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平成17年4月定例市長記者会見

最終更新日:2005年4月21日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表:はじめに(4月20日早朝の地震の状況報告・不祥事のお詫び)】

市長会見1

 おはようございます。それでは、4月の定例記者会見を始めさせていただきます。いろいろと発表いたします前に、今日6時11分に福岡県西方沖で発生しました地震でございますけれども、本市の状況でございますが、既にご承知と思いますが、震度3の揺れがございました。現在のところ、人的また建物等に主だった被害は無いと報告を受けております。さらには、公共交通機関は平常どおり運行しているようでございます。しかしながら福岡でまた被害が出ているようでございますので、広域的な情報収集に努めたいと、適切な対応に努めてまいりたいと考えているところでございます。
 それでは、本日は、これから始めます新たな事業や取り組みにつきまして、観光分野を中心に4点の発表をさせていただきますが、本題にはいります前に、本市の不祥事が相次いで明らかになっていることにつきまして、ここに改めてお詫びを申し上げたいと存じます。
 先般、職員厚生会のスポーツレクリェーション補助事業につきまして、消防局の一部の部署で不正請求が行われていた事実が判明したところであります。このため早速、平成15年度、16年度分について全庁調査を行いましたところ、適正でない請求が行なわれていたことが明らかになりましたので、今後、速やかに職員厚生会へ返還の事務手続きを行いますとともに、更に5年間相当分を職員厚生会より本市の予算に繰り入れることといたしました。
 また、本件に関する管理監督責任を問うため、今月14日付で職員厚生会の理事長である総務局長並びに消防局長に対しまして訓告処分の措置を行い、その他関係職員に対しましても所要の措置を講じたところであります。
このほか、去る3月下旬、公務外ではありましたが、現在局長級の職員が、男性職員に対し、行った行為について、文書による厳重注意処分の措置を行ったところであります。
 本市は、「まちづくり戦略計画」並びに「行財政推進計画」の実行2年目として、全職員が新しい熊本づくりに懸命に取り組んでおりますが、このような中での不祥事の発生は、誠に残念でありまして、遺憾であり、市民の皆様に多大な御迷惑をおかけいたしましたことに対し、重ねてお詫びを申し上げるしだいであります。
 今後は、さらに綱紀の保持と厳正な服務規律の徹底に努め、このような不祥事が発生することのないよう、また市民の皆様の信頼を一日でも早く回復できますよう、職員一丸となって努めてまいりたいと考えております。今後ともこれまで同様、市政へのご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
それでは、本日の4点の発表をさせていただきます。

【市長発表:2006世界女性スポーツ会議くまもとプレイベントについて】

 まず、第1点目は「2006世界女性スポーツ会議くまもと」のプレイベントについてであります。男女共同参画社会の実現、「くまもとブランド」の発信・確立、国際交流の推進のこれら3点を開催意義と位置づけ準備を進めております同会議の開催まで約1年を残すところとなりました。そこで、開催1年前のプレイベントを5月12日(木曜日)に市庁舎玄関前及び熊本市産業文化会館にて行うことといたしました。
 事業の具体的内容といたしましては、市庁舎玄関前におきましては、カウントダウンボードのお披露目、広告塔の除幕式等を行う予定でございます。また、産業文化会館におきましては、日本オリンピック委員会のご協力をいただきまして、プロテニスプレイヤーとして活躍中の沢松奈生子氏の講演会を行うこととしております。内容の詳細につきましては、別途資料を配布いたしておりますので、ご参照ください。今回のプレイベントを通じまして、会議開催を広く市民の皆様にPRいたしますとともに、広報活動をさらに強化し、会議に向けての機運を盛り上げてまいりたいと考えております。

【市長発表:「くまもと春のお城まつりタイムスリップin熊本城」について】

本丸御殿仮設見学所

本丸御殿鳥瞰図

 次に第2点目ですが、「くまもと春のお城まつりタイムスリップ in 熊本城」についてであります。ご存知のとおり、熊本城を会場にお城まつりを春、夏、秋と開催しておりますが、いよいよ来月から「くまもと春のお城まつりタイムスリップin熊本城」を開催します。春のお城まつりはゴールデンウィーク期間中のファミリー向けイベントとして開催しておりますが、毎回ご好評をいただき今回で6回目を迎えます。今年は5月3日から8日まで、6日を除きまして、5日間、熊本城内で開催いたします。その内容といたしましては、例年同様、竹の丸広場での「こども忍者道場」や宇土櫓前広場での昔遊びコーナーなど盛り沢山の催物を計画しています。是非、多くの皆様にご来場いただき、熊本城内各所を散策しながらタイムスリップ感覚で、ご家族そろって楽しい1日を過ごしていただきたいと考えております。
 また今回は、復元工事が進む本丸御殿の建築現場を間近で見学できますように、今月29日から仮設見学所を設置いたします。今月1日からは、飯田丸五階櫓の公開が始まりまして、多くの皆様にご覧いただいておりますが、熊本城復元整備計画の最後となります本丸御殿も、順調に復元工事が進み、秋ごろには棟上ができる見込みであります。この復元整備は、今回の復元整備計画の中で最大規模を誇り、築城当時の建築工法の過程を見ることができる大変貴重な機会でもあります。このため、仮設見学所を設置しご覧いただけるようにいたしました。今後、工事の都合により短期間閉鎖することもございますが、できる限り常設いたしまして、多くの皆様に、日本古来の優れた伝統的建築工法をご覧いただきたいと思います。
 一昨日、熊本城築城400年記念事業実行委員会の第1回目を開催したところでありますが、大変熱心に委員の皆様からご意見をいただいたところであります。改めて、築城400年への、皆様の関心の高さと期待を実感したところでありますが、築城400年を一過性の催しで終らせることなく、今後歴史に培われた文化や豊かな自然に育まれた熊本の魅力を、積極的に発信してまいりたいと考えております。

【市長発表:観光ホームページ「満遊!くまもと」について】

 次に、第3点目ですが、観光ホームページ「満遊!くまもと」を4月28日に開設します。これは、今まで、本市のホームページの中にございました観光部門を独立させまして、観光地などの情報をより詳細に盛り込んだ内容を掲載したものであります。特に、このホームページでは、英語のほか韓国語・中国語の外国語版の内容拡充も図っておりまして、英語圏だけでなくアジア圏に向けましても情報の発信を強化し、熊本の観光の魅力を国内外に積極的に紹介してまいりたいと考えております。なお、この観光ホームページ「満遊!くまもと」には、熊本市のホームページからもアクセスできますので、皆様にも是非ご活用いただきたいと考えております。

【市長発表:熊本駅総合観光案内所について】

 次に第4点目ですが、熊本を訪れる観光客の視点に立ったサービスの向上を図りますために、JR九州熊本支社のご協力をいただき、熊本駅構内の観光案内所を移転リニューアルいたしまして、4月29日、ゴールデンウィークの初日にオープンします。今回の移転リニューアルでは、名称を「熊本駅総合観光案内所」と変更いたしまして、場所を、観光客の皆様にわかりやすい改札出口のすぐ横に移転し、面積も従前の案内所の1.8倍といたしましたところであります。今後、JR九州熊本支社さんと共同で、観光情報、さらには、JR情報を総合的に提供し、さらなるサービスの向上を図ってまいりたい、この熊本を訪れていただいた皆様に対するおもてなしの心の向上にもつなげてまいりたいと考えております。なお、この詳細につきましては、この記者会見が終わりました後、JR九州熊本支社の方とともに観光政策課が別途ご説明することといたしておりますので、よろしくお願いいたします。本日の私からの発表は以上です。それではご質問をお受けいたします。

【質疑応答:富合町長・熊本市長面談について-その1】

【記者】昨日の富合町との合併協議ですが、富合町長が合併のことについて来年にもというようなことをおっしゃっていたのですが、研究会、法定協議会の設置時期というのを今のところどういう日程でお考えでしょうか。
【市長】昨日、富合町の村崎町長がお出でいただきまして、勉強会、研究会のご提案をいただいたところであります。それについては、私ども、大変ありがたいということで前向きな対応をお答えしたところであります。今後のスケジュールでありますが、法定協議会の設置でありますとか、さらには合併の時期ですとか、それにつきましては、この研究会の進み具合しだいだと思っておりますし、今のところその時期は明らかになっておりません。この研究会の進み具合しだいだと考えております。
【記者】富合町だけでは、政令市移行の要件の70万人にはとどかないわけですが、ほかの自治体への呼びかけはするのですか。
【市長】呼びかけと言いますか、これまでも、熊本市といたしましては近隣の自治体の方々に対して、合併に向けた協議をする準備はあるということを常々申してきたところであります。今、中央広域市町村圏協議会の中で、これは合併だけを前提としたものではありませんが、それぞれの地域の抱える課題、さらには広域的な取り組みについて、今、それこそ研究を進めているところでございます。そういう中で、また新たな方向性が見えてくればという期待を持っているところでもありますが、具体的に合併を前提にどこかに呼びかけることは、今のところ考えておりません。

【質疑応答:熊本市自治基本条例案について】

    市長会見2

【記者】自治基本条例案ですが、特別委員会は月1回の開催ということになりましたが、審議が長引きそうですが、どう受け止めていらっしゃいますか。
【市長】前回、初めての委員会が開催されまして、私も出席をさせていただきました。その挨拶の中で、できるだけ早い条例の制定をというお願いもしたところであります。先般の委員会の中では、月1回程度の委員会の開催、さらには、いろいろ項目ごとに審議をしていきたいということが決められたわけでございます。地方自治のあり方ですとか、また、協働のあり方ですとか、本市の取り組みにつきまして、委員会の中でも十分審議をしていただきたい、また、それに対して私どもとしてはよりていねいな説明、情報提供に努めてまいりたいと考えておりますが、そのような調査や研究、審議をしていただけばしていただくほど、やはり自治基本条例の必要性をご理解いただけるのではないかという思いを持っております。ですから、引き続き、私といたしましては、できるだけ早い条例の制定を是非ともお願いしたいと考えているところであります。

【質疑応答:中国桂林市との交流事業について】

【記者】中国の反日活動ですけれども、友好都市の桂林市との交流に何か影響は出そうでしょうか。たとえば、交流を見合わせるとかそういうお話は出ていますか。
【市長】特に、桂林市の方からそのような申し入れは、今のところあっておりません。桂林市とは、昨年でありましたけれども、友好都市締結の25周年を迎えたところでありまして、王躍飛桂林市長と私との会談でも、これまで築かれました友好関係を、さらに発展させていきたいという合意を見たところでありまして、その信頼関係、友好関係は決して崩れるものではないと考えております。
【記者】次に、こちらから交流団などが行く予定はいつですか。
【市長】交流事業といたしましては、たとえば、今年の夏でありますけれども高校生を一週間程度派遣することを予定しております。それから、留学生、これは2名ですけれども、8月ごろから約一年間派遣する予定になっております。それから、下水道関係であったと思いますが環境技術の指導員の派遣を、一週間程度夏の時期に3名程度を考えております。さらに、桂林市からの友好代表団の受け入れ、これはまだ実施時期は調整中でありますが、5,6名程度の友好団を受け入れる予定になっているところであります。現地の状況等把握しながらではありますけれども、予定通り実行してまいりたいと考えております。
【記者】反日デモの拡大がですね、ゴールデンウィークを控えて、これから観光に力を入れていこうという市にとって、いろいろ影響が懸念されると思いますが、そのへんどう見ていらっしゃいますか。
【市長】確かに、これからどういう状況になっていくのか、非常に憂慮しているところであります。観光面のみならず、これまで築き上げてきた日中関係に大きな影響を与えるのではないかと憂慮しているところであります。ただ、私どもとしましては、桂林市とのこれまで築き上げた友好関係を大事にして、今後も続けてまいりたいと考えておりますし、そして、たとえば、海外から、アジアから、中国や韓国等から訪れていただいた皆様方に対しましても、やはり、おもてなしの心を持って、迎え入れたいと考えているところではあります。
【記者】現実的には、少しずつ行楽地やホテルでですね、キャンセルなどそういう動きもかなり出てきていると思うのですけれど、状況把握はされていますか。
【市長】旅行社に数社確認をしているところでありますけれども、いまのところ、旅行ツアーの中止等はでていないと確認しているところであります。ただ、これからの動きしだいでは何ともいえないところではありますが、早く沈静化することを望みますし、冷静な中でのお互いの話し合いが必要ではないかと考えております。

【質疑応答:富合町長・熊本市長面談について-その2】

【記者】富合町との件ですが、今後の勉強会では、主にどういったところを詰めていこうと考えているのか、それと、スケジュール的に、富合町長がおっしゃっている来年の合併の可能性についてどのようにとらえているのか、それと最後に、昨日の会見で特例区の設置をお願いしたいと(富合町長が)おっしゃっていましたけれども、この件についてどのように考えているのかをお願いします。
【市長】まず勉強会の内容ですけれども、何を研究していくかというのは、お互い協議をする中でと思っておりますが、それぞれの業務に関わること、さらには地域における課題等、とにかく幅広い研究をしていく必要があろうと。合併を前提とした研究会をむこうも望んでらっしゃる訳ですから、それなりに幅広く、そして深く研究することが必要ではないかと思っています。まずは、たとえば、お互いの総合計画等あるでしょうから、そういうものを中心とした議論等も必要ではないかと。とにかく幅広く、そして深く研究していく必要があると思っております。それから、合併の時期についてですが、直接お聞きしているわけではありませんが、来年度とおっしゃったのですかね。
【記者】来年ぐらいということでしたが。
【市長】そういう時期につきましては、まだスタートしていないわけですから、今のところ何とも申し上げられる段階ではないと思っています。ただ、いずれにしても、早くこの研究会を立ち上げて、お互いの課題について協議をして、そして整理をしていきたいと思っております。それから特例区についてですけれども、やはり考え方としましては、富合町がこれまで築き上げたものといいますか、なるべくその主体性を保ちたいという思いから、そういうふうにおっしゃられたのかなという思いはしますけれども、そういうことにつきましてもこれからの話でありますから、今のところの町長さんのお考えだということで、淡々と受け止めているところであります。
【記者】ということは勉強会も結構時間がかかりますか。
【市長】ただ、だらだらと時間をかけてやっても、意味がないと思いますから、それはある程度期限を区切ってやっていく必要があるのではないかと思っております。ですから、どれくらいの期間でやるのかですとか、そのへんもお互いの協議の中で決めていきたいと思っています。
【記者】大型連休明けくらいにでも、いつぐらいに設置するとか、そういう話し合いの場を設けられようということですか。
【市長】なるべく早く研究会をたちあげたいと思っておりますが、このことについては事務局のほうからお答えします。
【事務局】後は事務方同士で詰めますので、研究会のメンバーも事務方でと考えておりますので、できるだけ早く、遅くとも連休明けには固めたいと思っております。
【記者】昨日、富合町長は、町民への説明はこれからというか、理解を求めていくということでしたが、熊本市として、研究会を立ち上げる一方で、市民の方々がどう思っているか確認する作業が必要になってくると思うのですが、どのようにお考えですか。
【市長】研究会を進める中で、いろんな情報提供をさせていただく中で、市民に対してもご理解をいただく努力は、私どもとしてもしなければならないのではないのか、それは富合町が町民に対してなさるように私どもも情報提供をし、ご理解をいただく努力はしていかなければならないと考えております。
【記者】具体的な手法はどのような形でしょうか
【市長】具体的な手法は、今のところ、具体的な考えにいたってはおりませんけれども、そういう必要性は十分認識しているところではあります。
【記者】富合町と合併しても政令指定都市の人口要件には合わないのですけれども、とりあえず合併をしたいという富合町の方で意思がまとまった場合に、人口は足りないのだけれども、熊本市としては、一市一町ということで合併する意思はあるのですか。
【市長】先ほども申し上げましたとおり、これからスタートする訳ですから、そういう研究会を経て、協議会に移れるかどうかということ、そしていろんな議論を踏まえての合併の手続きということになるでしょうから、今のところ、当然、合併前提の研究会を立ち上げましょうということを申し上げた訳ですから、それは、意思はあるということであります。確かに、政令指定都市という目標はございますし、70万というひとつの人口の目安はありますけれども、そこにむけての着実な一歩になるのではないかと思っていますので、当然意思があるからこそ昨日のお話しも受け入れたところではあります。
【記者】今回の研究会の性格というのは、合併できるか否かを研究するのではなく、合併を前提に、どのような課題があるかと検討する研究会ということですか。
【市長】できるか否かということは、その研究を進める中でいろんな課題が出てくるかもしれませんし、それは現時点で、できるかとかできないとかは、それは分かりません。可能性としてはどちらもあると思っています。ただ、当然、合併することも前提として、視野に入れて研究会を進めていくということであります。
【記者】結果的にできないということもあるかもしれないと。
【市長】それは可能性の話でありますから、パーセンテージがどれだけかという問題もありますし、それは可能性としてはありますねということですね。
【記者】この件に関する議会との連携はどのようにしていかれたいのでしょう。
【市長】まず、政令指定都市に関する特別委員会がありますから、そこに報告をするなり、また、必要によっては委員会を開いていただくなりということは、これからの動きしだいではありますが、必要になってくるのではないかと思っています。

【質疑応答:職員厚生会の見直しについて】

【記者】職員厚生会の見直しについて、今後市としてはどのように取り組んでいかれるのでしょうか。
【市長】職員厚生会につきましては、先ほどお話しましたように、スポーツレクリェーション事業におきまして不適正な処理が発覚したところであります。直ちにそれについての対応を取ったところでありますけれども、今後、福利厚生事業でありますけれども、申すまでもありませんが、地方公務員法第42条に基づきまして職員の保健、元気回復に繋がる事業を行って、そして公務能率を増進することを目的に実施をするものであります。したがいまして、福利厚生制度の主体であります職員厚生会には、この目的に沿う事業運営をお願いしたいと考えておりますし、広く市民の理解を得られる形で福利厚生制度を行っていただきたい、また、現状の厳しい状況を踏まえた中での見直しも是非やってもらうよう指示をしたところであります。私どもといたしましてはこれまで負担割合について随時見直しを行いまして、今年度から1:1と、折半というところまできたところでありますが、これにつきましてもさらなる見直しが必要かどうかということを、職員厚生会の中で、全体の事業を見直す中で、私どもといたしましても見直しを進める必要があるのではないかと考えております。
【記者】負担割合のさらなる引き下げと、公費と掛け金でやる事業の区別についてはどのようにお考えですか。
【市長】負担割合のさらなる見直しになるのか、それとも全体の事業が下がっていくのかということ、例えば事業自体を見直して縮小ということになりますならば、当然私どもの負担も減ってくることもありうると思います。いずれにしても、事業全体をきちっともう一度厚生会の中で見直していただきたい、そういう指示をしているところであります。
【記者】今の時点では分けるという意思はないのですか。
【市長】これは、職員厚生会の方からからお答えします。
【職員厚生会】そのことも含めまして、今後、厚生会の理事会、評議委員会、検討委員会の中で十分協議してまいりたいとは考えております。
【記者】市としては提案するご予定はあるのですか。
【職員厚生会】当然提案して、できるところから取り組んでまいりたいと思っております。
【記者】それは、公費と掛け金の使途を分けるというのを提案されるということですか。
【職員厚生会】今、事務局サイドで、そういうことが可能なのかどうかということでの提案ということで、もちろん福利厚生事業検討委員会というものもございますので、その中で十分論議してまいりたいと考えております。事務局としての提案となろうかと思いますけれども。

【質疑応答:朝鮮会館に係る固定資産税減免に関する住民訴訟について】

【記者】朝鮮総連の施設の訴訟が、明日判決がでますが、今考えていらっしゃることと、あと判決しだいでの対応ということで何か考えていることがありますか。
【市長】特にありません。明日の判決を待ちたいと思っております。そしてその判決が出たうえで、今後の対応を考えてまいりたいと考えております。

≪終了の声≫
【市長】ありがとうございました。
【記者】ありがとうございました。

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