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平成19年1月定例市長記者会見

最終更新日:2007年1月29日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表項目:交通センターの再開発について】

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 それでは、1月の定例記者会見を始めさせていただきます。本日は、3点につきまして、発表させていただきます。
 まず1点目でありますけれども、交通センターの再開発につきましてであります。昨年の12月4日に、熊本城下のまちづくり協議会桜町会議の安部会長さんと、それから株式会社雇用促進事業会の島田社長さんから、辛島地区の再開発についてのご協力をお願いされたところでありますが、去る1月16日には、株式会社九州産交ホールディングスの矢田社長さんから、交通センター一帯の再開発について、事業実現に向けた指導・助言や、現在策定中であります中心市街地活性化基本計画に盛り込むことなどの協力をお願いしたいとの申し出があったところであります。
 この開発計画につきましては、事業規模もかなり大規模なものでございまして、各テナントの方々、あるいはバス事業者などの関係者との協議など課題も想定されますが、この地区は熊本城の玄関口に当たりますとともに、熊本都市圏のバス網の発着拠点であります交通センターなど、大変重要な機能を備えておりまして、通町筋とともに本市中心市街地の核となる地域であると考えております。
 今回の再開発が実現し、この地域に新しい魅力と活力を生み出すことになりますと、通町筋と桜町の2つの核とそしてこれを結ぶ上通、下通、新市街、3つのモールの間での回遊性がまたさらに高まることにつながりますし、また熊本城を中心とした本市中心市街地が、都市圏はもとより、九州全域、さらには東アジアなどから人を呼び込こめる交流拠点が形成されることになると考えておりまして、中心市街地の活性化のみならず、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業後の新しい熊本づくりにとりまして大きな弾みになるのではと期待しているところであります。
 こうしたことから、今後本市では、積極的に連携・協力して参りたいと考えております。

【市長発表項目:オープンハウスのアンケート結果について】

 続きまして2点目でありますが、熊本駅前東A地区の情報交流施設のパブリックコメントに先立ちまして、市民の皆様をはじめ多くの方々への周知を図りますために、去る1月14日に上通りのびぷれす広場に設置をいたしましたオープンハウスのアンケート結果についてご報告をさせていただきます。
 このオープンハウスにご来場いただいた方は、午前11時から午後5時まで500人を超えまして、皆さんの関心が高いことがうかがえたのではないかと思っております。
アンケートにつきましては、お手元に配布をしております資料のとおりでありますけれども、10代から80代までの幅広い層から、283件のご回答をいただいたところであります。結果につきましては、再開発の認知度、今回の基本計画(素案)の理解については約6割、東A地区の再開発事業への期待については7割となりました。
再開発事業や、情報交流施設の取り組みにつきましては、これまで以上に市民の皆様方へ周知をしてまいりますとともに、皆様方のご期待に応えていかなければならないと感じたところであります。
それから、情報交流施設各部門別の必要性についてお尋ねをしましたところ、すべてにおいて8割から9割程度“必要、あるいは、とても必要である”との回答をいただいたところであります。また、ホールの催しなどについての期待といたしましては、コンサートや講演、各種大会、演劇、映写会などのご意見が寄せられたところでもあります。
 今後も、JR熊本駅や市立図書館でのオープンハウスの設置、出前講座などを行いまして、市民の皆様方にさらに周知を図りますとともに、ご意見を伺ってまいりたいと考えております。

【市長発表項目:くまもと春の植木市について】

 最後、3点目でありますが、「くまもと春の植木市」についてであります。「くまもと春の植木市」につきましては、四百数十年前、時の隈本城主城親賢(じょうちかまさ)公が始めた市(いち)に由来するものといわれておりまして、森の都熊本を象徴する日本最大級の行事といたしまして、ここ三十年、白川河川敷で開催をされてまいりましたが、今年は、会場を新しく戸島会場に移転をし、心機一転、時代に即応した新しい植木市として開催することといたしております。
場所は変わりますが、熊本に春を告げる風物詩として更に発展させていきたいと考えておりますので、報道機関各位におかれましても、広く市民の皆様方への周知につきまして、ご協力をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
 それでは私からの発表は以上でございます。それでは質問をお受けさせていただきます。

【質疑応答:中心市街地活性化基本計画についてーその1】

【記者】先程の交通センターの再開発についてですけれども、九産交(九州産業交通ホールディングス株式会社)の提案に対して積極的に連携していきたいということですが、中心市街地活性化基本計画に盛り込むということを前提にということですか。
【市長】中心市街地活性化基本計画に盛り込むということを前提に支援をしていきたいと考えております。
【記者】その場合に3月、今年度中に計画を申請できればということで調整されていると思うのですが、その時期は延長される可能性はありますか。
【市長】今のところは3月を目処にということで進めているものであります。ただ、かなり、先程申し上げましたように大規模でもございますし、関係者も多ございますので、今のところは3月を目処にということで進めております。

【質疑応答:路上喫煙を禁止する条例案提出に関する動きについて】

【記者】中心市街地の活性化に関連して、今、議員提案として、歩きたばこ・路上喫煙を禁止する条例案を出そうという動きがありますけれども、こういった動きについては現段階で市長はどのようにお考えですか。
【市長】歩きたばこの禁止につきましては、これまで議会でも何度か提案されてきたことでもありますし、そして他都市におきましても既に取り組んでいる都市もございます。私どももその必要性につきましては十分認識をしておりますけれども、今、議会のほうで議会提案という形でいろんな検討が進められているようであります。まだ具体的な内容を承知している訳ではありませんけれども、いろいろとお話を伺いながら今後私どもとしてどういう対応が必要なのかということ、それは検討していきたいと考えております。それと議会提案という形で、政策条例といいますか、こういうことが非常に活発化されてきているということは非常にいいことではないかと考えております。

【質疑応答:赤ちゃんポストについて】

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【記者】赤ちゃんポストの関連なんですが、施設変更の申請についての検討ですけれども、現段階でどこまで進んでいるのでしょうか。
【市長】現段階では、前回報告した段階とですね変わりはございません。進展はございません。
【記者】市側として今一番頭を悩ませているというか、どうお考えでしょうか。
【市長】今、国ともこの前申し上げましたように協議を進めているところであります。とにかく初めてのことでありますので、国も非常に対応に苦慮されているというか判断がつきかねるというふうな状況であろうかと考えております。私どもとしても市だけでなかなか判断できるものではないと考えておりまして、非常に難しい問題だと思っております。
【記者】先月末に人吉の病院に赤ちゃんを置き去りにされて、結局今月に入って母親が逮捕される事件がありましたけれども、やはりその刑法上の問題、そのへんのハードルが一番高いのでしょうか。
【市長】その問題もあろうかと思っております。やはりその命を守るということを最優先に考えなければいけないと、これはそのとおりであると思っております。しかしながら、やはりこういうものが設置をされれば、やはり簡単に預けてしまうというか、(そのような)動きが助長されるのではないかという懸念もやはりある訳でありまして、そこのところはしっかりとした、やはり設置するかしないかだけではなくて、その後の問題も含めたところでですね、やはり判断する必要があるのではないかとは考えております。

【質疑応答:中心市街地活性化基本計画についてーその2】

【記者】中心市街地活性化基本計画についてですけれども、産文(熊本市産業文化会館)と産交(九州産業交通ホールディングス株式会社)の再開発については基本計画に盛り込んで欲しいとの要望が既にでているのですけれども、市のホームページでは「民間事業を検討しています」というお知らせがでているのですが、その他の民間事業者から基本計画に盛り込んで欲しいという相談や要望がきているのかどうか、その点についてはどんな感じですか。
【市長】そこは担当のほうからでもいいですか。具体的な提案がきているかどうか。(事務局に確認)
【事務局】民間事業についてはまだ具体的な目処といいますか、ございませんが、産業文化会館についてはあがっています。
【市長】他はいまのところ具体的な提案があがっているものは・・。
【事務局】検討していかなくてはいけない、詰めがいっぱい残っておりますので、そのへんがございます。それと駅周辺で医療関係の建物を作りたいと、そういったものはございます。2件があがっているという状況です。
【市長】それはその産文、交通センター以外に2件ということですか。
【事務局】産文ともう1件です。
【市長】あともう1件ということですか。
【事務局】熊本駅の医療関係のそういった学校ですね、専門学校のような。
【記者】マンション建設とか他にはでていないということですか。
【事務局】相談はあっておりますけれども、まだ事業としていつまでにとかそういったものが詰まっておりませんので、今後その地権者の意向といいますか、そのへんを確認していきたいと思っております。
【記者】そうすると盛り込めそうなのが2件ということでよろしいでしょうか。
【事務局】今のところあがっておるのが2件ということでございます。
【市長】具体的にあがってきているのが2件と、相談レベルのものだったらもっと数件あると(いうことです)。
【事務局】まだまだ多いですね。内容が詰まっていないものがあります。

【質疑応答:自治基本条例案について】

【記者】自治基本条例案についてなのですけれども、議会でも修正案の取りまとめについて調整が進んでいると思うのですが、24日の特別委員会で正副議長の試案が出される可能性もあるのですけれども、その際にですね原案を提案された市長として、仮に執行部として了承できないような案がでてきた場合にどのような対応をされるのか。
【市長】仮定の話でありますので、なんとも今の段階では答えられません。提案している立場としてはやはりこの原案をなんとか可決をしていただきたいという思いであることに変わりはありません。
【記者】ただですね24日にその修正案が出てきた時に、採決の可能性も無くは無いわけですから、何らかのことをもう考えとかないと間に合わない?
【市長】間に合わないというか、それはそういう状況になってみないとその後の対応というものはなかなか判断できないと思っています。まだその試案うんぬんの話もありますけれどもですね、具体的にその内容を見たものでもございませんので、何とも今の段階では申し上げられません。今は委員会のなかで審議をされている最中だという認識であります。
【記者】そうすると、委員会で修正案が出されたときにそれは検討しないといけないですよね。それは執行部のほうで一旦持ち帰るということ(方法)をとられるのでしょうか。
【市長】それは委員会のほうがですね、どういうふうな判断をされるのかそれは分かりませんけれども、もし修正案が出されればですね、修正案といいますか、委員会としての案が出されればですね、それは私どもとしてもしばらく考えさせていただく時間というものは欲しいなというふうには思います。
【記者】関連してなんですけれども、仮定の話はなかなか答えられないということなんですけれども、原案で出されたですね自治基本条例の中からですね「協働」と「参画」という文言が削除されたものは原案の修正にあたるというふうに考えられますか。
【市長】原案の修正にあたるかどうか?
【記者】要するに全く別ものと考えられるのか、修正として認識できる範囲であるのかどうか。
【市長】仮定の話でありますと前置きはくどいですが、「参画」と「協働」というのは非常に大事な柱だと思っておりますのでですね、これは分かりませんけれども、何とか盛り込んでいただきたいなという思いはありますけれども。それがもしその全てが無くなったらということですか。
【記者】いや、仮定の話ではなくて、修正の範囲内と認識できるか、全く別物と認識するのかどうかという質問です。
【市長】大事な柱でありますからですね、先程申し上げたように、それがもし全く無くなってしまっているというのであればですね、それは元々の自治基本条例、今提案しているものからすればやはり大きく変わったと言わざるを得ないのかなというふうには思いますけれども。
【記者】大きく変わったものが可決された場合にそれは執行部としては受け入れられることですか。
【市長】それは、やはりここはまた仮定の話になってしまいますですね。
【記者】ちょっと確認なんですけれども、しばらく考えさせて欲しいという(ことですか)。
【市長】いや、考えさせて欲しいというか、当然これまでですね市民会議を立ち上げて、パブコメをやりましたり地域説明会をやりましたり、私どもも条例案を提案するまでにやはり2年近くかけて提案をした訳ですから、それがもし修正されるということになればですね、やはりそれはある程度の時間をいただきたいという思いはあります。
【記者】ということは修正案が提案された時点で執行部として採決に入る前に時間を下さいということで要望をされるということですか。
【市長】場合によってはそういうことも要望したいなとは思っていますけれども。

【質疑応答:九州産業交通ホールディングスの再開発構想について】

【記者】交通センターの再開発の絡みでもう1件なんですが、バス事業者との協議に必要な課題を想定されるということなのですが、九産交さんのほうでやはりバスターミナルのところを再開発のなかでも一番先にやりたいと、その場合に縮小ということも十分ありうるということで、そのへんは市とも協議しなければならないという認識なんですが、バス網の再編と大きく絡む話で、そのへんの認識はどうですか。
【市長】確かにそのバス網の再編とも関わってくると思いますし、それと駅前のターミナル機能といいますか、それとの関連性もでてくると考えております。いずれにしてもあの地というのがですね、やはり交通の特にバスのですねターミナル拠点として非常に大事な位置にある訳ですから、そのへんはあの地だけではなく先程申し上げた駅でありますとか今後のバス網再編の中でどの程度のバスが必要なのかですとかということはやはり考えていかなければならないのかなという思いはあります。
【記者】それと中心市街地基本計画に盛り込むことを前提にというお話ですが、あの構想、地上10階地下1階500億円規模という巨大なそのままを盛り込むということですか。
それとも市と協議したうえで当然その例えば市が再開発必要と思うところだけ一部抽出するような形で盛り込むということですか。具体的には産交さんの再開発、あれを前提にされるということですか。
【市長】(事務局に確認)この計画はその段階的にということも可能なんですか。それは可能ですよね?
【事務局】はい。追加的に出すということもそれは可能でございますし、大筋だけを最初の全体の概論のところに盛り込み、事業はまた国とも相談しながら入れ込んでいくと、そのへんの詳細のところは国との相談という形になろうかと思います。
【記者】では最初からすべて完成形を盛り込むというのは難しいという気もするのですが。
【市長】そのへんは今申し上げたような大筋というかフレームを最初に盛り込むと、そして段階的に詳細なものをいれていくと、加えていくというふうなこともできるというようなことであります。
【記者】九産交さんから正式にまだ再開発事業案みたいなものは提示されていないですよね。
【市長】まだ提示されていないということであります。
【記者】時期的にどれくらいまでに市としてはそれを提示していただきたいというのはあるのですか。
【市長】こちらのほうから時期とかリクエストはしていますか。(事務局に確認)まだ、していないということであります。
【記者】九州産交の矢田社長がこの前来られたときに市電の軌道をその再開発の中なり近くなりを通したいなということも併せて要望していきたいということをおっしゃっていたのですが、このことに関して市長、今の段階でどのように捉えていらっしゃいますか。
【市長】まだその計画が詳細なものではありませんが、考え方としては非常にそれは交通の拠点という意味では大事な観点だろうと思っております。バスとそれから今後公共交通の機軸として鉄軌道系を据えていきたいという思いがありますので、そのバスとのそれと市電との結節機能が高まるということは非常に大事な観点であろうかと思っています。
【記者】今までは何らかのそういったお話とかは具体的にはあっているのでしょうか。
【市長】具体的なものをしているわけではありません。ただこの前の要望のなかに盛り込まれておりましたのでですね、それは私どもとしてもしっかりと受け止めて検討しなければならないのではないかとは思っております。
【記者】中心市街地の基本計画に盛り込んで欲しいということで熊本駅周辺で医療関係の専門学校を作ると、担当の方、それはどこにあるどういう事業者からあがってきているのでしょうか。
【市長】これはまた担当のほうからいいでしょうか。
【事務局】具体的なことは今日は控えさせていただきたいと思います。

【質疑応答:富合町との合併法定協議会について】

【記者】富合町との法定協の設置の目処は。
【市長】設置はされておりますけれども第一回目の会議ですね(事務局に確認)。第一回目の会議の日程はまだ決まっていなかったですね?
【事務局】2月の頭ぐらいを予定しております。
【市長】2月の初旬にということで調整中だということです。

【質疑応答:赤ちゃんポストについてーその2】

【記者】もう一度赤ちゃんポストに戻って恐縮なんですけれども、先程の市長の答弁、進展がないと、初めてのことなので国も頭を悩ましているというような発言だけを聞くとですね、市の自主性はどこにあるんだと、結局その不作為と言われても仕方がないんじゃないかというような形でも受け止められるんですけれども、結局国がある程度の方向性・結論を示すまで市としては判断ができないのか、あるいは市として判断するんだったらいつまでには判断をしたいと、ずるずる考えても結論は出ない訳ですよね。そのへんのところはどう(お考えですか)。
【市長】市が主体的にといいますか、やはり国と協議をしながら判断をしなければならないと思っております。いずれかの時期にはその出された申請についての結論は出さなければいけないとは思っておりますが、今の段階ではそのいつまでにというふうな目処がたっているものではありません。非常に難しい問題であるというようなことで慎重な協議が必要だというふうに思っております。
【記者】目途を示せないということですか。
【市長】今のところは示せません。
【記者】同じく赤ちゃんポストについてですけれども、国との協議の一方で県ともですね協議をされているかと思いますが、どういった内容についてどのような協議をされているのでしょうか。
【市長】県との協議ですか。(事務局に確認)では担当のほうから。
【事務局】国に昨年の12月18日にご相談に参りましたが、その後県との事務的な会合を昨年中に一回、そして本年になりまして昨日(さくじつ)2回目を打ち合わせいたしております。それは国にご相談に行った内容について県に報告をしたのがひとつと、その後市において検討中の整理中の項目について県のご意見を伺うという主旨で2回目の事務的な会議をもったところです。今そういう段階で市長がおっしゃったように検討中という状況に変化はございません。
【記者】市が整理中の項目というのはどういった項目なんでしょうか。
【事務局】昨年から年頭の市長の会見でも述べておりますように、刑法あるいは児童福祉法、児童虐待防止法とその他国内の諸法令についてでございます。
【記者】赤ちゃんポストについてなのですけれども、国との協議でこれまで厚労省(厚生労働省)との相談があったと思うのですが、刑法上の相談というのも幅広く意見を聞いているのかどうか、また今後国に直接相談に行くことがあるのかどうかについてお尋ねしたいのですが。
【市長】刑法上についても協議をしているかどうかということと、今後も国と協議をする予定があるかという(ことですね)刑法上の。
【記者】警察とかそういう司法的な話をしているのかどうか。
【事務局】検討の内容項目の主たるものでありますので今整理中でございますが、国にご相談する内容課題について整理できればその必要があるかなと思います。
【記者】まだ進展はない?
【事務局】ありません。
【記者】あと国に直接相談に行く機会は。
【事務局】刑法の問題でですか?
【記者】刑法に限らず。
【事務局】それは必要が出てくればまた再度ご相談に行くことはあろうかと思います。
【記者】予定はまだない?
【事務局】まだありません。

【質疑応答:プールの水死事故について】

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【記者】教育委員会の話になるんですが、(市長は)人事権はないわけなんですけれども、昨年の10月に報道で明らかになった市立田迎南小のプールの死亡事故は、2000年にそれが起きてたわけなんですけれども、いろいろ裁判があったあとに2005年の春に教育委員会の健康教育課長が報告書のなかで裁判を想定した部分があったりとか、ちょっと虚偽の部分があったというのを認めたことが明らかになってですね、誰がどういうふうに虚偽の報告を行ったのかというのを昨年末からずっと調査をしていて、1月の中旬にその報告書ができて、記憶にないというかですね、担任の先生がバディは組んでなかったし、心肺蘇生法の実技の経験が無かったと言っているのに、そういうふうなことは聞いてなかった、記憶にないということを話していて、結果的に明らかになった感じではなかったんですよね、そのどういうふうな状態で虚偽報告というか、違った内容が文書として両親のほうに出たのかというのがですね。人が、子どもが1人亡くなった事故で十分に確認せずに遺族に対してそういうふうなこと、違うことを報告したということについてですね、市長は、教育委員会はまた人事権も違う訳なんですけれども、何か思われることがあればちょっとお聞きしたいなと思ったんですが。
【市長】結果として誤った回答をしてしまったということでありますけれども、今お話がありましたように心肺蘇生法の受講経験なども校長でありますとかあるいは教育委員会の思い込みと確認不足とが事実と異なった回答になってしまったと聞いております。しかしながらこの事故の重大さでありますとか、あるいは回答書の重さを考えますとしっかりと事実確認をすべきであったのではないかと考えています。そして学校や教育委員会ともそれぞれ事故の事実につきましてきちんとした調査をして把握した上で誠実に伝えるべきで、保護者の方に対しまして伝えるべきだったと思っております。学校管理下の事故でもありまして保護者の気持ちを十分に受け止めまして、そして責任を持って対応すべきであったと考えております。
(終了)

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