【市長発表:熊本市中心市街地活性化基本計画の認定を受けて】
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それでは臨時ではありますけれども記者会見を開かせていただきますが、内容に入ります前にまずは先程コメントも出させていただいておりますが改めまして松岡農林水産大臣、突然の訃報に驚いたところでございますけれども、改めまして謹んで哀悼の意を表させていただきたいと思っております。大臣は衆議院議員連続6回当選をされまして、その間我が国の農林水産業の振興、そして郷土熊本の発展に大きな役割を果たしてこられた方でございます。大変残念でございます。心からご冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
それからもう一点、今日この時間帯非常に遅くなってしまいました。伊藤一長前長崎市長の市民葬に出席してまいりましたのでこの時間帯になりましたことをお詫びを申し上げたいと思います。
それでは内容に入らせていただきます。本年の3月30日に申請をしておりました熊本市中心市街地活性化基本計画、本日、内閣官房中心市街地活性化本部のほうから認定を決定したと連絡を受けたところでございます。お手元にもその写しが届いているかと思っておりますが、中心市街地活性化事業、これまでも取り組んできたところでありますが一層推進できるということで大変うれしく思っているところであります。
今年が築城400年という節目の年でもあります。そういう年に認定をいただきまして、そして4年後に迫っております九州新幹線鹿児島ルート全線開業を見据えながら中心市街地の活性化に取り組んでいくことは、熊本の顔として「城下町熊本」を全国に発信していく上におきましても、大変意義深いものであると考えております。
内容につきましては、これまで公表してきたとおりでございます。計画の概要につきましては、パンフレットをご参照いただければと思います。少しだけ申し上げさせていただきますと、今回新たに熊本城域を計画区域に加えさせていただきました。熊本城とともに歩んでまいりました中心市街地の歴史的資産を最大限に活かして多くの人を引き付ける魅力と活力にあふれ、回遊性の高い街並みの形成を目指してまいりたいと思っております。そしてこの中心部のなかで特に、花畑・桜町地区でございますけれども、バスターミナルを含めました民間の2つの再開発事業というものも盛り込んでいるところでございます。それから熊本の陸の玄関口となります熊本駅周辺ですが、九州新幹線鹿児島ルート全線開業や熊本地方合同庁舎移転、(熊本駅前)東A地区の再開発、市電の駅舎乗り入れ等九州における情報発信・交流拠点として、中心市街地の魅力など「九州・熊本」を発信する利便性が高く魅力ある都市空間の創出を図ってまいりたいと考えております。それから中心部と熊本駅の中間に位置をいたします歴史的建造物が残る新町・古町地区などと一体となった城下町風情の創出によりまして、「城下町熊本」を全国的に発信をして行きたいと考えております。
上記を達成いたしますためお手元のパンフにも記載をされていますけれども、具体的数値目標、歩行者通行量でありますとか、熊本城の入園者数、市電の利用者数等を定め実行してまいりたいと考えております。
それから認定証の授与式でありますけれども、5月31日に執り行なわれるということでございまして、私も出席の予定でございます。以上で私からの報告は終わらせていただきます。何か質問がございましたらお受けをさせていただきます。