【市長発表:節水社会実験について】
それでは、6月議会前の記者会見を始めさせていただきます。
本日は、議会に上程を予定しております予算案などをご説明させていただきますが、その前に、「節水社会実験」につきまして発表させていただきます。
本市では、平成17年度から生活用水使用量の10%削減を目標といたしまして、市民協働による「節水社会実験」を実施してまいりましたが、今年も7月の1ヵ月間実施をいたします。
平成17年度は平成14年度比約2.3%の削減でありました。それから平成18年度でありますが約3.1%の削減という結果でございまして、少しずつではございますが市民の皆さんの節水意識が高まってきているのではないかと感じております。
3年目を迎えます今回でありますが、これまで以上に一人ひとりに「節水」行動を実践していただきますために、新たな取り組みといたしまして「わくわく節水キャンペーン2007」と称した取り組みをあわせて実施をいたします。詳細につきましてはお手元に資料を配付をいたしておりますので、どうぞご覧をいただければと思います。
また、毎日の一人平均水道使用量の公表も、市の施設やあるいはホームページのみならず、交通センター、そして熊本駅のプラズマビジョンなどにも拡大して行いますなどPRの強化にも努めてまいりたいと考えております。
さらに、実験開始の7月1日、日曜日には、上通入り口のびぷれす広場を中心としてオープニングイベントを開催いたしまして、「節水社会実験」の機運を高めていきたいと考えております。
また、節水社会実験と平行いたしまして、未来を担う世代である子ども達に「節水」の意識を高めてもらえるように、「節水チャレンジ小学校」「中学生節水アイデア」の募集を行うことといたしております。
市民の皆さんお一人お一人の節水によって地下水が守られる社会の実現を目指し、全市的に展開していかなければならないと考えておりまして、どうぞ皆様方のご協力をお願いしたいと存じます。それでは発表は以上でございます。