熊本市は、この4月で政令指定都市移行から10年が経過しました。
振り返りますと、平成24年の九州北部豪雨、平成28年の熊本地震、そして新型コロナウイルス感染症など、幾度の災害に見舞われた10年でした。
私たちにとって厳しい経験ではありましたが、これらの経験により人と人との絆は深まり、地域のつながりの重要性を改めて認識することが出来たと考えております。
また、このような大変な状況をともに乗り越え、魅力ある熊本のまちづくりにご協力いただいている市民の皆様に心から感謝を申し上げます。
これまで、本市では、各区役所、そしてまちづくりセンターの地域担当職員を中心に、市民の皆様とともに地域特性に応じた自主自立のまちづくりを進めてきたほか、国際スポーツ大会の開催、さらに、熊本駅周辺や花畑広場等の魅力あふれる拠点を整備するなど、政令市の機能を最大限に活かしたまちづくりに取り組んできました。
引き続き、市民の皆様の声に耳を傾け、市民一人ひとりが、自分たちが暮らすまちに誇りを持ち、夢や希望を抱いて、生き生きと多様な生活を楽しむことができる「上質な生活都市」の実現に向け取り組んでまいります。