熊本には可能性を秘めたものは多いが、私もそれをうまくブランディングできていないと思います。例えば、市では水道水を地下水で賄っているので、バスタブにお湯をためてお風呂に入ると、ペットボトルで6万円分くらいのミネラルウォーターを使うのと同じようなものです。このように見えるような形で説明すると、熊本の価値がより伝わるので、ブランディングは非常に重要だと考えます。
東京の友人・知人の経営者に話をしているのは、熊本は九州内のアクセスが良いということです。東京にいると九州内をどれくらいで移動できるのかという距離感の感覚がありません。そこは興味を持ってもらえるところではないでしょうか。
九州の中でのアクセスが良いというのは、九州でいろいろなビジネス展開をしていく中で、魅力的なものだと思います。九州新幹線の開通により熊本駅前の開発も進み、令和3年の春には駅ビルがオープンし、オフィスビルへ各企業が入ります。立地性が良ければ、地方都市にも人は来ると考えています。