【市長発表:はじめに(4月20日早朝の地震の状況報告・不祥事のお詫び)】
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おはようございます。それでは、4月の定例記者会見を始めさせていただきます。いろいろと発表いたします前に、今日6時11分に福岡県西方沖で発生しました地震でございますけれども、本市の状況でございますが、既にご承知と思いますが、震度3の揺れがございました。現在のところ、人的また建物等に主だった被害は無いと報告を受けております。さらには、公共交通機関は平常どおり運行しているようでございます。しかしながら福岡でまた被害が出ているようでございますので、広域的な情報収集に努めたいと、適切な対応に努めてまいりたいと考えているところでございます。
それでは、本日は、これから始めます新たな事業や取り組みにつきまして、観光分野を中心に4点の発表をさせていただきますが、本題にはいります前に、本市の不祥事が相次いで明らかになっていることにつきまして、ここに改めてお詫びを申し上げたいと存じます。
先般、職員厚生会のスポーツレクリェーション補助事業につきまして、消防局の一部の部署で不正請求が行われていた事実が判明したところであります。このため早速、平成15年度、16年度分について全庁調査を行いましたところ、適正でない請求が行なわれていたことが明らかになりましたので、今後、速やかに職員厚生会へ返還の事務手続きを行いますとともに、更に5年間相当分を職員厚生会より本市の予算に繰り入れることといたしました。
また、本件に関する管理監督責任を問うため、今月14日付で職員厚生会の理事長である総務局長並びに消防局長に対しまして訓告処分の措置を行い、その他関係職員に対しましても所要の措置を講じたところであります。
このほか、去る3月下旬、公務外ではありましたが、現在局長級の職員が、男性職員に対し、行った行為について、文書による厳重注意処分の措置を行ったところであります。
本市は、「まちづくり戦略計画」並びに「行財政推進計画」の実行2年目として、全職員が新しい熊本づくりに懸命に取り組んでおりますが、このような中での不祥事の発生は、誠に残念でありまして、遺憾であり、市民の皆様に多大な御迷惑をおかけいたしましたことに対し、重ねてお詫びを申し上げるしだいであります。
今後は、さらに綱紀の保持と厳正な服務規律の徹底に努め、このような不祥事が発生することのないよう、また市民の皆様の信頼を一日でも早く回復できますよう、職員一丸となって努めてまいりたいと考えております。今後ともこれまで同様、市政へのご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
それでは、本日の4点の発表をさせていただきます。