【市長発表:節水社会実験】
それでは、6月議会前の記者会見を始めさせていただきます。本日は、議会に上程を予定しております予算案などをご説明させていただきますが、その前に、「節水社会実験」につきまして発表させていただきます。
生活用水使用量の10%削減を目標といたしまして、全市民で節水にチャレンジをする「節水社会実験」を、昨年度に引き続きまして、7月の1ヵ月間、実施をさせていただきます。
昨年度の節水社会実験でありますが、目標の10%削減に対しまして、2.3%の削減という結果でございました。そこで、実験終了後に行いました市民意識調査や「節水推進パートナーシップ会議」における評価見直しを踏まえまして、今年はPRの強化に取組みまして、「節水社会実験」に関する広報紙を全世帯に配布をし、啓発に努めてまいります。
毎日の水道使用量の公表につきましても、昨年は本庁舎や市のホームページで公表しておりましたが、今回はそれに加えまして、総合支所でありますとかあるいは市民センターにおきましても拡大して行いまして、広く市民の皆様に実験結果を報告をさせていただきたいと考えております。
また、節水を推進いたします市民組織「わくわく節水倶楽部」でありますが、現在、約11万5千人の市民の皆様にご加入をいただいておりまして、家庭や職場、学校などでの節水活動に取り組んでいただいておりますが、さらに多くの市民の皆様方にご加入をいただきまして、節水市民運動の輪を広げていきたいと考えております。
実験開始の7月1日には、熊日会館びぷれす広場を中心にオープニングイベントを開催し、「節水社会実験」の機運を高めてまいりたいと考えております。
2度目のチャレンジとなります「節水社会実験」でありますが、市民の皆様一人ひとりの節水によって地下水が守られる社会の実現を目指し、全市的に展開したいと考えておりますので、10%削減の目標に向けまして、市民の皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
また先日5月30日にごみゼロキャンペーンもいたしましたが、こちらは20%削減を目標といたしておりますけれども、このごみ減量、そして節水社会実験、あいまって相乗効果が上がることも期待をいたしております。発表は以上であります。