はじめに、私から「全大腸内視鏡検査の無償実施」の概要についてご説明いたします。
すでにお知らせしておりますとおり、本市では、全国で初めて無償の「全大腸内視鏡検査」を実施いたします。まずはモニターをご覧いただきたいと思います。
この検査の目的は、「大腸がんによる死亡者を一人でも多く減らし、市民の命を守る」ことです。次のモニターをご覧ください。
検査の対象は、今年度中に55歳から59歳を迎える熊本市民のうち、50歳以降に全大腸内視鏡検査を受けていない方です。
令和7年度の実施人数は1,000人を予定しておりますが、先着順となりますので、検査を希望される方はお早目にお申し込みください。
検査までの流れにつきまして、次のモニターをご覧ください。
まず、検査を希望される方は、検査実施医療機関へ直接お電話いただき、問診のお申込みを行ってください。
安全性を担保するため、医療機関で問診を受け、問題がなければ正式に検査を予約していただくことになります。
その後、予約日に検査を受けていただき、ポリープ等の切除が必要な場合は、医療機関の指示に従って対応していただくこととなります。その後、検査結果の説明を受けていただきますが、検査で異常がなかった方も、予防効果を持続させるために、翌年度中に「便潜血検査キット」をお送りしますので、必ず検査を受けていただきますようお願いいたします。
医療機関への問診の申込ですが、今年の9月24日から開始いたします。
そして、医療機関での問診及び検査予約は10月1日から開始いたします。なお、検査実施医療機関の一覧については、問診申込開始日に市ホームページに掲載しますので、問診申込方法等について、まずは検査を希望する医療機関へお問い合わせください。このほかの詳細については、熊本市ホームページに随時掲載していきますのでご確認いただければと思います。
なお、本市では、便潜血検査をはじめとする5種類のがん検診等をすでに実施しておりまして、本事業の対象でない方も、職場などで検診を受ける機会がない場合は、ぜひ熊本市のがん検診をご利用いただきたいと思います。
※熊本市医師会の説明については、準備が出来次第、掲載します。