はじめに「熊本西環状道路 池上工区」の開通についてお知らせいたします。
まず、こちらのモニターをご覧ください。
ご覧いただきましたとおり、「熊本西環状道路 池上工区」につきましては、令和7年10月19日の午後3時から開通することに決定いたしましたので、お知らせをさせていただきます。
まず、この道路の開通にあたりまして、ご理解とご協力をいただきました地域の皆さま、並びにこれまでご尽力をいただきました関係者の方々に対しまして、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
次のモニターをご覧ください。
今回開通するのは「花園インターチェンジ」から「池上熊本駅インターチェンジ」までの4.6kmの区間です。
この開通によりまして、本市北部方面から熊本駅周辺までの所要時間が大幅に短縮されることになります。そして、交通の分散化がここで図られることで、国道3号等の渋滞緩和にも効果が出てくると思われます。
熊本西環状道路ができるということで、これからこうした交通渋滞の緩和、ここの負荷が減ってくるということもありますが、災害時には、物資の輸送や救助活動に寄与するダブルネットワーク機能も構築されます。
この「熊本西環状道路」は、自動車専用道路で信号や交差点がありませんのでスムーズに移動することができます。これまでご利用いただいたことがない方も、通勤やおでかけの際など様々な場面で、お気軽にご利用いただければと思います。
加えて、本年4月には「熊本西環状道路」と「九州縦貫自動車道」、そして「中九州横断道路」を結ぶ「熊本環状連絡道路」の新規事業化が決定しましたので、今回の開通と合わせて、今後の熊本都市圏の慢性的な交通渋滞の解消にも大きく寄与すると思いますし、そして地域の経済活性化にもつながりますので、非常に有効な道路が開通して、西側の方も交通の行き来が良くなると期待しているところでございます。
本市では、引き続き、熊本西環状道路等の広域道路ネットワークをはじめとする都市基盤の整備について、関係機関の皆さんと連携しながら着実に進んでまいりたいと考えております。
次に、「学校給食の調理室に対する空調の緊急整備」についてお知らせいたします。
現在、本市の小中学校の給食調理室の多くは、エアコン等の空調設備がありません。特に夏場は調理室内が高温となりますため、これまでもスポットクーラーの設置など、様々な暑さ対策に取り組んでまいりました。
しかしながら、今年は例年になく早い梅雨明けもございまして、連日、猛烈な暑さが続いておりますことから、調理員の熱中症が増加しております。また、このような環境で食材を調理・保管することで、食中毒発生の危険性が懸念されておりまして、このままでは給食の提供が危ぶまれる状況と考えております。
そこでこの度、こどもたちに安全安心な給食の提供を続けていくためにも、空調設備のない全ての調理室に、エアコンを緊急整備することといたしました。
今後、機材の入手ができたところから、すぐに整備にとりかかりまして、夏休みの期間中に可能な限り給食調理室の空調を緊急に配備していきたいと思います。夏休み中に終わらなかった調理室についても機材の入手が出来次第、早急に整備してまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
給食調理員の労働環境をきちんと整備するとともに、食中毒発生リスクを抑えて、こどもたちに安全安心な給食を提供し続けるためには、一刻も早く完了させる必要があると考えておりまして、全力で取り組んでまいります。
最後に、「第48回火の国まつりの開催」についてお知らせいたします。
こちらのモニターをご覧ください。
いよいよ、来週末の8月1日から3日にかけて、「第48回火の国まつり」が開催されます。
期間中は、1日(金)のオープニングセレモニーをはじめ、2日には、55団体、約4,800人もの皆様が参加するメインイベントであります「おてもやん総おどり」など、様々な催しを中心市街地で実施いたします。
また、今回は3年ぶりに開催される「TKUの日」と同時開催となっております。
新市街に設置されたメインステージではスペシャルゲストの方が多数出演されるということ、それから中心市街地の各アーケード内でこどもたちも楽しめるキッズジョブ体験ですとか、縁日、そして花畑広場にはプールが出現するということでございます。
各イベントの詳細につきましては、お手元の資料及び火の国まつりホームページでご確認いただければと思います。
今回の「火の国まつり」は、小さなお子さんから大人の方まで、例年以上に楽しんでいただける内容となっておりますので、ぜひご来場いただきまして、熊本を代表する夏まつりと、中心市街地の賑わいをお楽しみいただければと思います。
私からは以上です。