしまして、熊本駅周辺の整備に関する協力体制の確立と役割分担の明確化を図りまして、その上で、今回の支援プログラムで示された「まちづくり交付金」ですとか、「政策投資銀行の低金利融資」などの活用も視野に入れながら、さらに各種事業の熟度を上げてまいりたいと考えているところでございます。
それから熊本城周辺におきましては、駅からのアクセス強化や導線整備による熊本城への誘導、築城400年を迎える熊本城の効果的な利活用と周辺地域と一体となった賑わい創出を図りまして、本市最大の観光拠点である熊本城の更なる魅力向上に取り組むことといたしております。
具体的には、駅からのアクセス強化や導線整備として、城下町の風情や緑豊かな景観を地域住民と一体となって創出する熊本駅都心間の協働のまちづくり、船の運行や河川敷利用など坪井川の利活用検討、本丸御殿や周辺地域での歴史文化事業の展開などを進めてまいります。
この中で、本年度は、辛島公園から市民会館に至るシンボルロードにおきまして、お城まつり期間中に歩行者天国を実施をいたしまして賑わい創出を図ることといたしておりまして、今回の地域再生計画において、道路使用許可の弾力化など必要な支援策をお願いしたところであります。
今後、シンボルロードにつきましては、本年度の実施状況を踏まえ歩行者天国の期間延長など更なる賑わいづくりに取り組みますとともに、坪井川の利活用や熊本城の利活用などにつきましてもできるものから事業化に着手してまいりますよう取り組みを進めてまります。
水前寺・江津湖でございますが、ここは、本市の宝でもございます清冽な地下水を象徴する地域でもありまして、多くの市民の皆様や観光客が楽しめる交流拠点といたしまして、周辺一帯の魅力向上を図ることとしておりまして、特に、動植物園につきましては、環境学習やあるいは、観光施設としての観点から再編整備に取り組んで参ります。
このため、本年度では、動植物園への市電の乗り入れに関しまして、環境影響、交通処理などの諸課題の整理・検討、パークアンドライドの可能性、費用対効果の検証などの基本調査を実施することとしておりまして、今回の地域再生計画におきまして、基礎調査結果の分析や今後の許認可などに対しまして、地域再生支援チームによるワンストップでの対応をお願いしたところであります。
今後は、水前寺公園、上・下江津湖の一体的な整備を図りますため、一体感を演出する散策ルートの整備や、清冽な地下水を印象付ける景観の形成などに取り組みますとともに、動植物園につきましては、市民の皆様からの幅広く意見を拝聴しながら、PFIなど民間活力を導入いたしまして、大人から子どもまで楽しめるような管理運営体制を含めた再編整備を検討してまいります。
また、今回申請いたしました地域再生計画におきましては、現段階では具体的な支援措置を受けるまで熟度があがっていないものについても関連事業として位置付けておりまして、さらに、全庁一丸となって具体化に向けて取り組んでまいりまして、実施段階では改めて必要な支援措置を要望してまいることといたしております。
私といたしましては、今回本計画が国の認定を受けたことによりまして、この3つの地区での事業展開が一層推進されると共に、本市のまちづくりを全国にアピールすることができるものと期待しているところでございます。
説明の最後に、本市の将来を左右するこの重要な時期にありましては、市民、事業者、行政が知恵を出し合い協力し合って取り組んでいかなければならないところでありまして、ちょうど国ではこの6月を「特区、地域再生、規制緩和・民間開放集中受付月間」として、地方公共団体はもとよりでございますが、民間からの提案も幅広く募集しているところであります。
そこで、本市といたしましては、行政のみならず、地元経済界をはじめ民間からも地方の自立と活性化に向けまして、国に対する積極的なアプローチや提案をお願いしたいと考えているところでありますので、この場をお借りいたしまして、民間の方のご協力も合わせてお願いしたいと思います。それでは、地域再生計画も含めまして私の方からの発表と報告を終わらせていただきます。
それでは、質問をお受けいたします。

【質疑応答:三菱製車両の取り扱いについて ―その1】

【記者】今市長からの報告がありましたが、三菱の自動車の件ですが、当分の間ということですが、具体的にはもっと詳しく考えられているのでしょうか。この問題で購入はしないのですか。
【市長】トラブルを起こす恐れのある三菱製の車両につきましては、安全性を確保する上から、当分の間購入しない措置をとるということにいたしております。当分の間というものをいつまでするのかということでございますけれども、まだリコールの対象車種もどんどん増えてきている状況でございまして、これにつきましてはしばらくの間どこまでというところは見当のつかないところでございますが、いろんな面で企業としての説明責任を果たし、安全性・安心性が確保されているという状況を私どもとして判断できるような状況になれば、それは購入を再開することもあり得ると考えております。今のところいつまでということは、なかなか見えない状況でございます。
【記者】具体的に三菱の車がトラブルとか事故とか故障を起こしたという報告はあるのですか。
【市長】そういう報告は、今のところ受けてはおりません。

【質疑応答:地域再生計画について -その1】

【記者】地域再生計画ですが、非常に総花的な印象を今受けましたけれども、全庁一丸というふうなことをおっしゃいましたが、具体的に窓口となるところというのは、市では具体的にお考えなのですか。
【市長】計画づくりにおきましては、企画課の方で中心になってとりまとめをしてまいりました。ただ、実際それを実現に向けて取り組むにあたりましては、それぞれの局・部・課が取り組むことになります。例えば、先程のお城の歩行者天国の話でしたら、これは経済振興局になるでしょうし、さらに先程の市電の乗り入れの話でございましたら、これは街路課の方になりますし、また、駅周辺の話になってまいりましたら、これは駅事務所、あるいは都市整備局で対応していくということになろうかと思っています。総花的というようなお話もいただいたところでございますが、ただ私どもとしては、地域を絞りまして、限定をいたしまして、しかもそれを路面電車で結ぶという、先程申し上げたように、それまで点であったものを新幹線開業を見据える中で、点を線で結び、さらにそれを面に広げることができないかということをこの地域再生計画をきっかけとしてと言いますか、取り組んでいきたいと考えているところであります。なかなかその一つひとつの魅力だけでは、対外的にもアピールするものとしては、弱いと考えておりまして、そういうふうに一体的な取り組みの中で新幹線開業までにこの熊本を対外的にアピールできる、そんな魅力づくりを積極的に取り組んでいかなければいけないと考えております。

【質疑応答:ゆめトークについて】

【記者】ゆめトークですけど、これまでまちづくりトークもおでかけトークもあったわけですが、この2つをやってきた上で、こういった分野ではちょっとこの企画は足りなかったという部分もあったので、このゆめトークを取り入れたいとなったという、何か理由があればお聞かせください。
【市長】まちづくりトークやおでかけトークにつきましては、今後も続けていきたいと考えております。ただ、その2つを続けてくるにあたりまして、例えばまちづくりトークですと、1時間で3組の方々ですから、1組だいたい20分でございます。その方々と、事前に申込書をいただいておりますので、基本的な考え方はこちらでも想定をし、用意をし、そこで20分間お話をするんですが、なかなかその20分間では、消化不良のところもあるわけでございまして、そういう意味ではゆめトークでは、1時間という時間の中で、しかもまちづくり戦略計画に基づいたテーマということで、そういうところで深い議論といいますか意見交換ができればと思っています。おでかけトークにいたしましては、これは市民センター・総合支所単位でやるものでございまして、私のほうから1時間程まちづくりについての考えを説明し、それから残りの1時間位で質問を受けるという形でございます。これもだいたい最近は平均で40名~50名位。多い時には80名~100名近くおいでいただくこともありまして、そういう中で、直接手を上げられても質問をお受けすることができないという状況も出てまいっておりますので、いずれにしましても、そういうやり方は続けながらも、新たにゆめトークというものを加えることによって、直接対話の機会をさらに増やしていきたいと考えているところであります。
【記者】特に期待する分野みたいなものはありますか。
【市長】特に期待するというか、まちづくり戦略計画に基づきましてということで、申込用紙にもですね書いておりますが、特にということはございません。とにかくNPO、ボランティア団体様々な分野について、継続的に取り組んでいらっしゃる方々の現場の声ですとか、是非聞かせていただいて、それを市政に今後のまちづくり戦略計画を進める中で、反映させることができないかどうかということを、私どもとしてもじっくり時間を取って意見交換をさせていただきたいと思っていまして、今までは、おでかけトークにしましても、まちづくりトークにしましても、私1人でいろんな意見やお話を聞いたり説明をしたりということをしてまいりましたが、今後は例えばそれぞれ担当課から出席を求めてそれで併せて意見交換をするという形にもしてまいりたいと思っています。

【質疑応答:三菱製車両の取り扱いについて ―その2】

三菱の購入停止なんですけど、これは具体的には、入札から三菱系の販売店を除外するという方向で行われるというふうに考えてよろしいでしょうか。
【市長】入札につきましては、これはもうすでに終っているのではないでしょうかね。ちょっとすみません。企画財政局の方から説明いたします。
【事務局】指名入札に対する販売店でございますので、入札停止ということではございませんで、実際に三菱車については、購入しませんので、ということを販売店側にお知らせしているというような格好でやろうかと思っております。具体的には、入札日の今週の金曜日からの実施を考えています。

【質疑応答:参議院議員通常選挙について】

【記者】参議院選挙が7月11日投開票ですが、参議院選挙に向けて特定の候補者を支援・応援されるお考えはありますか。
【市長】これまで同様、特定の候補者を支援するということはありません。
【記者】一切出陣式であるとか、選挙でマイクを持ったりいう支援は一切しないということですか。
【市長】それは、ありません。それは今までのスタンスと同様であります。

【質疑応答:地域再生計画について -その2】

【記者】地域再生計画の駅周辺のところのですね、16年度の取り組みのところのプロジェクトチームの設置なんですが、これは、この間の県と熊本市と玉名市の入った新幹線の会議ができましたよね。あれとの関係性とかどういうふうになるんですか。
【市長】ここで先程ご説明しましたのは、国・県・市さらには、JRですとか、さらには、経済界の皆様方、さらには、市民の皆様方も合わせたところの熊本駅周辺整備、さらには、まちづくりに向けた協議をする場ということを考えております。この前立ち上がったものは、あくまでも県と市、玉名市も含めた行政同士でのこれまでの、例えば熊本市との関係で言いますと県市の協定を具体的にどう見直していくのかというような協議を進める場でございますから、それを経済界ですとか、市民の方々とか広げたところで駅周辺についての議論・協議をしていく場と位置付けています。その中に九州財務局ですとか、そういったところにも入っていただこうと思っています。
【記者】プロジェクトチームの中では、具体的にどういうふうに、例えば東口の駅前広場をどうしたいとか、そういうところまで話し合っていくという感じなんですか。
【市長】具体的には、立ち上げを9月位に予定をしておりまして、どういう形で進めていくのかというところまで詰めているものではありませんが、ただ、今、県市間で協議を事務レベルでも進めておりますけれども、この中で、出されてきた案について随時報告をしていろんな意見をもらっていくという形、同時並行的に進めていくようなことになるのではないかと考えています。この駅周辺につきましては、当然ながら行政だけではなくて、経済界の方々、あるいは、地域の方々のご協力をいただかなければ進まない事業だと考えておりますので、そういう意味で行政だけではなくて広くいろんな方々に入っていただいて協議をしていただきたいと思います。
【記者】それは、熊本市がリーダーシップをとって駅周辺について県や国などにもどんどんこういったプロジェクトチームの中で話し合われたことを生かしていってもらえるように働きかけるというふうに捉えていいんですか。
【市長】リーダーシップを取るかどうか、この地域再生の中に謳っておりますから、当然私どもの方から呼びかけさせていただいて、その中で、出てくる声というものをいろいろ拾いながら本当の意味で県民市民のために、また、賑わいの創出ができるような、そんな駅周辺整備に生かしていきたいと思っています。
【記者】同じく地域再生計画のことなのですけれども、駅周辺と熊本城と中心市街地、水前寺江津湖の拠点ごとの取り組みというのはわかったんですけど、一番最初の部分に書いてあります路面電車を地域資源として捉えていて、それをこの3つの拠点を結ぶわけですけど、今と比べて路面電車がどう変わるのかというのが今いちわからなかったんですけど、ほかの拠点は取り組まれるのはわかったんですけど、路面電車がどういうふうに生かされたり、どういうふうに使いやすくなったりするのか今いちわからなかったんですけど・・・。
【市長】例えば駅周辺で申し上げますと、駅周辺について今路面電車は、駅前については、このサイドリザベーションが、検討されているところでありまして、今後駅の東口をどうしていくかという中で、電停の位置をどこにもってくるのかということは、大事なポイントになってくるのではないかと思っていますし、さらには、水前寺江津湖周辺の話で申し上げますと、動植物園への乗り入れというようなことがテーマとしてあがっておりますので、その地域を結ぶという意味で路面電車の役割というものが、今後ますます高くなってくるのではないかと思っています。とにかく、熊本駅新幹線の開業までに熊本駅で降りたくなるようなそんな駅周辺をつくりあげていくことと同時に併せて、しかもそのいろんな熊本の魅力のあるポイントに少しでも行きやすくなるような環境を整えることが大事だと思っていますし、その手段の一つとして、路面電車をもっともっと生かしていきたいと考えています。
【記者】そうすると路面電車は、根本的に利便性を考えるような施策というものをもう少し出さないとはっきりやっぱりわかりませんね・・・。あそこだけの延伸はありますけども、あれだけでは、はたして水前寺江津湖方面の動植物園ですか、行くかというとどうなんでしょう?
【市長】だからこれはまだですね、地域再生計画として第一段階だと思っています。熊本駅周辺さらには、熊本城と中心市街地、水前寺江津湖というポイントは、あげておりますが、例えば水前寺江津湖にしましても、あの周辺を具体的にどうしていくかいうことが、具体的には描けていないわけでありまして、第一段階の方向性として示させていただいたところであります。例えば、熊本駅周辺と熊本城中心市街地を結ぶ面もあるわけでございまして、この面について、どういうふうな絵を書いていくかということもまた今後大事なテーマになるのではないかと思っています。この3つの支援措置だけで熊本の魅力が高まるというものではないと考えております。今後いかにこれをスタートと位置して肉付けをしていくことができるかなと考えています。
【記者】細かいところですけど、坪井川の利活用による魅力向上で河川敷の利用や川舟の運行などというのは、これはですね、市政100年のときにも、当時田尻市長の時にもこういう話があったんですよ。ところが全然実現していないと、確かに河川敷の下の方は綺麗にはなりましたけれども、じゃあはたしてそれが利活用されているかというと、これも疑問なんです。こういうふうにバラバラ書いてもらうのは、夢があってあっていいんですけど、もう少しやはり絞り込んでいかないと、はたして路面電車だけで人が呼べるかというのがありますけど・・・
【市長】例えば今の話にしましてもですね、今経済界の方々の中でもですね、その坪井川を使った今の船を浮かべたりとかいう取り組みを実際経済界の方々でも検討してらっしゃるグループがおられますので、そういうところと連携することによって、是非実現していきたいと考えていますが、あの、バラバラというふうにおっしゃいますが、一体性といいますかね、やはりそれをバラバラ捉えているかもしれませんけども、これをいかにしてこれから特に新幹線開業まで一体性をもたせることができるかと、そこがですね今後の熊本市の魅力向上にかかってくるのではないかと思っています。
《終了の声》
【幹事社】ありがとうございました。
【市長】ありがとうございました。

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