【市長発表項目:交通センターの再開発について】
それでは、1月の定例記者会見を始めさせていただきます。本日は、3点につきまして、発表させていただきます。
まず1点目でありますけれども、交通センターの再開発につきましてであります。昨年の12月4日に、熊本城下のまちづくり協議会桜町会議の安部会長さんと、それから株式会社雇用促進事業会の島田社長さんから、辛島地区の再開発についてのご協力をお願いされたところでありますが、去る1月16日には、株式会社九州産交ホールディングスの矢田社長さんから、交通センター一帯の再開発について、事業実現に向けた指導・助言や、現在策定中であります中心市街地活性化基本計画に盛り込むことなどの協力をお願いしたいとの申し出があったところであります。
この開発計画につきましては、事業規模もかなり大規模なものでございまして、各テナントの方々、あるいはバス事業者などの関係者との協議など課題も想定されますが、この地区は熊本城の玄関口に当たりますとともに、熊本都市圏のバス網の発着拠点であります交通センターなど、大変重要な機能を備えておりまして、通町筋とともに本市中心市街地の核となる地域であると考えております。
今回の再開発が実現し、この地域に新しい魅力と活力を生み出すことになりますと、通町筋と桜町の2つの核とそしてこれを結ぶ上通、下通、新市街、3つのモールの間での回遊性がまたさらに高まることにつながりますし、また熊本城を中心とした本市中心市街地が、都市圏はもとより、九州全域、さらには東アジアなどから人を呼び込こめる交流拠点が形成されることになると考えておりまして、中心市街地の活性化のみならず、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業後の新しい熊本づくりにとりまして大きな弾みになるのではと期待しているところであります。
こうしたことから、今後本市では、積極的に連携・協力して参りたいと考えております。