【市長発表:はじめに】
それでは、9月の定例記者会見を始めさせていただきますが、本日は議会が終了いたしましたので、最初に、その所感を述べさせていただきます。
今議会におきましては、9月の補正予算案をはじめといたしまして、下水道条例の一部改正、指定管理者に関する条例の改正など、今後の市政運営に必要な重要案件を含む全ての提出議案を可決いただき感謝をいたしております。またこのほか、アスベスト問題、家庭ごみの有料化、市立産院の見直しなど本市が直面しております重要な課題につきましても活発なご議論をいただいたところであります。
特にアスベスト問題につきましては、市民の関心や不安の高まりの中、本会議、委員会を通しまして様々なご意見やご指摘をいただいたところでありますが、この問題への対応につきましては、議会の中でも申し上げてまいりましたが、実態調査を早期に実施し、その結果を中間報告ということで議会開催中の16日に行い、アスベストの飛散の恐れがある施設につきましては、すでに使用禁止などその対応に着手をしてきたところであります。
また、市民の皆様からのご相談につきましては、7月に保健所においてアスベスト健康相談窓口を設置いたしましたほか、建築資材、廃アスベストの処理などの相談につきまして、それぞれの担当部署におきまして対応を進めてきたところでありますが、今議会において対応窓口が複数にわたり分かりづらいとのご指摘をいただき、昨日から市庁舎1階ロビーにおきまして「アスベスト110番」を設置いたしまして、相談窓口を一本化したところであります。昨日の相談件数でありますが、私も午前中少しその状況をのぞいたところでございますが、来庁された方が31件、電話による相談が41件、合計の72件でありまして、その主な内容としては建材及び健康についての相談でありました。今後は、アスベスト問題につきましては、国や県の動向にも十分注視をしながら、各局間の連携をさらに密にいたしまして速やかな対応を図ってまいりたいと考えております。
それでは、本題に入りますが、3点の発表がございます。