【市長発表:洪水ハザードマップについて】
それでは、5月の定例記者会見を始めさせていただきます。本日は、これから始めます新たな事業や取り組みにつきまして、4点の発表をさせていただきます。
第1点目ですが、「洪水ハザードマップ」の配布についてであります。今年の年頭記者会見におきましてお答えしておりました白川水系、緑川水系における本市の「洪水避難地図(洪水ハザードマップ)」がこの度完成いたしまして、6月中に、市内全世帯に配布をいたします。この「洪水ハザードマップ」でありますが、本市におきましては初めて作成したものでありまして、白川・緑川の洪水により水害が発生した場合を想定をいたしまして、浸水の場所(範囲)とその深さ(水深)を色別に表示いたしまして、避難場所の位置、避難情報伝達経路(方法)、避難行動、避難の心得などを具体的に記載してわかりやすく市民の皆様にお伝えをするものであります。
また、「洪水ハザードマップ」に併せてまして「わが家の防災マニュアル」も配布をすることといたしております。このマニュアルには地震、風水害、火災など様々な災害対策に関する情報を掲載しているところでありまして、普段から自然災害等に対する知識と備え、いざという時の迅速な対応に役立つよう作成をしているところでございます。
昨年は新潟県中越地震をはじめといたしまして、記録的な集中豪雨や台風の発生、また、今年にはいりましても先般の福岡県西方沖地震の発生が記憶に新しいところでもありまして、一瞬のうちに生命財産を奪い取る自然災害の怖さ、そして、災害に対する日頃からの取り組みの必要性を痛感しているところであります。本市におきましても、防災体制及び危機管理体制のさらなる徹底を図ってまいりたいと考えているところでありますが、市民の皆様にも、今回の「洪水ハザードマップ」、そして「わが家の防災マニュアル」をご活用いただきまして、災害に対する日々の備えに心がけていただきたいと考えているところであります。