市長室トップへ

ようこそ!市長室へ(スマホ版)ようこそ!市長室へ

  • 音声読み上げ リードスピーカーを起動します
  • 文字サイズ 拡大標準
  • 背景色 青黒白

平成16年8月市長定例記者会見(兼9月議会前)

最終更新日:2004年9月7日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表:前置き(台風16号状況報告について)】

おはようございます。本日は、記者会見を始めます前に、昨日の台風16号の被害等につきましてご報告を申し上げます。
台風16号でございますが、大型で非常に強い勢力で北上してきましたために、本市におきましては、29日日曜日の午前8時半に水防本部を設置いたしまして、午後5時には注意報発令体制から警報発令体制に移行させ警戒してきたところでございます。幸いと言っていいのかどうかわかりませんが、本市にとって最悪のコースは避けられまして、熊本城を含む一部施設の閉鎖ですとか、あるいは、倒木被害等はございましたが、現段階で判明している範囲では死傷者等の人的災害はなかったようであります。
ただ、先程議会運営委員会でもご報告いたしましたように高潮による浸水被害ですけれども、川口町の二丁地区におきまして、床上浸水が2戸、床下浸水が3戸という浸水被害が発生しているところでございます。今後、農作物等の被害状況につきましては、これから順次報告があがってくるものと考えておりますので、まとまりましたら別の形でご報告をさせていただきたいと考えております。
また、台風16号はすでに遠ざかりましたけれども、また新たな台風も発生しておりまして、今回の厳戒態勢を検証しながら、今後も更なる防災体制の充実を図ってまいりたいと考えております。
それでは、早速、記者会見を始めさせていただきますが、本日は議会告示日でもありますので、9月議会前の記者会見を兼ねましての定例記者会見とさせていただきます。
最初に、桂林市訪問並びに「くまもと夏のお城まつり」についてご報告させていただきます。次にこれから新たに始める事業3点の発表をさせていただきまして、最後に9月7日開会の平成16年第3回定例市議会に上程を予定しております予算案などにつきましてご説明申し上げます。

市長会見1

【市長発表:中国・桂林市訪問の報告について】

それでは、まず第1点目の中国桂林市訪問についてご報告いたします。8月16日から21日までの、5泊6日の日程で落水議長とともに桂林市並びに広西壮族自治区の首都南寧市を訪問してまいりました。まず、桂林市を訪問いたします前に、南寧市の陸兵(りくへい)主席を表敬訪問いたしまして、今後の桂林市との交流事業についてご理解とご協力をお願いしてまいったところでございます。その後、桂林市におきましては、友好都市締結25周年を記念して開催されました「熊本・桂林両市児童書画展」の開幕式でございますとか、あるいは同時期に桂林市を訪問されました熊本市民友好の翼参加者の皆様方と「歓迎交流会」に出席いたしまして、両市友好の絆を深めますと同時に、現在、強力に推進されております都市整備や観光資源の開発等の現状を視察してまいったところでございます。また、王躍飛(おう やくひ)桂林市長との会談におきましては、四半世紀にわたります交流の成果を確認いたしますとともに、今後の交流事業の方向性について協議を行いまして、これまでの教育・環境分野での交流に加えまして、観光PRの相互協力、また、民間交流の支援などを積極的に行うことで合意をいたしまして、覚書を取り交わしてまいったところでございます。今後も、覚書に則りまして、引き続き、熊本・桂林両市の交流を更に深めてまいりたいと考えております。

【市長発表:くまもと夏のお城まつりの報告について】

次に本日が最終日となっております「くまもと夏のお城まつり」について報告いたします。夏のお城まつりでございますが、今年から実施時期、あるいは内容等を大幅に見直しまして、宇土櫓前広場をメーン会場といたしまして、1ヶ月間のロングランで開催したところでございます。メーン会場では映画上映ですとかコンサート、薪能、狂言などのステージイベント、また、数寄屋丸二階御広間におきましては「真夏の夜の怪談話」ですとか「本丸御殿昭君の間再現展」など様々な催しを実施したところでございます。期間中のお城まつりへの入場者数は約25,000人でございまして、単純比較はできませんが昨年の夏のお城まつりへの入場者数は5,143人でございまして、かなり増えてきているところでございまして、良質な催しを集めましたことによりまして、市民の皆様はもとよりでございますが、観光客の皆様方にも喜んでいただけたのではないかと考えております。また、今回初めて実施をいたしました「午後5時以降に浴衣で来園された方は無料入園」とする企画でございますが、大変好評でございまして、期間中約600人の方々が浴衣で来園されたとことでございまして、日本的な雰囲気がお城にマッチをいたしまして、特に海外からの観光客には大変喜んでいただくなど、お城の魅力づくりに役立ったのではないかと考えております。また、火の国まつりの総踊りですとか花火大会、下通、上通などにおきましても、多くの浴衣姿の方々をお見かけいたしまして、「浴衣姿の似合う城下町」の盛り上がりにも一役買ったものではないかと考えております。
このように今回の「夏のお城まつり」の見直しにつきましては、一定の成果を上げたのではないかと考えております。しかしながら、開催期間が台風あるいは夕立のシーズンでもありますことから、「薪能」を台風接近のために市民会館に会場を移しましたり、夕立で映画上映を2本中止したことなどがございまして、今後の課題といたしまして実施期間、方法等について更に検討を加えてまいりたいと考えております。
次にこれから新たに始めます事業3点の発表させていただきます。

【市長発表:保育所の設置認可について】

まず1点目でございますが、保育所の設置認可についてでございます。
「まちづくり戦略計画」のターゲットの2つめに掲げております「子どもたちが健やかに成長するまち」を実現いたしますために、今後5年間、特に重点的に取り組む戦略の一つといたしまして「子育てしやすい環境づくり」を掲げているところでございますが、これを着実に実行してまいりますために、昨年実施をいたしました保育需要調査の結果を踏まえまして、約20年ぶりになりますが、新たな保育所の設置認可を進めることといたしました。
設置認可の数につきましては、平日保育サービスの不足が顕著なエリアであります東部地区、北部地区、南部地区に、90人定員の保育所を平成17年度から20年度までの4ヵ年間で計5ヵ所を認可していくこととしております。今年度から毎年募集することといたしまして、現在、募集要領に基づきまして、保育所を新たに設置したい方の募集を行なっているところでありまして、協議書の配布を来月3日まで、協議書の提出を10月12日までとしているところでございます。
これまで、保育ニーズの増大に対しましては、既存の保育所の定員増で対応してきたところでございますが、昭和59年以来となります今回の設置認可によりまして、「子育てしやすい環境づくり」への新たな一歩を踏み出せるものと考えております。

【市長発表:よかみやげコンクール・おもてなし講演会&シンポジウムについて】

次に第2点目でございますが、「KUMAMOTOよかみやげコンクール2004」それと「おもてなし講演会&シンポジウム」の開催についてでございます。
まず、「よかみやげコンクール」でありますが、地域資源を活かしまして、消費者の心を捉える「売れる土産品」づくりを促進いたしますために、本市ではじめて実施するものであります。9月1日から、熊本市内で土産品を販売しておられる業者及び個人を対象といたしまして、本市で企画・開発されました付加価値の高い土産品を広く募集をいたします。表彰式は11月に予定しておりますが、入賞作品につきましては、受賞シールの提供ですとか、あるいは市製作のパンフレット・ポスター・ホームページ等によりまして、流通関係者並びに観光関係者に広く宣伝紹介する予定でございます。先日、地元百貨店によりまして細川越中守忠興(ほそかわえっちゅうのかみただおき)公の考案といわれています「越中褌(ふんどし)」の商品化がなされておりますが、本市におきましても「くまもとブランド」の開発の一環として、このコンクールによりまして生産者の技術向上と研究意欲の高揚を図るとともに活力ある地場産業の育成を行いまして、本市物産関連産業の振興を進めてまいりたいと考えております。
また、おもてなし講演会&シンポジウムにつきましては、「観光立市くまもと」都市宣言を受けまして、市民全体が、おもてなしの心を育み、また向上できるよう、10月5日に、永六輔氏によります「おもてなし講演会」それと「熊本らしい個性豊かな観光都市を目指して」をテーマといたしまして、「おもてなしパネルディスカッション」を開催いたします。
先ほどの「よかみやげコンクール」とともにこの講演会、シンポジウムを通じまして、市民の皆様の観光に対する意識の啓発・高揚を図り、観光客を温かく迎え入れる受け皿づくりに努めてまいりたいと考えております。

【市長発表:ゆめトークの開催について】

第3点目ですが、先月発表いたしました「ゆめトーク」についてでありますが、今年度の開催につきまして、公開抽選によりまして7団体が決定したところでございます。その第1回目でございますが、本日午後2時30分から国際交流会館で開催をさせていただきます。
この「ゆめトーク」ではNPO・ボランティア団体などの皆様と「まちづくり戦略計画」に掲げる基本方針をテーマに意見交換することとしておりまして、きめ細かな議論とともに、本市の将来についての「夢」を語り合える場として、私も大変期待しているところでございます。今後の開催につきましても、開催日時決定の都度、お知らせしてまいりますので、よろしくお願いいたします。

【市長発表:9月議会について(予算案・条例案)】

それでは最後になりましたが、9月7日開会の平成16年第3回定例市議会に上程を予定しております予算案などにつきましてご説明申し上げます。
まず、9月補正予算案でありますが、これまで国・県に要望いたしておりました補助の内示がありました事業のほかに、市民の声データーベース構築経費、熊本駅周辺関連で「熊本駅周辺地域まちづくり推進協議会」それと「新熊本合同庁舎及び周辺地域整備協議会」の設置等経費などにつきまして所要の補正をお願いしているところでございます。
その結果、今回の補正額では、
一般会計におきまして6億6074万円の減額
特別会計で17億3295万円の増額
一般・特別・企業各会計の合計で10億7221万円の増額補正額となります。
補正後の予算額を前年同期と比較いたしますと、
一般会計において2.7%の増、
特別会計において3%の減、
一般・特別・企業各会計の合計では、ほぼ同額となっております。
次に、条例案等の主なものについてご説明申し上げます。熊本市食品交流会館条例、熊本市流通情報会館条例、くまもと工芸会館条例、この一部改正についてですが、いずれも施設の管理を指定管理者に行わせますために、指定管理者の指定の手続等について規定するための改正を行います。また、地域コミュニティーセンター条例につきましては、5か所の同センターの新設に伴います改正を行いますほか、公の施設の管理委託が指定管理者制度に改まりましたので、指定管理者の指定の手続等の規定を整備するものであります。
そのほか、土地開発公社を解散いたしますため、公有地の拡大の推進に関する法律に基づきまして、議会の議決を求めることなどといたしております。
本日の、私からの発表は以上です。それでは、質問をお受けいたします。

【質疑応答:よかみやげコンクールについて】

【幹事社】では、報告をされたものとそれと9月議会の議案関連の質問を分けたいと思います。

【記者】まず、最初の方で報告された件で幹事社の方から土産品の募集なんですが、これは食品とか工芸品とか色々あると思うのですが、分野とか、それから歴史的ななんかそういったものを踏まえたものが好ましいのか、その辺はどういう感じですか。
【市長】先程申し上げましたように土産品を販売している業者及び個人を対象としたところでございますけれども、内容につきましては広く募集をしてまいりたいと考えております。歴史的に非常に意味のあるものもあるでしょうし、また、最近の新しい発想を負荷したような土産品もあるでしょうし、とにかく熊本のPRにつながるような土産品をこれを機会に発掘をさせていただき、それを広くPRすることにつながればと思っておりますので、そういう意味では幅広く募集をさせていただければと思っておりますが。
【記者】じゃあ、限定しないで食品でもどういうものでも構わないんですか。
【市長】はい。それでも可能でございます。

【質疑応答:保育所の設置認可について】

【幹事社】9月議会の議案以外の報告の分で各社質問をどうぞ。

【記者】それでは、保育所の設置認可についてお尋ねなんですが、これは各校区毎に必要数を設置していかれるということですが、簡単に言うと無認可の保育所に設置してほしいところに募集を行って、募集が来ますよね。それをどういう基準で結局は市が選ぶということになるんですか。
【市長】先程申し上げましたように5か所450人を対象にして、これから4年間の中で整備を進めてまいりたいと考えております。それにあたりましては、実際今、認可外として子どもを預かっている場所もあるでしょうし、そういう施設整備を最初から伴わないものもあるでしょうし、また新たに施設整備を伴うものも出てくるだろうと思っております。そういう意味では、認可外を認可に指定をするだけではなくて、それ以外のこともありうるというところでございます。設置基準についてでありますけれども、新たな保育所の設置認可についてなんですが、熊本市保育所設置認可要綱に基づきまして、保育所設置認可基準。基準に基づく保育所設置認可基準表によりまして、法人施設整備審査会で審査をいたしまして、認可することといたしております。なお、設置認可基準でありますが、保育所にかかる国の最低基準、設置認可に係る国通知等を元に本市の実情にあわせたものとしているところであります。

市長会見2

【質疑応答:土地開発公社について】

【幹事社】ほかありませんか。なければ9月議会関連の質問のある社はどうぞ。

【記者】土地開発公社についてなんですが、行財政改革の一環として外郭団体18の見直しがあげられていますけれども、今回可決されれば土地開発公社の解散ということになると思うんですけども、第1例目ぐらいになるんではないかなと思うんですが、議会の議決でどうなるかわかりませんけれども、市長の感想というか意見をお願いします。
【市長】今回の行財政改革推進計画におきましても外郭団体ですとか公社のあり方、統廃合等について、それぞれ考え方を示させていただいているところですが、その中で今回土地開発公社の廃止につきまして上程をさせていただくということになりました。その土地開発公社自体ある意味土地の右肩上がりの時代にはそれなりに役目を果たしてきた時代もあったのかなと思っていますが、こういうなかなか土地の右肩上がりが望めないような状況になってきている中で、また、土地取得の透明性を高めるという観点からもその役割は終ったのではないかという考えを持っておりまして、中で議論をし、今日に至ったところでございます。是非とも議会でも同意いただいて所用の手続きを進めてまいりたいと考えております。
【記者】それとすみません。もう一つ。国の補助内示が街路費など軒並み減額されていますけど、その点についてはどのようにお考えでしょうか。
【市長】一口に言えば大変厳しい状況であると考えております。ただ、今後国の三位一体の改革も進められます中で、更にこういう状況というものは、出てくるのではないかと思っておりますので、私どももいろんな意味で、中で精査をしながら必要な事業に優先順位をつけて取り組むべきものは取り組んでいかなければならないなという気持ちを新たにしたところでございます。

【質疑応答:(仮称)御幸多目的用地について】

【記者】土地開発公社に絡みまして3月議会で御幸笛田のグランドゴルフ場用地を取得されましたけれども、議会の方が修正可決されまして、その後どういう目的どういう整備をしていくのか、まだ市の考えが出てないのですが、この9月議会で決定するというか表明するお考えはありますでしょうか。
【市長】あれ以降庁内でもいろいろと全庁的にその使い方につきまして議論を進めてきているところでございます。まだ、庁内で正式に公表するところまでは至っておりませんけれども、9月議会の中では私どもの考え方について、またそれ以降の進め方について議会の中でお話をさせていただく機会もあるのではないかと考えておりますが。

【質疑応答:任期付職員の採用等に関する条例について】

【記者】継続となっている任期付職員の採用の条例案ですが、今議会での手ごたえといいますか、どうでしょうか。
【市長】前回の議会の特に本会議でも委員会の中でもいろんな懸念事項といいますか指摘を受けたところでございますので、私どもとしてそれを踏まえていろいろと他都市等の調査等もさせていただきまして今議会に望もうと考えておりますので、今回は是非通していただきたいなと考えております。それぞれ観光にいたしましても中小企業支援にいたしましても、また、ITの分野にいたしましてもそれぞれ今回のこの条例を通していただくことによって、民間人を登用することによって、より積極的な展開につなげていきたいと思っていますが。

【質疑応答:市職員の精神ストレスについて】

【幹事社】9月議会関連他に質問ありませんか。

【記者】では、その他で幹事社の方からすみません。一つ。市の職員の中の長期に休職をしている職員の中の割合として精神的ストレス・精神疾患というものを理由として休職をされている方の割合が、このところ増えているという状況のようなんですけれども、その職員の精神的ストレスとその原因の部分なんですが、業務との関連等絡めてどういうふうに分析というか見てらっしゃいますか。
【市長】確かに数字上は、長期休職者の中で約7割近くが精神的なもので休職しているとのことでありました。ただ、業務との関連性につきましては、その辺を詳しく検証しているわけではございませんので、何とも申し上げられませんが、ただ、市役所内だけにかかわらず、これは他の役所、または、民間企業の方々も同じような悩みを抱えているということを経営者の方からお聞きすることもございます。私どもの今後の対応といたしましては、やはりそのいろんな悩みを抱えていて、それをなかなか表に出すことができなくてということもあるのかもしれませんので、職場の中でそういうものを相談できるような環境を作り上げていくことも大事だと思いますし、またそれと同時に、その専門的なケアと言いますか、そういうものを整えていくことも同時に進めていくことが必要でないかなと考えておりまして、そこについては今、準備をすすめているところでございます。
【記者】内部検討会も設置されているということなんですが、専門の医師を例えば新たに採用するとか、そうしたところまで考えていらっしゃるということでいいんですか。
【市長】今、兼務になるんですかね。対応してもらっているわけでございますから、それを専門の方を置いたらどうかということも内部の検討会で検討してもらっているところであります。非常に難しい問題ではありますが何らかの対応は必要だという認識は持っています。

【質疑応答:政治倫理審査会についてーその1】

【記者】今3回目が終りました政治倫理審査会ですが、今後更に個別に熊本市議にお話を聞いていくという進め方、この政治倫理審査会をどう市長は見てらっしゃるのかということと、この中で市の人事当局が非常に審査会の会長の言葉を借りれば議員の先生から人事に対する要望を非常に、すぐに、気軽に受けていたという実態がこの3回の委員会で明らかになってきたんですけど、市側の態勢を市長としてどう見てらっしゃるのか、今後改善すべき点があればお考えをお願いします。
【市長】基本的に政治倫理審査会は、その性質上、独立して活動すべきものと認識しておりますので、現在審査中の段階で私からあまりコメントすべきではないのではないかと考えておりますが、ただ、今議論といいますか審査していただいておりますことにつきましては、私どもとしてもいろいろ改善すべき点があるのではないかなと考えているところでございますので、一つ自己申告にしても、やはり2割弱の人しか書いていないというような状況もあるわけでございまして、その点は改善が必要かなということは今の段階でも考えているところであります。

【質疑応答:国の概算要求における市電延伸について】

【記者】国の概算要求が先日出揃っていましたけれども、熊本市関係で市電の延伸なんですが、あれはLRT化(低床車両の導入,低騒音対策の実施,専用軌道による高速化などを新技術導入により実現し,利便性を高めた路面電車のシステム)で考えてらっしゃるのですか。
【市長】市電の延伸につきましては、あれは動植物園方面への延伸の調査経費であります。そのLRTかどうかというところは、LRT化での検討ということになろうかと考えております。

【質疑応答:政治倫理審査会についてーその2】

【記者】先程の政治倫理の関連ですが、外部からの要望を文書化するという形をとられてますが、これは引き続きということで、例えば議員から人事に関する要望があった場合に職員の側は、やはりそれは文書化する、そこの時点で拒否をするとか、受け付けませんとかいうような措置はないわけですか。
【市長】文書化につきましては、当然ながら引き続き継続をしていきたいと、さらに徹底しなければいけないと考えております。ただ、その要望を受けた時の対応等につきまして、これはやはり今の審査会での内容に関わってくるものであろうかと考えますので、そこは審査会の結果を踏まえて私どもとしてその考え方を明らかにさせていただきたいと思っております。

【質疑応答:市組織の再編について】

【幹事社】そのほか質問はございませんか。

【記者】去年否決された局の再編に伴う条例案なんですけれども、来年度の人事異動を見据えて、9月議会での提案というのはもちろんなかったんですけど、今後どういうふうに考えていらっしゃいますか。
【市長】今、各局からのヒアリングを担当局で進めているところでありまして、行革の中で、職員の定数削減もありますし、適正化もありますし、さらには、管理職の50名の削減も目標としてあげておりますので、そういうものと合わせながら今、より簡素で合理的な体制がどうあるかということを中で議論しているところでありまして、その結果を踏まえて12月議会におそらく提案することになろうかと考えておりますが。
【記者】形を変えて再度提案するということですか。
【市長】同じものになるのか形を変えるのか結論は出てませんが、趣旨は一緒です。

【質疑応答:三役人事について】

【記者】今議会案の人事案の提案なんですけども、特に三役で空席になっている副市長のポストであるとか、そういうところについてはご提案されるおつもりは。
【市長】それは考えておりませんが。
【記者】わかりました。


《終了の声》
【幹事社】ありがとうございました。
【市長】ありがとうございました。

このページに関する
お問い合わせは
政策局 秘書部 広報課
電話:096-328-2043096-328-2043
ファックス:096-324-1713
メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp 
(ID:345)
※資料としてPDFファイルが添付されている場合は、Adobe Acrobat(R)が必要です。
PDF書類をご覧になる場合は、Adobe Readerが必要です。正しく表示されない場合、最新バージョンをご利用ください。
〒860-8601 熊本市中央区手取本町1番1号 代表電話:096-328-2111(代表)096-328-2111(代表)
[開庁時間]月曜~金曜日の午前8時30分~午後5時15分(ただし、祝・休日、12月29日~翌年1月3日を除く)
copyrights(c) 2013 Kumamoto City Allrights Reserved