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令和3年(2021年)8月25日 定例市長記者会見

最終更新日:2021年8月25日
政策局 総合政策部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

 

1 令和3年第3回定例会提出議案について
   

2 報告
・新型コロナウイルス感染症の現況について
・盛土等の現地点検について
・熊本市域街路樹再生計画について


3 お知らせ
・村上宗隆選手への「熊本市スポーツ特別功労者表彰」について


4 質問
(1)幹事社代表質問(NHK・時事通信社・日経新聞)
(2)各社質問

会見録

 

市長発表

令和3年第3回定例会提出議案について、ご説明いたします。
まず、補正予算案につきましては、「新型コロナウイルス感染症対策」関連経費のほか、「平成28年熊本地震からの復旧・復興」と「まちづくりの重点的取組」等に係る経費を計上しております。
また、今後の感染症対策を迅速かつ適切に講じるために必要な「財源と人員の確保」を目的とした、今年度事業の見直しに係る減額補正についても計上しております。
補正額につきましては、一般会計及び特別会計を合わせて18億2,748万円の増額となり、このうち、新型コロナウイルス感染症に係る補正額は、20億8,051万円となっております。

 

主な内容についてご説明しますと、お手元の資料「新型コロナウイルス感染症に係る緊急対策第21弾」のとおり9つの取組からなっております。
まず、ワクチン接種体制の充実・強化について、対象年齢の引下げ等を踏まえ、希望される市民の皆様全員が接種を受けられるよう体制の整備等を行います。また、今後の感染拡大に備えPCR検査体制を確保するとともに、入院医療費に係る公費負担分についても予算枠を拡大します。クラスターの発生等に特に注意が必要な介護施設等に対しては、簡易陰圧装置等の感染防止設備の設置を支援いたします。変異株への対応として、環境総合センターにウイルスのゲノム解析が可能な次世代シークエンサーを導入し、監視体制の強化を図ってまいります。コロナ禍で孤独・孤立状態となり不安を抱える女性の方々に対しては、実態を把握するとともに相談支援体制を強化いたします。
また、飲食店の感染拡大防止策については、6月中旬から県の感染防止対策認証制度がスタートしたところですが、市内飲食店の認証が進むよう、県と連携して制度周知や申請に向けた助言等を行ってまいります。
公立保育所において、タブレット等のICT機器や保育業務支援システム等を導入するとともに、障がい福祉サービス事業所に対しては、ICT機器の導入に加え、介護ロボット等の補助機器の導入も支援してまいります。
今後も状況変化を的確に見極めながら、必要な施策を講じることで、感染防止対策はもとより、市民生活や地域経済の支援などにも引き続き全力で取り組んでまいります。
次に、新型コロナウイルス関連対策以外の主な事業として、文化の分野では、令和元年10月に特別史跡として指定された千葉城地区のNHK跡地の取得に係る経費を計上しており、今後、歴史的・文化的な価値の保存・活用といった観点から史跡整備を進めてまいります。なお、取得財源については、将来的に国の補助金と熊本地震の復興基金を活用することで、実質的に市の負担が発生しないスキームとしております。
次に、交通の分野では、現在共同経営に取り組んでいるバス会社5社で利用可能な「共通定期券」の導入を支援することで、路線バスの利便性向上を図ってまいります。
最後に、教育の分野では、天明校区における魅力ある学校づくりを行うため、小中学校を一体化した本市初の義務教育学校設置に向け、地元からの要望も踏まえながら基本計画の策定等を進めてまいります。

 

次に、条例等の議案につきましては、「熊本市現代美術館条例の一部改正」、「熊本市環境基本条例の一部改正」及び「令和2年度熊本市各会計決算について」等の議案の提出を予定しております。
詳細については、午前中に開かれた議会運営委員会においてご説明したとおりですので、割愛させていただきます。
以上、提出議案についてご説明させていただきました。

 

次に、現在の新型コロナウイルスの感染状況ですが、直近1週間の8月18日から24日の新規感染者数は955名と、国分科会ステージ4の基準185名の5倍以上となっており、感染拡大の勢いは衰えておりません。さらに、病床使用率は、24日時点で83.5%となっており、医療提供体制への負荷が日に日に増大しております。
また、療養者数は、24日時点で1,108名となっており、その内訳は、入院が177名、宿泊療養が171名、自宅療養が556名、入院等調整中の方が204名おられる状況です。先の会見でも申し上げましたように、自宅療養及び入院調整中の方に対しましては、SPO2(動脈血酸素飽和度)を計測するパルスオキシメーターや熱中症対策として経口補水液の配布、1日2回午前と午後に健康観察を実施することで体調の変化の把握に努めているところであり、症状が悪化された際には外来診療に繋げているところです。
このような中、先週18日には、自宅療養中の50代男性の方が、自宅でお亡くなりになられました。心から哀悼の意を表します。本市といたしましては、医療機関とも連携しながら市民の命と健康を守るために全力で取り組んできたところですが、今回の状況に至ったことを大変重く受け止めております。自宅療養をされている方に係る健康観察や必要な調整等に改めて万全を期してまいります。
市民の皆様におかれましては、密接・密集・密閉の全ての密を避けていただくとともに、定期的な換気や共用部分の消毒など、家庭内での感染予防のための取組についても是非実践していただきますようお願いいたします。
この間の感染拡大により医療提供体制がひっ迫してきており、非常に厳しい状況となっておりますが、感染拡大が更に続きますと、現在東京で起きているような災害レベルとも言える、危機的な状況に陥る可能性があります。更なる感染拡大を食い止めるためには、皆様お一人おひとりの日々の心掛けと行動が非常に重要です。この苦境を乗り越えるため、何卒ご協力いただきますようお願いいたします。
また、ワクチン接種につきましては、第6期の受付を今週土曜日8月28日から開始いたします。先の会見でも申し上げましたように、ワクチン未接種の方と比較すると、接種歴のある方の感染が少ないという傾向がみられます。市民の皆様におかれましては、このようなデータも参考に接種のご判断をしていただき、一人でも多くの方に接種していただければと考えております。
また、妊娠中の方の予約についてですが、仮に今回の第6期で予約できなかった場合は、コールセンターにご連絡いただきますと、キャンセル待ち等への優先案内を行いますので、ご利用いただければと思います。
なお、8月1日から開始しておりますワクチンキャンセル待ちの登録者は、8月19日(木)時点で、約6,700人となっており、これまでに延べ732名の方がキャンセルによるワクチン接種を受けられております。キャンセル待ちの登録をされている方で、この期間での接種を希望される方は、改めて第6期の予約も併せて行ってください。第6期予約をされた場合には、ワクチンキャンセル待ちの登録は自動的に解除されます。

 

次に、感染拡大防止に関する市立学校、保育所等の対応方針等についてです。
市立学校の第2学期の開始にあたっては、先日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、感染状況を見ながら、学校での感染防止対策を講じるよう教育長に要請したところですが、一昨日の教育委員会会議において、分散登校とオンライン授業を行うことが決定されました。突然の決定で、各ご家庭にはご負担をおかけすることになりますが、感染拡大防止のために何卒ご協力をいただきますようお願いいたします。
また、保育所等においても、多くの園児の感染が確認されており、クラスターも発生している状況です。そこで、感染拡大防止のため、一定の期間において、家庭での保育が可能な保護者の皆様に対しまして、保育所等への登園は、可能な限り控えていただくよう要請することといたしました。
期間は、保護者の方への周知期間や保育所等の準備期間等を考慮し、8月30日(月)から9月12日(日)までとします。ただし、9月13日(月)以降も「まん延防止等重点措置」が延長された場合は、期間を延長いたします。
本要請に応じ、登園自粛をされた場合は、あらかじめ納入いただいた保育料は、還付されることとなります。なお、登園自粛に伴う園児の在園資格に対する影響は特段ございません。
また、事業者の皆様方には、保育所等の登園自粛を要請せざるを得ない状況をご理解いただき、あらためてテレワークの活用、従業員の休暇の取得について、特段のご配慮をいただきますよう、お願い申し上げます。

 

次に、大規模な盛土等の現地点検の進捗状況についてお知らせします。
7月29日から開始しました大規模盛土造成地及び森林法に関連した、合計113箇所の現地点検につきましては、先般の大雨で一時点検を中断しておりましたが、昨日時点で、106箇所の点検を終了し、当初の予定通り今月末までに点検を終了する見込みです。その結果につきましては、整理がつき次第、発表させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 

次に、計画の実施を中断させていただいております「熊本市域街路樹再生計画」についてご報告いたします。
計画策定時に設置した「熊本市街路樹再生計画策定委員会」ですが、8月30日に第4回  委員会を開催することになりました。第4回の委員会では、これまでの経緯を含めた本計画の現状、現状が抱える課題、今後の計画の進め方などについて、改めて議論を行い、さまざまなご意見を頂くこととしております。
中断している計画の実施については、再開する委員会で議論を深め、市民の皆様への丁寧な説明を行い、10年後、50年後も市民の皆様が誇れる街路樹としていきたいと考えております。

 

最後に、東京2020オリンピック野球の金メダリストで、熊本市親善大使でもあります   村上宗隆選手に対する、本市としての表彰についてお知らせいたします。
村上選手は、全試合に先発出場し、決勝戦では試合の勝利を決める本塁打を放つなど、侍ジャパン悲願の金メダル獲得に大いに貢献し、市民に大きな感動と勇気を与えてくれました。その栄誉を称え、熊本市スポーツ振興基金事業における顕彰のひとつである「熊本市スポーツ特別功労者表彰」を行いたいと考えております。
実施にあたっては、熊本市スポーツ振興基金運営協議会への諮問・答申が必要となりますので、早急に準備にとりかかるよう事務方に指示したところです。

 

私からは以上です。

 

 

質疑応答

【記者】病床使用率も8割を超えて逼迫している状況にあると思うのですが、このまま続くと危機的な状況になるというお話がありましたが、現時点で、東京で起きているような搬送が困難になるような事案が発生しているということはないのですか。

 

【市長】現時点で、救急車等で病院に入れない、搬送できないという状況はございません。

 

【記者】今、「まん延防止等重点措置」が適用されていますけれども、2週間以上経ったところでもあるので、その効果についての市長のお考えと、(緊急事態)宣言が追加されている地域もあるので、大西市長として、(緊急事態)宣言の要請等についてどのように考えておられるのかを聞かせください。

 

【市長】まず、「まん延防止等重点措置」が熊本市に適用になりまして、2週間経過をしたわけですが、未だ感染のピークというのが、ピークアウトしていない状況だと考えられます。そのように考えますと、相当な勢いで熊本市内においても全国においても(感染が拡大しており)、感染力が非常に強い状況が続いているということで、新規の感染者数が全国で記録的な状況になっていると思います。
これまで様々な措置を行ってきており、市民の皆様や事業者の皆さんにも様々なご協力をいただいているとこでありますが、これだけ感染の勢いが止まらないという状況でありますと、さらに今行っておられる、例えばテレワークの実施であるといったことについても、さらにもう1段高いレベルでの対応をお願いして、感染防止に努めていただくということ、さらに警戒をしていただくということが非常に重要だと思います。今、それぞれの事業者の皆さん、それから、今回、保育園の登園の自粛等も要請をするということにいたしましたけれども、できる限りのことをやりながら、感染がこれ以上広がらないように全力を挙げたいと思っております。
また、今の感染状況を踏まえまして、特措法の様々な要請等の権限を持っている熊本県ともしっかり連携をしまして、適切に国への色々な状況あるいは要請等についても、またお願いする機会もあるのではないかなと考えているところでございますが、現時点では、今できるかぎりのことを尽くしていくしかないということで考えております。

 

【記者】ワクチンのキャンセル待ちについてお尋ねいたします。まず、キャンセル待ちなんですけれども、スムーズな運用が行われているのかどうかということについての所感(をお聞かせいただきたいということ)と、妊娠されている方はキャンセル待ちの枠の中で優先されるという理解でよろしいのでしょうか。

 

【市長】ワクチン接種のキャンセル待ちということについては、先ほどお知らせしましたように、現時点で約6,700人の方にキャンセル待ちをしていただいています。これに登録をしていただいていることで、日々、医療機関あるいは集団接種会場等で、多い日で60人ぐらい、20、30人から60人ぐらいまでの方が、それぞれ毎日接種できる状況になっているということでありまして、8月19日までの累計ということですが、732名の方にキャンセルされたワクチンの接種を実施しました。平均しますと、1日に大体41件になるということです。ですので、このキャンセル待ちによって、早く接種したいという方については対応できていますが、これだけ多くの方がこのキャンセル待ちを(利用)しておられるということは、早く28日からの接種予約について、確実になされるように我々も体制を整えますが、皆さんには、28日からの第6期の募集についても、ぜひご活用いただきたいと思っています。
それから、妊婦の方について、今、様々なリスクというのが言われているところであります。一方で、妊婦の方に対する接種の安全性ということについても、国からも発表が既にあっているということでありまして、積極的に妊婦の方は受けられたほうが、感染するリスクあるいは重症化するリスクというのを低減することができるだろうと考えておりますので、この第6期の予約に関して、ぜひ早めに予約していただいて、そして、そこでも予約がなかなかできなかったという場合には、ぜひコールセンターにお電話をいただいて、優先的にキャンセル待ち等の枠の中で早くご案内するという運用をしたいと考えております。詳細については、また担当から詳しくご説明させていただきたいと思いますが、妊婦の方が安心していただけるような体制をとっていくということ、それから、ワクチンに対しても客観的なエビデンスも含めてですが、正しいデータを基に皆さんには安心していただくということが非常に重要ではないかと考えておりますので、その点についても、しっかりとご説明できるようにしていきたいと考えております。

 

【記者】妊婦のワクチン接種体制についてなんですけれども、まず熊本市では妊婦が感染した場合、どういう体制をとっていらっしゃるのか、搬送の手順等どのように決められているのでしょうか。

 

【市長】新型コロナウイルスの陽性の妊産婦の方への対応ということについては、実は県によって対応方針が既に定められておりまして、それに従って関係医療機関内で連携するということができています。具体的には、妊婦の方が陽性ということが確認をされた場合には、産科的な適用ということで、妊娠37週以降であるかどうか、出血があるかないか、あるいは下腹部の傷みがあるか、陣痛があるかといったように、色々とケースがそれぞれ違いますので、そういったものを踏まえて判断を行うということになっています。産科的適用ということがあれば、分娩取扱いが可能な感染症指定医療機関等へ即入院をいたしまして、産科的適用がなければ、一般の陽性者と同じように感染症指定医療機関への入院ということになります。実は、熊本県では、感染症指定医療機関等において、分娩扱いが可能な妊産婦用の受入れ病床が9床は確保されております。現在も複数名の妊産婦を実際に受入れておりまして、そうしたケアを今十分に対応しているところでございますので、今後も引き続き、妊産婦の皆さんには、安心していただけるよう、もし感染したとしてもしっかりとした対応がとれる体制を確保していきたいと思っています。
ただ一方で、病床が逼迫をしていきますと、現時点でこの妊産婦用の病床というのは、適切に対応できているんですが、やはりそうは言っても数が限られているということでありますので、お家に妊娠をされている方がいらっしゃるご家庭においては、特に家庭に感染を持ち込まないということは非常に重要でありますので、可能な限りご家族も人との接触を控えていただくということが非常に重要だと思います。もう本当にこれ以上できないというぐらい外出もできる限り控えていただき、あるいは仕事の場合も、在宅勤務ができる方はもう極力外との接触を控えていただくということが必要かと思います。

 

【記者】保育所の登園自粛についてお伺いします。第5波が拡大してしばらく経ちますけれども、なぜこのタイミングでこの登園自粛を要請されるのかということと、10歳未満とか、子どもの数の感染者が増えているということであれば、具体的なデータがあればそれも示して教えてください。

 

【市長】まず、このタイミングで登園自粛をお願いするというのは、園児の感染者数が非常に増えているという傾向が見られるということに強い危機感を持っているということでございます。それで、現実的には8月5日から8月11までに、10施設で10人、それから、8月12日から8月18日までに18施設で21人、それから8月19日から8月24日昨日までの6日間ということでありますが、15施設で21人ということで(感染者が報告されており)、日を追うごとに増えているような状況でありまして、感染が増加傾向にあります。大きな感染拡大に繋がりかねないという非常に強い危機感を持っておりますので、登園自粛というのは、仕事を持っておられるご家庭や、どうしても登園が必要な方というのはいらっしゃって、なかなか休みがとれないという色々な事情があると思いますが、もしこの期間で、今どうにか、例えばテレワークをできるとか、あるいは在宅勤務ができる、あるいは何とかこの期間であれば休暇をとって自宅で子どもを見ることができるというご家庭には、極力登園を自粛していただくことによって、(登園する園児の)数が減りますので、それだけ感染のリスクが減ると考えています。第4波のときには登園自粛を行ってなかったのに、なぜ第5波で登園自粛を要請するのかとおっしゃる方もおられるかと思います。第4波までは、園内の感染防止を徹底するということと、どちらかというと第4波は高齢者の感染が非常に多かったということで、低年齢層の感染は比較的抑えられていた状況にありました。ただ、今回の第5波は、第4波のときと同様の感染防止対策を行っているにも関わらず、園児への感染が拡大しているような状況にあるということであります。そのように考えますと、ここでこれまで以上に感染対策を強化する必要がある。特に、熊本市は県内においても、非常に新規感染者が多いエリアでありますので、ここで何とか食いとめたいと思っております。

 

【記者】前回、登園自粛要請をされたときには、例えば、医療機関ですとか、警察とか消防の関係者に関しては、学校で預かるというふうな対応をされていたと思うんですけれども、どうしても預けられないといった職業の方たちについての対応があればお聞かせください。

 

【市長】色々と影響が大きい職種の方も、たくさんいらっしゃいますので、そういう方々には、柔軟な対応をさせていただきたいと思っています。全ての保育園を閉めるということではありませんので、あくまでも登園自粛ということでありますので、例えば、医療従事者の皆さん、それから学校や警察、消防等に従事しているエッセンシャルワーカーの皆さんに対しては、それぞれの対応をしていきたいと考えております。

 

【記者】別件なんですけれども、街路樹の再生委員会についてなんですが、街路樹問題については、人によって捉え方も様々だと思うんですけれども、改めて再開する議論では、市長としてどのような議論を期待したいと思われますか。

 

【市長】これまでも丁寧に色々なことを検討されて、例えば危険な街路樹や古くなった街路樹を更新していく必要があると、そして杜の都を再生していく(ということです)。よく報道では、街路樹伐採計画というようなことで、タイトルがついている場合がありますが、正式には、熊本市域の街路樹再生計画ということであります。例えば、ピンクのテープが張られた街路樹を皆さんが目にして、そして、いきなりそれが伐採をされるということになると、それはその経緯も含めて今まで十分ご存じなかった方が非常に多いということが、これまで色々なご意見をいただいても分かりましたので、これまでの議論の過程について、もう一度丁寧にご説明をいただくということが必要だと思います。
そして、委員会の議論を再開していただく上では、歴史や文化、環境といった視点をより深く議論していく必要があると思っています。そして、街路樹や並木の将来の姿、いきなり伐採されて全てがなくなるようなイメージを皆さんは持たれると思いますが、そうではなくて、報道の皆さんにもお知らせして、危険木を撤去するということを既に行っているわけですが、そういったものもそのプロセスの中にあって、そして新たに植え替えをしたりということによって、さらに健全な樹木の育成につながって、将来的にもすばらしい街路樹の景観を(つくり)、そして管理も容易な景観をつくるようにということで、計画をしていただきたいと思いますので、市民の皆さんがやはり十分納得感を持っていただけるような委員会にしていただければと思います。
我々、行政にも非常に問題があったのは、「委員会で計画を作っていただきましたので、それに従って実行します。」ということではなくて、実行するまでのこのプロセスの中で、きちんと市民の皆様にご理解いただく、近隣の皆さんにはきちんと説明をしているということですが、街路樹というのは近隣の方以外にも、普段通る道すがら木々に癒しをもらっているという方も多くいらっしゃるだろうし、そのような方からすれば、色々な問題についてまだ可視化されてない部分があるのかと思いますので、そういったことも多くの皆さんに知っていただくということが必要だと思います。

 

【記者】今回の発表の内容にはないんですけれども、先日発表された議案の中で、中学2年生の女子生徒が転落死した事案について、裁判で和解の方針を示されたという議案が提出されているということなんですが、こういう事案が起こったことについての市長の受け止めと、今回の和解についての所感などありましたらお願いいたします。

 

【市長】学校の事故であるとか、様々なことで損害賠償の訴訟といったものが提起されてしまうということについてですが、学校はお子さんたちの大切な命をお預かりしている場所でもあります。そして、昨今ではいじめの問題による色々な課題もあるというような中で、教職員、学校関係者や保護者の皆さんも含めてですけど、子どもたちの被害であるとかトラブルを起こさないように、とにかくみんなで力を合わせていくんだということは非常に重要だと思います。ですから、今回これはそれぞれ転落死亡事案であったり、様々なそういう事故によることについての和解の関係経費ということで今回予算が計上されています。これは司法の場で、裁判の場で和解ということで勧告をされたということでありますので、それに応じていくということにはなりますが、こうしたことがやはり起こらないように、学校現場は、安全対策等の様々な対応をより強く求められていると思いますので、私からも教育長には、こういった事件や事故で不幸なことにならないように、しっかり対応して欲しいと申し上げたところでございます。

 

【記者】村上選手のスポーツ特別功労者表彰についてなんですが、いつ頃を目途に予定されていらっしゃいますでしょうか。

 

【市長】今日、こういう形で発表させていただきましたが、先ほど申し上げましたとおり、色々と審議をして、答申をもらうというようなプロセスがありますので、それ次第ということになるかと思いますが、大体のスケジュールというのは言えますかね。

 

【事務局】これから手続に入ります。審議会のメンバーの方々にお諮りいただいた上で、答申という形になりますので、早急に手続きをとりまして、整えばお知らせします。
通常ですと、1年間通して暦年で12月までに活躍された方を翌年明けて審議をするということになりますが、村上選手につきましては、事務局の方で持ち回りをして手続きを行っていきたいと思います。時期については、また発表させていただきたいと思います。

 

【市長】ということで、できるだけ早く対応したいと思います。関係者の方も色々いらっしゃいますので、委員の皆さんにお諮りをしたいと思います。ただ、今日こうして、記者会見でも発表させていただくように、やはり十分な功績があって、非常に多くの市民が感激をして、勇気づけられたと思いますし、コロナ禍で非常に閉塞感のある中で、あれだけ気持ちの良いホームランを打ってもらった、あの瞬間私も見ておりましたけれども、思わず声を上げて喜んだところでありまして、村上選手は先ほどもご紹介申し上げたとおり、熊本市の親善大使も務めていただいておりますし、またホームランを打つとその分熊本城に寄附をしていただけるということで、オリンピックのホームランも含まれるんですかね、それは別にご本人に聞いてみますけれども、そういう意味では、熊本市の色々な若者の希望にも繋がっていくような非常にすばらしい選手でありまして、まだお若いですから、これからまだまださらにご活躍されると思いますので、我々としても、しっかり今回市民としても表彰をさせていただいた上で、さらなるご活躍を期待したいと思っています。

 

【記者】先日、当社が報じた内容で、自宅療養をされているご夫婦でお子さんも一人おられるんですが、ご夫婦ともに新型コロナで陽性になり、自宅療養されており子どもさんも濃厚接触者でPCR検査を受けなければいけないということだったんですが、これまで2~3日程度でPCR検査を受けられていたものが、1週間近く時間がかかるという状況になっていて、ご両親が陽性ということで病院や保健所に連れていくということができない状況に陥って困っていると感じている方がおられました。
保健所の対応として、その方がおっしゃるには、「自力でどうにかしろ」みたいなことを言われて、私のほうでもちょっと担当する課にお尋ねしたところ、個別の色々な状況であってもお困りの方には丁寧に対応するようにという指示はしているということで、少し市の担当課の方の現状が、担当の方に対する普段の指示と現場の実情とには少し食い違いがあるのかなという印象を受けました。良い悪いとか批判するつもりは全くないんですが、それぐらい保健所の状況というのが、従来対応できたものが対応できないとか、個別対応に限界がきているというような状況もあるのかなというのもちょっと懸念するところです。個別のケースもあると思うんですが、そうした現状を踏まえて、市長としてはどのようなお気持ちでしょうか。

 

【市長】現実的に、感染をして陽性が確定した後は、ご家族等の濃厚接触者の方々のPCR検査にある程度時間を要する状況があったということがありまして、大変申し訳なく思っております。感染者に濃厚接触をしてしまったということになると、誰でも早く(自分の検査)結果が知りたいわけです。ところが、ご承知のとおり、1日に150人以上の感染者が発生しており、毎日毎日急激に感染が拡大をしていきますと、まず感染者の方のフォローだけでも、マンパワーも含めて相当大変な状況になっていきます。そこで、先日の記者会見でも既に申し上げましたけれども、先週前倒しをして保健所の体制強化をさせていただいております。増員することによって、そうした皆さんへのフォローも的確にできるように、現在対応しておりますが、現場の状況というのは、例えば、今検査を待っている人がどのくらいいるのか等、色々な情報は日々私のところにもかなり細かいことを報告してもらっているのですが、ただ報告することすらもままならないような状況が、今の保健所の状況であるということですので、そういった事態にならないためにも、本当に新規の感染を1人でも2人でも抑えていくということで、そういった事象を少しでもなくしてスムーズにしていく、すぐPCR検査が受けられて陽性かあるいは陰性かが早く判断できるようにするということで、皆さんの生活の質を保つということにも繋がってきますし、健康の管理上も非常に重要なことであり、命を守ることに繋がってくると思いますので、この点についてはしっかり対応したいと思います。
私からは、早い段階で健康福祉局の局長はじめ、担当には(指示しており)、以前の第4波のときもかなり感染が多くなってしまったものですから、濃厚接触者の方のPCR検査がなかなか時間がかかるというようなことがあって、そうしますと、例えば企業等にお勤めの方だと出勤できないわけです。そうすると、身動きがとれない状態でずっと何日も自宅で待機をするというようなことになってしまいますので、そういったことが起きないようにということで今体制は、一生懸命頑張って強化しているのですが、対応に色々な課題(があったり)、私も報道を録画で拝見させていただいたのですけれども、あのような状態になって非常に不安に思う、あるいは、例えばお子さんを近所の小児科に連れてはいけないわけで、そうすると小さなお子さんを1人で行ってくださいというのは、なかなかそれは現実的には難しいということになりますので、色々なケースがありますが、保健所の担当もできるだけ色々な事案に寄り添えるように努めていきたいと思いますので、ぜひ、ご迷惑を色々おかけしますけれども、今、体制の強化に努めておりますのでご理解いただきたいと思います。

 

 

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