市長室トップへ

ようこそ!市長室へ(スマホ版)ようこそ!市長室へ

  • 音声読み上げ リードスピーカーを起動します
  • 文字サイズ 拡大標準
  • 背景色 青黒白

平成26年2月14日 第1回定例会前市長記者会見

最終更新日:2014年2月26日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表:平成26年度当初予算案について】

市長記者会見の様子

PDF 配布資料2 新しいウィンドウで(PDF:305.8キロバイト)

 本日は、平成26年度当初予算案につきまして説明をいたしました後、明後日の開催となりました「熊本城マラソン2014」につきまして述べさせていただきたいと存じます。
 まず、平成26年度一般会計当初予算案についてでありますけれども、当初予算案の概要やポイントは全員協議会の中でも申し上げましたので、この記者会見の場におきましては挑戦元年アクションプランに基づきまして説明をさせていただきたいと思います。私にとりまして最終年度に入るということでもありますので、これまでの3年間を振り返りつつ最終年度をどのように取り組んでいくのかということを中心にご説明申し上げたいと思います。お配りしました資料をご覧いただきながらお聞きいただければと存じます。
 来る新年度でございますけれども、政令指定都市に移行いたしまして3年目を迎えることになります。着実に歩みを進めることはもとより、市民の皆様方にこれまで以上に指定都市効果を実感していただくことができますように、これまでの成果を踏まえまして、さらなる取り組みが必要であると感じております。また、今回の当初予算につきましては、先ほども申し上げましたように私にとりましても3期目の最終年度にも当たりますし、また挑戦元年アクションプランにとりましても締めくくりの予算となりますことから、改めましてこの3年間の成果を踏まえまして、市役所・交通体系・中心市街地の3つのくまもとの再デザイン、さらには、子育てしやすく、安心して暮らすことができ、活力に満ちた働く場があふれるなど「もっと暮らしやすさを実感できるまち」、そして、多くの人が暮らす場所として、観光やコンベンション、企業立地や投資などについて全国からそして東アジアから「選ばれる都市くまもと」の実現に向けまして必要な予算を重点的に計上させていただいたものであります。それでは、「挑戦元年アクションプランの総括」といたしましてこれまでの実績とあわせまして、平成26年度当初予算案の要点につきましてまとめておりますので、この資料に沿いましてお話をさせていただきます。
 まず、市役所の再デザインについてですけれども、なんと申しましても平成24年4月政令指定都市への移行という大きな転機があったわけであります。この指定都市移行にあわせまして5つの区役所を設置いたしまして、市民の皆様方に身近な区役所におきまして、より多くの住民サービスが展開できますように、大区役所制度という基本的な考え方に基づきまして機能の充実に努めてきたところであります。
 これまで、区ごとのまちづくりビジョンの策定でございますとか、校区単位の健康まちづくり、地域版ハザードマップの作成など、市民の皆様に身近な区役所を拠点といたしまして、参画と協働による地域の特性を活かしたまちづくりを意識し、進めてきたところでございます。また、不断に行財政改革計画に取り組みますとともに、迅速な意思決定や政策実行に向けた組織のフラット化や市民の皆様の意見や提言をいただく新たな仕組みといたしまして2000人市民委員会の設置も行ってきたところであります。そのような中で平成26年度におきましては、これまでの取り組みを加速させますとともに、区のまちづくり推進経費を各区2千万円と倍増するということですとか、利用実態を踏まえました区役所等のあり方の検討を行いますなど区役所を拠点としたまちづくりをさらに進めますとともに、公共サービス民間提案に基づく公共サービスの民間委託などさらなる行財政改革にも取り組むこととしております。
 次に、交通体系の再デザインについてでありますが、本市が目指す公共交通の将来像といたしましてグランドデザインを策定いたしました。また、公共交通に関する理念や基本的施策を盛り込みました「基本条例」を制定いたしまして、これらに基づきまして市電など基幹公共交通の機能強化やバス路線網の再編、さらには、公共交通空白地域へのコミュニティ交通の導入など、超高齢化社会を見据えまして、過度に自家用車に依存しない誰もが気軽におでかけできるまちを目指し取り組んできたものでありました。新年度におきましては、バス路線網再編に向けましたバス乗り換え拠点の調査でありますとか、JR熊本・川尻間新駅の整備に着手しますほか、地域生活交通確保といたしまして、ゆうゆうバスの引き続いての運行や公共交通空白・不便地域解消を目指しましたコミュニティ交通を新たに8路線導入してまいりますなど、公共交通のグランドデザインの具現化に向けて取り組むこととしております。
 3つ目の中心市街地の再デザインについてでございますが、九州新幹線全線開業にあわせまして、くまもと森都心プラザの整備や坪井川親水空間の整備など、熊本の陸の玄関口であります熊本駅周辺地区の魅力向上と賑わいの創出に努めてまいったところであります。また、熊本城周辺の中心市街地におきましても、中心市街地の賑わい創出に向けました商店街と連携したイベントの開催でありますとか、魅力向上のための緑のじゅうたん事業、街なか親水空間の整備などに取り組みましたほか、MICE施設を含みます桜町地区の整備、シンボルプロムナードの整備に向けました準備をこれまでは進めてきたものでありました。新年度でございますが、中心市街地の活性化を進める中で、その核となる事業と位置づけております桜町地区の再開発や花畑地区の再整備に本格的に取り組みますとともに、熊本駅周辺地区につきましては、平成30年度末の完成を目指し、在来線の連続立体交差の整備が進められておりますが、バスのサブターミナルともなります東口駅前広場の整備につきましても、平成31年度末の完成を目指し取り組みますなど、JRによります0番線跡地の整備との整合性を図りつつ、熊本の陸の玄関口としての整備を一層推進してまいりたいと考えているものであります。
 次に、もっと暮らしやすさを実感できるまちの実現についてですが、これまでの取り組みといたしましては、子育て支援として、第3子の保育料でありますとか、小学校3年生までの通院医療費を無料化したものであります。また、待機児童の解消に向けまして、私立保育園の新増設の促進によります1,370人分の定員増や家庭的保育事業の拡充等に取り組んできたところであります。また、安全安心で誰もが健康で暮らせるまちに向け、自主防災クラブの結成促進や地域版ハザードマップの作成、校区単位の健康まちづくりのほか、中小企業の新商品開発支援などにも努めてきたものであります。
 その結果として、資料にも記載しておりますように、具体的な指標等につきましても一定の成果は上がっている状況にはありますが、さらに取り組みを進めてまいりますため、平成26年度は、例えば現代美術館内に子育て等に関する新たな相談・交流の場を設けますとともに、待機児童解消に向けましても、私立保育園の新設・増改築に対する助成による470人分の定員増でありますとか、認可外保育園の認可化に向けましての助成、さらには、新たに小規模保育事業に対する支援にも取り組むことといたしております。また、災害時の迅速な情報伝達に向けた防災行政無線の整備や、引き続き自主防災クラブへの支援に取り組んでまいりますほか、雇用創出に向けましても地場企業の雇用促進、UIJターン就職の促進、若手農業者の支援などに取り組むこととしております。
 そして最後に、ただ今申し上げてまいりましたような再デザインを確実に進め、本市の特色でもあります暮らしやすさのレベルアップを図りまして全国から、そして東アジアなどからも選ばれる都市くまもとの実現に繋げてまいったところであります。これまで、水や緑、さらには充実した医療体制や教育環境など本市の優位性のPRに努めてまいりますとともに、九州新幹線全線開業を契機といたしました関西以西に重点を置きましたプロモーションのほか、上海事務所を開設いたしました東アジア戦略の展開、さらには、企業立地促進補助制度を活用いたしました積極的な企業誘致の展開など、多くの人が暮らす場所として、企業の立地場所として、そして観光やコンベンションなどでも選ばれる都市に向け取り組んできたところであります。これらにつきましても、立地企業の数や観光客の入込数など具体的な指標につきましては、ご覧いただきますように一定の成果が上がっている状況にはありますが、平成26年度予算につきましても引き続き「選ばれる都市くまもと」の実現に向けましては、定住促進を目的といたしました本市の良好な住環境のPRでありますとか水ブランド、農産物ブランドの発信に努めてまいりますとともに、MICEの推進やMICE施設の整備、熊本城馬具櫓の復元整備などに取り組みますほか、ポートセールスや上海事務所を活用した東アジア戦略の推進など、定住人口および交流人口の増加を図りますため、取り組みを進めてまいりたいと考えております。
 以上、平成26年度当初予算案につきまして、挑戦元年アクションプランを総括する形で説明させていただきましたが、冒頭申し上げましたように、新年度は指定都市として3年目を迎え、その真価が問われる年でもあろうかと考えております。私は、年頭の記者会見におきまして、本市の今年の目標は、「繋」という一文字で表現されるのではないかとお話をさせていただきました。予算につきましてもこの「繋」という文字を意識いたしまして編成してまいりました。人と人、地域と地域、時代と時代、それらを繋ぐというものでありますけれども、新幹線が開業し、政令指定都市に移行し、新たなステージに移りました本市は、進む少子高齢化でございますとか、間近に迫っております人口減少を見据えつつ、暮らしやすく、魅力的で、多くの人々を惹き付けることのできる、持続可能なまちづくりを進めていかなければならないと考えております。
 このような視点で編成いたしました平成26年度一般会計当初予算案でございますが、2,889億1,000万円となったところでございまして、前年度と比較いたしまして1.2%の増というものであります。また、一般・特別・企業の各会計の総計におきましては、5,767億7,502万円となりまして、こちらは2.3%の増となったものであります。

【市長発表:熊本城マラソン2014に向けて】

 以上が、平成26年度当初予算案についてでありますが、最後に、「熊本城マラソン2014」について述べさせていただきます。
 いよいよ明後日の開催となりました「熊本城マラソン2014」でありますが、この1年、多くの市民の皆様方をはじめといたしまして、約4,000人のボランティアの方々や陸上競技関係者、交通事業者、医療関係者、県警、学校など多くの方々のご協力をいただきまして、本番に向けての準備も最終段階に入っているところでございます。本日から、明日(15日)にかけましては、私も先ほど行ってまいりましたが参加ランナーの受付が辛島公園で行われておりますほか、サンロード新市街におきましては、エキスポ会場を設けておりまして、この2日間でおよそ13,500人のランナーがこの場を訪れるということになります。今回は場所を変えまして中心市街地の活性化をさらに高めたいという狙いでもございまして、これからこの成果が上がっていくことを期待しているものでもあります。また、明日(15日)の夜には、招待ランナーやゲストランナー、友好姉妹都市等からの招待選手などをお招きいたしまして、開会式及び歓迎レセプションを開催いたしたいと考えております。
 今回、フルマラソンには、ご承知のとおり埼玉県庁の川内 優輝選手が出場いたしますが、熊本城マラソン2連覇中の地下 翔太選手も出場予定でございまして、2人の対決を楽しみにされている方も多いのではないかと考えております。また、熊日30キロの方には、先の箱根駅伝で総合優勝いたしました東洋大学などからも有力選手が出場する予定でありまして、実業団勢との熱戦で素晴らしい記録が生まれることを期待しているものであります。
 大会当日は、市電・バスの運休や迂回運行をはじめといたしまして、市内各所におきまして交通規制を実施することになります。場所によりましては、最長7時間の車両通行止めを行うところもございまして、市民の皆様方には大変ご迷惑をおかけすることにもなります。どうぞ報道機関の皆様方におかれましては、大会の報道に加えまして、交通規制でございますとか、ノーマイカーデーの周知につきましても、ご協力をいただければ幸いでございます。3回目となります今大会におきましても、市民の皆様方が一体となり、市民力・地域力を最大限に発揮することができますよう、これまで以上に盛り上がる大会にすることができればと考えているものであります。私からは以上であります。

【質疑応答:平成26年度当初予算案について-1】

【記者】社会保障の充実という点につきまして、これは、4月からの消費税率アップが関与しているのかということと、予算編成にあたってシーリングを各課へ導入したと記憶していますけれども、その効果がどのくらいあったかについて教えてください。

 

【市長】まず、消費税関連でありますけれども、その増加分ですが、約13.8億円を見込んでいるものでありまして、その中で本市の少子化対策の新規拡充事業などの社会保障の充実に関する取り組みに対しまして14.8億円、それから一般財源ベースでは6.5億円を活用いたしますほか、生活保護や障がい者自立支援給付費等、年々増加する社会保障費に充てているところでございまして、社会保障の安定化に活用することといたしております。ですから、消費税による増加分以上の対応をさせていただいているというものでございます。
 それから、シーリングにつきましては、100分の95を上限として行ったものでございますけれども、査定後のベースにおきましては、おおむね5%の一般財源の削減を達成している状況でございまして、一般財源ベースで申し上げますと14.1億円、政策経費として8.8億円、経常経費として5.3億円。この財源を確保したものであります。詳細につきましては、引き続き精査を続けているという状況でもございます。

 

【記者】先ほど年初めに「繋」という文字を挙げたとおっしゃいましたけれども、合併当初から各合併町で決定していたものの着実な実行ということが各区の均衡ある発展に結びついているのかというところを教えてください。

 

【市長】合併基本計画は、合併時の約束であったということです。ご承知のとおり、合併の際には住民投票が行われましたり、それぞれの町で賛成・反対が拮抗していた状態であった。そのような中で新市基本計画が実行できるのであればということを期待して賛成票を投じていただいた方がおられたということからも基本的にこの計画を着実に実行することによりまして合併町の方々の思いに応えていくということが基本なんだろうと思っております。ただ、このことは合併町の町民の方々の願いに基づく計画ではありますが、相乗効果が生み出される事業もたくさんあると思っております。例えば、物産館におきましても、合併町の方々の便益のためだけではないわけでありますし、城南の図書館・児童館もしかりでございますし、城南地区のスマートインターチェンジなどにおきましても城南町だけのものではないということ。あれが進むということによって城南工業団地の分譲が進みつつあるということは、市全体の経済的な活性化に繋がっているということですとか、それから、植木の方で申し上げますと、田原坂の資料館等を改築するということは合併の新市基本計画の事業の一つではありますけれども、そのことによって観光でありますとか、熊本城とセットでの売り出しでありますとか、このことも波及効果が生まれてくる事業だと認識しております。ですから、合併町の町民の皆様の思いに応えることと同時に市全体の波及効果を高めるべくそれらの事業を着実に進めていくことが必要だろうと考えております。

 

【記者】去年も区ごとのまちづくりに力を入れられていたかと思いますけれども、去年よりもさらに予算を増やしているという形ですけれども、今年はどういった具体的な対策があるのかということと、「指定都市効果を感じてもらう。」というコメントがありましたけれども、どのように市民に指定都市効果を感じてもらうのかということと、感じてもらうために何をされるのか。その点についてお願いします。

 

【市長】今の2つの質問は関連もあると思っておりまして、まず1点目の地域におけるまちづくりについてですが、区役所を拠点としたまちづくりですが、まちづくり予算としては、倍増したいと思っております。これは、ビジョンが作られ、それに基づいて今年度初めて取り組んできたというものですけれども、そのことによって地域の一体感、区としての一体感、あるいは区の中にあるそれぞれの資源の掘り起こしでありますとか、地域の中での連帯感の強化ですとか、そのことにも着実に繋がっていると感じているものでありまして、それをさらにもっと高めていきたいというのが平成26年度予算のねらいでもあります。そして、予算に表れているものではありませんけれども、先ほどご紹介した健康まちづくりでございますとか、地域版ハザードマップの作成でございますとか、今年度から本格的に取り組んできたものではありますけれどもそれを全市に広げるべくさらに今年は充実させていきたいと考えているものであります。
 それから指定都市効果に関してでありますけれども、これまでも何度か申し上げてきたかもしれませんが、見方としては大きく分けて2つあります。1つは先ほど経済的な指標で申し上げましたような観光客ですとか、宿泊客数でありますとか、立地企業、あるいは先ほど熊本港の話もしましたけれども、そういう部分での効果があるんだろうと思っております。そこは着実に上がってきているのではないか。ただ、このことはもちろん指定都市だけではなく、新幹線開業との相乗効果がやはり大きいのではないかと思っておりますが、そのようなことをさらに充実させていきたい。それともう1つは市民の皆様が日々の暮らしの中で指定都市効果を感じていただけるという部分。これは区役所を拠点としたまちづくり。区役所の職員がもっと身近なところで住民と一緒になって地域課題を考え、解決に向けて取り組んでいくということ。そのことを一つ一つ積み上げていくことが指定都市効果を感じていただけるものに繋がるのではないかと思っています。その両面からさらに新年度は充実に向けて努力していかなければならないと思っております。

【質疑応答:熊本城マラソン2014に向けて】

【記者】明後日に迫りましたけれども、市長も参加されるということで。

 

【市長】先ほどエントリーを済ませてきましたので、もう逃げられません。

 

【記者】走るにあたっての意気込みと目標タイムがあればお願いします。

 

【市長】とにかく目標タイムは無しで最後までたどり着きたい。できれば止まることなく最後まで走り続けて完走したいと思っています。ご承知の方も多いかもしれませんが、正月早々に少し足を痛めまして、その故障は完全に治ってはおりますが、今年に入りましてからの走り込みに少し不安もありまして、どこまでいけるのか不安はありますが、ここまで来ましたら沿道の皆様方の応援を楽しみながら、多くの皆様方のご協力に感謝の気持ちを込めながら走りたいと思っております。

【質疑応答:平成26年度当初予算案についてー2】

市長記者会見の様子


【記者】平成26年度分の予算編成を終えて今の評価をどのように見てらっしゃいますか。

 

【市長】自己評価は難しいですが、意識したことは先ほど申し上げたとおりですけれども、挑戦元年アクションプランの締めくくりであるということでこれまでの進捗状況を再点検したうえで不足している部分をできる限り盛り込ませていただいたということです。それともう1つの考え方といたしましては、先ほど少子高齢化の話ですとか人口減少に転ずるかもしれないという話をしました。そのような時代の転換期にあるということ、それともう1つは熊本市の都市計画の観点から言いましてもよく申し上げる平成30年ごろの連続立体交差の完成ですとか、東口の駅前広場の整備でございますとか、駅周辺が新たな形に生まれ変わることになっていきますけれども、やはりそういった4,5年先を見据えた予算編成ということにも意を用いて編成させていただいたというものであります。ですから、大きくはその2つの視点を大事にしながら予算編成にあたってきたというものであります。

 

【記者】予算に命名するならば、何か思い浮かぶものはありますか。

 

【市長】このようにあえてまとめさせていただいたのは、この挑戦元年アクションプランに対して特に思い入れが強かったということでもあります。今は3期目でありますけれども、この公約を作りました時は、新幹線開業が翌年に控えているということと、それまで続いてきた合併もようやく一段落し、熊本市域の形が固まったということと、非常に難航もしましたが区割りも固まり、ようやく新しい市の体制が定まった中での公約ということでありましたので、市全体を俯瞰して必要なことは何なのかということをいろいろな角度から見た中で組ませていただいた公約であるということでもありますので、これを何とか与えられた任期の中で前進をさせたいという思いが特に強いということであります。

【質疑応答:MICE施設整備について】

【記者】MICE施設の整備も含めて桜町地区の再開発が調査費から基本設計へ本格稼働すると言っていいと思いますが、改めて市長の思いをお聞かせください。

 

【市長】このこともこの4年間の公約でもそうですが、もっと遡りまして私が市長に就任した当初から熊本市の将来を考えた時にやらなければならないポイントは2つあると思っておりました。
 まず1つは熊本駅周辺整備です。当時は新幹線開業もはっきり時期が定まっていない段階で、しかしながら区画整理事業等は着手されていた状況です。この駅周辺をどう整備していくのかということです。
 それともう1点が花畑・桜町地区であります。この中心部における賑わいという意味におきましては、通町筋におきましては2つの再開発がなされ、上乃裏地区の新たな魅力も生まれ、一定の賑わいがあるけれども、花畑・桜町地区というのは当時から大変厳しい状況にあり、一方ではお城の復元は進んでいた。ですから、いろいろなことを考えましても中心部の回遊性ですとか、新幹線が来る熊本駅も含めた回遊性でございますとか、そういうことを考えました時に先ほど申し上げた熊本駅周辺と花畑・桜町この2つのポイントをしっかりと整備していることが持続可能なということを申し上げましたけれども、そういう観点からも重要な事業ではないかと考えておりました。その1つのポイントである花畑・桜町地区がこれからいよいよ本格的に動き出そうかとしているところでもありますので、着実に前進できるようにいろいろな方々のご理解を得るべく努力をしたいと考えております。今でも地方都市の中では非常に活気があると言われているこの活気を持続的なものにすべく、それを高めるべく花畑桜町の整備を進めてまいりたいと考えております。

 

【記者】MICE施設に関して国の方も昨年6月にグローバルMICE戦略都市ということで、東京、京都、横浜、神戸、福岡を選定して国際会議の誘致などについて協議していくと。九州の中では福岡と競合するということで、実際にMICEの施設を整備して、県と歩調を合わせて国にどのように国際会議を誘致していくのかという働きかけも当然やっていこうということですよね。

 

【市長】そうです。そこはまず、ただ単にMICE施設という箱ものを整備するだけではなく、ソフト面も非常に重要であると。ソフト面といいましても、誘致体制を充実させる必要があるということで、産学官連携のMICE誘致推進機構というものも立ち上げております。これをもっと具体的な動きができるような体制を整えていく必要があるだろうと思っております。ですから、それを中心としまして国に対しても積極的にアプローチをいたしましたり、もちろん福岡ですとか北九州と競合する場面も出てくると思いますけれども、逆に連携して一緒に九州に国際的、あるいは大規模なものを呼び込みましょうという連携。ご承知のとおり、新幹線開業を見据えて鹿児島も含めた三市で連携を始め、それに北九州市も入っていただいたという新幹線の縦の連携というベースがありますので、そのようなものも活用し、一緒になった動きができないかということをこれから働きかけていきたいと思っております。競争と連携、よく言われることもありますけれどもそういう時代ではないかと思います。

 

【記者】福岡にも新しいMICE施設の整備計画があると思いますけれども、今後作る中で市の独自性ですとか、そこら辺はどのように出されていきますか。

 

【市長】そこは福岡に無い魅力をいかに打ち出していくことができるかだと思っております。先ほど少し申し上げました熊本城との連携。熊本城が望めるあの場所、それから場合によっては熊本城をレセプション会場に使うなど、そういう一体的なことも可能であるというあの場所。それから、コンベンションなどでは飲食でございますとか、買い物でありますとか、そういうものがつきものですがこの2核3モールの繁華街と至近距離にあるということ。これは申し訳ないのですが福岡市さんには無い魅力だと思っておりますので、器の大きさとしてはもちろん福岡市さんにかなうものではありませんけれども、ただ、福岡市さんに無い魅力はこれが実現することになれば必ずあると思っておりますので、その強みを打ち出していくということだろうと思います。

 

【記者】来年度に設計を終えて、その翌年に工事を実行に移っていくということで、事業費も上がるかと思いますけれども、そういう経費が膨らむということを今度の編成の中で意識したところはあったのでしょうか。

 

【市長】来年度の予算編成は、よく「入るを計って出るを制す」という話もありますけれども、全体のパイを考えながら編成したものでありますが、ただ、単年度だけではなく、将来にわたる財政負担を想定しながら編成をしたというものではあります。ですから、桜町・花畑地区の整備1つをとらえましても、今年の予算はこれだけですけれども、2年後3年後はさらに膨らんでいくことがもちろん想定されるわけでありますから、それでも十分に対応できるようなことは想定しつつ編成したものであります。その辺は財政見通し等を近々出すことになりますので、その辺でまたご説明する必要があろうかと。やはり、この事業を進めることによって財政的な不安をお持ちの方も多いわけでありますから、その点についての説明責任もしっかり果たしてまいりたいと思っております。

 

【記者】例えば市債の発行であるとか、具体的に反映したい部分というのはあるのでしょうか。

 

【市長】この花畑・桜町地区に限ることなく、いろいろな経済対策として基金ですとか、国の新たなメニューがありますので、できる限りそういうものを活用し、熊本市の財政を少しでも軽減できるようなことは財政課の方でしっかりと取り組んでもらっているというものであります。

【質疑応答:平成26年度当初予算案について-3】

【記者】財政軽減化の話ですけれども、今回シーリングを導入されて歳出の削減に努められていますけれども、結果としては、扶助費の増大などが大きな要因で過去最大の歳出です。社会保障費が増大する一方で、おっしゃったように年々人口は減少していく。近い将来、確実な歳出の削減が求められる時代が来ると思いますけれども、今年度引き続き過去最大の歳出になってしまったという点と今後の財政健全化、歳出の削減に向けてどのような取り組みが求められているとお考えですか。

 

【市長】まずは新年度予算が最大になったことについてですが、次年度に限ることなく扶助費の伸びがかなり大きいというのはこの数年間ずっと増え続けているという状況です。ですから、よく見出しで「何%増」ですとか「史上最大」と躍りますけれども、しかしながらその内容を見てみますと、だからと言って積極的な投資を行ったりというものではない場合が多いというのが昨今の現状なのかと思っております。ですから、今年度史上最高になったことだけについて言いますと特段思いはない。そういう状況の中で生まれた結果だというぐらいしか私としては捉えておりません。
 それから今後の人口減少を見据えてどうしていくかということですが、これはなかなか難しいところではありますが、今、私どもは先ほどご紹介した交通体系の話ですとか、グランドデザインに基づく交通体系の再デザインと都市計画のマスタープランの多核連携型の都市構造というものを打ち出しております。核となる中心部と地域拠点を15か所ほど設けまして、その地域拠点同士でありますとか、中心部でありますとか、それを基幹公共交通軸で結んでいくということです。これまではどんどん拡散していった状況だったんですが、人口減少などを見据えました時に、今度は逆に集約する方向性をしっかり持っておく必要があると思っております。それが考え方としてなければ急に切り替えようと思ってもできるものではないと思っておりますので、新たな都市計画のマスタープラン、公共交通のグランドデザイン、これをこれからいかに実行に移していくことができるのか。しかも、整合性を持たせて進めていくことができるかということが私は将来の人口減少も見据えた今の取り組みであると思っております。ただ、現実はなかなか難しいこともあります。しかしながら、乗り越えなければならない。それは熊本だけではなくどこも同じような状況になってくるだろうと思いますので、私どもとしてそういう課題もしっかりと受け止めながら様々なことに取り組んでいく必要があるだろうと思っております。

 

【記者】そのことが歳出の削減に繋がっていくだろうということですか。

 

【市長】将来的には歳出の削減にも繋がることだと思っています。例えばいろいろなインフラの整備がございます。道路ですとか上下水道でございますとか、今はどんどん作っていっている状況です。これが近い将来これ以上の新設は難しくなり、場合によっては作ったのを閉鎖しなければならないという時代も近い将来訪れることも考えられるわけでありますから、そういう時代も見据えつつ、先ほど申し上げた新たな都市マスタープランですとか公共交通の話を考え方としてしっかりと持っておく必要がある。そして、少しずつでも具体的な歩みを始めておく必要があると思っております。

【質疑応答:小中学校の統廃合について】

【記者】熊本市は政令指定都市でありながら、人が点在している。非常に人口密度が低いところもあれば人が多いところもある。そうすると、小学校なども県内で統廃合があっていますけれども、そういうことも熊本市内でもあり得るということなのでしょうか。

 

【市長】今、実際に学校の整備計画を作っておりまして、1つは大規模校をどうするかという中で、龍田でありますとか、田迎は分離新設を行っているということです。ただそれ以外の託麻地区でございますとか、なかなかできないところは校舎の増設でございますとか校区の緩衝区域を設けることによって緩和できないかでありますとか、そういうことにすでに取り組んでいるという状況です。
 一方におきまして、複式学級になっているような学校もあるということで、今は複式学級になっているところに入り込みまして将来どうするのかということを地域の方々と教育委員会と話をしていることでありまして、統廃合ということも念頭においた協議を行っているという状況です。そのことは計画に基づいて今進めさせていただいている状況であります。

 

【記者】それは5年後とか10年後に統廃合を実施するという見通しで考えられているのですか。

 

【市長】それは現状において複式学級になっているわけでありますから、基本として子どもの教育環境としてどうかということを考えなければならないと思っておりまして、教育委員会の方でも喫緊の課題ということで地元の方々と具体的な話し合いに入っているということであります。特に松尾地区の3小学校はどこも複式学級であるという状況であります。もう1か所は天明の中緑小学校というところがあります。その2つがすでに複式学級になっています。近い将来複式学級に見込まれている小学校もいくつかありますから、そこのところも計画の中には入れさせていただいておりまして、これから段階的に地域の中に入っていってどうしていくかという協議が必要だろうと。それは熊本県内の熊本市以外のことだけではなく、熊本市の中でもこれから必要になってくることだと認識いたしております。

 

【記者】例えば中心部の慶徳小学校は人口が少なくなって子どもも少なくなっていますけれども、あのような学校でもどこかと合併するようなことにもなりかねないということですか。

 

【市長】慶徳小学校は現在複式学級になっているものではありませんし、複式が見えている学校でもありませんので慶徳小学校だけを見て言いますとそういうことは教育委員会の方でも考えているものではありません。

 

【記者】中心部でもだいぶ人が減ってきているところもあります。例えば古町小学校あたりも少ないということですが。

 

【市長】教育委員会の方ではすでに複式学級になっているところ、それから近い将来複式学級が見込まれているところ、あるいは小学校で言うと1年生から6年生まですべて1クラスずつというようなところはクラス替えもできない状況ですので、ここのところをどう考えていくかということ。基本的にはそういうところが対象だということでそれぞれ検討に入っているという状況だろうと思います。

【質疑応答:平成26年度当初予算案についてー4】

【記者】財政状況に関してお尋ねですけれども、今年度に比べて新年度は市債の発行を抑制されたと思いますけれども、決算ベースで見ても市債残高は政令指定都市でも比較的低い水準にあると伺いましたが、市長は今の熊本市の財政状況をどのように見ていらっしゃるのか、お考えを聞かせていただいてよろしいでしょうか。

 

 【市長】今の熊本市の財政状況を見ますと、例えば今おっしゃった借金の残高を政令指定都市の比較で言いますとまだまだ低い水準にあると言ってもいいと思います。ですから公債費比率でありますとか、起債制限比率等々の指標がありますけれども、そのような数値というのは比較的良い方に入っているということであります。それから経常収支比率という弾力性の問題ですが、これも他の政令指定都市に比べればまだまだ弾力性はあると認識をいたしております。
 しかしながら、弱い点は自主財源比率が低いということです。税源の関与等に先ほど「選ばれる都市」で色々な数値を挙げましたけれども、ここにさらに力を入れていくことによって自主財源比率を高めていく努力がさらに必要だと思っております。ただ、政令指定都市になりますといろいろやらなければならない事業も増えてまいりますので、全体としてこれから財政状況、指標としましては悪くなってくることが見込まれるわけでありますからそこをしっかりと将来も見据えた健全な財政運営というものに心掛ける必要があると思います。

 

【記者】市長は3期務められて、これまで振り返っていただいて財政状況が改善したという思いがあるのか、それとも今のままでは厳しいと思われているのかということと、これまでの3期を通してご自身で財政を立て直してきたという思いがあるのか、それとも厳しいという思いがあるのか。

 

【市長】最初に市長選挙に立ちました時には熊本市の財政状況を問題指摘し、改善をすると言って当選をさせていただきましたので、もちろんそこには意を用いてきたということです。それともう1つは、就任直後の合併の動きがありましたが、どこともうまくいきませんでした。住民投票で過半数に至らなかったり、議会でことごとく否決をされたり。その要因の1つとして熊本市は財政状況が悪い、そういうところと一緒になっても自分たちが望んでいる事業はやってもらえないのではないかという不安がかなり強く、私の就任当初は合併に一歩前進することができなかったと思います。
 ですから、いわば選挙の時に言ったことが自らに跳ね返ってきたということだと思います。その2つの観点からも熊本市の財政状況をしっかり立て直していくんだという強い気持ちを持ちました。そして計画等を作り、着実に進めていくことによって一定の成果が上がった。そのことによって合併、政令指定都市の実現もあったのではないかと思っております。ですから、これまで健全化には努力をしてきたと思っております。しかしながら、今後におきましても先ほど申し上げましたように、これからいろいろな投資等も見込まれるわけでありますから、中長期的な健全な財政運営は引き続き心掛けておかなければならないと思っております。

 

【記者】挑戦元年アクションプランの総括ということでお話しをいただきましたが、進捗についての自己評価をお願いします。

 

【市長】かなりの割合で進んでいるのではないかと捉えております。

 

【記者】平成26年度によって総仕上げできるというお気持ちですか。

 

【市長】100%出来るというものではありません。最初に想定しました時と状況が変わりましたり、あるいは公約として掲げたが実行しない方がいいというようなものもありましたし、そういうものも含めれば100%というわけではありませんが、出来る限り平成26年度当初予算によって実現、あるいは着手に繋がるように心掛けたつもりであります。

 

【記者】今回のアクションプランの最終年度の総仕上げということで、これまでできなかった部分を総仕上げする思いを込めた予算というのはどれにあたりますか。今日配られた資料の中で色々な項目がありますが、総仕上げとして意味合いを込めたものは何ですか。

 

【市長】やはり1つは花畑・桜町を含めた中心市街地の再デザインということです。それともう1点は交通体系だろうと思っております。挑戦元年アクションプランとしては総仕上げではありますが、たぶん感じておられるようにそのことで完結するものではないということです。来年度予算をもって花畑・桜町事業が終わるわけでもありませんし、交通事業の再編成が終わるわけでもないということです。ただ、この4年間の中で出来るだけ前進をさせておくということに心がけたということです。中心市街地におきましては花畑・桜町を任期中に何とか一歩踏み出したいということです。交通体系もようやくグランドデザインが描かれ、基本条例が出来た中でこれも一歩前進させたいということです。特にそこには意を用いてきたところであります。

 

【記者】来年度の事業として秋に市長選挙があり任期満了を迎える状況にありますけれども、先を見据えた予算と総仕上げの予算と2つ要素があるというお話でしたけれども、秋の市長選という一つの区切りがあるということを踏まえた予算の組み方、工夫をしたところはどこになりますか。

 

【市長】最終年度に入るわけで、この任期中にできるだけ前進させたいという思いというのが質問に対する答えに繋がるのではないでしょうか。

 

【記者】この秋に新しく選挙を経た市長が誕生するわけで、そこで引き継ぐという意味合いでの予算の組み方というのはあったのでしょうか。

 

【市長】例えば年度替わりに近い選挙であれば骨格予算などを組んで肉付けは選挙の後というようなパターンはたまに見られます。ただ、12月2日までは私の任期でありますから、この予算を骨格予算としたものではありません。最終年度に向けてどこまで前進することができるかということで、もちろん骨格から肉付けを含めた本格予算を編成したということです。本格予算によってどこまで前進させることができるかということであります。12月3日以降は私になるのか、私以外の人になるのかわかりませんけれども、また新たな視点でその状況の中で考えていくことだろうと思います。

 

【記者】最終年度に向けてできるだけ前進させられる形で予算を組んだということですか。

 

【市長】そうです。ここで任期がまだ半年以上残っているのに、ここで力を緩めたら市民に叱られるのではないでしょうか。3年前にこの4年間を託されたわけですから、ぎりぎり最後まで与えられた任期で全力を尽くすということだろうと思います。

【質疑応答:急行バス社会実験の結果について】

市長記者会見の様子

【記者】今月13日で先月14日から運行を始めてきた急行バスが1か月間の試験運行を終えましてその結果が出たと思いますが、聞いたところ延べ人数が1,150人ぐらいということですが、市長としてこの結果をどのように受け止めているのかということと、今後の運行にどのように活かしていきたいかというところをお聞かせください。

 

【市長】結果についてですが、既にお聞きかもしれませんが平均所要時間は7分短縮をされた。速達性と定時制につきましてはおおむね期待どおりの結果が出たのではないかと思っております。それからアンケート調査も行っておりますけれども、その中で利用された方の結果を見てみますと「ストレスがない」「時間が正確」など非常に好評をいただいているところでありまして、継続運行の要望も多いという利用者のアンケート結果からは出ているという状況であります。ただ、1日当たりの利用者はおおむね50名から60名程度ということで当初想定していた数字からしますれば少し隔たりがある状況でありますので、そういうことも含めまして今回の社会実験の総括をしなければならないと思っております。ただ、この実験というのは将来の本格運行に向けた実験でありますから今回の社会実験を踏まえた中でどうすれば本格運行できるのかということをいろいろな方たちのご意見も聞き、バス事業者の話も聞きながら進めていきたいと思っております。

 

【記者】アンケートの中で継続を望む声が多かったという話がありましたが、どれくらいそういう声があったのかということと、目的の1つに渋滞緩和もあったかと思いますけれども、それはどの程度発揮されそうなのか、検証なり見通しがありましたらお願いいたします。

 

【市長】まずアンケート結果の詳細につきましては、時間がありませんので後程担当課の方で確認いただければと思います。渋滞の緩和につきましては、一定の成果は上がっているようではありますけれども、詳細を調査中ということであります。渋滞緩和におきましても一定の成果は上がっていると今の段階では認識いたしております。

(終 了)

(ID:4696)
新しいウィンドウで このマークがついているリンクは新しいウィンドウで開きます
※資料としてPDFファイルが添付されている場合は、Adobe Acrobat(R)が必要です。
PDF書類をご覧になる場合は、Adobe Readerが必要です。正しく表示されない場合、最新バージョンをご利用ください。
〒860-8601 熊本市中央区手取本町1番1号 代表電話:096-328-2111(代表)096-328-2111(代表)
[開庁時間]月曜~金曜日の午前8時30分~午後5時15分(ただし、祝・休日、12月29日~翌年1月3日を除く)
copyrights(c) 2013 Kumamoto City Allrights Reserved