【市長発表:世界女性スポーツ会議】
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それでは、4月の定例記者会見を始めさせていただきます。本日は、朝からノーマイカーデーのパレードを行ったところでございますが、記者の皆さん方も朝早くからの取材大変お疲れ様でございました。私も3回目の参加を致しまして、少しずつではありますけれども公共交通機関を少しでも使おうという機運が高まってきているのではないか感じたところでございます。それではこれから始めます新たな事業や取り組みにつきまして、3点の発表をさせていただきます。
まず1点目でありますが、開催まで20日と迫りました「2006世界女性スポーツ会議くまもと」についてであります。この会議は、スポーツ界における男女共同参画社会を目指す会議でありますけれども、同時にスポーツの枠を超えまして社会全般にわたる男女共同参画社会を実現しようというもので、5月11日から14日まで、ホテル日航熊本、くまもと県民交流館パレア、熊本城などを会場として開催をいたします。今回の会議の参加者数でありますが、4月14日現在におきまして、91か国より713名の申し込みをいただいているところであります。世界女性スポーツ会議ですが、これまで主にスポーツ関係者を中心として開催をされてきたところでありますが、今回の熊本会議では、多くの市民の皆様にもかかわっていただいているところでありまして、市民の企画による2つの分科会「ひのくにスポーツネットワーク」と「熊本女性かたらん会」の会議参加、ホームステイの実施、会議に参加できない市民の皆様にもこの会議の状況をお知らせするために、市内4ヶ所におきましてモニター放映を行いますなど新しい試みを行うことといたしております。また、熊本市中心商店街の皆様方によります「市民交流会」なども計画されているところでありまして、広く市民の皆様方にご参加をいただきまして、市民がサポートする会議として盛り上げていきたいと考えております。今回の会議ですが、市民の皆様のご協力によりまして、国内外から本市を訪れていただきます多くの方々を熊本らしいおもてなしでお迎えし、熊本の魅力をアピールすることで、会議の成功につなげていきたいと考えております。また、お手元に資料をお配りいたしておりますが、開催直前のプレイベントと致しまして日本女子代表なでしこジャパン対アメリカ女子代表のサッカー国際親善試合や欽ちゃん球団ゴールデンゴールズと地元球団の熊本ゴールデンラークスの対抗試合などを行います。このほか、併催イベントとして「アスリートトークショー」や「女性スポーツフォーラム」など著名な選手の皆さんに出演していただくイベントの実施をいたします。昨年から、プレイベントとして、女子ラグビー日本選抜東西対抗戦をはじめとするさまざまなスポーツ大会などが本市で開催をされましたが、会議終了後におきましても、この世界女性スポーツ会議の開催実績をもとに、そして会議準備の中で培ってまいりました日本オリンピック委員会や日本サッカー協会などとのパートナーシップを大切にしながら、女性のスポーツ大会をはじめ、さまざまなスポーツ大会の開催でありますとか、各種競技団体の合宿誘致などにも積極的に取り組んでいきたいと考えております。