【市長発表:市営バス競合3路線の廃止・移譲(バス網再編)について】
本日は議会告示日でもありますので、3月議会前の記者会見を兼ねましての定例記者会見とさせていただきます。それでは、平成17年度当初予算案および条例案などにつきましてお話しさせていただきますが、その前に一点だけバス路線の民間バスへの新たな移譲につきましてご報告させていただきます。
バス路線の廃止、移譲につきましては、昨年6月に市道川尻帯山線の一部を民間バスに移譲したところでありますが、この路線に続きまして、新たに、国道川尻線の全線および野口健軍線、池田大窪線の一部の市営バス3路線について、民間バスに移譲することといたしました。すでにバス事業者間での合意や地元の皆様への説明を終えたところでありますが、今後、「熊本都市圏バス路線に関する検討会議」および「地方バス対策熊本市ブロック協議会」での承認、運輸当局への手続等を経まして、正式に4月1日からの民間バスへの移譲が決定される予定であります。
熊本都市圏でのバス網再編につきましては、交通渋滞の緩和と公共交通の利便性の確保を図りますために、今後も引き続き、国、県、バス事業者等の関係団体と運行体制等について協議を行っていくこととしておりますが、その内容が多岐にわたること、また、各社の経営に絡む問題も多く、今後の取り組みについてはなお十分な協議期間が必要であると考えております。