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平成16年9月定例市長記者会見

最終更新日:2004年9月30日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表:熊本駅周辺整備地域まちづくり推進協議会について】

それでは、9月の定例記者会見を始めさせていただきます。まず本日は、新たに始めます事業や取り組みにつきまして6点の発表をさせていただきます。

まず、1点目ですけれども、先の7月の定例会見におきまして、新たに設置することを発表いたしました「熊本駅周辺整備地域まちづくり推進協議会」この第1回目を10月1日に開催をいたします。
熊本駅周辺整備事業につきましては、今年5月に県と市で「新幹線新駅周辺整備推進会議」を設置いたしまして、これまで整備の姿が見えていなかった駅舎ですとか駅前広場をはじめといたします駅周辺の各事業につきまして、新幹線開業までの具体的な整備計画を策定することといたしております。しかしながら、本市といたしましては、整備計画策定の段階で市民の皆様の様々な視点でご意見をいただくことも必要であると考えまして、「熊本駅周辺地域まちづくり推進協議会」、これを設置することといたしたところであります。会議のメンバーといたしましては、学識経験者3名の皆様をはじめ春日、古町、白坪各校区の住民代表の皆様や経済界の代表の皆様、さらには市民代表委員として、公募により選考させていただきました5名の皆様にも委員としてご協力をお願いしているところであります。この他、国・県・市の関係職員も合わせまして、計29名の委員の皆様により設置させていただくこととなりました。
今後、同協議会を、2ヶ月に1回程度開催させていただくことといたしておりますが、熊本駅周辺全体の整備のあり方や駅前広場、駅舎、道路の整備のあり方などにつきまして、各委員のそれぞれの立場から、ご意見をいただきまして、熊本駅周辺地域のまちづくりに生かしてまいりたいと考えております。

市長会見1

【市長発表:くまもと秋のお城まつり・城下町大にぎわい市について】

次に第2点目でありますが、10月15日から「くまもと秋のお城まつり」並びに「城下町大にぎわい市」の開催についてであります。今回は「秋の市民文化の祭典」と位置付けまして、熊本出身のタレントを中心に様々なイベントを展開することといたしております。今年は、見直しの一環といたしまして「夏のお城まつり」を充実させます一方で、「秋のお城まつり」の期間を短縮いたしますとともに、今回からの新しい取り組みといたしまして、城下町とお城との連携といたしまして、「上通り並木坂えびすまつり」や「ストリートアートプレックス」、さらには「くまもと夜の街はしご酒大会」など中心市街地での催しと連携をいたしまして、城下町のにぎわいを創出してまいりたいと考えております。
また、この「秋のお城まつり」にあわせまして、10月16日土曜日と翌17日日曜日の2日間、お城のエントランスにあたります熊本市民会館前から辛島公園までの通称「シンボルロード」周辺におきまして、今年が初めてとなります「城下町大にぎわい市」~熊本こだわりの味と技~を開催いたします。「大にぎわい市」会場となるシンボルロード周辺でございますが、築城400年を控えました熊本城と中心商店街をつなぐ位置にございまして、その回遊性を高め、賑わいのある魅力的な通りとして活性化を図りますことは、今後の本市のまちづくりや中心市街地の活性化の観点からも、たいへん重要なことと考えております。
この「大にぎわい市」の特徴といたしましては、シンボルロード周辺の事業者や住民の方々、警察ご当局のご協力をいただきまして、部分的に「歩行者天国」を実施しますほか、シンボルロード沿線の事業者の皆様によりまして実行委員会を組織していただきまして、それぞれ独自のイベントを展開していただくこととなっております。また、この「大にぎわい市」に協賛して、「熊本城400年と熊本ルネッサンス県民運動本部」や「県中小企業団体中央会青年部」等の団体におきましても、にぎわい創出や魅力づくりのための事業に取り組んで頂けるものと伺っているところでもあります。
具体的な事業内容につきましては、お手元の資料をご覧頂きたいと思いますが、「秋のお城まつり」、「大にぎわい市」そしてこれらに併せて開催されます様々な催しが、このシンボルロード周辺の新たな魅力づくりにつながるよう心から期待しております。

【市長発表:中小企業経営サポートプラザの開設について】

次に3点目でございますが、10月1日から中小企業経営サポートプラザを産業文化会館4階に開設いたします。
中小企業の経営支援といたしましては、現在、経営相談・診断業務を実施しているところでありますが、昨今の中小企業等取り巻く状況でございますが、開業率と廃業率とが逆転し、事業所の減少傾向が懸念されております。このような中小企業をとりまきます厳しい経営状況を打破いたしますためには、創業企業の増加や中小企業の競争力の回復を図ることが重要でありますとともに、中小企業が抱えます課題や起業家が求める多岐にわたりますニーズに的確に対応することが必要であると考えます。そこで、今回、中小企業経営サポートプラザを開設いたしまして、現行の経営相談・診断事業を発展させまして、経営革新・経営改善への相談のみならず、創業支援、交流の場の提供、情報提供・発信などの機能を付加しますとともに、他の支援機関との連携を密にしたワンストップサービスを提供することといたしております。

【市長発表:歴史文書資料室の開設について】

次に第4点目ですが、10月1日から歴史文書資料室を花畑町別館3階に開設をいたします。
この歴史文書資料室でございますが、市史編纂事業の過程で収集いたしました文書資料等を、熊本市域を中心といたします歴史の研究や、歴史に関する様々な疑問解明のため利用していただくサービス施設であります。今後、本市域の歴史研究の拠点といたしまして、また歴史を踏まえた行政推進やまちづくりの指針を提供できる「歴史的サロン」としての機能を果たしてまいりたいと考えております。

【市長発表:中央勤労青少年ホームの青少年センターへの転用について】

続きまして第5点目ですが、中央勤労青少年ホームの青少年センターへの転用についてであります。
青少年センターは、現在、青少年育成課内におきまして、青少年の健全育成のための街頭活動や相談活動を行っておりますが、最近の青少年の非行情勢が深刻化いたします中で、青少年にとっての癒しの場となる居場所づくりや、あるいは複雑多様化する青少年相談へのきめ細かな対応、青少年に対する各種サービスの窓口としての役割など新たな活動が求められておりまして、独立した専用の施設が必要となっております。
そこで,今回施設の有効利用及び事業効果面の観点から、中央勤労青少年ホームを青少年センターに転用することといたしました。中央勤労青少年ホームにつきましては、9月末に閉館いたしまして、11月から改修工事を行いまして、来年4月から、青少年センターとして新たに開館する予定でございます。新しい青少年センターでは従来からの相談活動などを拡充いたしますと共に、新たに青少年に対するスポーツ活動、文化活動のための体育室、和室の供用や青少年の自主活動支援などの活動を行うこととしております。

【市長発表:学校安全対策緊急警報システムについて】

最後に、学校安全対策の一環として、現在、市立小学校全校において整備を進めております「緊急警報システム」についてご報告いたします。これが現物といいますか本物でして、「緊急警報システム」でございます。これを各学校に配置することといたしております。このシステムでございますが、学校内における不審者の侵入や火災、事故など有事の際、携帯式の緊急警報装置を使いまして、職員室をはじめ、校内全体に瞬時に事態を周知し、迅速に子どもたちの安全確保、避難誘導等を図るものでございまして、10月から本稼動いたします。最も侵入を受けやすく、また、低学年教室が多い校舎の低層階を中心といたしまして来月1日から約700台を配備いたしますが、このような規模での導入は、県庁所在都市でははじめての試みであると聞いております。特徴といたしましては、ご覧のように小型・軽量でございまして、携帯性に優れているところもございまして、また、ボタンを押すだけで直接校内放送ができることになっておりまして、状況をリアルタイムに伝えることができますとともに、子どもたちに一斉に避難等の指示ができることであります。現在、機器の設置を終えまして、動作確認とシステムを活用した安全対策マニュアルの整備を行っているところでございますが、来月には、それぞれの学校の実情にあわせた総合避難訓練を実施いたしますなど、皆様には改めて訓練の日時はお知らせいたしますが、より実践的な取り組みを展開したいと考えております。このシステムの導入によりまして、安全で楽しい学校環境づくりがさらに進むものと考えておりますが、今後も、子どもたち自身の「自分の身を守る力」の育成ですとか、保護者、地域、関係機関等が一体となった協力体制の充実ですとか、ソフト面と相まったより質の高い安全対策を進めてまいりたいと考えております。

本日の、私からの発表は以上でございます。それでは、質問をお受けさせていただきます。

市長会見2

【質疑応答:任期付職員採用についてーその1】

【記者】今日は任期付職員採用の件が否決されましたでしょう。例えば中小企業とか観光とか、どう影響があるのか、今後議案を核としてどうされるおつもりなのか、その辺伺えますか。
【市長】今回の任期付職員採用についてでありますけれども、ご承知のように観光それからITそれと中小企業支援と3つの分野につきまして任期付職員を採用したいという思いで条例を前回の議会で提案をいたしまして継続となり、今回是非との思いでいろいろ説明を進めてまいった、前回いろいろこういう点が課題ではないかということもありましたものですから、そういった指摘もふまえて今回の議会に臨んだところでございますが、残念ながら否決となってしまいました。影響といいますか、どの分野におきましてもそれぞれ高度で専門的な知識が求められる分野でございまして、議会でも指摘のあった職員の人材育成これはもとより積極的にこれからも取り組んでいかなければいけないと思っておりますが、こういった高度な専門的な知識が求められる分野、また、飛躍的に技術開発が進むような分野におきましては、やはり民間の力をこの役所の中に投入することが大事という思いで条例をあげさせていただいたところでございますが、結果的にそれができませんでした。先程発表事項の中でも例えば中小企業経営サポートプラザも10月1日に開設する予定にしておりまして、今回予定をしておりました3名の1名はここに配属をしたいと思っておりましたものですから、それができなくなってしまった訳でございますけれども、依然として先程申し上げた「何故今回条例をあげたのか」という思いは、変わるものではございませんので、何か新たな対応ができないかと考えてまいりたいと思っております。また条例をあげるのかどうかというところでございますが、否決されたばかりでございますし、すぐあげ直すという訳にはいかないのかなと思っておりますので、また新たな方策で民間人の登用を考えていきたいと思っております。
【記者】任期付なんですけれども、否決の理由なんですけれども、どの点が一番受け入れられなかったのか、理解が得られなかったのかというふうに思ってらっしゃいますか。
【市長】今日の委員会報告の中でもいろいろご指摘があったところでございますが、まずは職員の育成が先ではないかということがあげられていたかと思いますが、先程もお話しましたようにその人材を育成する、育てていくということは、これまでもやってきたことでございますし、これからさらに役所の果たすべき役割と言いますか、市民の声も複雑多様化してきておりますから、当然その辺は積極的にやっていく必要があるのではないかと思っておりますけれども。その辺が先ではないかということが議会の多数のお考えだったではないかなと思っております。ただ、今回の条例に一部ご賛同いただいた方々は議会の中でもいらっしゃる訳でございますし、賛否両方の立場から討論もあったところでございますし、いろんなことを踏まえまして私どもとしては今後、先程の今後の対応というものを早急に詰めて進めていかなければならないと思っておりますけれども。

【質疑応答:指定管理者制度について】

【記者】指定管理者制度についても3議案継続審査となっていますけれども、その理由というものはどういうふうに受け止めていらっしゃいますか。
【市長】今日の委員会報告の中でも特に触れてなかったものですから、なんとも難しいところではありますが、ただ新聞で読みました限りでは、審議が不十分ということも述べられていたようであります。新しい制度でもありますので、その辺については、これまでも十分説明は議会・委員会の場さらには事前にもああいう指針ができた場合には、それぞれ個別に説明はしていたと思いますけれども、それでも不十分ということでありますならばさらに十分な説明をしなければならないと思っております。いずれにしましても是非4月には指定管理者制度への移行をしたいと思っておりますから、これも今後の対応についてはいろいろと詰めなければいけないところがあるなと思っております。
【記者】条例案そのものの修正とかそういうのは考えていらっしゃらないということですよね。
【市長】だって、修正を求められている訳でもございませんし。
【記者】説明を密にしていくということになるのですか。
【市長】詳しくわかりません。先程申し上げたように委員会報告でも何も触れてなかったわけですから、どこが問題なのか、私が知りうる限りでは説明が不十分というところでありましたので、であるならば、それにきちんと応えていくしかないかなと思っております。
【記者】市長としては、継続審査となったそのどこが問題なのかというのは、はっきりわからないということですか。
【市長】この指定管理者制度につきましては、どこが問題なのかと、説明不十分ということであれば、繰り返しになりますが、きちんと説明をするしかないなと思っております。

【質疑応答:熊本駅周辺整備計画についてーその1】

【記者】一般質問の中で初日だった思うんですけれども、東A地区の再開発について手法についての見直しを求めるような質問がでたんですけれども、そういう時期に来ているというような答弁をされたんですけども、あれはどういう意味なんですか。
【市長】ですから、今まで東A地区の再開発につきましては、組合形式といいますか、それで進めてきておりまして、市といたしましても土地を取得して、一組合員として、これまで立ち上げの支援をしてきたところでございます。ただここにきまして経済環境も変わりまして非常にこのまま進めていくのが難しい状況になってきております。それで新幹線の全線開通をそれに是非間に合わせたいという思いがある中で、2年前倒しということもあります中で、このままでは間に合わないのではないかという危機感を覚えていることでございまして、ですから場合によりましては、今の組合の形式から変更も必要になってくるのではないかと、そういうことを期限に考えましたときには、考える時期にきているのではないかと申し上げたところであります。
【記者】ということは、市としてはその手法の変更も視野に入れつつ組合と話し合いをしていきたいということなのですか。
【市長】基本的には、組合の中で決定されることではありますけれども、市としてはそういう考えも持っているということで今後話をしていくということになります。
【記者】組合の手法ではないということであれば、市が直接やっていくということになるのですか。
【市長】市施行ということですね。
【記者】いつぐらいまでに判断されるのですか。
【市長】とにかく早々、余裕はないかなと思っておりますが、東A地区だけではありませんで、駅周辺全体の見直しを県市のもとでやっておりますが、これも年内にはあらかたの整理はすると、年度内にはきちんとした形で協定を結ぶとなっておりますので、それとは歩調を合わせなければいけないと思っております。

【質疑応答:生活保護措置に対する県裁決について】

【記者】議会でも議論になったんですが、年金担保を理由にですね、熊本市が生活保護申請を却下した男性の方が県に不服申し立てまして、県の方の裁決がですね、このほど市の処分を取り消す裁決が出たのですが、熊本市が昨年度と本年度まだ半分ですが、この1年半の間に県が裁決でいわゆる処分を取り消したのは、熊本市の7件のみなんですよ。きわだって熊本市の生活保護に関わる処分に県が違う見解を出しているんですけど、今日の議会でも指摘されてましたけれども、抜本的なといいますか、非常に重く受け止めてですね、反省すべき点も多々あるかと思いますけれども、それは市長としてどのように認識されてますでしょうか。
【市長】これは先程本会議で答弁をしたとおりでございます。今回の裁決、また、過去のものも含めまして厳粛に受け止めているところでございます。ただ一つひとつのケースが違う場合がございますものですからその辺について今回こうだったからすべて抜本的に見直すのかということは、これはあり得ないのでないかと思っております。ただ、これも答弁の中で健康福祉局長も答えましたし、私も答えたところでございますけれども、今回の裁決の職員に対する周知ですとか、職場内でのいろんなケースにつきましての考え方の統一ですとか、その辺はきちんと図っていく必要があるのではないかと思っております。

【質疑応答:議会との関係について】

【記者】否決が4回目になるんですけれども、議会との関係を今後どのようにしていかれるおつもりでしょうか。
【市長】議会との関係、公の場での議論を中心にと申し上げてきたところでございますけれども、今後もその基本的な考え方を変えるつもりはございません。ただ、もう少し議論が噛み合うようなことを考えていかなければいけないのではないかなと思っております。それぞれ議案につきましては、各局委員会の場でも議会の場でも、またその事前にもできる限りの説明はしているだろうと思っておりますけれども、なかなかそれが議場の中で噛み合わないなと感じるところがございます。ですから私自身ももっと議会の方々に直接説明する機会を増やす必要があるのかなということは考えております。
【記者】今回の一般質問の最初に髙島議員がおっしゃってたんですが、市長との今回各派幹部クラスとの懇談がされたということで、おそらく市長就任されて初めてのことだと思うのですが、これをどういう思いからされたのか普段おっしゃってる公の場での議論にこれはあたるのかどうか、ご自身でどういうふうに考えてらっしゃるのか伺わせてください。
【市長】これまでも議場で議会との情報の共有化に努めるということを話してまいったところでもございますし、今お話したようにもっと議論が噛み合うようにという思いも持って今回始めたところでもございます。公の場での議論というものを基本にするところは何ら変わるつもりはございませんけれども、そういう意味でもっと議論が噛み合うようにいろんな意味で私の思いを直接伝える場というのは必要ではないかなと思っております。
【記者】今後も続けていくつもりですか。
【市長】決めているわけではございませんけれども、定期的に今後も継続してやっていく必要があるのかなと思っております。今後新幹線開業に向けての協定の見直しですとか、合併・政令市に向けてですとかいろんな大きな課題もございますものですから、そういうものにつきましてももっと積極的にやっていく必要があるのかなと思っております。

【質疑応答:熊本駅周辺整備計画についてーその2】

【記者】先程一番頭に熊本駅周辺の地域まちづくり推進協議会が来月から設置されるという話がありましたけれども、来月からということで改めて市長としてこの協議会にどんなことを期待されるか、もしくはどんなことをやってもらいたいと思われているのかお聞きしたいのですが。
【市長】新幹線も開業し、八代―鹿児島がつながり、いよいよ次はこちらの番になってきたわけでございまして、先程申し上げたように2年前倒しということもございましていよいよだという思いもございます。そういう中で駅周辺の地域、これまでも熊本の副都心としてにぎわいと交流を持たせたいという思いで、これまで行政サイドで詰めてきたところでございますけれども、今後は、さらにそこに加えまして多くの市民の方々からいろんな思いを述べていただきたいと、それをできる限り計画に反映させていきたいと思いを持っているところでございます。この駅周辺全体的にいえることなんですけれども、やはり行政だけの力でこの駅周辺の整備ができるものではございませんので、経済界をはじめ、民間の方々のご協力も是非必要でありますからそういう意味で思いを同じにして、新幹線が開業するまで、さらにはその先の連続立体交差事業が終るまで、その先にも向けて民間の方々と思いを一つにしてこの事業を進めていかなければならないと考えております。そういうきっかけとなる場にしたいと思っております。
【記者】この推進協議会は、直接市長が出席されたりとかそういったこともあるのでしょうか。
【市長】10月1日の第1回目の会議には出席することにいたしております。

【質疑応答:任期付職員採用についてーその2】

【記者】最初に質問のあった任期付職員の件で、前回の議会の終了後にこうやってインタビューしたときに「継続審査となったことが非常に残念だ」とおっしゃってたのが印象的なんですけど、まず今回否決になったという事実を受けての感想というのを一言。
【市長】非常に残念です。
【記者】そのときに議会側からどういった意見がでたのかも踏まえて説明が足りなかった部分は、説明を補っていきたいとおっしゃってましたけれども、先程の質問と重なるかもしれないけれども、結果的にはそれは十分だったとお考えですか。
【市長】前回いただいたご意見については、できる限り今回の委員会の中でもお答えをさせていただいたのではないかと思っております。そういう意味では、やるだけのことはやったのではないかと思っておりますが、ただそれでもまだ不足ということでございますから、これは、いたしかたありませんし、そういう意味で非常に残念だと思っておりますので、とはいえ、行政は動いておりますし、先程申し上げたように中小企業経営サポートプラザも10月1日には開設いたしますので、この条例で対応できない部分、新たな対応を考えなければいけないと思っております。

【質疑応答:独鈷山開発について】

【記者】独鈷山に関して生活衛生課は3月に事前協議を受け付けて工事に入らせたと、7月15日に工事中止いたしましたけれども、その間7、8階は行かれてるわけですよね。で、私が「なぜわからなかったのか」と聞きましたところ、「土木工事だからわからなかった」という発言があったのですが、「じゃあ何のために仕事してるのかな」と思いましたけれども、市長は注意か何かなさいましたか。
【市長】土木工事だからウンヌンというところはよくわかりませんけれども、確かにその間何回か足を運んでおりましたから、なぜ見抜けなかったのかなという率直な思いはございます。ただ、ここに至りましては、もう事前協議済みでありましたものを無効にしたわけでございますから、もう一度厳しく審査をし直す必要がある、まだ事前協議を受け付けたわけでもございませんので、議会でも述べましたように今後厳しい対応をしなければいけないと思っております。
【記者】ここは度重なってきているわけですよね。同じようなことやってますもんね。
【市長】そうですね。禁半言の原則にもとるということもあって事前協議を拒否したという経緯もあるわけでございまして、そういう意味では、同じようなことを繰り返しているかなと率直な思いはございます。厳しい対応が必要かなと思っております。
【記者】せっかくの条例が生かされてないという気持ちがありますか。市長はこの点についてどうですか。改めてお聞きします。
【市長】まったく今の対応は条例違反でございますから、そういう意味では、本当に生かされてないなと、非常に軽く見られているのかなという思いはございます。
【記者】今回出された事前協議、これは不受理ということも可能性としてはあるのですか。
【市長】まだそれは、何とも申し上げられません。今、担当課の方でいただいた申請をチェックをしているところのようであります。

《終了の声》
【幹事社】ありがとうございました。
【市長】ありがとうございました。

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