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年頭市長記者会見(平成19年1月)

最終更新日:2007年1月12日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表項目:年頭にあたって】

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 皆さん、明けましておめでとうございます。それでは、今年はじめての記者会見をはじめさせていただきます。年頭にあたりまして、1年の抱負などにつきましてお話をさせていただきますが、その前に、富合町との合併協議会につきまして、お知らせをさせていただきます。
昨年、12月27日に市議会で可決いただきまして、富合町と相談のうえ、明日1月5日でありますが合併法定協議会の設置の告示を行いまして、知事に届出書を提出することといたしました。
これから、合併協議会の委員の選任を経まして、できるだけ早い時期に第1回の合併協議会を開催したいと考えております。
 それでは1年の抱負などにつきましてお話をさせていただきます。
先ほど仕事始め式で話をしたところでありますが、新しい年を迎えまして、市民の皆様の市政に対する大きな期待に応えていくべく、信頼される市政の実現を目指したこれまでの改革を、さらにスピードアップをし、初就任以来取り組んでまいりました「日本一住みやすく暮らしやすいまちづくり」を67万市民の皆様と協働で推進していかなければならないと決意を新たにしているところであります。
 さて、本年は、熊本城築城400年という記念すべき年でもあります。幕開けとなりますプロローグ~「夜明け」でありますが、大晦日の夜から1月3日昨日にかけまして開催をいたしました。大変天気が心配されましたけれども、ひどい雨にはなりませんで、比較的天候にも恵まれまして、400年祭の幕開けを多くの皆様とともに迎えることができまして、大変感激をいたしました。復元整備の目玉ともなります本丸御殿大広間が完成いたします来年春までの約1年半にわたりまして、熊本城一帯で四季折々の様々な催しを繰り広げる「築城400年祭」を通じまして、蘇る熊本城の素晴らしさはもちろんのこと、歴史・文化・自然に恵まれた熊本の魅力を国内外に広く発信をいたしまして、新たな100年への幕開けにふさわしい年にすることができればと考えております。
 さらに、九州新幹線鹿児島ルート全線開業を約4年後に控えまして、熊本の新しい陸の玄関口にふさわしい魅力ある駅周辺のまちづくり、そして、日本一乗り換えの便利な駅を目指しますとともに、九州中央の拠点都市にふさわしい「魅力と活気にあふれるまちづくり」に向けまして、中心市街地活性化基本計画を策定をし、熊本の顔ともいうべき中心市街地の活性化に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、富合町との合併を着実に進めますとともに、「熊本都市圏及び政令指定都市についての研究会」におきまして、100万熊本都市圏の連携強化を目指した都市圏ビジョン基本計画を策定し、都市圏の一体的な取り組みを強めながら、圏域内の各市町村との信頼関係をさらに深めていくことができればと考えております。こうした取り組みが、政令指定都市の実現につながっていくものと期待をいたしております。
 国におきましては、さらにスピードを上げて地方行財政改革を進めているところでありまして、加えまして道州制論議、これが本格化をいたしますなど、国、地方のあり方が抜本的に見直されようとしている中にありまして、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業、合併・政令指定都市の実現、少子高齢社会など、本市を取り巻きます環境、大変大きく変化をしております。本市といたしましては、こうした時代の動きに的確に対応いたしまして、新しい熊本づくりを全力を挙げて進めてまいりたいと考えておりますので、報道機関各位におかれましても、昨年同様、ご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 最後に、年末記者会見におきまして産業文化会館の地下タンク関連の点検実施体制についてのご質問につきまして、実施状況等について記者会見後に訂正をさせていただきましたとおり、平成11年以降でございますが、毎年ではなく3年に1回検査をしていたというのが事実でございます。このことは、結果として消防法に対する認識の不足、結果として消防法違反ということでございまして、市民の皆様に深くお詫びを申し上げたいと存じます。今後は関係当局と連携しつつ、早急に必要な措置を講じてまいりたいと考えております。
 私からは、以上でございます。それでは質問をお受けさせていただきます。

【質疑応答:2007年で一番力を入れたいことについて】

【記者】2007年で一番力を入れたいことはなんでしょうか。
【市長】一番とか何点とか一番苦手なのですが。一番はやはり今年は熊本城築城400年の節目の年でもありますので、築城400年祭を何とか成功させたいと思っております。そして熊本の歴史・伝統・文化をもう一度見直して、そしてそれを全国に発信をしていくと、そんな機会にすることができればと思っております。力を入れて取り組んでいきたいことは年末の記者会見でも申し上げましたが、中心市街地のことでありますとか、公共交通網の再編でございますとか、熊本駅周辺整備のことでございますとか、それから合併政令指定都市ですね、そういう実現に向けて全力で取り組んでいきたいと思っております。

【質疑応答:赤ちゃんポストについて】

【記者】年末年始を挟んで、年末の会見のときもお伺いしましたが、赤ちゃんポストの申請ですね、協議の進捗状況に何か変化はありましたか。
【市長】年末から特に変化はありません。
【記者】いつぐらいを目処に結論を出されたいと考えていらっしゃいますか。
【市長】いつぐらいを目処にというのも、まだ、それこそ目処がたっているものではありません。ともかく慎重に国とも協議をしていきたいと思っております。
【記者】職員の方がまた上京されてですね、国と協議をする予定というのはあるのでしょうか。
【市長】おそらくそういうことも必要になってくると思っておりますが、それもいつということが決まっているわけではありません。ただ今後も幾度となく足を運ばなければならないのではないかと思っております。

【質疑応答:熊本駅舎のデザインについて】

【記者】熊本駅に安藤忠雄さんのデザインを県で検討されているということなのですけれども、市長としてはどういうふうに思っていらっしゃるのでしょうか。
【市長】トップ会議を昨年開催いたしましたが、その中でも話題のひとつとしてあがっておりました。安藤さんは非常に全国的あるいは世界的にも有名な方でもありますので、そういう方が熊本駅舎に対してデザインについていろいろとアドバイスをいただくということは非常に本市にとっては、本市の発信という意味では、非常にプラスになるのではないかと思っております。ただこれまでもデザイン検討会議で岸井隆幸先生を会長として伊東豊雄さんでありますとか、UD(ユニバーサルデザイン)の田中直人先生でありますとか、そういった方々からもアドバイスをいただいて協議を進めているところでございますから、そういうところとの一体性というものも今後の課題になってくると思っております。
【記者】何か市としてデザインに対して要望されるご予定はありますか。
【市長】具体的にこういうものをというものまでは考えておりませんけれども、いろいろと具体的な形で、またトップ会議のなかでも提案をしていただく可能性もございますので、またそういうものを見させていただきながら考えてまいりたいと思います。.
【記者】県で委託料を負担されるということなんですけれども、市で費用負担というご予定はありますか。
【市長】今回の安藤さんの起用に関して、市から今のところ費用負担はないと認識しておりますが。それでいいですか。(事務局に確認)
【事務局】まだはっきりとはしておりませんけれども、場合によっては県事業負担金ということで一部市で負担する可能性もあります。
【市長】その可能性もあるということであります。

【質疑応答:熊本城築城400年祭に関する市長のトップセールスについて】

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【記者】熊本城の築城400年祭なのですけれども、国内外に発信していきたいということですが、それは例えば市長自身のトップセールス的な形で何か広報活動に力を入れられるということですか。なにか取り組みでこれまでにやってなかった部分というのは出てきますか。
【市長】いろんな広報計画を立てておりますので、そのなかで私自身がトップセールスをする場面も出てこようかと考えております。いろんな意味でトップセールスの必要性といいますか、なんでもかんでもトップがしゃしゃりでていけばいいというものではないと思いますが、特にこの築城400年のような本市にとって大きなイベント、あるいは節目の行事につきましては、私自身自ら先頭に立って取り組んでいく必要があると思っております。
【記者】そのPRというのは、熊本城にみなさん来てくださいということが主ということですか。
【市長】来てくださいもありますし、こんないいところですよというようなことをですね(PRしたいと思っています)。やはり熊本城というのはお城・石垣・城郭、それそのものが魅力だろうと思っております。そして多くの人々のご寄付を頂きながらその復元を進めている。それが来年の5月には完成をすると、そこに向けていろんな催事を催しているということをPRしたいと思っています。やはり熊本城に足を運ばれた方は口々に、「すばらしいお城だ」「日本一のお城だ」「本丸御殿の完成が楽しみだ」ということを多くの方々に言っていただいておりますので、その良さというものを私自身の口からより多くのみなさんに発信をしていきたいと思っています。

【質疑応答:産業文化会館一帯の再開発について】

【記者】産文会館一帯の再開発についてですけれども、今後官民一体でいろんな構想が、計画が作られていくと思うのですが、市としてはどういうふうな開発にもっていきたいと考えておられますでしょうか。
【市長】非常にあの周辺といいますか、中心市街地の活性化という意味では大事なポイントだと考えております。中心市街地で申し上げますと水道町界隈といいますか再開発事業を二つこれまで手がけてまいりましたし、あるいは上通り、上の裏通り辺りが注目されるなかで非常に厳しいなかでありますけれども、人通り等活況を呈しているゾーンだと思っておりますが、中心部で申し上げますと桜町・花畑町界隈、ここをもう少し手を加えることによって中心部の回遊性というものは高まってくると思いますし、それと新幹線開業を見据えましたときに、熊本駅とつなぐという意味では、花畑・桜町界隈というのは非常に大事なゾーンだと思っております。それからお城の復元等進めているなかで、お城と中心部を結ぶという意味でもあそこは非常に大事なゾーンだと思っておりますので、いろんな意味でこれから民間のといいますか、地権者の方と具体的な協議を進めていきたい、この中心部のにぎわい創出につながるようなものにできるようにいろんな協議を進めていきたいと考えております。
【記者】地権者間の再開発検討の覚書なのですけれども、1月のいつぐらいに締結をされるご予定ですか。
【事務局】1月中にはと思っておりますけれども、まだ具体的にいつというのは決まっておりません。

【質疑応答:産業文化会館の灯油漏れについて】

【記者】産文会館のことなのですけれども、漏洩検査が3年に1回になった理由については何かありますでしょうか。
【市長】なぜ3年に1回になったかということですが、当時の担当者の記憶によりますと、担当の検査会社から定期検査については3年に1回でもよいとのアドバイスがあったと、それを受けて平成11年以降は3年に1回に変更したということであります。しかしながら1週間に1回の定期点検が条件であると、その毎年を3年に1回に直すということは1週間に1回の定期点検が条件であることについては認識をしていなかったということでありまして、2週間に1回定期点検をしているという状況のままでありまして、結果的にこの条件を満たす必要があることについては当該検査会社または消防局等に確認をすべきだったと考えております。結果としてそこの確認が出来てなかったというところが、先程申し上げた消防法違反につながっているという状況だということであります。
【記者】平成11年以前の定期点検というのは毎年行われていたということは確認できたのでしょうか。
【市長】そこは確認できております。担当の方からでいいですか。
【事務局】記録が残っているのが、平成3年度以降毎年11年まで行われていたということであります。
【記者】あと不明の灯油が確認されていますけど、平成8年以前については確認ができていないということでしたが、平成11年以前の状況については分かりましたでしょうか。
【市長】これも担当からでいいですか。
【事務局】今調査中であります。
【記者】同じく産文の油漏れの件なのですが、実際に土の中に油がどれだけ漏れたか、そちらのボーリング調査の状況を教えてください。
【市長】ボーリング調査は、これから改めておこなう予定にいたしております。その前の地中検査の結果につきましては11月24日付、実際に届きましたのは12月に入ってからでありますけれども、その調査結果によりますと問題はなかったと、検知できなかったという結果報告書は挙がってきていますが、再度ボーリング調査を実施したいと考えております。具体的なスケジュールがたっているわけではありませんが、出来るだけ早急に対応したいと思っております。

【質疑応答:富合町との第1回法定協議会について】

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【記者】富合町との第1回の協議会はだいたいいつぐらいですか。
【事務局】1月下旬から2月の上旬と考えております。
【市長】これから委員の選定等入りますので、それぐらいを目処に考えております。

(終了)

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