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平成18年6月定例市長記者会見

最終更新日:2006年6月30日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表:6月議会について】

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 それでは、早速ではありますが、6月の定例記者会見を始めさせていただきますが、本日は6月議会が終了いたしましたので、冒頭、その所感を述べさせていただきたいと存じます。
今議会におきましては、補正予算案をはじめといたしまして、「犯罪を防止し安全で安心なまち熊本市をつくる条例」や「熊本市文化財保存修復基金条例」の制定など、今後の市政運営に必要な重要案件を含む、全ての提出議案を可決いただき感謝をいたしております。
 また今議会におきましては、このほか、国におけるいわゆる中心市街地活性化法の改正に合わせまして、本市の中心市街地の整備改善や、商業等の活性化を一体的に推進するために策定をいたします中心市街地活性化基本計画への取り組み、熊本駅前東A地区第二種市街地再開発事業、ごみ減量をはじめとする環境問題など本市が直面している重要な課題につきましてもご議論をいただいたところであります。
 私に残された任期も、半年を切りました。政令指定都市の実現や、築城400年に向けた中心市街地の賑わいづくり、さらには、九州新幹線全線開業にむけた、魅力ある駅周辺のまちづくりなど、これからの新しいくまもとづくりにむけた取り組みもようやくその姿が明らかになりつつあります。私に残された任期の中におきまして、今議会での可決をされました、あるいはご議論いただきました重要な案件をはじめ、山積する市政の課題につきまして、少しでも前進をさせるべく全力を尽くして参りたいと考えております。
所感は以上でございます。本日は2点の発表がございます。

【市長発表:公共政策フォーラム2006イン熊本について】

 まず1点でありますが、「公共政策フォーラム2006イン熊本」の開催についてであります。
この度、7月4日から5日にかけまして『熊本都市圏と政令指定都市』をテーマに、都市圏住民みんなで熊本都市圏の将来について考えるフォーラムを開催をいたします。
現在、本市を含む近隣の15市町村長、熊本県の関係部局長、経済界、大学の学識者の方々と「熊本都市圏及び政令指定都市についての研究会」を設置して、都市圏ビジョンの策定作業を行っているところでありますが、この取り組みは住民の皆様に広く周知し、ご理解をいただくことが肝要であると考えております。
 このようなことから今回、九州中央の拠点都市圏を目指して、都市圏の将来像や政令指定都市について語るフォーラムを開催することによりまして、市民のみならず、熊本都市圏に居住されておられる皆様へ、情報を発信してまいりたいと考えております。
 詳細については、お手元の配布資料をご覧いただきたいと思いますが、行政学の専門家であります東京大学大学院の森田教授の基調講演をはじめといたしまして、「政令指定都市」「都市圏公共交通」「都市圏経済ビジョン」「中心市街地の活性化」といったテーマで4つのワークショップも開催することといたしております。
 また特に、7月5日のパネルディスカッションでは、大規模合併を実現し、平成19年4月には政令指定都市への移行を目指しておられます新潟市長さんをお招きをいたしまして、新潟市のこれまでの取り組み等につきまして、お話しいただく予定にしておりますので、ぜひ多くの皆様にご参加をいただければと考えております。

【市長発表:ビール電車の運行について】

 続きまして2点目でありますが、ビール電車の運行についてであります。
 全国的にも、鉄軌道の活性化策といたしましてビール電車が運行されておりますが、交通局におきましても、7月1日から8月31日の毎週木曜、金曜、土曜に、ビール電車を運行いたします。
 専用車両で、約2時間程度走行いたしますが、これからの暑い季節、車窓から流れる景色を眺めながら暑気払いなどに、ぜひ多くの皆様にご利用いただきたいと考えております。
 環境や人に優しい市電を、市民の皆様をはじめ、観光客の方々など、多くの皆様にご利用いただきますために、均一運賃の施行や施設利用割引券付きの市電・市バス1日乗車券「Enjoy(エンジョイ)パスポート」の発売などの施策に取り組んでおりますが、今回の「ビール電車」の運行を機に、さらに皆様に親しんでいただけるような「魅力ある市電」を目指していきたいと考えております。

【市長発表:節水社会実験】

 本日の私からの発表は以上でありますが、最後にもう一点、6月議会前の記者会見の折、すでに発表済みでありますが、「節水社会実験」でありますけれども、7月1日からいよいよスタートいたします。
 目標といたしております10%の削減達成のために、市民一人ひとりの皆様のご理解とご協力が不可欠であります。報道関係各位におかれましても、市民の皆様への周知につきましてご協力を賜りますようによろしくお願いをいたします。
 発表は、以上であります。それでは、質問をお受けいたします。

【質疑応答:ビール電車の運行について】

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《記者》まず発表事項についてお伺いします。ビール電車の運行についてですけれども、これは初めての取り組みですか。
【市長】初めての取り組みになります。

【質疑応答:佐土原の大型SCの件についてーその1】

《記者》今日の議会について質問したいのですが、議会で佐土原のショッピングセンターについて質問がありましたが、市長は賛成反対いろんな意見があるが、地元への説明をしたいという発言がありましたが、これまでに地元への説明というのはありましたか。それと今後の予定をお聞きしたいのですけど。
【市長】今回の判断につきましての説明というものは行っておりません。先程答弁の中で申し上げましたのは、これまでの経緯のなかにおきまして、陳情・要望にお出でになられたときでありますとか、私どもの現状でありますとか、対応につきまして説明をさせていただいたということを申し上げた訳であります。そして今後のことについてでありますが、具体的に今後どういう取り組みをするということは決定しているわけではありませんけれども、必要に応じましてその説明等を行ってまいりたいと考えております。
《記者》今後はこちらから出向いて改めて説明という予定はありますか。
【市長】それが具体的に決まっている訳ではありません。

【質疑応答:富合町との合併任意協議会について】

《記者》富合町との合併任意協議会についてなんですけれども、今日、議会の質問にありましたけれども、まず初めに任意協議会で富合町がああいう状況でしたけれども、議員を参加させなかったというか、その判断は、例えば町長とお話があったとか、その辺の入れなかった理由についてまずお伺いしたいのですが。
【市長】議員を入れなかった理由といいますか、確かにそのメンバーにつきましては、先方と話し合って決定したものであります。そして議員が入っていないということにつきましては、これも先程答弁の中でも申し上げたとおりでありますが、富合町さんとの状況等、なかなか現時点で議員さんを入れての協議会というものが実現なかなか難しいというふうな判断をいたしまして、こういった形でスタートさせてもらったというところであります。特にその富合町の住民の皆様方からですね、やはりその合併をしたらどういう具体的な姿になるのかという、もっと分かりやすい説明が欲しいというふうな声に応えての設置でございますので、この点につきましては議会の皆様方にもぜひともご理解をいただきたいと考えております。
《記者》7月2日に住民投票が投開票されますが、その結果で解散となるか、そのまま信任というか、残るか別ですけども、それを受けて議員を改めて入れるという考えはあるのでしょうか。
【市長】まだそこのところもですね、先方と具体的に話をしているものではありません。
それから住民投票の結果がどうなるかというところもまだ予測のつく話ではございませんので、まずはその推移といいますか、状況を見守りたいと思っております。そして一定の判断がなされまして、そして例えば解散、選挙ということになりますればですね、そういった状況がある程度落ち着いた時点でまた協議は必要ではないかとは思っております。
《記者》先程の富合町との任意協議会のところでもう少し詳しくお伺いしたいのですが、議員を入れることができないというのが住民投票とか富合町の状況などということですけれども、住民投票の動きがある状態でなぜ富合町の議員は入れることができないのか少しちょっと詳しく教えていただきたいというのが1点と、もう1点は(合併任意協議会の設置の)説明がなかった議員がいたということですが、できる範囲で結構ですので把握している範囲でどこの議員には話して、どこの議員には話していないのか記憶の範囲で結構ですのであれば教えてください。
【市長】まず2点目につきましては、私のほうから直接説明をしたものではございませんのでそこについては担当のほうから説明させます。
【事務局】お会いして相談した方とか、電話で連絡した方、色々おられまして、電話連絡がつかなかった方にご説明ができていなかったという状況であります。
【市長】それと先程の議員を入れるか入れないかの話でありますけれども、法定協議会の設置に関して富合町のほうではノーという結論が出た訳ですね。その結果を踏まえた中での富合町長さんのお話でもございましたし、あるいは自治会、住民代表の方もお連れしての確か話であったかと思っておりますので、そして先程申し上げたようにもっと具体的な姿を知りたいという話でありましたのでですね、現在の環境のなかでそういう形でスタートさせてもらったというところではありますけれども。
《記者》法定協議会で議会としては反対の意思を示しているから、今回議員の方は入れることは無かったということですか。
【市長】それも判断の1つではあります。
《記者》同じ件ですけれども、任意協議会では非常にその将来の基本計画とか重要なところを議論されるということなので、やはり議員を入れたほうがいいのではないかという質問もあったのですけれども、その点については、市長自体は富合がああいう状況でなければ議員をもちろん入れた形でと考えていたのか、その点はいかがでしょうか。
【市長】そこは議員を入れたほうがいい、入れないほうがいいというそのどちらかに決めて協議をした訳ではありません。最終的に現在の状況のなかで、ああいうメンバーでスタートをさせてもらったというところであります。しかしながらですね、私ども市、それから富合町の将来を検討をする、協議をする大事な場ではありますので、やはりその法定協議会になりますと当然入られることにはなりますけれども、任意協議会という段階でもやはりそういった形のほうが望ましいという思いは持ってはおります。ですから先程申し上げたように富合町さんのほうでですね、一旦その状況がある程度収まりましたときにはですねそのあり方についてまた協議する必要はあるのではないかとは思っております。
《記者》任意協議会の設置の背景ですけれども、富合側のほうから合併したときの具体的にどうなるのかというのをもっと知りたいという意見を踏まえてということだったのですけれども、もう少しその富合の議会が落ち着くまで待ったほうがいいんじゃないかという判断はそこには無かったんですか。
【市長】その判断はありませんでした。できるだけ早い状況で住民の方々に説明したほうがいいのではないかという思いでありました。
《記者》それに関連して確認なんですけれども、今後はその状況に応じては議員が参加することもありえますか。
【市長】可能性は無いとは言えないというところであります。

【質疑応答:佐土原の大型SCの件についてーその2】

《記者》佐土原の件で市長の答弁で再度確認をしたいんですけど、事前審査で事業者と協議をしていないという話が出たんですが、その立地を容認した場合はするんだと、今回は立地に対する判断だったというお話だったと思うんですけれども、その立地という捉え方なんですけれども、以前緊急会見の時にあそこの佐土原の計画地に商業施設が全く駄目だという判断ではないとおっしゃったと思うんですが、要するに規模が問題だったんじゃないかなと思うんですけども。
【市長】商業施設が駄目だというのではなくて、計画自体がですね認められないという判断であります。将来的にもですね、あそこの土地に対して何らその開発を認めないというものではないということは申し上げたかとは思っておりますが。
《記者》全く開発を許さないという土地ではないということであれば、計画の規模では認められないんだけれども、協議のなかで規模について話合うという選択は無かったんですか。
【市長】ですからまだ協議に入る前のですね、立地の判断ということでありますので、協議には入っていないということです。立地的な判断をした上で、そして技術的な基準というようなことになったときには具体的な協議が必要だという認識は持っておりますが、その前の段階での立地での判断でありますので協議はしなかったというものであります。
《記者》それではちょっと確認しますけれども、これまでの佐土原以外のケースでは立地つまりその規模ですね、そこの計画地にこれぐらいの規模でということがその計画段階の数値では認められないという場合は一切協議はしていないということでよろしいんですか。
【事務局】事前審査の段階では、過去でも協議をやっていません。
《記者》その計画段階でもその規模で認められなかった場合は、事前審査のなかで協議を縮小していくという形はないということでよろしいですか。
【事務局】あくまでも出てきた計画に対しまして審査をするという段階で、その段階で申請者さん側との協議は過去でもやっていません。
《記者》もう1回確認しますけど事前審査の段階で、規模が縮小されたケースは無いということでよろしいですね。
【事務局】ですからその段階で立地を判断させていただいて、立地を容認という形になった場合にはいろいろある課題をですね協議のなかで解決していくという形にはなってきたかと思いますけど。
《記者》全くその開発を認めないという土地でないのであれば、その立地というと、ここに全くその商業施設が駄目とか、そういうことであれば立地を条件にその協議しなかったっていうのも分かるんですけれども、そうではないということであれば、この立地にこのくらいの規模のは認められないと、それを言った上で店舗の縮小とかそういった協議ができなかったのかなという疑問があるのですけれども。
【市長】ですからこれまでも申し上げてきたと思うのですけれども、また再度、計画が出されれば、またその現行法に照らして私どもとしては検討するというものではあります。
《記者》出し直せということですか。
【市長】出し直せとまでは申し上げておりませんが、もしそういうことがあればそれは再度私どもとして検討するということではあります。

【質疑応答:シンドラー社製エレベーター事故に関して】

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《記者》今、シンドラー社製エレベーターの問題があってます。市はシンドラー社製のエレベーターがある民間施設を対象にですね現在調査をやっておられるかと思うのですが、そこで不具合の報告というのは現時点で上がってきているのでしょうか。
【市長】現在、シンドラー社あるいはエス・イー・シーエレベーター社も含めて行っている保守点検に関する事故不具合等の報告につきましては、現在のところ受けてはおりません。
《記者》それはまだ調査結果が、全くあがってきていないということでしょうか。
【市長】まだ調査の途中(ですので)。担当のほうからいいでしょうか。
【事務局】昨日の時点で3件報告があがっておりまして、その中で不具合といいますか、平成12年、5年くらい前に1回閉じ込め事故があったというのは受けております。ただ詳細は調査中です。
《記者》それはシンドラー社ですか、エス・イー・シーエレベーター社ですか。
【事務局】シンドラー社です。
《記者》民間施設でということですね。
【事務局】はい。
《記者》例えば雑居ビルであるとかマンションであるとか。
【事務局】店舗であったと思いますが。
【市長】この件につきましては改めてといいますか、現時点での状況というか、また改めて報告をさせてもらいたいと思いますけれども。それから調査期間は、どのくらいかかる予定ですか。
【事務局】当初28日が最終期限でしたけれども、シンドラー社の人員といいますか、不足気味で国交省からも日延べしていいということで、まず当面28日が1回目の締め切りですけれども、それ以後2週間に1回報告をするようにという通達がきております。いわゆる技術者の不足ということだと思います。
【市長】先程も閉じ込めという話がありましたけれども、それがどういう状況だったのか、何が原因だったのかなどにつきましては、原因等しっかり把握させていただきましたなかで報告をさせてもらえればと思っております。
《記者》その報告というのは、当面は28日と考えてよろしいのでしょうか。
【市長】28日で一旦締めた段階で整理をして、出来るだけ早い段階で報告をさせてもらいたいと思います。
《記者》先程3件報告があがってきているとおっしゃったのですが、この3件で閉じ込め事故があったということですか。
【事務局】報告が3件ありまして、その中の1件に、過去5年くらい前にそういうことがあったということであります。
《記者》今そのエレベーターというのは使用中ということですよね。原因がどうであれ現在も使われているということですよね。
【事務局】使われております。
《記者》それは周知とかはされないんですか。店舗であればなおさら。
【事務局】現在は市長が今申し上げたとおり報告があがっているだけでございますので、まだ詳細な精査はやっておりませんので。
《記者》報告を受けているというのは、オーナーとか管理会社の人から報告を受けているのですか。
【事務局】所有者等から受けております。
《記者》精査というのは実際にはどういうふうな手順なのですか。
【事務局】例えば閉じ込め事故と報告があった場合ですね、不具合の状況というのは今から精査を行います。
《記者》結局原因を調べる際には閉じ込められた人に状況の話を聞くのか、それとも機械だけみて・・・。
【事務局】それも含めてどういう状態であるかは、今からだと思います。記録として残っているので報告をされた訳でありますから、私どもその状況をこれから調べていきたいと思っております。
《記者》シンドラー社については社会の関心も高いので、今把握していることだけでもきちんとこの会見の後にでも説明をしてもらいたいのですが。
【市長】この会見の後に、3件の報告内容をもう1回きちんと認識をした上で、また別途説明したいと思います。
(終了)

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