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平成19年6月議会前市長記者会見

最終更新日:2007年6月15日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表:節水社会実験について】

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 それでは、6月議会前の記者会見を始めさせていただきます。     
本日は、議会に上程を予定しております予算案などをご説明させていただきますが、その前に、「節水社会実験」につきまして発表させていただきます。
本市では、平成17年度から生活用水使用量の10%削減を目標といたしまして、市民協働による「節水社会実験」を実施してまいりましたが、今年も7月の1ヵ月間実施をいたします。
 平成17年度は平成14年度比約2.3%の削減でありました。それから平成18年度でありますが約3.1%の削減という結果でございまして、少しずつではございますが市民の皆さんの節水意識が高まってきているのではないかと感じております。
 3年目を迎えます今回でありますが、これまで以上に一人ひとりに「節水」行動を実践していただきますために、新たな取り組みといたしまして「わくわく節水キャンペーン2007」と称した取り組みをあわせて実施をいたします。詳細につきましてはお手元に資料を配付をいたしておりますので、どうぞご覧をいただければと思います。
 また、毎日の一人平均水道使用量の公表も、市の施設やあるいはホームページのみならず、交通センター、そして熊本駅のプラズマビジョンなどにも拡大して行いますなどPRの強化にも努めてまいりたいと考えております。
さらに、実験開始の7月1日、日曜日には、上通入り口のびぷれす広場を中心としてオープニングイベントを開催いたしまして、「節水社会実験」の機運を高めていきたいと考えております。
 また、節水社会実験と平行いたしまして、未来を担う世代である子ども達に「節水」の意識を高めてもらえるように、「節水チャレンジ小学校」「中学生節水アイデア」の募集を行うことといたしております。
 市民の皆さんお一人お一人の節水によって地下水が守られる社会の実現を目指し、全市的に展開していかなければならないと考えておりまして、どうぞ皆様方のご協力をお願いしたいと存じます。それでは発表は以上でございます。

【市長発表:6月議会補正予算案・条例案について】

 それでは、6月議会の提出議案につきましてご説明をいたします。まず、今回の補正予算案につきましては、今後の業務推進上やむを得ないもの、あるいは国の補助内示に伴う補正などとしております。
 その具体的な内容でありますが、まず議会部門では、インターネットによる議会放映経費を計上しております。本年9月の本会議でのテスト運用を経まして、12月の本会議から中継開始をする予定としております。
 次に市民生活部門でありますが、第1回定例会における「地方自治の推進に関する調査特別委員会」、ここでの議論を踏まえまして、自治基本条例検討関連経費を計上いたしております。
 市民・議会・行政に学識経験者を加えまして、自治基本条例の「検討委員会」を設置いたしますとともに、広く市民への積極的な情報提供やご意見をいただくための「シンポジウム」等を開催する予定であります。
 健康福祉部門でありますが、「こうのとりのゆりかご」の運用が開始されましたが、本市といたしましては、相談業務の拡充を図りますため福祉総合相談室の相談員の増員、及び24時間体制の電話相談を実施したところでありまして、このために必要な経費を計上しているところであります。
 また、ホームレスの自立支援に向けまして、巡回相談及び生活・就労相談窓口などの支援体制を強化することとしておりまして、そのための相談員2名増員の経費を計上しております。
 次に環境部門でありますが、議員提案されました「熊本市路上喫煙及びポイ捨ての禁止等に関する条例」の施行に向けまして、路上喫煙等を防止するための指導員雇用経費、及び広報啓発経費などを計上いたしております。
 また、東部環境工場の基幹的整備経費につきまして、第1回定例会に契約議案を上程いたしましたものの、契約予定業者からの辞退を受けまして、議案の撤回をした経緯がありまして、当初予算として10億円を計上しておりましたが、本年度当初からの工事執行ができなくなったことに伴いまして、今回新たに改修計画に基づき3億円余を減額しているものであります。
 都市建設部門におきましては、現在、民間バス事業者が公共交通利用促進のために、国土交通省の補助金を活用いたしましたパークアンドライド用駐車場などの整備を進めておりますが、本市も国と協調いたしまして、国と同額を助成する経費を計上しております。
 この結果、一般会計におきまして、6,510万円の減額補正、補正後の予算額2,077億5,790万円となりました。
補正後の予算を前年同期と比較をいたしますと、一般会計では1.2%の増となっております。
 次に、条例案でありますが、今回10件を上程いたしております。主なものといたしまして、まずは「熊本市民会館条例」の一部改正であります。現在大規模改修工事を進めており、本年8月1日にリニューアルオープン予定の熊本市民会館につきまして、本市の文化芸術の振興を図り、地域経済の活性化に資するための施設としての位置づけを明記することに加えまして、使用料を改定いたしますため、所要の改正を行うものであります。
 このほか、市電の150円均一運賃制の本格実施や熊本城などの施設利用割引券がつきました「2日乗車券 ツーディ2DAYパス」と小学生を対象といたしまして、夏休み期間において千円で市電・市バス全線を何度でも利用できる「夏休み子供定期券 ひごっこサマーパス」を発売するため「熊本市軌道条例」と「熊本市自動車運送条例」、この一部改正を行うものであります。

【市長発表:ビール電車について】

 私からの説明は以上でありますが、最後に昨年大変好評をいただきました「ビール電車」を、今年も6月1日から運行を開始いたしております。
 昨年ご利用いただいた皆様からのご意見などを参考にいたしまして、今年は飲み物の種類を増やすなどの工夫もしております。
 これからの暑い季節、ぜひ多くの皆様に暑気払いなどにご活用いただければと思います。それでは私のほうからは以上であります。ご質問をお受けいたします。

【質疑応答:妊娠に関する悩み相談電話についてーその1】

【記者】補正予算の中で福祉総合相談経費ということで妊娠に関する悩み相談の経費をあげられていると思うのですが、これに関していくつかお尋ねします。ポスターとかカードの印刷費もこの中に含まれているかと思うのですが、前に発表があった時から比べて増刷とかそういったものがあったのか、あらためて枚数と最終的な設置箇所数を教えて下さい。
【市長】それについては担当の方からでいいでしょうか。増刷したかどうか。(事務局に確認)
【事務局】増刷はやっておりませんが、ポスター1500枚とカード8万枚を印刷している分の予算です。
【市長】設置箇所はどうかというお尋ねですが。(事務局に確認)
【事務局】900箇所です。

【質疑応答:「ゆりかご」運用開始から1ヶ月経過しての市長の感想と今後の課題について】

【記者】まもなく「ゆりかご」の運用から1ヶ月を迎える訳ですけれども、この1ヶ月を振り返ってまず市長はどのように感じられるかということと、今後の運用についてどのような所が課題であると思われるか。そういったところをお聞かせ願いたいのですが。
【市長】1ヶ月を経過したところでありますけれども、先日慈恵病院さんからも1ヶ月を経過しての報告というものがなされております。その中での話としてでありますけれども、24時間対応いたしました相談件数につきましては、開設以来でありますけれども75件、夜間は30件という事になっておりますけれども、昨年1年間と同じような件数、相談があっているところでありますけれども、慈恵病院さんに対しましては総数で82件、そしてメール受信数でありますが233件なされているという事を伺っております。やはり非常に、赤ちゃん、出産、妊娠に対する悩みを抱えていらっしゃる方がいかに多いかという事を改めて認識する事となりました。しっかりとそういう相談・悩み等を受け止めて少しでもその方の解消につながるように努力をしていかなければならないと思いました。それから許可に当たりまして3つ、その条件と言いますか、付帯条件、留意事項をさせていただいておりました。その中で私ども行政と病院と関係機関との連携が大事であるという事を留意事項にさせていただいておりますけれども、改めてその連携の大事さを感じているところでもあります。しっかりとこの「ゆりかご」の運用につきましては医療機関に任せるのではなくて、関係機関と連携をした中で見守っていきたいと、適切な運用がなされていくようにそれぞれが努力をしていかなければならないと思っております。
【記者】今後も慈恵病院からは毎月報告が上がってくるのですか。
【市長】これからも毎月報告はなされる事になっております。
【記者】市に寄せられた相談の75件というのはいつの時点までのものですか。
【市長】市に寄せられた相談件数につきましては、5月7日の午前8時半から今朝までです。先程申し上げたのは75件が昼間でございます。それから夜間が30件、合計105件という事であります。訂正をさせて頂きます。今日の午前8時半現在であります。
【記者】慈恵病院も、これはいつまでの時点かというのは分かりますか。
【事務局】5月末までです。
【市長】5月10日から5月末日までです。

【質疑応答:「こうのとりのゆりかご」の利用状況に関する情報公開についてーその1】

【記者】「ゆりかご」の件で1つ(お尋ねします)。情報公開の件で慈恵病院では半年ごと、市を含む協議会では1年(ごとに公表ということで)、ズレがありますけれども、病院と連携をとっていく市としてはこの差をどう感じていますか。
【市長】まず先程申し上げました報告ですが、6月5日の火曜日に慈恵病院の蓮田理事長、それから田尻看護部長、野口事務部長、この3名から5月中の「ゆりかご」および新生児相談室電話相談等の運用状況に関する報告が県・市に対して行われたところでありますけれども、その際、「ゆりかご」に関する個人情報の取り扱いに関して病院側に十分な理解がなかった事や、今後は病院としても要保護児童対策地域協議会の意見を尊重したいとの発言があったとの報告を受けております。これまでも例えば熊本市に対して慈恵病院から3月20日付けで提出されました文書にも、行政各部署と密接な連絡を取りながら児童虐待の早期発見及び防止に努める旨、回答がされているところでありまして、市側からも4月5日の許可時に、先程申し上げたように、公的相談機関等との連携をお願いしたものでありまして、今後は慈恵病院内部におきまして調整をされまして適切な対応をされるのではないかと考えております。
【記者】市の1年というのは、これで動かないということですか。
【市長】件数につきましては年に1回発表させていただきたいと(考えております)。ただこれまでも繰り返し申し上げてきた事でありますが、要保護児童対策地域協議会、これは3ヶ月毎に開催をさせていただきまして、その中で運用状況等につきましてしっかりとそれぞれの関係者で議論検討していただくという事になっております。そしてその協議会での内容につきましてできる限り、公表できる部分につきましては、しっかりと公表していきたいと考えております。ただ、それはやはり個人が特定されない範囲でという思いはあります。そういう事で公表になろうかと考えております。

【質疑応答:ホームレス対策について】

【記者】資源物の件で質問させていただきたいと思いますが、ホームレス対策と業者への説明をきちっとした上でこの条例を施行するという事でしたけれども、まずホームレス対策、相談窓口を開設するという事なのですが、その先の対応としてはどのようにお考えですか。
【市長】現在ホームレス対策として、先程の予算でも説明させていただきましたように専任の相談員2名の増員を計画しているところであります。これまでもホームレス関係の団体の方々などにこの条例の趣旨等の説明等もさせていただいているところでありますので、しっかりとその内容についてご理解をいただくという事が前提としてあるのだろうと思っております。それからこの相談員等を充実するなかでホームレスの方々の自立支援に向けた取り組みというものを、例えばハローワークとの連携も図ることによりまして就労支援等を行うなど、そういった形を具体的にしていかなければならないのではないかと思っています。
【記者】そのホームレスの方々の就労支援というのは簡単なものではないと思うのですけれども。
【市長】簡単なものではないと思っております。ただ、これまでが1人でありましたけれども3名に増員することによって、それぞれ個々に対する接触と言いますか、これまで以上に頻度を高める事が出来ると思っておりますので、しっかりとそういった方々のお考えを聞く中で、お考えを汲み取った中でその人に合った支援策というものを考えていく必要があるのではないかと、これまで以上にきめ細かな対応に心掛けていかなければならないと思っています。

【質疑応答:資源物ごみ処理の委託料について】

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【記者】それと業者の方々が、今、市が指定業者2社と随意契約を結んでいらっしゃいますけれども、これの件で業者からもいろんな反発があっていると思いますが、この件に関しては現状とこれからというのをどう考えていらっしゃいますか。
【市長】業者の方々との意見交換でありますけれども、5月18日に行ったところであります。その中でも今回の条例の趣旨でありますとか、内容につきまして説明をいたしまして、業者等の意見も伺っているところではあります。いろいろと条例の内容について一部誤解というところもあっていると伺っておりますし、しっかりとこの内容を周知することが必要ではないかと思っております。
【記者】一般競争入札にして欲しいという業者からの希望もあったのですけれども、それについてはどうでしょうか。
【市長】その件につきましては、基本的には、安定的に集めた資源物、これをサイクルに乗せていくということが大事であると、市況に関わらず安定的な処理が必要であると思っております。その中で今随意契約という事でやらせて頂いているところでありますが、しっかりとその内容をもう一度精査してまいりますなかで、入札にできる部分につきましては、あるかどうかという事を中身を再度精査しているという状況ではございます。入札可能な部分につきましては極力対応していきたいと思っております。

【質疑応答:「こうのとりのゆりかご」の利用状況に関する情報公開についてーその2】

【記者】先程の質問に市長は、病院側が個人情報の取り扱いについて理解が無かった、要保護児童協議会の意見を尊重したいと言っていたとおっしゃったと思うのですが、つまり病院側は市と同じように年に1回にするとか、そういう意味でおっしゃっていたのですか。
【市長】それを明言された訳では(ないと思いますが)。直接話を聞いた担当からいいですか。(事務局に確認)
【事務局】5日の日に御三方から直接伺いました。協議会で議論された経緯についてもこちらからご説明申し上げましたところ、検討の件についてはよく分かったという事でお持ち帰りになられました。それで病院の中で十分検討いただけるのではないかという先程市長のコメントがあったところでございます。
【記者】市の方から協議会について説明されたという事ですが、市の方針と同じで1年に1回件数だけ、というふうに歩調を合わせてくれという感じで働きかけをされた訳ではない(ということですか?)
【事務局】そういう事ではございませんでした。病院側の方からも、実は(市政記者クラブの)幹事社に5月10日の日に回答されている文書を私どもにも頂きまして、その中で病院側は、熊本県・熊本市の相談機関との密接な連携を図りたいと思っているという事を幹事社に対しても申し上げていたという事です。この時に幹事社のほうに回答されました内容の中に、例えば男女別とか健康状態などについて書かれていたのですが、これらについては一切、県や市に対して、この文書を出すに当たってご相談、連携もあっておりませんでしたので、その事について反省をされて、その上で持ち帰って検討するというお話でございました。

【質疑応答:妊娠に関する悩み相談電話についてーその2】

【記者】「ゆりかご」の件で関連なのですが、市に寄せられた105件の内訳なんですが、市内外、県内外の内訳はありますか。
【市長】市内外、県内外の内訳は出せるというか、把握は出来ていますか。匿名もありますでしょうからね。(事務局に確認)
【事務局】一応匿名が原則ですので、はっきりとした数字というのは出せません。場所を言われた方の分については記録はしますけれども、それがきちんとした数字ではありませんので、市外の方もいますという事でお願いします。
【市長】市外の方もいらっしゃるということです。
【記者】県外の方もいらっしゃいますか。
【事務局】そうです。県外の方もいらっしゃいます。
【市長】ちなみにその105件のうちに先程申し上げた昼間と夜間でありますが、75件と30件、それから男性からの相談としては17件であったということであります。内容は例えばパートナーの妊娠についてでありますとか、3人目の子どもをどうしようかといったものがあったということであります。そして内容別に申し上げますと、思いがけない妊娠の悩み、未婚の妊娠でありましたり、望まない妊娠でありましたりというものが35パーセント、それから産みたいけれども育てられないという経済的な問題であり、あるいは中絶について、なども含めますけれども、これが44パーセント、その他21パーセントこれは各種制度のお尋ねなどであったということであります。
【記者】公表の方針の年に一回という部分なのですけれども、これは要保護児童対策地域協議会で今後方針が変わる場合もあるということになるのですか。
【市長】基本的には年に1回という考え方でありますけれども、これもこれまでも申し上げてきたことではありますけれども、例えば非常に件数が多いですとか、あるいは違法性があるようなものが非常に多いという状況が発生しましたときにはこれは年1回に関わらず公表することもありうると考えております。

【質疑応答:熊本市電と熊本電鉄の都心結節について】

【記者】今回条例改正で市電の料金改定がでていますが、先般熊本市電と熊本電鉄の都心結節について第一回目の検討委員会がありました。この中で委員長の森田副市長からは情熱を持ってやりたいと非常に前向きな挨拶があった訳なのですが、その委員会の中では検討委員会での事業計画の策定時期それと次の整備計画を策定する委員会の移行時期などについて固まらない形でした。市長御自身は次のスケジュールについてどのくらいの目途を持っていらっしゃるのかという点についてお願いいたします。
【市長】スケジュールでありますけれども都心結節についての第一回目の先般会議を立ち上げたところで、今後のスケジュールにつきましてはまずこの事業概要案、これを今年度のなるべく早い段階に検討して固めなければならないと考えております。そしてその後関係機関による協議会等を立ち上げまして整備計画の策定を目指してまいりたいと考えております。
【記者】早ければ本年度内にも事業案を固めて次の委員会、協議会に移行をと(お考えですか)。
【市長】そうですね。本年度中の出来るだけ早い段階に事業概要案というものをまとめたいと(考えております。)そして次のステップに移りたいと思っております。
【記者】その件で市民の事業への理解という点で、熊本電鉄側からの提案が、この計画案がのまれなければ事業撤退もあり得るという提案があったこともあり、市民のなかにはいわば企業救済という側面もあるのじゃないかという意見もあります。事業への市民の理解を得ていく上で市長はどのように説明されていきますか。
【市長】只今検討を進めていますこの都心結節につきましては、決して一企業の救済のための取り組みではないという事を大前提として申し上げておきたいと思っております。熊本市、熊本都市圏の永年の課題として、交通渋滞をどう解消するかでありますとか、あるいは今後の高齢社会等を見据え、環境問題等も含めたなかで公共交通の再編をどう進めていくかという事、これは大きな課題でもあり、そしてなかなか本格的に手をつけてこられなかった課題でもあるといった認識を持っております。ですから都心結節につきましては、熊本都市圏の公共交通のマスタープランの中におきましても課題の一つとして位置付けられているわけですから、何も一企業の救済のためにやっているものではないというものであります。しかしながらこの事業を具体化してまいりますためには、多くの市民の皆様方の理解でありますとか、さらには実現した場合には多くの皆様方に利活用していただかなければならないことは非常に大事なことでありますから、いろんな意味で住民の方の意見等も伺いながら進めていく必要はあると思っています。

【質疑応答:「こうのとりゆりかご」設置に伴う相談体制への評価について】

【記者】「こうのとりのゆりかご」の件でお尋ねしたいのですけれども、相談体制を充実されて、実際に件数が非常に増えて、悩みを抱えている方がいかに多いのかが分かったというお話を先程されたのですけれども、全国的にも先進的な取組みだと思うのですが、どういう評価をされているのか、役割を果たして命を救えているのかどうか評価をお伺いできますか。
【市長】まず評価という意味では、実際これだけ相談があっている、それを受け止めることが出来たという意味では一定の評価が得られるのではないかと思っております。ただこうした取り組みというものは、熊本だけの取り組みではなくて是非とも全国的に広げていただきたいという思いを持っております。そういう意味では国に対して、こうした相談体制の充実等も求めているところでありますので、しっかりと全国的な取り組みに広がっていくことを期待しております。実際、この数日間の中でも生まれたばかりの子がトイレの中で命を落としたり、小さな子がバイクのヘルメットを置く場所に閉じ込められて命を落としたりというようなケースも相次いでいる状況の中におきまして、一日も早いこうした取り組み、相談体制の充実等を急ぐべきではないかと思っております。
【記者】報道で3歳の男の子が預けられたと報じられているということもありますが、実際に「ゆりかご」へ預けられるということが今後想定される訳ですが、「ゆりかご」の設置を許可した立場から、これから「ゆりかご」に預けられて新たな人生が始まる子どもたちというのが想定される訳なのですが、そういうことに対して何かメッセージといいますか(ありますか)。
【市長】とにかく、これまで繰り返し申し上げてきたことではあるのですけれども、施設の許可はいたしましたけれども、極力使って欲しくないという事、まず相談をという事で先程の相談体制の充実等を図ってまいりました。とは言いましても仮にそこに置かれた子どもに対しましてはしっかりと、私ども市も含めまして先程の要保護児童対策の地域協議会の話もいたしましたけれども、いろんな関係機関と連携をしながら、あるいは地域の中でその子の健やかな成長をしっかりと見守っていくことが必要ではないか、大事なことではないかと思っています。そういう責任は私どもにもあると思っております。

【質疑応答:合併問題について】

【記者】6月議会で議論になる問題でもよろしいですか。合併問題について(伺います)。先月25日に植木町議会で熊本都市圏と政令指定都市に関する議会の勉強会を開き、県の方が講師になって勉強会が開かれたということがありました。今後植木町のほうで熊本市との合併を睨んだ一つの動きという見方もあります。市長はどう受け止めていらっしゃいますか。
【市長】私も伺っております。5月25日に植木の町議会において勉強会を開催されたと、その時に県の市町村総室の方が行って説明をされたと伺っておりますが、私もこの話を聞きました時に、まずは都市圏研究会の会長を務めさせていただいておりますだけに、こういった内容をもっと知りたい、説明を、という話があったということは大変ありがたい、うれしいことだと思いました。都市圏ビジョンの作成をいたしまして、これからいろいろ具体的な取り組みに繋げていかなければならない訳でありますから、そういう意味では行政だけではない議会の方々にもしっかりと理解をしていただくという事が大事であろうと思っておりますし、そしてその取り組みというものが都市圏ビジョンの中にも謳ってありますけれども、それが合併政令指定都市の実現に繋がっていけばという思いは持っております。
【記者】合併特例法の期限が迫る中で富合との合併協(議会)も進んでいるかとは思いますが、そろそろ次のアクションが必要なのかなと思いますけれども、何か熊本市として進めているもの、例えばこれからどういうふうに進めていくかその方法等ありましたら是非教えて下さい。
【市長】現在、今お話があったように富合町さんとの法定協議会を設置して、今4回協議会を開催しているところであります。できるだけこの協議会をスムーズに運ぶことによって合併の実現にこぎつけたいと思っております。そしてそれに終わることなく、先程申し上げた都市圏ビジョン、熊本都市圏の中でさらに合併の相手先というものも模索していかなければならないとは思っております。都市圏の研究会を作ったことによりまして、一緒のテーブルを囲んで都市圏の課題を研究した、議論したということ、これは大きな前進であると思っております。そういうなかでそれぞれの近隣の市町村との信頼関係も高まりつつあると思っております。今実際の担当者のレベルでも頻繁に行き来をしているという状況もございますし、あるいは私自身も先般城南町にも伺いましたけれども、それ以外の役場をお邪魔することもある訳ですので、しっかりと信頼関係、連携を深めながら合併、そして政令指定都市の実現に繋げていきたいと思っています。

【質疑応答:妊娠に関する悩み相談電話についてーその3】

【記者】「ゆりかご」というか妊娠相談電話なのですけれども、先程の関連なのですが、いかに多いかと改めて認識をしたということは、現状が想像以上に深刻なものであるということなのでしょうか。
【市長】これまで相談体制はそれぞれ持っていた訳でありますけれども、その周知が不足していたのではないかということもありますし、実際それを周知して24時間体制にすることによってこれだけ多くの件数が寄せられたと、これは慈恵病院さんも含めてでもありますけれども、やはりこれは現状の深刻さというか問題の多さ、根の深さというものを物語っているのではないかと思っています。
【記者】相談の中で、ポストの利用に関する相談というのはあったのでしょうか。
【市長】「こうのとりのゆりかご」の利用についての相談があったかどうかということでありますけれども。(事務局に確認)
【事務局】電話のなかでお尋ねがあったことはあります。
【市長】あった、ということであります。
【記者】「お尋ね」というのはどういう事でしょうか。
【事務局】ポストに関するお尋ねというのは、相談の中では答えることが出来ないので担当課の方にお繋ぎしています。ポストそのものについてのご意見というのは相談の中では受けておりません。
【記者】ポスターとカードの設置の個所は発表当初は1300箇所じゃなかったかと思うのですが、これから900から増やしていくという事なのでしょうか。
【市長】最初、設置個所が1300と予定で言っていたかということですが、それが900ということなのですが、今後増やしていく予定があるのかというお尋ねですけど。(事務局に確認)
【事務局】ポスターについては現在お願いしているところだけで、カードを随時増刷しながら配っていきたいと思っています。
【市長】今後、掲示しても可能な所は、いろいろお話を伺うなかで協力していただけるところにはぜひこちらからもお願いをしてまいりたいと思っています。
【記者】この1ヶ月で分かったことの中で、匿名性を前提にしているという事で、親がなぜ子どもを預けたのか、その事情が分からないというところがあるかと思うのですけれども、3歳児の預け入れについてはまた別ですが、3ヶ月に1回ごとの協議会で「こうのとりのゆりかご」を検証されますよね。明らかに事件となるようなものは分かると思うのですけれど、指摘のある「捨て子を助長したのか」というところと「虐待から命が救われた」というところの検証を何をどのようにされていくのか素朴な疑問があるのですけれども。
【市長】何をどのようにと言いますか、こう答えると非常に分かりにくいと思われるかもしれませんが、やはりケースバイケースだろうと思うんですね。その一つ一つのケースというものをしっかりと協議会の中で、あるいは作業部会、協議会の中でしっかりと検証をしていただくという事が大事ではないかと思っています。そういうなかでこの問題について広く社会に周知をしたほうがいいのではないかという事が出てくれば公表していく、ということはやらなければならないと思っています。
【記者】3ヶ月ごとに検証する中で状況の検証をしていく上で、ポストが果たしている役割というのをその都度その都度考えていくことになるかと思うのですが、匿名性が保たれている以上、赤ちゃんが預け入れられた事情というのが、児童相談所とかとは違って全く分からない状況ですよね。その中でポストが果たしている役割が良いものか、そうじゃないのかという検証というのが非常に難しいのじゃないかと思うのですが。その辺はどう考えられますか。
【市長】確かに匿名性という事で限界はあろうかと思っております。しかしながら、その状況の中で可能な限りその状況を把握し、それぞれの機関の人達でしっかりと検討、検証してもらうことが必要ではないかと思っています。確かに限界はあります。
【記者】その「限界」なんですが、どういう検証は出来ないだろうと考えてらっしゃいますか。どこが検証できてどういう部分が検証できないというふうに(考えてらっしゃいますか。)
【市長】匿名でないのであれば当然その子、あるいは周りの環境も認識するといいますか知ることが出来る訳ではありますが、匿名であれば知りうる情報に限界があるということであります。ただその限られた情報のなかでしっかりと対応していくことが必要であろうかと思っています。
【記者】なるべくポストの利用を防ぐためには、そこの理由というのが一番大事なんじゃないかという気がするのですが。
【市長】そこの理由とおっしゃいますと?
【記者】環境です。限界があるとおっしゃった部分を知ることができないのではないのですか。
【市長】ただその事は「ゆりかご」に置かれた置かれていないというだけではなくて、例えば相談の中から把握することも出来ると思いますし、「ゆりかご」に置いた置かれただけで判断する事ではないのではないかと思っています。いろんな悩みや相談事をしっかりと行政の中で受け止めて、相談事についても先程の協議会の中でしっかりと検討していただくという事になりますから、そういうなかで今後の「ゆりかご」が投げかけた問題についてしっかりと勉強して取り組んでいく。そして少しでも不幸な事態が起こらないように取り組んでいく、そこに繋げていくことが大事だと思います。
【記者】その内容というのは3ヵ月ごとの検証でも公表できる部分ということになるのですか。
【市長】どこまで公表できるかということは協議会の中でしっかりと検討していただかなければならないと思っていますが、ただ先程申し上げましたように、この「ゆりかご」が社会に投げかけた問題を多くの方々にしっかりと考えていただくための情報は可能な限り公表していかなければならないのではないかという思いはあります。
【記者】具体的に8月になろうかと思うのですが、協議会の開催日程は分かりますか。
【市長】協議会の開催日程はまだ決まっておりません。

【質疑応答:都市圏ビジョンの今後と現状について】

【記者】すみません合併の話にちょっと戻るのですけれども、都市圏ビジョンを作られてそれに基づく広域連携ですね今後どういったものが具体化していくのか、すでに取り組まれているものは何か、そのへんを教えてください。
【市長】都市圏ビジョンでありますけれども、改めて策定後も都市圏での取り組みを継続していく必要があると考えております。そしてそれぞれの構成しております市長村長の皆様方からも都市圏ビジョン、計画だけに終わらせたくないと、終わらせてはいかんぞというご指摘もいただいておりますので今後具体的な事業推進に取り組んでいかなければならないと考えております。現在都市圏ビジョンの基本計画に掲げましたいろんな事業がございますが、このなかで短期的に取り組める事業について具体的に取り組む準備を進めているところではあります。あれは短期、中長期という分け方をしたのでしょうか?(事務局に確認)
【事務局】現在いろいろと検討しながら近隣の市町村等に集まっていただいて進めているところです。具体的にはこの前防災訓練のときに近隣の市町村から防災担当者にお出でいただきまして、そのときは参加して見ていただくという状況だったのですが、将来的には防災についてお互いに連携しながらやっていくということを進めようということを今検討しているところです。それから地下水の保全等につきましても現在近隣の市町村と打合せをしながらどういうふうにやっていくかという議論をしているところで、その他にもいろいろございますが、議論中ということでございます。

【質疑応答:植木町議会での政令市問題に関する勉強会について】

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【記者】植木町の件で、都市圏というよりは合併相手ということに絞ってお尋ねします。もちろんまだ議会の勉強会の段階ですが、そのなかで熊本市との合併を志向する意見が出ているのも事実です。その前提でお尋ねしますが、市長は合併ということに関して植木町というのはまちづくりを進める上でどのような相手だと評価されているのかという点、町の特性としてですね、どう考えていらっしゃいますか?それと今後熊本市として植木町に対して合併の協議などに関してアプローチしていくことなど考えていらっしゃるのか、その二点お願いします。
【市長】まず前提として、これを言うとお嫌いかもしれませんけれども、合併の相手先はその都市圏を構成するその全てが対象であると思っております。その中の植木町さんも一つであり、そしてある意味熊本都市圏の北の玄関口でもございますので、実際高速道路のインターチェンジもございますし、しっかりと連携をしていくということは非常に大事であると思っております。実際の今の交流、通勤通学で通っておられる方々が30パーセント近いということもありますし、実質一体的な部分もございます。さらには先程申し上げたように植木インターチェンジがあり、今植木バイパスの建設も進められておりますし、そして農村地帯を熊本市と植木町で共有をしているという部分もありますし、いろんな意味で一体性というものはあるのではないか、そういう地域であると思っております。また下水の処理にいたしましても熊本市のなかにありますその流域下水を活用していただいているということも今でもありますので、いろんな意味で隣接をしているだけではなくて、関係の深い地域ではないかと思っております。こちらから合併についてのアプローチをするかどうかということでありますが、しっかりと今の取組みといいますか、今町議会等で研究会についての勉強会を始めておられるということでもありますし、そういった認識を深めていただくために私どもとしても精一杯努力をしていく必要があると思っております。具体的な合併のアプローチをするかしないかということにつきましては今のところそういった予定はございません。

【質疑応答:妊娠に関する悩み相談電話についてーその4】

【記者】電話相談なのですけれども、これだけ件数があったということで今後相談体制を拡充されたりとかそういったことは検討されていないですか。
【市長】増員をいたしまして、その体制で件数につきましては十分対応できているという状況でありますので、今のところ更なる充実でありますとか増員を考えているものではありません。

【質疑応答:熊本城の鯱について】

【記者】熊本城の鯱なのですけれども、調査の結果と今後どういう修復にするかその方法や時期について分かっていることがあれば教えてください。
【市長】まずは突発的な状況の変化とはいいましても、結果的に鯱の一部を損傷しましたこと、また市民の皆様方にご心配をお掛けをしたことに対しましてお詫びを申し上げたいと思います。この調査でありますが、5月の22日から雨による中断をはさみまして28日までの5日間、問題となりました大天守東側の鯱をはじめといたしまして、大小の天守にある計4体の鯱の他、屋根全体を対象に実施したところであります。そして調査でありますが、瓦職人や左官などの専門家のほかに、市の担当者など、様々な観点で実施してまいりました。その結果、大天守東側鯱以外の鯱につきましても、小さな亀裂等が確認されましたほか、屋根瓦の2箇所で脱落部分が確認されたところであります。調査報告が6月中旬までには提出される予定でありまして、その報告を受けた段階で、できるだけ早く具体的な補修方法を検討したいと考えております。まずはその6月中旬に提出される予定の報告を待ちたいと思っております。
【記者】6月中旬というのはちょっと遅いかなという気もするのですけれども、その点について市長はどうお考えなのか。また市長としてはどういう修復、この築城400年ということでたくさんのイベントや観光客がたくさんですけれども、どういう方法が望ましいとお考えなのか?
【市長】できるだけ急いで調査等もやっているところでございますので、少し遅いのではないかという感覚も持たれるかもしれませんけれども、私どもとしてできるかぎり早急に対応しているものであります。そしてどういう補修方法、これは今後の報告を受けてということではありますけれども、ある意味天守閣の大事な部分でもございますので、しっかりと今の亀裂の状態、危険性は少ないとはいえ、しっかりと改修をする必要があるだろうと思っております。
【記者】なるべく早い時期にということでしょうか?
【市長】なるべく早い時期にとは思っています。ただ実際その改修といいますか取り替えるということになれば櫓を組む必要もあるでしょうし、どういうふうな工法ができるのか、そのときに期間がどれくらいかかるのかですとか、そのへんも考えなければなりません。今築城400年祭で400年祭も今開催をしているところでありますので、できるだけお客様方にご迷惑をかけないような方法というものも考えなければなりません。そういったものを勘案しながらなるべく早く対応したいと思っています。ですからまずはその報告が出た段階でしっかりとそういった状況も踏まえて対応策を急ぎたいと思います。

【質疑応答:株式会社コムスンによる不正行為について】

【記者】コムスンについて今回コムスンが事業所指定で虚偽の申請をしたということで来年4月以降打ち切り、事業所の指定が打ち切りになります。熊本市も相当関係がありますが、市長としてこの事態をどのように受け止めていらっしゃいますか。
【市長】まず今回株式会社コムスンによる不正行為が行われたことは大変残念でもあります、また遺憾でもあると思っております。本市におきましてはこの会社が経営する拠点でありますが、8箇所ございまして利用されている市民の方が今約500名程度と伺っておりますけれども、そういった方々が今後も安心して在宅で生活ができるようにケアマネージャーなどとも協力をして、そして支援をしていきたいと考えております。そしてすでに皆様方もご承知かと思いますが、昨日からでありますが、介護保険課にコムスンに関する相談窓口を設置いたしまして熊本市居宅介護支援事業者協議会及び各地域包括支援センター等に協力も要請をしたところであります。

【質疑応答:妊娠に関する悩み相談電話についてーその5】

【記者】妊娠に関する悩み相談電話なのですけれども、年齢の内訳とか分からないと思うのですが、例えば10代の方からの電話はきていますか。
【市長】そのへんは分かりますか?未成年の方からの電話がどれくらいあるか?(事務局に確認)
【事務局】件数はいえませんが、10代の方もいらっしゃいます。

【質疑応答:6月補正予算について】

【記者】補正予算が2年連続で減額補正になりました。6月補正は前の年は確かゴミ収集の有料化の議案が否決されて、そのための減額補正だったと思いますけど、2年連続で6月補正で減額されたことについてどのように思われますか。
【市長】減額につきましては国の補助内示に伴うものもありますし、あるいは先程申し上げた債務負担行為の見直しに伴うものもございますし、減ったということについては特段の思いはございません。しかしながら今回の補正につきましては抜き取り防止に関連したホームレス支援の相談員の充実でありましたり、3月の議会の議論等を踏まえた上での対応というのも出来る限りきめ細かに対応しているつもりではあります。

【質疑応答:熊本市民会館のネーミングライツについて】

【記者】ネーミングライツに応募がなかったことに対する検証というものは進んでいますでしょうか。
【市長】今現在進めているところではあります。関心を示された会社が第一次の応募をしたときに数社あるということでありますので、そういった会社の方々に今回なぜ応募しなかったのかですとか、そういう状況を把握するなかで出来るだけ早く第二次の募集をしたいと思っています。8月1日のリニューアルまで間に合わせることが出来ればと思っています。
【記者】もし無かったら熊本市民会館というそのままの名前になるのですか?
【市長】正式名称は熊本市民会館でいいのです。あくまでもニックネームでもないですけど、でありますから正式名称は熊本市民会館。だからこのことについては非常に「そこまでやるの」という声もあるのも聞いておりますし、直接そういった意見を伺ったこともあります。このことはただ単に財政が厳しいから少しでも取るというだけのものではなくて、しっかりとここに協力していただいた方の広告料を熊本市の文化振興のために活用していこうと、さらに充実していこうということも大きな目的でございますので、そういった部分についても現在いろんな会社を回るなかで説明をしているものでもございます。

【質疑応答:路上喫煙禁止条例について】

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【記者】7月路上喫煙の禁止が施行されますけれども、議員提案で制定された条例ですよね。市長自身はたばこをお吸いになるのですか?
【市長】私は生まれてこのかたたばこを吸ったことはありません。
【記者】熊本市でこういう条例が施行されるということと、これからこの禁止区域は範囲を広げる予定があるかどうか。今はアーケードだけとなっていますが。
【市長】まずはこのアーケードのなか、ここを中心として取り組んでいきたいと思っています。本来はこういう条例を作ったり、あるいは罰則規定を設けたりしないで済むような社会が望ましいと思っています。ですから禁止区域も中心部をまずやることによって、この取組みが広げなくても全体としてくわえたばこをしないですとか、ポイ捨てをしないですとか、そういうことにつながっていけばいいのではないかと思っています。いずれにしてもまずは今回実施するところの検証をやるということが大事だと、そして次どうするかということだろうと思います。

(終了)

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