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平成17年9月定例市長記者会見

最終更新日:2005年10月4日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表:はじめに】

 それでは、9月の定例記者会見を始めさせていただきますが、本日は議会が終了いたしましたので、最初に、その所感を述べさせていただきます。
 今議会におきましては、9月の補正予算案をはじめといたしまして、下水道条例の一部改正、指定管理者に関する条例の改正など、今後の市政運営に必要な重要案件を含む全ての提出議案を可決いただき感謝をいたしております。またこのほか、アスベスト問題、家庭ごみの有料化、市立産院の見直しなど本市が直面しております重要な課題につきましても活発なご議論をいただいたところであります。
 特にアスベスト問題につきましては、市民の関心や不安の高まりの中、本会議、委員会を通しまして様々なご意見やご指摘をいただいたところでありますが、この問題への対応につきましては、議会の中でも申し上げてまいりましたが、実態調査を早期に実施し、その結果を中間報告ということで議会開催中の16日に行い、アスベストの飛散の恐れがある施設につきましては、すでに使用禁止などその対応に着手をしてきたところであります。
 また、市民の皆様からのご相談につきましては、7月に保健所においてアスベスト健康相談窓口を設置いたしましたほか、建築資材、廃アスベストの処理などの相談につきまして、それぞれの担当部署におきまして対応を進めてきたところでありますが、今議会において対応窓口が複数にわたり分かりづらいとのご指摘をいただき、昨日から市庁舎1階ロビーにおきまして「アスベスト110番」を設置いたしまして、相談窓口を一本化したところであります。昨日の相談件数でありますが、私も午前中少しその状況をのぞいたところでございますが、来庁された方が31件、電話による相談が41件、合計の72件でありまして、その主な内容としては建材及び健康についての相談でありました。今後は、アスベスト問題につきましては、国や県の動向にも十分注視をしながら、各局間の連携をさらに密にいたしまして速やかな対応を図ってまいりたいと考えております。
 それでは、本題に入りますが、3点の発表がございます。

市長会見1

【市長発表:「城下町大にぎわい市」「くまもと秋のお城まつり」】

 まず第1点目ですが、昨年好評をいただきました「城下町大にぎわい市」~熊本こだわりの味と技~を、今年も10月29日と翌30日の2日間、熊本市民会館前から辛島公園までの通称「シンボルロード」周辺におきまして開催をいたします。
 この「大にぎわい市」会場となるシンボルロードの周辺でございますが、築城400年を控えました熊本城と中心商店街をつなぐ位置にあるところから、賑わいのある魅力的な通りとして活性化を図ることは、今後の本市のまちづくりや中心市街地の活性化の観点からも、非常に重要なことである考えております。
 昨年の第1回目の「大にぎわい市」におきましては、シンボルロード周辺で「歩行者天国」を実施し、シンボルロード沿線の事業者の皆様によります多彩なイベントが、「くまもと秋のお城まつり」等の他のイベントとの同時開催によりまして、相乗効果を生みまして、2日間で4万8千人もの市民や観光客で賑わいを見せたところでございまして、経済波及効果も2億5千万円を記録いたしたところでございます。
 第2回目となる今回でございますが、新たに、お城まつりの会場でもあります櫨方門、御幸坂を少し登ったところでございますが、櫨方門前から市民会館までの間も歩行者天国とすることにしまして、お城まつりとの繋がりを強化することにいたしましたほか、くまもと阪神前の歩行者天国部分を「平成の城下町」ゾーンといたしまして、物産展のテントなどに昔の城下町をイメージした装飾を行うなどの工夫を凝らしているところでもございます。
 さらに、お城まつりや大にぎわい市にあわせまして、街中でも新たな歩行者天国を設けまして、商店街におきましても「城下町くまもと銀杏祭」などのイベントが開催されることとなっております。熊本城築城400年に向けまして、このような様々な取り組みが、熊本城と中心商店街との回遊性を高めますとともに、にぎわい空間を面的に広げ、熊本城を軸とした中心市街地全体に大きな賑わいをもたらしてくれるのではないかと期待しております。
 また、今年で10回目を迎えます「くまもと秋のお城まつり」でありますが、飯田丸五階櫓の完成によりまして勇壮なロケーションとなった竹の丸をメイン会場といたしまして、10月21日から11月3日まで開催いたします。お手元にお配りしておりますパンフレットのとおり、今年も例年同様、盛りだくさんの催しを繰り広げる予定としております。
 また、29日と30日の両日には、「熊本城400年と熊本ルネッサンス県民運動」の皆様方によりまして「みずあかり」が開催されることになります。「みずあかり」は、昨年はじめて実施されまして、竹灯篭(たけとうろう)の幻想的な光で多くの皆様方を魅了したところでございますが、今年はさらに熊本城長塀前まで範囲を広げ開催されることとなっております。特に29日は、お城まつりの催しとして、昼間は流鏑馬や古武道演舞会、夜には「神楽でナイト」を開催するなど、昼・夜にわたりましてシンボルロードから熊本城一帯にかけまして、「みずあかり」と一体となった「和」の空間を創出させることといたしております。ぜひ多くの皆様においでいただきたいと思います。

【市長発表:熊本市現代美術館無料開放】

次に、2点目でありますが、10月12日は熊本市現代美術館の開館記念日にあたりますことから、当日は美術館全館の無料開放を実施いたします。これは、日頃から美術館をご利用いただいている方々に対する感謝の意を込めたものでありますとともに、まだ美術館を訪れたことのない市民の皆様に対しまして、この機会にぜひ気軽に足を運んでいただきたい、「熊本市現代美術館」の存在と、美術館が行っている様々な活動を知っていただくために実施するものでございます。当日は、企画展「みやじま宮島たつお達男展」を開催中でありますほか、熊本の文化に永く貢献してこられました歌人 やすなが安永ふきこ蕗子氏をお迎えいたしましての記念トークショー等のイベントも実施いたします。文化・芸術の秋であるこの時期に、気軽に美術に触れることのできる機会でありますので、より多くの市民の皆様にご来館いただきたいと考えております。

【市長発表:第97回九州市長会】

 最後3点目でありますが、第97回九州市長会が九州105市の市長参加のもとに、10月18日、19日の2日間の日程で本市で開催されることになります。本会議では、地方自治のあり方、国の三位一体改革の影響による厳しい財政状況への対応、また道州制の問題など、それぞれの市を取り巻く、また九州を取り巻く課題につきまして活発な議論が行われるものと考えております。なお、日程などの詳細につきましては、後日皆様にはお知らせいたします。
 私からは以上でございます。それでは質問をお受けいたします。

【質疑応答:ごみ有料化・産院問題について】

≪記者≫先程議会の所感でアスベストと産院ということで、印象に残っているということだったんですが、産院は今は反対の署名運動とかも多く、ごみは負担増なので今後反対の運動も出てくると思うんですが、市長としてはその中でできるだけどういうスケジュールで取り組みをしていきたいということを分かる範囲で教えてください。

【市長】ごみ有料化のことと産院の2点でということですね。まず産院でありますけども、スケジュールといたしましては、前回の記者会見でも申し上げたかと思いますけども、12月議会以降に条例を提案させていただき、新年度なるべく早い時期に今の見直し案を実現できるように、これからも議会あるいは市民の皆様に説明をし、理解を求めてまいりたいと考えております。産院につきまして確かに多くの署名が集まっております。6万を超える署名が集まっておりますが、ただこれも議会で申し上げましたが、最初に署名活動が始まりましたのは、もう2年ぐらい前になろうかと思いますが、それを受けて私どもとしてそういった方々、運動されてこられた方々、さらには多くのアンケート等を行い、今の見直しを策定してきたものでございますので、これは多くの皆様方にご理解をいただけるものと考えておりまして、今後も引き続きこちらのほうから出向いて、今の見直し案について説明をし、理解を求めてまいりたいと考えております。それからごみの有料化の件につきましては、今回素案という形で議会のほうに報告をさせていただいたところでございます。確かにこれまで家庭ごみにつきましては無料、それが有料になるという案でございますので、いろいろと反対の声もあるということは事実でございます。しかしながら一方にはもう有料化は止むを得ないのではないかという声もいただいているところでございますし、さらにはこれまで行ってまいりました説明会の中でも有料化は止むを得ない、やはり有料化は困るという声はあるのは事実でございますが、多くの方々から有料化については止むを得ないのではないかという話をいただいているところでございます。しかしながら今回素案として有料化の料金の設定、さらには有料化の手法、さらには基金を今回設立をする、そしてその中でいろんな減量化、リサイクルに向けた取り組みをするといった体系といいますか、出来上がったわけでございますから、これを広く説明をし、理解を求めてまいりたいと考えております。スケジュールにつきましては3月議会に条例案として提案をする予定をいたしております。それで来年の秋ぐらいの実現に向けて努力をしてまいりたいと考えております。

【質疑応答:富合町との合併について】

市長会見2

≪記者≫富合町との合併についての意見を、昨日最終の報告書が出されたわけですけど、その報告書の中で財政状況について両市町とも良くないことは間違いないわけですが、経常収支比率などの関係で、熊本市のほうが若干柔軟な財政状況にあるということですが、その財政状況の違いが合併に関して大きな障害となる、あるいはそうではないのか、その点について市長はどうお考えか聞かせてください。

【市長】財政状況も経常収支比率だけでなくて、公債費比率等々それぞれ違いはございます。それだけではなくて今の行政サービスの水準といいますか、差も今回の報告書の中で明らかになっていると思います。ですから財政状況だけが今後の合併の進捗に影響するかどうかというと、それだけを捉えてはなかなか判断は難しいところではないかとは思っておりますが、ただこれだけ三位一体の改革を含めそれぞれの自治体にとって大変厳しい時期でもございます。それから熊本都市圏で考えた時に、今後どういった展望を描いていくのかという観点も含めて、そういった広い観点の中から是非今回の報告書をもとにさらに議論を深め、そしてお互いの住民の方々にも説明をし、昨日も申し上げたところではありますが、できるだけ早い時期に協議会の立ち上げまでいければと思っております。

≪記者≫協議会の立ち上げという話なんですけど、報告書を見ても当局同士がわりと相思相愛といいますかそういう形であるというのは分かるんですけど、今後一番難しいのは議会あるいは町民、特に富合町に関してはと思うんですけど、そこらへんに対しまして市長の見通しといいますか、お聞かせください。

【市長】富合町の議会と町民への見通しにつきましてはなかなかこちらのほうでは測りかねるところもあります。しかしながら昨日直接町長とも話をしまして、市民説明会も各地区毎行うだとか、また議会のほうにも説明をしてそして理解を得る努力をするですとか、というふうなお話をいただきましたものですから、富合の中におきましても議会、町民にそれぞれ努力をされる中でご理解をいただくものと思っております。私どもも熊本市の中で同じような取り組みをしなければならないと思っております。

≪記者≫幸山市長が富合町議会に行くですとかそういうことは考えにくいですか。

【市長】今のところは私が富合町議会まで出向いていってお話をするということは考えておりません。それぞれというか町長さんがきちんとやられると思います。

≪記者≫協議会の立ち上げなんですけど、市長としては法定協議会、任意の協議会どちらか想定しているものはございますか。

【市長】いや法定協、任意協どちらかを前提としているものではございません。今後お互いに議論する中でそういう協議会の立ち上げという状況まできました時には、どちらでいくかという話になろうかと思いますが、今のところどちらかを決めているものではございません。

【質疑応答:指定管理者制度について― その1】

≪記者≫もう一点、指定管理者制度の条例がだいぶん改正されたと思うんですが、その中で外郭団体のようなところの雇用が民間に移ることで無くなるんじゃないかと危惧する声もあったと思うんですけども、そのあたりは市長としては市政を預かる身としてどのようにそういう雇用を守る、あるいは何かいい手立てを施策としてお持ちなのかどうかという点についてお伺いしたいのですか。

【市長】今回それぞれの委員会でも同じような懸念の声が上がってきております。確かにこれまで市のある意味業務の一部を担っていただいていたという事実はあろうかと思いますが、ただ今回指定管理者制度を導入するにあたりまして、それぞれの団体におきまして経営計画をまず作ってくれと、3年間の中でですね、そして自立に向けた道筋をそれぞれで頑張ってくださいということをお願いをしているところでございますから、現時点におきましてプロパー職員の雇用をどこまで守るかというところはなかなか今の段階ではきちんとした答えを出すのは難しいのではないか、基本的にはそれぞれの団体の努力の中で自立できるようにお手伝いを私どもとしてやっていくというのが基本ではなかろうかと思っています。ただ委員会でいろいろと宿題ももらっているところではございますから、そこに対しては何らかの答はしなくてはいけないのかなとは思っています。

【質疑応答:福岡でのオリンピック開催について】

≪記者≫福岡でオリンピックという声が上がっておりますけど、それについて現時点での市長のお考えは。

【市長】東京が誘致に手を上げたりとか、福岡市長さんが表明をされたり、また福岡県知事さんがそれの支援を表明されたりと、そういう状況がでてきております。その中で九州で共同開催というか、そういう声も上がってきておりまして、もし実現すればそれは素晴らしいことではないかとは思っています。ただ現時点におきましては福岡市長さんの方からも具体的にお話についてはいただいておりませんし、また実現の可能性もどの程度なのかということも現時点ではなかなか把握できないところではあります。ただ先ほど道州制の話もいたしましたが、九州の一体的な取り組みでありますとか、さらにはいろんな意味で九州が一つになっていく、世界的に九州を認知していただくという意味でも、非常に意味のあることではないかと思っています。福岡市長さんあたりと十分にそのお考えについて議論して、今後必要であれば具体的な対応もしなければならないと思っております。今のところはまだ何とも言えません。

【質疑応答:下水道条例案可決について】

≪記者≫冒頭にもお話がありましたけども、下水道条例が4年ぶりに値上げをするということで、改めて、市民生活に直結する話ですし、条例案が可決されたことについての見解を伺いたいんですが。

【市長】今回、経営の健全化計画を策定をいたしますと同時に、あわせて使用料の値上げを条例として提案させていただいたところであります。議会におきましてもいろいろとご意見をいただいたところでありますが、最終的に可決をしていただいたということ、大変ありがたく思っております。しかしながら、今回経営計画の中でいろんな下水道事業としての見直し、ここもきちんと明記をしているわけでありますから、そこのところのコスト削減も含めました取り組み、ここも今後きちんとやっていかなければいけない、そしてまた更なる見直しということ、これがどうなるか分かりませんけども、できるだけ私どもとして努力をして、今後の引き上げというものがなるべくならないように、また引き上げる場合でもできるだけ低い形での引き上げとなるように私どもとしてのできる限りの努力をしなければならない、その気持ちを新たにしたところであります。

【質疑応答:指定管理者制度について― その2】

≪記者≫先程の市長の指定管理者制度についてのご意見なんですけども、市長のお考えとしては、外郭団体の正職員の雇用の確保という救済策をするというよりは、各外郭団体の自立に向けた支援を市としてはやっていく方向だと認識してよろしいんでしょうか。

【市長】これまでも指定管理者の指針を作りました時にも、そういった方向で、先程申し上げたようにそれぞれで経営計画を作ってもらうということにしておりますから、基本的にはそれぞれの団体で自立をしていただくということが私どもの考えではあります。ですから非常にそういう意味ではその計画がどうなるのか、そしてそれがきちんと実行に移されるのかということ、それを私どもとしてはきちんとチェックはしてフォローをしていかなければならないと思っています。ですから現時点で雇用の問題ですとかをどうするかということはなかなか明確なことは打ち出しにくいのではないかと思っております。

≪記者≫かなり議員のほうからは、雇用対策というか救済策を求める声が多かったんですけれども、もし外郭団体の自立支援を市として支援していくということであれば、具体的にどういうことを自立に向けて市としてはやっていかれようと思っていらっしゃるんですか。

【市長】先ほど申し上げましたように、具体的にどういうことをするというのではなくて、まずは団体で計画を立ててもらうと、そこについての私どもとしてのお手伝いをしていくということだろうと思います。そしてその計画がきちっと進んでいくかということについて私どもができる限りのフォローをしていくということだろうと思っています。

【質疑応答:ごみの有料化について】

≪記者≫ごみの有料化なんですが、有料化の賛成反対という意見に分かれると思うんですけれども、ごみ袋の値段について、高いというイメージが結構あると思うんですけれども、今後パブリックコメントとかで市民のほうからもう少し下げられないのかという意見が多数を占めた時に、市として60円ですか、それを変更する可能性というのはあるんでしょうか。

【市長】現時点で変更するかどうかというところまでは、今の段階では何とも申し上げられません。ただ本会議でも申し上げましたように、アンケート調査をもとに今回の素案を作らせていただいたわけですから、これをもって広く地域に出向いて説明をして、そしていろんなご意見をいただいていきたいと思っております。値段の変更の可能性というようなところは今の段階では何とも申しあげられません。

【質疑応答:市立産院の問題について】

≪記者≫今日、市立産院の問題については、母子サポートセンターの設置にかなり疑問の声が上がったと思うんですけど、市政だより以外で市民に理解を求めていく具体的なお考えがあれば教えてください。

【市長】サポートセンターについて確かに疑問の声もありますが、また一方ではご理解の声もかなり出てきているのではないかという基本的な認識は持っています。広く市民に対する説明、先般市政だよりでも行ったところではありますが、これまでもそういうペーパーだけではなくて、直接出向いていって説明も数多くやってきたところでありますが、今後もそういった形を積極的にやっていきたいと思っています。具体的な説明会のスケジュール、こういう形でやっていくというところは事務局から説明します。

(事務局)今現在でも各保健福祉センター中心に100いくつの子育てサークル、ネットワークの方々の活動があっており、そういう中で今説明を続けています。12月ぐらいまでには100数団体のお母さん方への説明を続けていきたいと考えております。そういうことを中心としながらいろんなご要望がある場合は出向いてご説明をしていく予定にしております。

≪記者≫同じ件なんですけど、先ほど12月議会以降で議案提出をして、新年度の早い時期での実施ということなんですが、以降ということは12月議会ではないかもしれないということですか。

【市長】まだそれは決めておりません。12月以降いずれかの時期に提案したいと思っております。

≪記者≫12月で、新年度からという考えでだいたいよろしいんですか。

【市長】新年度のできるだけ早い時期にということです。

≪記者≫説明会の流れとか市民の方の世論の動向とかではその辺に変化が出てくるというのも想定はされていますか。

【市長】まったく変更の可能性がないとは言いませんが、只今申し上げたとおり、今も説明会を続けているところでございますから、これをさらに徹底してまいりたいと思います。以前に比べましたらだいぶん見直し案全体にご理解が広がっているからなとは感じております。

【質疑応答:県のバス補助金打ち切りについて】

≪記者≫10月から県のバスの補助金が無くなると思うんですけれども、市としては市営バスの件が1億円くらいあると思うんですか、どのようにされてますか。

【市長】補助金の問題につきましてはそれぞれ各ブロック毎に支部が設立されておりまして、その中で今回の補助金の見直しについて再度見直しをしてほしいという要望書を先般県の方に提出をしたところであります。本市だけではなくて県内全体において、今回の、ある意味唐突な話について戸惑いを感じているということは事実でございまして、現在県に対しましてそういう申し入れをしているところであります。非常にそのバス路線を維持していくという意味では、かなりのそれぞれの自治体の負担になってくるわけでありますから、市営バスについては10月から、その他については来年度からという時期も示されておりますので、非常に短期的な中で検討しなければいけないということで、もう少し時期を延ばしてほしいという要望を県のほうに提出しているところではあります。

≪記者≫市営バスの件だけが10月なので、目前なんですけども、そのことについては県の方では検討をされるご予定はあるんですか。市のほうから強く10月になる前に回答を求めるとか・・・・。

【市長】今回のその要望書にはそこも含めたところの要望ではあります。

【質疑応答:大型ショッピングセンター出店問題について】

≪記者≫大型ショッピングセンターの件なんですけど、議会のほうで慎重な対応を求める決議ということが可決をされましたけど、これについてどういうふうにお考えですか。

【市長】私どももこの件につきましては、何度も申しますように交通問題、環境問題、まちづくりの観点、いろいろ影響が大きいということで慎重に対応しなければならないと考えておりまして、対応会議等も設置し、慎重に国、県の動きも注視しながら進めているところではあります。ですから議会の議決も踏まえてでもありますけれども、私どもとして慎重な対応をしていくところではあります。影響は大きいだろうという認識は持っております。

≪記者≫事前審査の受付というのはまだされていないんですか。

【市長】事前審査の受付はまだいたしておりません。いろいろと書類の整備等も、もう一度向こうにお返しをして、向こうで準備されている状況ではあります。事前申請の提出の準備を向こうでされている段階であります。

≪記者≫10月早々にですとか。

【市長】その時期はまだはっきり分かっておりません。

【質疑応答:消防署所の再編計画について】

≪記者≫消防署所の再編計画ですが、現状ではどのようになっていますか。

【市長】現状では消防局のほうでそれぞれ地域に出向きましてこの前の再編案につきまして説明を続けているところであります。1度でなくて、また2回3回とご説明をして、またいろんなご意見を聞く必要があるのではないかと思います。

≪記者≫計画を見直すとかそういった検討も始めておられるんですか。

【市長】計画の見直し等を今行っているわけではありません。現段階では今の案について説明を消防局のほうで続けているという段階です。

(終了)

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